AGK ダイビングキャッチ
5月15日(火)AGK、テーマはダイビングキャッチ
当日現場飛び入りで、高校1年生GK:K君が参加してくれました。(^0^)
初対面でしたが、とても素直で真面目、オープンマインドなGKですぐに良
いコミュニケーションがとれました。(^0^)
僕はどの現場でもGKに恵まれます。(^0^)
中学生時代は県トレセンGKだったということで、小・中学生GKのための
デモンストレーターをお願いして、僕と二人でウォーミングアップ。
今回のテーマ:ダイビングキャッチに関わる基本技術(キャチング・ステッ
ピング・ローリングダウン)を観せていただきました。
U12とのトレーニングの中でも、修正ポイントに笑顔で応えて、待ってい
る間に試行錯誤する彼はホント素晴らしい。
いつでも、どこでも、誰とでもベストを尽くせる見本になってくれました。
K君のおかげで、小・中学生GKはいつもより集中できたんじゃないか
な(^0^)
いいサイズ(184cm)とステキなハートがあるGKなので、GKコーチが付
いて毎日トレーニングできる環境があれば、ビッグなGKになれるなぁ・・
可能性を感じさせるGKなので、素晴らしいGKコーチとの出逢いさえあれ
ばと思います。(^0^)
さて、今回のテーマ
ダイビングキャッチ
のオーガナイズ
オーガナイズ1
ボールに目線をあわせるキャッチング&ローリングダウン
●キーファクター
・基本姿勢
★オーバーハンドの場合は
ボールの高さに目線を合わせて、両手の間からボールを見るようにキャッチ
★アンダーハンドの場合は
ボールの高さに目線を合わせて、両手小指を合わせた中心をボールの中心に
迎えに行くようにキャッチ。
★グラウンダーの場合は
ボールコースにヘソを向けるようにステップを行い、両手小指を合わせた
中心をボールの中心に迎えにいくようにキャッチ。
オーガナイズ2(動くボールへのダイビング)
バウンドボールへのダイビング
コーチが投げ上げたボールが地面に一度バウンドするのを待ち
再び地面に落ちる前にダイビングキャッチ
ここで、
放物線状にボールにアプローチするダイビング
が多発!(^^;
そこで
オーガナイズ3
グラウンダーボールへのダイビング
地面を転がるボールに対して「ボールの高さに目線を合わせる」というのは
実際は無茶&無理な話です。(^^;
でも、「ボールの高さに目線を合わせる」という「意識」を持つようになると
意外と放物線状のダイビングが修正されてきます。
基本姿勢から一歩踏み出した姿勢が、そのまま「目線を合わせる」動作に
連動するため、地面を這うようなカラダの出し方ができるようになるんじゃ
ないのかなぁ・・
悩む高校生
「俺達はもっとウマクなれる!もっと強くなれる!
なのに指導者は・・・」
ちょっと悩みがある高校生からメッセージをいただきました。
少しお話がズレますね。(^^;
僕はサッカーに関わって、日本中いろいろな場所で多くの出逢いがありま
した。
すばらしい指導者にお逢いするたびに
「こういう指導者の下へ自分が関わる選手をおくれたら・・・」
とよく思います。
選手としてだけでなく、人として成長できる場所
それは優れた指導者の下にあると僕は思います。
日本は広い。
その広い日本の中には、世界をみている指導者もいます。
W杯で優勝した国であっても、次の世界を目指していますよね。
夢に向かう指導者には情熱があります。
僕自身、そういう方に出逢うと
「アァ!このままじゃイカン!変わらなきゃ!」
と思います。
「情けないくらい、悔しいくらい自分がミジメになる」という出逢いは
必ず自分を変えてくれます。
だから、ズッと夢に向かって進んでいる情熱をもった素晴らしい指導者に
子供達が出逢うことは自分の人生を大きく変えることにつながると僕は思
います。
田舎町で中・高校生をみていて感じるのは
世の中の広さ、深さを知ろうとしないこと。
日常生活圏内だけで、自分の価値観や出逢いが終わってしまっている(終え
ようとしている)ように僕は感じます。
田舎トレセンや県トレセンで自分のキャリアに満足してしまう子供達がなん
と多いことか・・・
外の世界を知って、自分の未熟さ、くだらなさを知るのが恐いのかな?
