ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい -8ページ目

彼方のフットボール

本日、勉強に参加させていただけることになりました。



彼方のフットボール哲学



御世話になる現場に失礼が無いように僕も誠意とわずかな協力の意味を込め

て、GK当番を始めて初のメーカー製グローブを購入。

(^^


パーム部分の保護フィルムを取り除くのがこんなに大変だったのは初体験。

それだけパームを大切に考えて作っておられるってことなんだろう。



GKとして勉強させていただけるかはわからないけれど、自分ができることを

考えて準備をする。



行ってきます!






体幹を意識したダイビング

グラウンダーシュートのシュートストップに課題を抱えるGKは多い

です。

反応に最も時間がかかる難しいシュートストップといわれています

から。(^^




AGKでは僕が観てきたコーチングの中からGKのプレー、要素に合わせて

適した方法、理解しやすい方法を試行錯誤しながら選んで伝えています。



それらのひとつに昨年のGKコーチリフレッシュ研修でテーマのひとつに掲げられた

「体幹を意識することでGKプレーを改善する」

を使ったグラウンダーシュートへのダイビングの伝え方があります。


・グラウンダーシュートに対して上方から覆いかぶさるようにダイビング

 してしまう

・地面に斜めに突き刺さるようにダイビングしてしまう

・ダイビング方向が後方になりシュートコースへ合理的にカラダが運

 べない



このようなGKの改善方法のひとつとしてAGKでも取り組んでいます。



カラダの中心軸(体幹)の垂直を意識しながら、目線をシュートコース

に合わせるようにダイビングにつなげていきます。


練習当初はGKと両膝立ち、両手ヒラを合わせるように向かい合います。

両手はカラダの前方。

GKには僕の顔の中心軸(額、鼻、顎の中心を結んだ線)に自分の顔の

中心軸を合わせて動いていくよう伝えます。


非常に近く、非常に強く見つめ合いながらの練習です。


この時、僕はGKの眼の奥にある心を探す。

「本当に止めたいか?」


手、指先まで感覚を研ぎ澄まし、体幹の垂線を移動させながらグラウ

ンダーシュートへのダイビングのフォームをつくっていきます。


膝立ちができるようになったら、基本姿勢(立った姿勢)からも同様

に行います。

GKコーチリフレッシュ研修では浜野先生@FC東京にこの方法で教えて

いただきました。

僕はこの時の浜野先生の眼を忘れてはいけない大切なこと

と思っている。



さて、この方法でダイビングしていくとダイビング方向に向けて
カラダに力が溜まるのを感じることができます。

また、体幹を意識した基本姿勢からこの方法でダイビングを行うと

「プレー方向は斜め前方」を特に意識しなくても自然にカラダは

斜め前方へ向かうように動いていきます。

あとは体幹の移動によって溜まったエネルギーを踏切のパワーに

変換していく。



云うは易し、行うは難しですが、ダイビングのイメージ、パワーの

使い方は伝わると思います。(^^;



最近、エリック・エマニュエル・シュミット氏の著書を続けて何冊か
拝読させていただきました。

子供達に接する僕の心の整理になると思っています。



その一冊に描かれたお気に入りの言葉。


「人生は贈りものではなく、借りもの」



世界にたったひとつしかない貴重な刀剣があるとする。

その貴重な刀剣をお借りするとして、お借りしている間

どのように扱い、そしてどのようにお返しするだろう。


自分に問いかけながら想像してみる。



僕は世界にたったひとつしかない限られた時間と真剣をGK達から借り

ている。

どのように扱い、どのように返すか・・・


僕のテーマであるけれど、実はGK達のテーマでもあると思っている。

チームメイト、ベンチ、応援してくれる人たち、家族・・・

さまざまな人たちの「たったひとつを借りて」キミ達もそこに

立っている。


心して、いざ!




Re:DFラインの後ろのスペースへの対応について

かめさん サマ



御返信が遅くなってスミマセン。m(..)m

コメント欄でお伝えするのは難しいので御返信をブログ本文の方に

しました。



>>スルーパスを通されて失点することが多いです。



「スルーパス」という時点で失点はGKだけの修正では無くなりますよね。

「スルーパス」でDF組織を崩されているわけですから。



チームの修正はさておき・・・(^^;

GKとFPが最終的に1vs1になった状況を考えるきっかけになる
練習を中学生に経験してもらっています。



ボールも人も常に動いているゲームではありえませんが簡単な状況での

練習です。



1.FP・GK間のそれぞれ等しい距離にボールを置きます。(静止球)

2.FPのスタートと同時にGKはスタートを切り、ボールを奪う、または

 ブロックします。

  ※まずはステイは考えずGKはボールにチャレンジすることから

   行います。


短い距離


長い距離

静止球までの距離が

短い(1m)=状況 A

長い(10m)=状況 B



自分と同等の身体能力の相手(FP)と10本勝負するとして1mと10mなら

同じ確率でGKはチャレンジに成功するでしょうか?



もうひとつ同じ問いかけで、少し状況を変えます。



FPと静止球までの距離が1m30cm、GKと静止球までの距離が70cm。

 ※状況AからGK側に静止球を30cm移動させた状況です。



FPと静止球までの距離が10m30cm、GKと静止球までの距離が9m70cm。

 ※状況BからGK側に静止球を30cm移動させた状況です。



先日、御世話になっているGKコーチに「GKの移動距離」という点で
お話しをうかがいました。
短い移動距離での練習を行うGKは多いが、長い移動距離をともなう練習
を行うGKが少なくないか・・・
簡単ですが、このような要旨でした。



GK側がボールまでの長い距離を「判断する」「移動する」に

ただひとつの正解はあるでしょうか?



