「宇宙図書館」の説明をします。エリア#1~エリア#13まであるのですが、まずは大きく分けて・・・

 

◎ エリア#1~エリア#12まで・・・惑星図書館

◎ エリア#13・・・恒星図書館

◎ 22を超えたところ・・・銀河図書館

◎ 銀河図書館を越えた先に・・・超銀河図書館

 

陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる(3/8)より

 

33段の階段を上りつめると、入口の前には二頭の狛犬が鎮座しており、その台座には象形文字や記号が刻まれ、それぞれの狛犬の足元には、「汝自身を知れ」「汝自身で在れ」という言葉が書かれている。狛犬の爪先に触れると、図書館の扉が渦を巻き始めた。

 

 

まばゆいほどの白い壁、床には大理石、古代ギリシャ神殿を思わせる白い柱。エントランス広場には藍いラピスラズリのアーチ、きらめく星、ターコイズ・ブルーの石で彩られた天井は、流れる銀河のようだ。

 

これ以降の写真はイメージです

 

エントランスを抜けると長い回廊、光を浴びた中庭、石と水と光でできたオブジェ、目に鮮やかな緑と花々が咲き乱れ、小鳥たちは羽根を休めていた。

 

 

アーチをくぐり抜けると、道が3本に分かれていた。分岐点には直径1.3mほどの水晶球があり、表面はパネル式のモニターになっていて、その上に手をかざすと、目的の本が自動的に出てくる仕組みだ。

 

 

館内の地図には、南北に伸びるメインストリートが表示され、メインストリートに沿って合計12のエリアにわかれていた。館内の移動方法は、3次元の現象にとらわれることがないので、瞬時に目的地まで到着してしまう。

 

また、わざわざ本を読むのが面倒な人には、水晶球のなかにホログラムを上映することもできる。過去でも未来でも、立体映像として見ることができるので、水晶球に3次元の座標軸を設定し、時間と場所を指定すれば、ほとんどの情報を見ることができるのだ。

 

 

各エリアは4つのセクションからなる円形になっているので、地球人類の脳の形と似ている。「宇宙図書館」には、それぞれの脳を経由して訪れるので、建物の形状が脳に似ていてもおかしくないだろう。

 

「エリア#1」の左半球(西側)は、遺伝子工学と宇宙科学の本があり、人類創生の経緯や太陽系の歴史などの資料が納められている。この図書館は別名「DNA図書館」と呼ばれている。右半球(東側)には、黄金が施された壮麗な芸術品があふれている。

 

※これ以降は箇条書きにまとめます。

 

◎ エリア#4・・・青いイルカが宙を泳いでいる。直観、インスピレーション、神秘的な話が多く納められている。

 

◎ エリア#5・・・左右のバランスをとる実体験(試練のエリア)

 

◎ エリア#6・・・希望に満ち溢れた楽観的な本が多い。

 

 

 エリア#7・・・ここに辿り着く途中は古戦場のような風景で、昔は中央広場があったようだが、今は廃墟と化していた。このエリアの地下には伝説の龍が住んでいるという。図書館への参入者が心のバランスを失ったとき、地下から龍が現れて、その記憶を全部食べてしまうのだ。

 

◎ エリア#8・・・本の上に重い透明な石が置かれているものがあり、どうやっても読めないようになっている。触れてはいけない情報にはシールドがかかって読めない仕組みがあるようだ。

 

◎ エリア#9・・・「魂の閲覧所」と云われているエリアで、個人の過去から未来にわたる膨大な情報が収納されている。最もアクセス数が多いエリアである。

 

◎ エリア#10・・・ダイヤモンドのような藍色の光に溢れている。

◎ エリア#11・・・エメラルドグリーンの光に溢れている。

 

◎ エリア#12・・・大きなクリスタル(水晶)の周りを取り囲むように12個の水晶球が配置されている。

 

◎ エリア#13・・・「超時空の旅」、エリア#12から光円錐のエレベーターで移動する。入口には「記憶の閲覧所」と書かれている。

 

以上、「22を超えてゆけ」から抜粋引用しましたが、長くなるので次回も続きます。キラキラ