師匠に模範を示していただきながら、自分に全く合わなかったので、ひとまずやめてしまったペソスワ

 

 ところが、このようにFXに関するブログとXの呟きを始めてみると、私が諦めたペソスワやリラスワが、師匠以外にもかなり人気があることに気付くとともに、中でもリラスワの「無限貯金箱」という言葉が目に付くようになりました。

 その意味するところは、多分、ある程度まとまった元資金でトルコリラを買い、日々のスワップで証拠金に充てる元資金を入れ替えて行って、最終的に元資金が完全にスワップで置き換えられた後は、そのままトルコリラを持っているだけで、事実上、元資金ゼロでスワップ分お金が増えていくということだろうと理解しました。(違うかもしれない・・・)

 

 なので、最終的な無限貯金箱の作成を念頭に置きつつ、当面はペソスワ、リラスワ、ランドスワの有効性を、3つのルートで試験運用してみることにした。

 一つ目は、現在の裁量取引のメインのLightFXで、スワップ狙いを強めに意識して、建玉を行うこと。

 二つ目は、LightFXでは、結局、普通の裁量取引に混ざって有効性がはっきりしないかもということで、スワップポイントが良いというGMOで、裁量取引によるじっと保有するだけの無限貯金場の作成に取り組むこと。

 三つ目は、自動取引組の中では勿論、裁量取引組と比較してもスワップポイントが良いというインヴァスト(トライオート)の自動取引で、売買差益に加えて、スワップポイントもしっかり頂くために、メキシコペソ、トルコリラ、南アランドの利益幅を大きくとって決済されにくくして、同時に保有するポジションを多くなるようにすること。

 

 結論から言うと、

 一つ目のLightFXは、既に方針転換して、先進国通貨ペアだけでなく、ペソリラランドと円のペアでも、むしろ売買差益獲得をメインに、副次的にスワップもついてくれば良いなというもともとの戦略をさらに徹底することに決定。

 二つ目は、じっと持っているだけの無限貯金箱作成は諦めて、GMOの新規取引は停止し、可能な限り、利益を多少なりとも確保する形で決済を進め、6月いっぱいで撤退し、全資金を引き揚げの予定。

 三つ目は、インヴァスト(トライオート)でのペソスワ、リラスワ、ランドスワの自動取引は、今後も継続し、さらに全体のバランスを見ながら、なるべく取引量を増やしていく。

 ことを決定した。

 

 それぞれの結論について、理由を説明すると、

 

 一つ目のLightFXについては、新方針の試験運用を開始したその日(6月3日)に、メキシコ大統領選の結果が出て、その影響でペソが大暴落したのに対し、新方針を踏まえて高価格でもメキシコペソの建玉を増やしていたために大量の含み損が発生し、レバレッジが上がりすぎて、強制ロスカットも見えてきて、新方針の試験運用をしている場合じゃなくなりました

 一人大反省会でも書きましたが、これは、ペソスワを目指す新方針に影響されて、自分なりのリスク管理を無視して、ペソ円に対してリスク管理がが大甘になってしまったことが原因です。

 そして、このペソの含み損というのは、6月23日現在、スワップを考慮しても、まだかなり大きいままで解消されていません。

 このように新方針だと、一般的に言ってもどうしてもポジションが膨らみ気味で、急激な相場変動に対してリスクが大きくなってしまいます。

 それを踏まえて、新方針は撤回し、売買差益獲得をメインに、副次的にスワップもというもともとの戦略をさらに徹底することにしました。

 

 二つ目のGMOですが、これも同じ理由で試験運用どころじゃなくなったのですが、一時大きな含み損を抱えたように見えたものの、LightFXと違い、6月23日現在、スワップを考慮すると含み損は解消されています。

 それどころか、途中でのリバレッジ管理のための売買や、ナンピン分の売買の差益を足すと、実はトータルでそれなりの利益率を出しています。

 でも、6月中に撤退します。

 理由の第一は、前にも書きましたが、含み利益が大きくなった段階でじっと持っているということが、どうしてもできないから。これは、もう性格なので仕方がないです。

 理由の第二は、別の記事にもちょっとだけ書きましたが、LightFXに慣れると、GMOの取引画面が使いにくくて仕方がない。とにかく、ストレスが溜まるので極力触りたくない。さらに、その上、最大保有量の制限が小さい上にそれを勝手に度々変更するとか、一回の取引量の制限を勝手に導入して、タイムリーな決済ができないとか、とにかく裁量取引をするにあたってのストレスが半端ない

 GMOは、この辺のストレスを許容できる人にとっては、スプレッドは小さめだし、スワップも大きいので、それなりのメリットがあると思いますが、とにかく私には無理でした。

 6月いっぱいという自分で決めた試験運用期間が満了したら、撤退します。

 

 三つ目のインヴァスト(トライオート)でのペソスワ、リラスワ、ランドスワの自動取引ですが、試験運用してみて、びっくり。

 他の通貨ペアと同じく、コンスタントにある程度の利益を出すとは予想していたものの、それをはるかに超えて利益を出してきたのは、ちょっと想定外です。

 しかも、メキシコペソについては、LightFXでは大量の含み損を抱え、裁量取引で大失敗しているわけですが、インヴァスト(トライオート)ではむしろかなり大きな利益(実は、GMOでもそれなりの利益)を出してきました。

 また、南アランドもいいペースです。

 ということで、全体の資金量のバランスを調整して、なるべくインヴァスト(トライオート)での新興国3通貨トリオの自動取引を増やす方針を固めました。

 なお、これに伴い、インヴァスト(トライオート)に比較して、スワップが少ないマネースクエア(トラリピ)での南アランドの自動取引からは既に撤退し、また、同じくスワップが少ないメキシコペソの自動取引からも早期に撤退する方針を決めました。

 

以上