「俺はくだらないし、バカだし、なんにも知らねぇし・・・
だから、知るために出かける!勉強する!」
僕はこんなフウに考えて出かけて行ってます。(^0^)
僕は自分が出逢った素晴らしい指導者の話をおとぎ話のように子供達に話し
続けています。
僕の話を信じて、一歩外へ踏み出そうとする中学生・高校生も少しづつです
が現れてくるようになりました。
その子達が、大人になって、また僕のように田舎町で自分の素晴らしい出逢
いを語ってくれることを願っています。
そうやって外の世界を伝える人がネズミ算式に増えていけば、子供達はい
つも素直に真面目に夢に向かって進んでいくと僕は思っています。
メッセージをくれた高校生の皆さん。
「俺達は強くなれるのに、監督さんは・・・」
グッとまとめる指導者がいない、選手自身でチームを作るのは大変だと思い
ます。
でも、別の視点を持てば、この経験はなかなか得られるものではないです。
今の監督さんに出逢えたことは選手としてだけでなく指導者として成長する
チャンスですよね。(^0^)
選手間の衝突もあるだろうし、思いどおりにまとまらないこともあります。
「自分達のサッカーは成長しているんだろうか」と不安になることもあると
思います。
でも、苦しい時、つらい時は前進している時だと思えば、やり貫けると僕は
思いますよ。
今できることを素直に真面目に精一杯やってみることが大切じゃないですか
ねぇ。(^0^)
次に出逢う指導者が、あなた達の人生を変える指導者であることを願って
います。(^O^)W
ダイビングを修正
U15のダイビングキャッチのオーガナイズ。
なかなか合理的なフォームを作れないでいます。
僕のコーチとして力の無さですね。(ーー;
もっともっと創意工夫をしなければ・・・
ダイビングキャッチに限らず、若年層のGKコーチとして大切なのは、まず、
「合理的な正しいフォームを身につけてもらう」
ということじゃないかと僕は思っています。
ダイビングやローリングダウンで修正現象が起こりやすいのが
「着地」
着地の未熟なGKが固い土のグランドでのローリングダウンやダイビング
を行うと
「痛み→着地への恐怖→フォームの崩れ」
となります。
例えば、
両方の手を伸ばしてダイビングできるGKと
片手だけを伸ばしてダイビングするGK
両手を伸ばしてダイビングできるGKは、地面に近い方の手、地面から遠い
方の手、両方を使ってボールコースをきることができます。
片手だけを伸ばすGKは、伸びていない手が無意識の内に、地面への衝撃を
やわらげるために使われているケースが多い。
片手だけを伸ばす場合、両手で届かないのでカラダの長い線を使ってボール
コースに片手を伸ばすというように考えると合理的になると思います。
(図の場合、左手を左太腿側に伸ばして、右手をさらに伸ばす)
ダイビング時に両方の手を使うか、片方の手を使うかを選択できるGKにな
るためには、まず、着地のために片方の手を使わないフォームを身につける
必要があると思います。
U12・U15で「合理的なフォームを身につける」ことは、高校以降に
必ず活きてくると、さまざまなGKを見ていて感じます。
すべては、
夢を追えるGKになるために!
ですよね。(^0^)
話を戻して、
ダイビング・ローリングダウンでボールから着地してしまうケース
今回のU15はできるだけグランド状態のよい芝生の上でトレーニングをし
ましたが、それでもボールから着地してしまうケースが多く観られました。
実は僕もつま恋でのトレーニングで武田先生@東急レイエスから同様の指摘
を受けていました。
その時、武田先生からアドバイスいただいたのが
「ボールの高さに目線を合わせる
(両手の間からボールを見る)」
ということでした。
ボールの高さに目線を合わせて、両手の間からボールを見るようになると
自然にシュートコースに対して「大きな面」を作って入れるようになります。
ダイビングの着地は「上腕から肩」の「広い面」を使えば、着地の衝撃を緩
和をすることができます。
ダイビング・ローリングダウンの修正のために、再度、
基本姿勢からのキャッチング
にフォーカスしてトレーニング。
オーバーハンドの場合は
ボールの高さに目線を合わせて、両手の間からボールを見るようにキャッチ
アンダーハンドの場合は
ボールの高さに目線を合わせて、両手小指を合わせた中心をボールの中心に
迎えに行くようにキャッチ。
グラウンダーの場合は
ボールコースにヘソを向けるようにステップを行い、両手小指を合わせた
