AGK~アンダーハンドキャッチ
昨夜のAGK 参加GK U15:5名 U12:8名
有吉先生@岡山県トレセン、大学生@AGKOBをお迎えしました。
テーマ:アンダーハンドキャッチ
トピック:グラウンダーボールを足を運んでキャッチング
●キーファクター
・基本姿勢
・シュートコースにカラダを運ぶ(コースに対して面で入る)
・適切なステッピングと両膝の使い方
プレー方向へ踏み出す最初の一歩の足
・安全確実なキャッチング(両手・両腕の使い方)
~ウォーミングアップ~
GKからマーカーの左右へグラウンダーボールを配球
キッカーは左右の足を使い分けて、GKの正面へキック
キック終了後は、ステッピング~基本姿勢のコーディネーション
●キーファクター
・基本姿勢
・構えるタイミング
・一度でつかむキャッチング
・ポジショニング
・コーディネーションでは重心を崩さないステッピング
・状況を判断した左右のキック
~ステップからグラウンダーボールを
アンダーハンドキャッチ~
1:GKはスタートする直前に左右ボレーキックで配球役へパス
2:ステッピングは2種類(左足から始まる、右足から始まる)
3:配球役は基本姿勢がとれたことを確認して、左右どちらかのマーカーに
向かってグラウンダーボールをインサイドキックで配球
4:GKはマーカーより前で足を運んでキャッチング
※ローリングダウン・ダイビングは可能な限り使わない
●キーファクター
・配球役への確実なボレーキック
・ステッピングは重心を意識(カラダの中心に重心がある)
※チンチンが左右に揺れて太腿内側に当たらないようなステッピング
を意識
(高畠導宏先生がプロ野球バッターに行った助言です)
・自分の基本姿勢の追究
・ステッピングの順序(どちらの足を踏み出す一歩にするか)
・シュートコースにカラダを運ぶ
※シュートコースに「面」で入ることを意識
ボール、配球役にヘソを向けてみよう
★シュートコースにカラダを運ぶの留意点
U15でもよく起こる現象です。
ステッピングを使ってシュートコースに足を運べているように見えても
実際は「面」で入れていないため、ボールを後逸したり、ハンブルした
りします。
×足を運んでいるが、
シュートコースに面で入れていない
●足を運んで、シュートコースに面で入る
なかなかうまくカラダが運べない時は
ヘソを配球役に向ける
意識をもつようにすると感覚が理解できると思います。
~基本姿勢→踏み出す足に
修正がある場合のオーガナイズ~
コーチがGKから見て右側にボールを投げ上げた場合
GKは右足を最初の一歩にして
地面にバウンドしてくるボールをできるだけ低い位置でアンダーハンド
キャッチを使ってキャッチする。
●キーファクター
・構えるタイミングと基本姿勢
・踏み出す一歩のタイミングと踏み出す足の選択
・できるだけ低い位置でボールをとらえる
・カラダの中心でボールをキャッチ
※トレーニング当初、右足を踏み出した場合、左胸前でキャッチする
ケースが多いですが、これはボールの落下点にカラダの中心を運べて
いないから
・アンダーハンドキャッチでボールを抱える
※オーガナイズ当初は、跳ね返ってくるボールを上または横から抱える
ケースが多くみられる。
アンダーハンドでボールを抱えるための踏み込む足、踏み込むタイミ
ング、手の出し方など自分で考えてみよう
グラウンダーシュートのアンダーハンドキャッチは、プロでもハンブルから
の失点が多いのではないでしょうか?
