本物
昨夜、いつも御指導・コメントをいただいている沼田先生@秋田県外旭川
からお見舞い&お問い合わせのお電話をいただきました。(^0^)
1時間以上もGKコーチングの事を熱く語り合ってしまいました。(^^;
沼田先生が主導されて、秋田県でGKクリニック
が始動されるとのことです。
すでに企業スポンサーのお話もあるようで、デモンストレーターもすばらし
いGKがみえられるようです。(^0^)
秋田県のGK達にとっては、刺激的な場所・成長できる場所になりますね。
そのなかで、沼田先生が
「100年続くクリニックにしたい」
とお話されていました。
ずいぶん以前、僕がAGKを始める少し前、当時、日本女子代表GKコーチ
をされていた澤村公康先生とお話した時、同じようなことをいわれていまし
た。
いまでは、日本のあちらこちらでみられるGKスクールですが、おそらく
日本のGKスクールの始まりは、熊本大津GKスクールだと思います。
(間違っていたらゴメンナサイ m(..)m)
このスクールの始まりは、澤村先生の小さなGKクリニックでした。
澤村先生は大津高:平岡監督から
「『本物』とは自分がいなくなって、
無くなってしまうモノではなく、
自分が無くとも、後に残るモノ
つくるなら『本物』を創っていかないとね」
と助言をいただいたそうです。
熊本大津GKスクールは、澤村先生が大津を離れた今でも当時の澤村イズム
が継承されていますよね。(^0^)
AGKでは、中学生以上には「コーチ」を経験してもらっています。
僕も指導を受ける側のGKになって、トレーニングに参加します。(^0^)
中・高校生のコーチングから「心に響くコーチング」を勉強させてもらう事
も多いです。
「コーチ」を経験した途端に、別人のようにトレーニングに集中できるGK
に変化していく中学生もいます。
AGKが『本物』になるためには、こういうコーチがAGKを引き継いで
残してくれることなんでしょうね。
僕は信じています。(^0^)
それから、ある先生から
「ブログの図解を使っていいだろうか?」
というお問い合わせをいただきました。
僕の書いたつたない図が、どこかで頑張るGK達のためになるなら嬉しいこ
とです。(^0^)
どなたの指導であってもお役に立てるなら「使用の許諾」などは不要です。
遠慮なさらず、
ドンドン使ってやって下さい!(^O^)W
AGK~足を運ぶ
昨夜のAGK、直前まで悩みましたが、AGK出身大学生GKが来て
くれる事になったので、タクシーで現場入り (^0^)
先週のU15GKへ行った「ステップからキャッチ」
をU12向けに
少し変更して行いました。
●前方へのステップからキャッチ
「イチ・ニィ・サン」のリズムでステップを踏みながら前方へ移動していき
ます。
ポイント
・ステップを細かく&素早くする
・基本姿勢
修正点
①基本姿勢への着地
「基本姿勢」に入るステップが、両足同時の着地ではなく、それまでのス
テップを引き継いだ、「右着地、左着地(または左、右の着地)」になり
ます。
基本姿勢をとる時に、片足づつの着地になると、構えるタイミングを外さ
れたシュートに対応できなくなると思います。
たとえば、左足で着地している瞬間にシュートを撃たれると、自分の左側
のシュートには反応できますが、自分の右側へのシュートには反応が遅れ
てしまいます。
マーカー間でのステップに気をとられ過ぎると、基本姿勢に入るステップ
に合理性がなくなります。
ここが自然にできるようになるまで、このステップを行いました。
②気持ちの切り替え~ミスの連鎖を断ち切る
ステップでミスがあると、そのミスを気にして「基本姿勢」がとれず、結
果として「シュートストップ」にミスが生じます。
「ミスの連鎖」ですね。
「ミス」という認識は大切ですが、自分の中でミスを引きずることで「今
やらなければならないこと」ができなくなるのは本末転倒です。
「ミス」の認識があれば、次回に修正すればいいわけで、「今必要な事に
集中する」べきですよね。
ゲーム中でも「ミスの連鎖」は起こりえます。
クロスに飛び出して、触れずに失点。
このミスを気にして、ミス以降、クロスに飛び出さなければ
「シュートの芽を摘む」という大切な事ができなくなります。
「常に未来に向かってポジティブに取り組む」
GKでなくても必要なことだと思います。
●斜め前へのステップ
キーファクター
◎ステップは細かく素早く
◎バランスを崩さない(カラダの中心が地面に垂直になるように)
・サイドステップから基本姿勢へ
・クロスステップから基本姿勢へ
◎基本姿勢へのステップ、基本姿勢
修正点
