グラウンダーシュートストップ
グラウンダーシュート、地面でホップするようなシュートは非常に対応が
難しいです。
現場でのシュートストップの指導でよく聴かれるコーチングに
「足を運ぶ」
があります。
重要なキーファクターだと思います。
しかし、このキーファクター、個人的には気になることがあります。
特にグラウンダーシュートに対して・・・
グラウンダーシュートコースに足を運んでカラダの正面で処理できる場合は
・手・腕でつくる「一の壁」
・足・脚でつくる「二の壁」
によって、安全確実にシュートストップする可能性が高くなります。

一方、わずかにカラダ正面から外れるグラウンダーシュートに対して
コラプシングやダイビングで対応したり、足で弾く対応をするGKに対して
「足を運べるのに・・・」
とコーチされるケースがあります。
シュートストップが成功し、失点していないにも関わらずです。
GKの技量、柔軟性、シュートのスピード、グランドの状況さまざまなファク
ターがあるので「足を運ぶ」ことが「真意」とはいえない場面もあると思い
ます。
「足を運べるのに・・・」
この点を日常的に強調し過ぎると、GKによっては無理に足を運ぼうとしてカ
ラダの対応が遅れてしまうことがあります。
このような状態。
どうなんでしょうね?
GKのコーディネーション、サイズ、反応スピードによって様々な対応が
あってよくはないか?・・・と僕は思って現場にいます。
いまだ2010W杯のGK映像を編集している僕です。(*^^*ゞ
※すみません m(..)m>先生方
この大会では今まで以上にGKプレーがクローズアップされていました。
スゴクに勉強になる大会です。
注目されたアフリカ勢GK達。
ナイジェリア エニュアマGK。
スーパープレー連発でしたが、エラーはグラウンダーシュートで起こりま
した。
アンダーハンドで対応しようとしたカラダの中心からGKの右側へコースが
外れたため、十分なパワーをもってディフレクトできなかった。
以下、映像2分12秒~
エニュアマGKのグラウンダーシュートへの本来のダイビングは
映像6分~
少し古いけどEURO2008 イタリア:ブフォンGKのグラウンダーシュートでの
エラー
以下映像、1分17秒~
記憶に新しい権田GK
以下映像、53秒~
「ゴールを許さないこと」の中に「シュートコースへ足を運ぶこと」
はあると思う。
逆は真でしょうか?
さて、福岡ゴールキーパースクール:中山英樹先生の御厚意でAGKの
中学生GKが熊本でのGKキャンプに参加させていただくことになりま
した。
ありがとうございます!m(..)m>福岡GKスクールさま
優れたコーチの指導、哲学、情熱、そして多くのGK達の学ぶ姿勢に触れ
今以上に自分を変える、変えられる心を胸に刻んでもらいたいと思いま
す。
フットボールの世界は果てしなく広く、自分は小さい。
笑顔、素直、真面目、それだけ持って行ってこい!
(^O^)W
ラララ
♪ラララ・・・
シュート、クロス、ドリブル
なんでも止める!
どんな時もポジティブ
ステキさ!GKタイム!
♪ラララ・・・
明日の早朝練習からGK達と歌います。
ウォーミングアップになるダンス付きです。
いつでも、どこでも、どんなチームでも
明るさ、素直さ、真面目さを持ちつづけるGKであって欲しい。
苦しい時、辛い時、チームを支えつづけるGKであって欲しい。
そのために僕はなにをすればいいだろう?
この歌とダンスは、その取り組みのひとつ。
GK達の前で僕がデモンストレーションしないといけないので
今夜はカミサンの前で歌って踊りました。
「恥ずかしいよね」
ん?
恥ずかしい?
恥ってなんなの?
ねぇ?
なにが恥なの?
GK達に「変わろう!」っていうなら、僕から変わってみせないと..
と思います。
今日、この歌とダンスで僕は息切れしてしまいました。(ーー;
そういえば、このところの早朝自主トレはクロスのためのキックだけに
なっていました。
□\(_ _ ) ハンセィ
明朝はベストパフォーマンスでデモします。(^^
さぁ!変わろう!
ぱんちんグッド!
両手で作ったパンチング面を同時にボールの芯に当てることは難しい。
「どちらかのパンチが当たってゴールを守ることができればいい」
失敗を恐れず、ゲームでトライする考え方、環境もGKには大切と
思います。
そのような考え方、環境をつくるのは寄り添うオトナな役目だろうと
と僕は思います。
ゲーム後の電話で
「今日は両手パンチングでクロスを弾けました!」
みえないけれど、相当嬉しそうな笑顔で報告をくれているはずの
GKが僕にはかわいい。(^^
トッププロもいろいろなパンチングの使い方をしています。
※映像が載せられないのでアドレスのみ
◆2010W杯 イタリアvsスロバキア
http://www.youtube.com/watch?v=Nz5THdcJK1k
58秒~
イタリアGKはクロスのコースを変えるために両手パンチングを
使っています。
この時、両手パンチングは合わされていません。
(正確な面をつくっていないということ)
1分46秒
スロバキアGKの両手パンチング後、ボールに回転がかかっています。
両手パンチングでボールの芯をとらえられていないということです。
◆カシーリャスGKスーパープレー
http://www.youtube.com/watch?v=gCt3DiUxS_A&feature=related
2分19秒
シュートを両手パンチング。
これはとってもワンダフォー!