・上半身・下半身・膝・足首の柔軟性
・素早いステップでコースにカラダを運ぶ
・手・腕の使い方
などキャッチングミスが起こった際は様々な原因が考えられると思います。
GK自身が一球一球、頭を整理して、ポイントを確認しながらキャッチング
に臨むことが大切ですね。
~3vs3(2+GKvs2+GK)
FPとの関わりの中でGKとして必要なことを感じよう
●キーファクター
・FPとの関わり(声による指示)
・FPとしてのGKの技術
・前後左右のポジション
▲修正点
・GKからFPへの積極的なコミュニケーション
※守備時のコミュニケーションはできるが、攻撃時のコミュニケーシ
ョンが無くなる
・攻撃への参加意識
※FPへの配球と同時にポゼッション(ボール支配)に加わる
・攻撃参加時のポジショニング(常に自ゴールを意識)
※攻撃参加でGKがワイドに開いてしまうとボールを奪われた後に
対応できない
・GKからの配球
※キャッチからすぐに配球するのか、6秒の時間を有効に使うのか
FPのパスの要求に対して、要求したFPの状況を判断しないで
慌てて配球するケースが目立つ。
GK自身が安全、確実な配球をするための確かな判断・選択が必要
オーガナイズ終了後、中学生GKには参加GK達に向かって
「できた点」「修正点」
を一言づつ述べてもらっています。
・短い時間で
・自分の考えをまとめ
・言葉を選んで
・多くの人に伝える
これらの作業もGKとしてのコミュニケーションスキルを磨くことになり
ますよね。
無意識の内に、思考し表現できるようになればGKとしてのクオリティー
が上がります。
Good Player Should be GOOD HUMAN!(^0^)
甲子園への遺言
お見舞い、御心配をいただいた皆様、
本当にありがとうございました。m(..)m
昨日、足首に埋まっていたスクリューを抜いてきました。
執刀された先生に「記念に」といただきました。(^0^)
15日退院予定でしたが
「どこにいても痛いのには変わりないので・・・」
とお願いして、本日退院してきました。(^0^)
さすがに4週間体重をかけなかった脚は、自分の意思とは違う動きをしてし
まいますね。(T_T)
リハビリも勉強と思って、取り組んでいきます。(^0^)
前回同様、入院中は以前から興味があった本を読みました。
「甲子園への遺言
~伝説の打撃コーチ 高畠導宏の生涯」
著:門田隆将氏
甲子園での全国制覇を夢みて、プロ野球コーチから高校教師に転向された
高畠導宏先生のコーチ生涯のドキュメンタリー
「聖域」にまで達せられた指導者:高畠先生の生き様を野球界のみならず
「遺言」として著された門田氏の感性に感謝です。
「指導者」がさきか「人間力」がさきか・・・
「選手」がさきか「人間力」がさきか・・・
「指導者」「選手」に関わらず、夢をもって熱く生きる事、
それが果てしなく深い魅力をもった
「人間力」につながることを教えてくれます。
夢をみる者同志に格差などなく、ましてや指導者と選手の壁などない。
お互いに認め合い、信じ合い、頼り合って、夢に向かう・・・
指導者だけでなく、親である方の心にもとどめたい文学ですね。
手術
ようやく足首を固定しているスクリュー(ボルト)を抜くことになりま
した。(^0^)
本日午後から入院、明日手術、退院は15日になります。
しばらくいただいたメッセージ、コメントへのお返事ができなくなります
が、退院しましたら必ずお返事します。m(..)m
ほれでは(^0^)/
GKとFPの関わり
昨夜はAGKでのオーガナイズの検証を兼ねて、U15GKトレ
まずはウォーミングアップ!
1:GKからマーカーの左右へ
アンダースローでグラウンダーボールを配球
2:キッカー役のGK左右の脚を使い分けて
GKの正面へダイレクトキック
●GKキーファクター
・自分の基本姿勢の追究
1:止まって構えるタイミング
2:手の位置(手の位置が低いGKが目立ちましたね)
3:前後左右に足が運べる重心
・一度でつかむキャッチング
・足を運んで、カラダの正面でつかむキャッチング
●キッカー役GKのキーファクター
・状況にあわせた左右のキック
非利き足のウィークポイントに気づこう!
テーマ:GKとDFの関わり
続いて、FP:3名をお借りして、GK:3名と3vs3
GK:3名は失点ごとにローテーションしていき、
FP、GKの両方を経験します。
トピック:3vs3(2+GKvs2+GK)
●ルール
・ゴールイン時、3名全員がハーフラインを越えている事
・コーナーキック、ゴールキックあり
・ボールがタッチラインを割った場合、ゴールインした場合、
コーチからの配球でスタート
●キーファクター
・守備時、攻撃時のGKからの指示
・攻撃時、自ゴールを意識したGKの参加
・正確な配球(キャッチからの配球、バックパスからのキック)
・ボール保持時間(6秒)の有効活用
・GKも積極的にシュート!
●コーチング(◎Good! ▼:修正)
◎守備時にボールへいくDFへの指示ができるようになってます(^0^)
→ボールへのDFだけでなく、周囲のDFへの指示にもトライ!
◎100人の観衆を意識した声が出るようになりました
→5万人の観衆を意識した声にステップアップ!(^0^)
◎1vs1に対して、積極的にボールを奪取に行けた!
→GKが行くべきか、DFに行かせるべきかの判断へステップアップ!
▼攻撃時、自ゴールを意識しないGKのポジションどり→修正OK!
▼攻撃から守備への切り替えが早い状況でチームメイトへの指示ができなく
なる→日常から考えたことを言葉で表現できるように意識しよう!d(^-^)
▼バックパスを受ける1stタッチに次への意図がない
→まずは、足元のボールコントロールの向上を目指そう!
