クロス~オマエもクルシイだろうけどオレ もクルシイ
このところ、トアル現場で勉強させていただくためにメニューを作っていま
す。
無い頭で考えながら、メニューを二つ作るのに3時間以上かかってしまい
ました。
あと10メニュー以上の宿題が残っています。(T_T)
提出期限までに間に合うのか?!>俺
対象GKは現役高校生並のバリバリGKなんで難易度の設定が非常に難しい。
果たして現場で通用するのか...
GKの沈黙が恐い...(ーー;
さて、
クロスへの対応で悩んでいるGKにオススメ。
EURO2012 イタリアvsクロアチア
このゲームでのイタリア:ブフォンGKのクロス(ペナルティエリア内へ
侵入する)への対応をすべて観察されると良いと思います。
特に「クロスに出ないとイケナイ」的な強迫観念に苛まれているGKは
必見です。
ちなみにAGKのU15GKにはチェックしてもらいました。
クロアチアのクロスが何本ペナルティエリアに侵入し、
その内、ブフォンGKが対応したクロスは何本だったか?
ブフォンGKがクロスへ対応した状況はどのようだったか?
当たり前のことなんだけど「クロス」への対応はGKの「出るか、出ないか」
の判断プラス「DFの判断」があって成功する。
フットボールは「チームで行う」ってことがよく理解できるゲームじゃない
かと僕は感じています。
イタリアの守備は本当にリアリティをもって練習を重ねているんだというこ
とがよく判ります。
チェコは世界的なツェフGKがいるけれどクロスに対する「GKの判断」「DFの
判断」が日常的にコーディネーション、オーガナイズができていなかったと思う。
クロスを使われた攻撃戦術に弱いってことはチームとしての問題。
監督の指導力が重要ってことじゃないか。
予備動作
先日の九州訪問。
熊本でGKを観て、御世話になっている皆様に御挨拶をしたのちは福岡県へ
移動。
こちらもいつも御世話になっている
福岡GKスクール 北九州校
にお邪魔しました。
福岡GKスクール:中山英樹先生のGK育成への情熱、行動力は刺激的。
その指導にも独特の哲学、世界観があります。
「まず還元ありき」の理念が素晴らしい。
新たなGKコーチを志す清々しい若者が次々と生まれているのは、中山先生へ
の憧れがバックボーンにあると思う。
オーガナイズに参加させていただいた後、貴重な贈り物をいただきました。
以前、日本代表:川口GKのグローブを着用させていただいたことがありま
したが、それと同じタイプのアシックス製グローブ。
グローブ内側が表側と同じラバー素材になっていて、手に汗をかくとグロ
ーブの中で手が動かないしくみになっています。
僕のような者にはあまりにもモッタイナイので、なかなか使えない。
(*^^*ゞ
芝のグランドのみで大切に使わせていただくことにします。
中山先生!ありがとうございます!
EURO2012、録画ばかりでなかなか観られていない。(ーー;
困窮を極めつつあるEURO圏にも関わらず、フットボールはおとぎの国の
ように別世界で繰り広げられる。
ヨーロッパのフットボール文化の底知れぬ深さに感動しながら
EUROが終わった後の世界を憂いてしまう。
複雑だ!
さらにW杯2010の映像編集もまだ終わっていない。(^^;
あきれかえる!
1失点目。
予備動作=スプリットをどのように観るか?
失点したけれど彼にとっては良い動作なので「良し」なのか?
育成時代はどうだったんだろう?
コーチによって習慣化されたんだろうか?
コーチは放置したんだろうか?
コーチは見逃したんだろうか?
コーチは気づかなかったんだろうか?
僕はいろいろ考えてしまう。
この状況で行うべき予備動作だったか?