①クロスステップから基本姿勢へ入る際、基本姿勢時の「足幅」が狭くなる
GKが多い。
足幅が狭くなると、姿勢が高くなってしまい、低いシュートに対応できな
くなります。
どのステップであっても、「自分の基本姿勢は崩さない」意識が大切です
よね。
●斜め前へのステップから基本姿勢、
さらにステップでシュートコースに「面」で入る
・基本姿勢でボールを保持しているコーチに正対
・踏み出す足の順序
基本姿勢から右斜め前に移動する場合:一歩目が右足になるように
・できるだけローリングダウンやダイビングを使わずに、ステップを使って
シュートコースにカラダを運ぶ。
・紫色マーカーの前にカラダを運び、シュートストップ
修正点
①斜め前の一歩が出ない~基本姿勢時の重心
ステップから基本姿勢に入るステップで、両足の着地後、カカトに重心が
あるケースでは、「斜め前への一歩」が出ず、足をハラって倒れるコラプ
シングになってしまいます。
前への移動がスムーズにできるような基本姿勢での重心が大切ですね。
②斜め前の一歩が出るが、後ろ足がステップを踏めない
斜め前への一歩が出るようになると、引き続いて「後ろ足」を寄せる必要
が出てきます。
基本姿勢時に適度な「リラックス」がないと、片足を運べても、もう片足
が運べず、股間が空いたキャッチになってしまいます。
腰から上のシュートでは股間が空いても問題はありませんが、腰から下の
シュートでは股間を抜ける可能性があります。
基本姿勢時のリラックスが「足の運び」をラクにしてくれます。
●ペナルティエリア内へのクロス
→シュートへの対応
◎ルール
クロスはすべてマイナス
シューターは2タッチ目でシュート
GKは以下の3点を判断
・クロスへチャレンジするか、止まるか
・ワンタッチ目のルーズボールへの対応
(止まるのか、ブレイクアウェイを試みるのか)
・シュートへの対応
修正点
①ワイドがボールを保持してクロスが上がった瞬間に、シューターのポジシ
ョンを見ています。これでは、ポジショニングが間に合わないし、クロス
へチャレンジできませんよね。。
ワイドがボールを保持している間に、シューターの位置も把握しておくと
クロスへの判断が早くなりますし、シュートに対するポジショニングもと
りやすくなります。
②シューターとの距離が狭まった時、重心がカカトに移動してしまう。
距離が近いので、顔をそむけたくなるのは判りますが、シュートを恐れて
上体が起き上がってしまう方が、顔に当たる確率が高くなります。
どの場面であっても、重心を前へ置くことで、GK自身の安全も確保され
ると思います。
今回、僕は足が悪くて松葉杖でグランドにいたワケですが、ステップの説明
は「両手」を足にみたてて行いました。(^0^)
参加したGK達の集中力が高く、僕の「両手」を使った説明だけでトレーニ
ングに集中してくれたことが本当に嬉しかったです。
「集中しよう!」とU12GKの2名がそれ以下のGK達をリードし続けて
くれたことに、すばらしい成長を感じました。(^0^)
退院
御心配をおかけしました。m(..)m
昨日、退院しました。
完全断裂していた靭帯をつないで、腓骨から脛骨にかけてボルト
が入りました。
手術後のレントゲンをみせていただきましたが、開きまくってガタガタだ
った関節は見事なまでにしっかり締まって、足首関節が真っ直ぐになりま
した。(^0^)
右足に体重がかかると、骨の中でボルトが折れるので、松葉杖生活に
なっています。
手術の打ち合わせで
「手術後、すぐにGKへボレーでボールが蹴れるようにして欲しい」
とお願いしましたが
「絶対!無理!(▼▼)b」
といわれてしまいました。
当然ですよね。(^^;
(でもまぁ、手術して立てたらボレーぐらいは・・・)
と僕は考えていました。(^^;
手術をしてみて判りましたが、とてもじゃないけど激痛で立てないです。
「ボールを蹴るな!」と言われなくても、蹴れないし、立てません。(^^;
実は手術翌日、ジッとしていても激痛だったので
「どっちにしても痛いなら動かして痛い方がマシ」
と考え、外泊許可をもらってフットサル審判更新講習会を受けに行って
ました。(^^;
今回の更新講習を受けないとライセンスが失効してしまいますし・・・
出かけてスグに後悔しました。
駅で電車を待っている時、松葉杖で立っているだけで、足首が腫れあがり、
傷口がギブスに締め付けられて、まるで「拷問」でした。(T_T)
松葉杖をついていても足首は腫れてくるので、5分間が立ってられません。
余談ですが、執刀医御自身が足首の骨折を経験されていて、とても誠実
で温かい方でした。
「グランドに立たせてください」と言って、ボルト内径を太くしていただ
