陽明門の修復終わる 4年ぶり“豪華絢爛の美”公開(3/10)

いよいよ「陽明門」です。平日にもかかわらず、平成の大修理が終わった陽明門を見てみたいという人が多いのか、沢山の参拝客が訪れておりました。外国人観光客もかなりおりましたよ。

日光東照宮(Wikipedia)より引用
日光東照宮の陽明門は、建物全体がおびただしい数の極彩色の彫刻で覆われ、一日じゅう見ていても飽きないということから、「日暮御門」と称されている。門の名は平安京大内裏外郭十二門のうちの陽明門に由来する。陽明門は、表門から参道を進み、石段を2つ上った先に南面して建つ。門の左右は袖塀を介して東西廻廊につながる。門を入ると正面が唐門で、その先には拝殿がある。

日光02

(過去記事)
東日本大震災から6年、日光の「陽明門」も大修理終える(3/11)

陽明門(3月27日撮影)
陽明門05

拡大図
陽明門06

陽明門04

日光東照宮と陰陽道
日光東照宮は、陰陽道に強い影響を受け、本殿前に設けられた陽明門とその前の鳥居を中心に結んだ上空に北辰(北極星)が来るように造られているという

また、その線を真南に行けば江戸に着くとされ、さらに、主要な建物を線で結ぶと北斗(北斗七星)の配置と寸分違わぬよう設計されているという、そのため、陽明門前の写真店屋のある辺りが気学における四神相応(しじんそうおう)の土地相といわれている。(以上wikiより引用)

境内図03

御水舎(3月27日撮影)
手水舎

陽明門03

陽明門01

陽明門02

「旅ずきんちゃん」では、星印の位置が本殿からの家康公のパワーと北極星のパワーが一直線に集まってくる場所なのだ、と紹介しておりました。この仕組みを考えたのは「南光坊天海」です。

江戸を大都市にした天海は、何を仕掛けたのか(建築家・宮元健次氏)より
鬼門01

平安京も四神相応
鬼門02

両陛下が高松塚古墳を初訪問ですって?(2016/4/7)うより
高松塚古墳02

天海は、「陰陽道」「陰陽五行による風水」「平将門霊の利用」などを駆使して江戸の町をデザインしてきました。詳しくは、宮元健次氏の記事をご覧下さい。先週の飛鳥動画とほぼ同じ内容になっております。

「平安京」も同じ仕組みを採用しています。宮元氏の記事内には下鴨神社、日吉大社、大原野神社、上野東照宮(東京)の記述が出てまいりますが、当ブログでも取り上げております。

「世界遺産中心に液体が撒かれる事件多発」「増上寺にも液体、東照宮シンクロ」で取り上げたとおり、下鴨神社、増上寺には液体が撒かれたばかりです。日光東照宮ほか、関東方面で鬼門封じのために配置されている神社仏閣にも謎の液体が撒かれるような気がしますね~。

(過去記事)
出雲大社、江戸の表鬼門、裏鬼門の近くで事件・事故(11/20)
それは「飾りじゃないのよ涙は」から始まった(10/24)
北極星とオムライスと兎(7/30)
運命の出逢いと「巻物物語」(8/2)

飛鳥氏は何度も「天海はバケモノですよ~」と仰っておりましたが、バケモノは天海ばかりではなく、藤原不比等、秦河勝(聖徳太子)、空海もそうです。天海も含め彼らは八咫烏だそうですが・・・。

「大政奉還150年と、トラ・トラ・トラ!」より引用
大政奉還

さて、今年で「大政奉還150年」ということですが、2019年元旦に皇太子さまが天皇に即位されます(予定)。京都御所の準備は整っており、京都に皇居が移られるのはほぼ確実です。150年前の「大政奉還」が逆の意味で行われることになります「東京遷都」と「東京奠都(てんと)」の違いをご覧ください。(引用終了)

「江戸」と命名したのも天海、当時の朝廷は北朝天皇家、家康の神号を「東照大権現」として天皇に認めさせたのも天海。江戸幕府が朝廷側を抑えて隆盛を極めた世は265年間続きました。そして幕末です。

徳川慶喜による「江戸城無血開城」は海外からすれば不思議な話ですが、何百年前から決まっていたシナリオなのだと思います。明治新政府が誕生し、天皇家は南朝に入れ替わりました。遷都する場合、時の天皇が「遷都の詔勅」を発するのですが、明治天皇はしませんでした。別に忘れたわけではないですよ~(笑)。

江戸は、天海によって仕掛けられた仕組みによって繁栄しましたが、東京も引き継いでおり、世界有数の都市となりました。しかし、法律、約束というのは、守るという側面の他に破られるためにも存在しています。鬼門封じも永遠とは限りません。

天海を始めとした八咫烏の仕掛け人は、はるか先の日本の将来を見通していました。「人の世の繁栄」には結界を、それが終わり、「ミロクの世」を迎える入り口では、結界を解かなければならないことを・・・。

古代を含め、昔の人々は陰陽道、風水、カバラなどオカルトを駆使してきました。オカルトで仕組んだのならば、オカルトで解かないと意味がわかりません。これは好き嫌いの問題ではないのです。掛け算(乗法)の逆の演算は割り算(除法)です。

それにしても・・・家康公のパワーを江戸城に向けて流すために6度ずらすとか、陽明門の上に北極星が輝くように造るとか、衛星もない時代なのに、昔の人は凄いですね~♪