このレベルになると個人技術の「改善」「修正」など指摘されなくなって
くる。
早々の利己的利益につながらない「他人の改善」を自らすすんで指摘して
くれる人はどのくらいいるだろう。
「ポジション:GK」となるとさらに少なくなるよね。
いずれの世界でも
いずれの社会でも
いずれの年齢でも
いずれのレベルでも
指摘してくれる方の存在はありがたいと思う。
GK当番の僕はそのような先達に恵まれている。
なんの利益にもならない人が、わざわざ自分のために声を上げてくれる。
批判ととらえるか
機会ととらえるか
わざわざ声を上げてもらうために、自分に必要なことはなんだろう。
視点を変えるとわかりやすい。
自分は「どんな人」にならわざわざ声をかけるだろう。
素直さ、真面目さ、明るさは「改善」のキーファクターのひとつ。
ローリングダウン 大きく変わる力
高校総体熊本県予選
熊本県立大津高校サッカー部
優勝おめでとうございます!
無失点で決勝を終えられたことが嬉しい。
映像でしか観ていませんが決勝での熊本工高のGK、鮮烈な印象が
残っています。
九州屈指GKに造詣の深い監督さまのチームはさすがと思います。
実は先週末、熊本県、福岡県にお邪魔してました。
自分を省みる意義ある訪問になりました。
さて、AGKは新たな小学3年生GKを迎え、シュートストップの基本を伝えて
います。
素晴らしいポテンシャルをもった子供達がGKを志して精一杯プレーしてく
れています。
ボールに向かう力のある眼を真正面から観られるのは配球する僕だけ。
それはこの世に唯一無二、かけがえのない素晴らしい輝き!
僕にとって至福の時です。(^^
ここ最近のトピックは「ローリングダウン」
シュートストップはシュートコースへ最短距離でカラダを運ぶことで
ストップの確率が格段に上がります。
ローリングダウンの基本的な動作を反復練習した後はドリル。
1:僕からの配球をキャッチ→ローリングダウン
※マーカー(AGKでは水タンク(^^;)に爪先をつけた基本姿勢から
ローリングダウン。
シュートストップはマーカー間を結ぶ直線上(斜め前)を意識する。
2:ローリングダウン着地後、すぐに立ち上がってマーカー間を通される
パスを受けるためのスペースをつくる
3:パスをコントロール→シュート
■キーファクター
・一度でつかむキャッチング
・プレー方向 斜め前(シュートコースへの最短距離)
・オフバランスから次の動作までのコーディネーション
(両手を着いて立ち上がらない)
・パスを受けるスペースをつくる動き(攻撃方向を観ながら)
・1stタッチコントロール(スムーズなキックへつなげる)
パスを出す味方がパスを出しやすくするスペースづくり
また、自分が向かう次のプラン(シュート)へのカラダの向き
1stタッチコントロール
時間をかけないクイックなキック
GKはフットボーラー+手が使えるってことに意欲を持って欲しい。
先週末のインターハイ熊本県予選。
小、中の4年間、AGKで僕と試行錯誤してきたGKを観に行きました。
昔一緒にやっていた頃のようにビデオカメラでプレーを撮影しながら
僕の胸は熱いものでいっぱいになっていました。
嬉しかったんじゃない。
自分が情けなかった。
構え、ステップ、キャッチ・・・すべてが別人でした。
変わっていないのは右脚のプレースキックだけじゃなかったか。
1stGKに選ばれるために、このプレースタイルに変えるために、どれだけ
悩み、もがき、苦しんだんだろう。
自分をゼロにして、前進して「いま」がある。
僕との4年間は大きく変わろうとする彼の重荷になっていたかもしれない。
そう思うと僕も苦しくなった。
ここまで変えるなんて・・・スゴイな、おまえ。
大きく変わった彼の映像をいま頑張っている中学生GK達に
観せようと思って、新たな映像編集ソフトと格闘してます。
いつも僕が現場で伝え続けていること。
「フットボールGKにただひとつの正解はない」
彼のプレー映像から感じてもらえると思います。
1+1=2
僕はこんな確かな事を伝えているわけじゃない。
どんどん形や意味を変えていく不確かな事を伝えようともがいている。
だから、伝えることは「ただひとつ」ってことはない。
これからも様々な現場の様々な確信を伝えていかなきゃと思う。
どこにいっても、誰のもとでも彼らが自分を大きく変えられるようにね。
長野での無失点を願っています。