●3vs3~GKのありがちなポジションミス
攻撃だけに集中してしまうと、GKがワイドのポジションをとってしまう。
このケースで、相手にボールを奪われてしまうと、GKはシュートストップ
できない。
「もし、相手にボールを奪われたら・・・」に気配り
ができていれば攻撃時のポジショニングは考えられるはず
3vs3という状況で、さまざまな現象が現れますね。
「GKとDFとの関わりあい」をテーマにしてみて、
やはりコミュニケーションスキルに多くの問題がありますね。
特に「攻撃→守備」になった時、
GK自身が準備できていない状況が多く
あわててDFに指示をしてしまいます。
この場合の「DFへの指示」が
「そりゃぁ無理だよ!」
とDFが感じてしまうようなケースが多いですね。(^^;
トレーニング以外の日常でも
「思考から表現へのスピード」を上げていく
ことが必要じゃないでしょうか・・・
「脳の回転スピード」がGKには必要ですよね。(^0^)
GKの歴史差
先日発売されたサッカークリニック2007/5に
Jリーグ育成・下部組織指導者研修会GKコース
の模様がリポートされていました。
オランダ人GKコーチ:フランス・フック氏による
「GKとFPの関わり」
に重点を置かれたオーガナイズ。
チームトレーニングの中で「シュートストッパー化」してしまいがちなGK
を「GK=FPのひとり」として考えている点が特徴のオーガナイズ。
ウォーミングアップからグループトレーニングに至るまで、すべてが
「GKとFPの関わり」の中で行われているんですね。
オランダ代表GKはワールドレベルで足元の技術が高いのが特徴ですが、
この記事だけでも、オランダサッカー文化の中で培われたGKに対する
「哲学」というか「歴史の深さ」を感じます。
とても勉強になりました。
さて、この記事の中で内容とは関係ない部分で気になる点がいろいろと
ありました。
そのひとつ
1対1+DFのトレーニング
①C(コーチ)からOFに配球
②配球と同時にDFが移動
③OFに対してGK&DFで対応
このトレーニングの中、失点が多いGKに対してフック氏が
「GKは前後のスペースを意識しながら前へ出るべきだ。
ならば、どこまで出るべきか・・・
チップキックによるシュートもある。
DFを行かせるのか?GKが行くのか?」
とコーチングしています。
このコメントの後に
GKがDFに「行け」と指示
を出したところで、ストップをかけています。
そこで、フック氏とDFとGKの会話
フック氏:(DFに対して)「ボールに行けましたか?」
DF:「いいえ、行けませんでした」
GK:「チップキックシュートの可能性があったので自分は行けないと
判断した」
フック氏:「チップキックを撃たれたら、バックステップを使って捕りに
行けばいい」
この後「フック氏とGKの間に緊張感が走った」
と記事には書かれています。
記事だけを読むと「矛盾」があります。
フック氏は
「チップキックもあるから、前後のスペースを意識して」
とコーチングした後
「チップキックを撃たれるかも」を判断してステイしたGKの判断を問題視
しています。
そりゃあ、GKとしては不満になります。(^^;
でも、もしかしたらフック氏は
「このGKなら、十分チップキックに対応できる能力がある」
と思っていた(言っていたけど通訳が訳さなかった)かもしれません。
フック氏とこのGKがこの場をお互いにどのように納得したのかは現場にい
なかった僕には解りませんが、コーチとプレイヤーとのコミュニュケーション
の大切さを改めて深く考えた記事でした。
この1vs1はDFの位置が変えて行われていきます。
DFのスタート位置が変わることで、DFとGKの関わり方が変化してき
ます。
ここで、ふと気がつきました。
このオーガナイズは昨年12月、千葉で行われたGKリフレッシュ講習の中
のコーチング実践テストで佐藤先生@横浜マリノスが行ったモノ
によく似て
います。
また、リフレッシュ講習の中でGKプロジェクト側から提示された様々な
ゲーム形式のオーガナイズ
は
「GKとFPの関わり」
に重点を置かれていたモノでした。
フック氏の提唱する「GKとFPの関わり」は、日本の一部の高いレベル
ではすでに行われていると思います。
考えるべきは、ヨーロッパ各国と日本のGK育成の「哲学・歴史」差のような
気がします。
GKコーチライセンスの有無に関わらず、
誰でも参加できる「GKコーチング講習会」
のような場が日本にはたくさん必要じゃないかなと思います。
想えば、僕が初めてGKを学んだのもライセンスに関係のない福岡市で開か
れた澤村公康先生(現川崎フロンターレ育成)の講習でした。
GKというポジションの難しさを「全身筋肉痛」から学びましたから(^^;