初めまして。
流山市で庭木のお手入れをしています。
我が家のお庭やお客様のお庭で見つけた、
ホッコリやワクワク、へえー! などなど
小さな幸せ、小さな驚きを、お伝え出来ればなぁ〜と思っております。
今日はビワの葉っぱの染め物のお話です。
先日、ビワの木の剪定をしました。
ビワの葉が沢山!!
何だか勿体無いなぁと……。
ビワの葉と言えば、お茶や染め物、温湿布など色々聞きます。
ビワの葉のお茶の効能を、調べてみたところ、
抗ガン作用、抗菌作用、抗ウイルス作用、利尿作用、抗炎症作用、鎮痛作用
等々、何だか現代の身体の悩みに全て効きそうな感じですねぇ!!
ですが、ビワ茶は専門で作っている方にお任せして、
今回は、染め物に利用してみました。
まずは、洗って、刻んで(ハサミで切るのが早かった)
ひたすら煮ます。1時間くらい。
初めは、黄色い色素が出てきます。
これは1番目の煮出し液として、取っておいて、
また水を新たに加えて、更に煮込んでいくと、赤めの色素が徐々に出てきます。
これは、2番目の煮出し液。
煮出して直ぐに染めると、1番目の煮出し液は黄色に。
2番目の煮出し液は、オレンジピンクからピンクに。
一晩置いて次の日に染めると、1番目の煮出し液は、オレンジに。
2番目の煮出し液は、綺麗なピンクに染まります。
コットンの布は、中性洗剤で洗って(精練)半分に薄めた豆乳に漬けておく。(タンパク処理)
媒染剤は、銅媒染しましたが、実は媒染しなくても、ビワは染まるようです!!
とても綺麗な色に染まりましたよ❣
まぁちょっと手間はかかるけど、自分で作る喜びを感じられます。
それにしても、こんな緑の葉っぱから、想像つかない色が出てくるのですね〜。
いつも思うのですが、植物って、凄い‼️