この場合は「前後」になりますがポジショニングは本当に難しいです

よね。



>>自分は160センチぐらいで背が低いので



190cmあっても頭上を抜かれてゴールされるケースは代表クラスでも

よく観ます。

(^^



ステイか、チャレンジかは、同じ状況であってもGKによって判断は

異なりますよね。

その対応がそれぞれのGKのストロングポイントのひとつであったり

もします。

GKに造詣が深い監督はこのような点もGKの選択基準になっている

ようです。

日本代表ではトルシエ監督とジーコ監督、1stGKの選択が異なって

いましたよね。




両手両足

いつも御世話になっているGKコーチにアドバイスをいただきました。



「キャッチングできない」原因のひとつに

「両手がボールに同時に触れることができない」

があります。



利き手ばかりを使っていると非利き手との巧緻性、筋力にドンドン差が

できてくる。

だから、両手で同時にボールに触れることが難しくなる。




なるほど!わかります!(^^



非利き手を使ったオーバーアームスローやオフバランスからの立ち上がり

非利き脚を使ったキックやジャンプ、ステップワーク




このようなファクターを含んだボールを使った練習、トレーニングを組み

込むことで左右の巧緻性、筋力の差が埋まっていき、GKプレーの質が上が

るのでは・・という助言でした。



そういえば、フランスのGK育成では



8~9歳(キャッチング)では

1:まず、キャッチング(一度でつかむ)を切り取る。

2:その中でオーバーハンドキャッチの完成を切り取る。

3:オーバーハンドキャッチを完成させるために

  「自由に使える両手」を切り取る。

4:「自由に使える両手」を完成させるために「両利き手」を作る

5:両利き手を完成させるためにコーチを行う。




でした。



できるだけ早い時期に左右差を意識しながら練習したいところです。



最近、GKプレーを勉強していてよく思うことがあります。

GKは左右差のデメリットに選手自身が最も気づき易いポジションでは

ないか・・・

両手、両足が使えるFPの育成がフットボールのスタートになれば・・・



フットボーラーの育成をGKから始める国が現れたら世界はもっと変わる

かもしれない。




GK本 澤村イズム

今春から浜松開誠館で教鞭をとられる澤村公康先生の

GK本が発売されましたね。


ゴールキーパー専属コーチが伝える!

守護神 育成トレーニング

チームを守る全てがここにある!



監修:澤村公康先生

価格: ¥ 1,995

単行本: 152ページ

出版社: スタジオタッククリエイティブ; B5変型版 (2012/3/25)

ISBN-10: 4883934853

ISBN-13: 978-4883934850

発売日: 2012/3/25




どれほどの人達がこの方との出逢いをきっかけにGKコーチを志し、

どれほどの子供達がGKというポジションで成長していったのでしょうか。



かくいう僕も末席を汚すひとり。



澤村先生との出逢いがなければ、

GK未経験の僕がAGKをつくることもなかったし

GKコーチライセンスを取ることもなかった。

日本中様々な現場をまわって多くの指導者、GK達に出逢うこともなかった。

GK当番どころかオトナの仮面をつけたサディストのままだったかなとも思う。



2004年2月14日

全くのGK未経験の僕は九州の恩師のはからいで澤村先生のGKコーチ研修に

参加させていただきました。



当時、恩師にあてた御礼の手紙に

Teachingではなく、Showingでもなく、Coachingを受け、Open mindという真意

を初めて感じたと思います。


というような内容を書いたことを覚えています。



澤村先生の話し方、声のかけ方もまでソックリ真似した時期もありました。(^^;



この後から僕は熊本県立大津高校をに皮切りに全国様々な現場を訪問して

GKコーチングを学ぶことになります。


澤村先生にお供して日本代表の視察に同行させていただいたこともあります。

交通の便が少ない島でタクシーを待つ時間、ズッとGKコーチングのお話をうか
がったことも懐かしい想い出です。


この時聴いたお話のひとつに



「三つのかく」

字をかく、汗をかく、恥をかく
がありました。



この言葉を聴いて、始めたのがこのブログ。

そして、汗をかくAGK。
恥をかく全国行脚。



書中、フロントダイビングに向かう澤村先生のワンショット。


おそらく大声で「キーパー!」と叫びながら全力でボールに向かわれて
いると思います。。

この場面に限らず、掲載されているデモンストレーション画像からは「全力」

が伝わってきます。

澤村先生を知る方なら「らしい」と感じておられると思います。



澤村イズムが強烈に伝わってくる「さすがならしさ」がこの本にはあります。



さまざまなGK本が発売されるようになりました。



それはすなわち、GK育成に真実はなく、確信という哲学があるということ

かなと思います。



プロ組織から教育の現場へステージを移された澤村先生。

いままでと同様、所属チームだけでなく、地域のGK指導にも積極的に取り

組まれるそうです。



静岡でも明るく、情熱的に「Good GK should be Good Human!」な現場を

創っていかれることと思います。

(^^


いつかまた勉強させていただきたい現場のひとつです。



それにしてもさすが静岡!

独自のフットボール文化が存在する県ですね。

今後どのようなGK文化が繁栄するのか楽しみです!