両手を大きくふることなく確実にミート。
でも、シュートが放たれた方向へ弾き返しているのではありま
せん。
シュートコース、弾いたコースが異なっています。
両手パンチングでつくった「壁」をボールに当てただけ。
別の見方をするとコースを変えるように両手パンチングを
使っているということ。
2分51秒
クロスを片手パンチング
弾いた後のボールに急激な回転がかかっています。
カシーリャスGKといえども、スピードのあるクロスを味方相手と
競り合いながらパンチングでボールの芯を弾くことは難しいとい
うこと。
当たり前のことですが、片手パンチングのミートする面は
両手より狭くなります。
世界トッププロでもパンチングで正確にボールの中心を弾くことは
難しいわけです。
うまくいかないのもフットボール!
想いどおりにならないのも人生!
日々練習そしてトライ!
だからGKはおもしろい。(^^
パンチング
「サッカー守備 DF&GK 練習メニュー100」
購入しました。(^^
足立先生が監修されたGK編は足立GKアカデミー(AGA)での独特の練習
方法が掲載されていました。
個人的には
「ここまで公開する?!」
と思うくらい「独自・独特な部分」が書かれていて驚きました。
河村優先生監修のDF編と併せて学ぶことで、DFとの連携、DFへのコーチ
ングを考えるベースが選手にできると思います。
・ゲーム中でGKがDFとどのような関わりを持てば良いのか?
・守備のボスとしてどのようなコーチング、言葉を使うか?
悩んでいるGKにはオススメです。
僕が藤枝明誠高を一回往復するだけでこの本が20冊近く購入できる
わけで、この内容で1575円は超破格です。
立ち読みなんて野暮なことはいわず、絶版になる前に購入しま
しょう。(^^
日本のGK文化発展のためにもなります。(^^
さて、この本でも「パンチング」についてとりあげられています。
独特の練習方法も掲載されています。必見です!
ちょっとひとことをお借りして
>足立先生、すみません!m(..)m
「力任せに飛距離を出そうとするのではなく・・・」
※このあとは本を購入してお読みください。(*^^*ゞ
この部分、U12にとって大きなキーファクターです。
JFAGKプロジェクト(JFAGKP)のテクニカル分析にもよく出てくる
言葉に
「遠く、ワイドに弾く」
というのがあります。
確かにワールドクラスのゲームではゴール前のパンチングでタッチライ
ンまで弾く場面があります。
でも、この飛距離をU12に求めることはできません。
U12達になにも伝えないままパンチングを行ってもらうと
必ず「力まかせ」になります。
で、必ず「イテェーーーーッ!」って叫びます。(^^;
「遠く、ワイドに弾く」
というJFAGKPのキーファクターを伝えなくても
「パンチング」という言葉だけで「力まかせ」に腕を振り回します。
言葉のイメージなんだと思います。
「痛い」のは
・パンチの面ではなく、点(関節突起)でとらえている。
・パンチの点がボールの芯から外れている。
このようなことが原因かなと思います。
パンチングに必要な「面」を作るように手を握ると人差し指から小指
まで「四指の握り」に空間ができます。
僕の手の場合はこんな感じ。
僕の場合は四指の握りにボールペン一本分くらいの空間があります。
指の長さや手の大きさなどによって空間には個人差があると思います。
ちなみに「サッカー守備 DF&GK 練習メニュー100」書中で両手で
パンチング面をつくっている女性は全く握り込んでいません。
彼女の真似をしてみましたが僕にはできませんでした。(T_T)
U12はこの「四指の空間がある」握りが素手ではなかなかできません。
ところがグローブを着用すると面をつくることができるようになり
ます。
グローブにはパームの厚さがあるため、素手ではできなかった
「四指の空間」がつくれてしまうからです。
両手パンチングで意識して面を正確に作ってみました。
こんな感じ。
自分では正確に「面」をつくったつもりでも画像で検証してみると
左手パンチが「面」になっていません。(^^;
結構厳密に作ったつもりなんですが、完璧な面とはいえません。
この状態でパンチがボールに当たると両手の拳は同時に当たりません。
思った方向へボールをコントロールすることができないと思います。
僕は両手パンチ面が両手同時にボールをとらえるのはスゴク難しい
と思っています。
両手指の接触部分がズレることも失敗の原因と思います。
グローブは手に合ったサイズを使わないとパンチングもうまくいかない
と思います。
両手パンチで面をつくることすら難しいのに、大きく両腕を伸縮させ
てパンチ面をボールに当てるのはもっと難しいと思います。
なので、AGKのU12、U15でのパンチングはまず「ミート」から
始めています。
パンチしたボールが回転せず弾き返せるを目安にしています。
ヨーロッパトッププロGKが正面のライナー性シュートに対して反射的に
両手パンチングを行っている場面を時々みかけます。
両手でパンチ面をつくり、両手パンチはわずか数cmしか動いていません。
ミート重視です。
そして、パンチがボールに当たるタイミングが絶妙です。
2010W杯、パラグアイ:ビジャールGKは両手パンチングを使って
クロスボールを送り出すようなコントロールを行っていました。
2010W杯はジャブラニ&高地という特殊な環境でパンチングの巧い
GKが目立ったと思います。






