さて、2023年9月から11月にかけては、師匠の教えであるペソスワ狙い以外にも、楽天市場でFX本を買い漁り、その中の手法を片っ端から少額で試して、どれが自分に合うか検証してみました。
また、FX証券会社についても、スプレッド、スワップポイント、PCの取引画面の見易さ・使い易さ、スマホアプリの画面の見易さ・使い易さが、微妙に、或いは大幅に違うことが分かってきたので、裁量取引については、LIGHTFX、楽天FX、SBIFXトレードに加えて、外為ドットコム、GMOFXの、システムトレードについては、みんなのシストレに加えて、マネースクエア(トラリピ)、ひまわり(ループイフダン)の試験運用をして、どれが自分に合うか検証してみました。
まずは、運用結果からですが、再掲になりますが、以下の通りです。
9月 売買損益¥611,166 スワップ¥124,879 計¥736,045
累積¥983,765 含み込み累積【¥976,588】
10月 売買損益¥407,352 スワップ¥787,292 計¥1,194,644
累積¥2,178,409 含み込み累積【¥1,166,909】
11月 売買損益¥1,189,256 スワップ¥77,043 計¥1,266,299
累積¥3,444,708 含み込み累積【¥1,009,608】
見ての通り、実現損益は順調に積みあがってますが、含み益込みだと9月に稼いだ以降はほとんど増えていないことが分かります。
つまり、売買益やスワップで稼ぐこと気を取られて、トータルの資産増という真の目的はほとんど達成できていないということです。
次に、取引手法です。
まず、師匠の教えのペソスワについて。
結論から言うと、私には合っていませんでした。
確かに、師匠は儲かっています。
2023年は勿論のこと、2024年も5月中旬現在で順調に儲かっているようです。
しかし、私にはどうにも合わない。(師匠、ごめんなさい!)
まず、一つの通貨だけに集中するということができない。
どうしても、「一つのバスケットに卵を盛るな。(Don't put all eggs in one basket.)」が目の前にちらついてメキシコペソだけに集中できないのです。勿論、この言葉はFXの中の通貨分散についての格言ではなく、もっと大きな意味での資産分散の重要性についての格言なのですが、FX内の小さな通貨分散についてもどうしても当てはまる気がして、落ち着かないのです。
次に、FXでは、買いポジションがあって売買差益としての含み益が溜まってきたときに、じっとしていることができない。
どうしてもいくらかでも売って、売買差益の確定に走りたくなってしまうのです。
スワップポイントがいくら溜まってきても、全然、そんな気持ちにならず、じっと持っていられるのに、売買差益だと売りたくて売りたくてうずうずしてくるのはどいうしてなんでしょう。(しかも、米国株式や投資信託だと、売買差益の含みがあっても、平然と持っていられるのですが、これも不思議。)
きっと、これは2023年8月31日の呪いです。
FXを始めたばかりで、細々とスワップ狙いで買いポジを増やしていた最初の月の月末に、スワップ狙いで思い切って買いポジを増やしたその日に起こったメキシコのペソの小幅下落!そして被った想定外に大きかった含み損の発生!
これがトラウマになっているに違いありません。
というわけで、3か月(8月も入れると3か月半)の運用試験で得た私の結論は、あくまで私の場合は、ですが、ペソスワは諦めて、一つの通貨に絞らず、多通貨で売買益を狙いつつ、スワップが入ってくればラッキー! という感じで運用すべきということでした。
以下、参考に、LIGHTFXの2023年9月の収益カレンダー。
実に順調です。