きましたし、「グランドに立つなら」ということで先生の御厚意でギブス
に靴のカカト部分が装着されています。(^0^)
「芝生の露でギブスが湿らないように」という配慮だそうです。
この痛みでは当分は立てそうにありませんが・・・(ーー;
短期間の入院と手術でしたが、この病院
がプロアスリートに支持される理由
が垣間見えた気がしました。(^0^)
靭帯が完全にくっついたら、また入院してボルトを抜く手術になります。
入院中にも、御心配いただいてメッセージをいただいた皆様、
本当にありがとうございました。m(..)m
さて、明日のAGKをどうするか・・・(ーー;
コーディネーションを取り入れた基礎トレ
JFAコミュニュティーで紹介されていた
東日本・西日本GKキャンプの映像
からコーディネーショントレーニングを取り入れた基本トレーニングを
U15GKにトライしてもらいました。
GKキャンプでの映像にあるコーディネーショントレーニングを僕なりに
少しアレンジしてGK基礎トレにくっつけていきました。
●前方へのステップ
「イチ・ニィ・サン」のリズムでステップを踏みながら前方へ移動していき
ます。
ステップの踏み方は以下の2種類を交互に行いました。
・ステップを細かく&素早くする
・腿上げステップ
基本姿勢はコーチが確認!
●斜め前へのステップ
ステップは細かく素早く
バランスを崩さない(カラダの中心が地面に垂直になるように)
・サイドステップ
・クロスステップ
●斜め前へのステップから基本姿勢、
さらにステップでシュートコースに「面」で入る
・基本姿勢でボールを保持しているコーチに正対
・踏み出す足の順序
基本姿勢から右斜め前に移動する場合:一歩目が右足になるように
・できるだけローリングダウンやダイビングを使わずに、ステップを使って
シュートコースにカラダを運ぶ。
・マーカーより前でボールをキャッチ→斜め前へのプレー方向の強調
展開:シュートコースによって
・ステップだけでキャッチに行く
・ステップからローリングダウンを使ってキャッチ
・ステップからダイビングを使ってキャッチ
以上の適切な判断と選択
トレーニング当初はステップに集中してしまい、基本姿勢やキャッチングが
おろそかになることがありましたが、ステップに慣れてくるとスピードも上
がりカラダも運べるようになりました。
特に最後のトレーニング
●斜め前へのステップから基本姿勢、
さらにステップでシュートコースに「面」で入る
では、マーカー間のステップに意識が集中すると、基本姿勢からボールへの
アプローチのステップが不器用になります。
マーカー間のステップがリラックスして行えるようになると、力が抜けた形で
基本姿勢がとれるようになり、ボールへのアプローチのステップが素早く、
合理的に行えるようになりました。(^0^)
今回のトレーニングでは、最終的に
「基本姿勢の確認」
「プレーの方向=一歩目の踏み切り足の動き」
にコーチングの焦点を置きました。
このようなコーディネーショントレーニングを含むGKトレーニングはフィ
ジカル的な要素も含むトレーニングになり、ゲーム前のウォーミングアップ
に取り入れていくといいですね。d(^-^)
さて、いよいよ明日入院、明後日手術になります。
退院まで、コメント・メッセージへのお返事ができなくなります。
少し遅れますが、必ずお返事はいたしますので、しばらくお待ちください
ね。(^O^)W
基本の見直し
JFAの指導者コミュニュティー
で昨年のGKキャンプの模様が動画として
取り上げられていました。
東日本・西日本という高いレベルでセレクトされた
U15・U18GKだと思いますが、
このレベルであってもコーディネーション(ステップ)・基本姿勢に修正点
がみられますよね。
高いレベルで「プラスα」を学ぶはずの会場で、U12に終わっておくべき
「基本姿勢」のような基本が、「確認」ではなく、僕がみてもわかるような
レベルでの「修正」がされているという現実。
5分足らずの映像ですが、
「基本の確認作業をGKキャンプでやってるようでは・・・
もっとチームで育成してもらわないと」
というGKプロジェクトからのメッセージがあるように思います。(ーー;
AGKでも、もっともっと基本技術の確認が必要ですね。
今までは、映像を編集してDVDで手渡し、GK自身に確認してもらって
いましたが、これでは、本人の修正への動機付けにはイマイチですね。
座学の時間を設けて、編集した映像でディスカッションしていく方法に
トライしたいと思います。
手術が終わったら、基本姿勢とキャッチングの映像を撮りたいと思います。