中心をボールの中心に迎えにいくようにキャッチ。
その後、横座のローリングダウン、中腰のローリングダウンで着地を確認。
ダイビング
次回のAGKのテーマは
ダイビング
この連休はオーガナイズの検証を兼ねてU15GKトレ
●ダイビングの目的
ポジション修正し、ステッピングを用いてボールのコースにカラダを運ぶが
それでもボールのコースにカラダを運べない場合に用いる技術
今回は
ダイビングキャッチ
をテーマにして行いました。
●キーファクター
・プレーの方向(斜め前)
・踏み切り足で地面を蹴る
・安全な着地
・確実なキャッチング
オーガナイズ1
静止球へのダイビング(ダイビングのフォームづくり)
●キーファクター
ダイビングのキーファクターに加えて
・手の出発点とボールまでの手の軌道
遮断機(鉄道)のように、腕を「上から落とす」のではなくて、
踏み切り足側の手小指側面が地面スレスレを這うように手を伸ばして
行く
Ex)右足で踏み切る場合
右手小指側面が地面を這うようにボールに伸びて行き、右手がシュート
コースを遮る
左手は、ボールを地面とサンドする形
左手・右手・地面の3点でボールを抑える
●発展
コーチが持ったボールにダイビングキャッチ
オーガナイズ2(動くボールへのダイビング)
バウンドボールへのダイビング
コーチが投げ上げたボールが地面に一度バウンドするのを待ち
再び地面に落ちる前にダイビングキャッチ
●発展
・ボールがバウンドして、落ちてくるタイミングでキャッチ
・ボールがバウンドして、上がるタイミングでキャッチ
・ボールがバウンドする前にキャッチ
バウンドするボールを空中のどの位置でダイビングキャッチするかに、
とまどいが観られましたね。
一番容易なのが、
「バウンドする前にダイビングキャッチ」
一番難しいのが、
「バウンドして上がるタイミングでダイビングキャッチ」
なんですね。
「バウンドして落ちてくるタイミングでダイビングキャッチ」は踏み切りの
タイミングがハイボール処理へのタイミングに近いので、
「ためる(ジャンプのタイミングを見計らう)」
ことが大切になります。
難易度が上がりますが、
ループシュートに下がりながら
ダイビング&ディフレクティング
にチャレンジしてみました。
GKの右側にループシュートの場合
クロスステップで下がりながら→右足で踏み切り→左手でディフレクト
→ゴールバーを越えてゴール裏へはじく
右足で踏み切り、左手を伸ばすことで、カラダの最も「長い線」を使うこと
ができるわけですが、これが難しい!!
通常、右利き手の人は、左足で踏み切り→右手でディフレクト
が容易ですが、この逆は難しい!!
僕もつま恋で沖田先生@東京ヴェルディに指導していただいたのですが
当時はジェンジェンできませんでした。(ーー;
今も、左足踏切はなんとかできますが、右足踏切はヤバイくらい危険な
ディフレクトになってしまいます。(^^;
ペンデルボールを棒の先につけて、ゴールバー近くにぶら下げて
何度もステップ→踏み切り→ディフレクト
をやってますが、なかなか動作が身につきません。
習得しやすいオーガナイズがないものか・・・考え中です。(*^^*ゞ
DFの思いを感じる
U15のトレーニングマッチ。
DFとGKとの連携が問われるケースが多くありました。
以上のケースの場合、ボールをカラダでブロックしながら自ゴールに戻る
DFは必ず
「キーパー、出て来てくれ!」
と思うはず。
チームにとってのベストは
DFが「キーパー出てくれ!」と思うタイミングで
GKがアクションを起こすことじゃないでしょうか。
Jリーグでも、このタイミングを逸することで失点した場面が昨日のゲーム
でありました。
この「DFの思うタイミング」を学ぶには、「ゴール前でのGKトレ」ばか
りでは不足ですね。
DFのプレー中のハートに気づくためには、DFを経験することが大切だと
思います。
トップや中盤を経験することも必要だとは思いますが、高校へつなげるGK
育成を考えると優先順位としてDFを経験すべきですね。
そうすれば、チームにボールがある時、ない時のポジショニングももっと考
えられるGKになれるんじゃないでしょうか。
絶妙のタイミングでDFの窮地を救うGKは、それだけでストロングポイン
トですね。
フランス代表バルデスGKは非常に守備範囲の広いGKで、ペナルティーエ
リアの外へ出て行ってタッチライン際でスライディングタックルでクリアす
ることもよくあります。
DFラインを上げて、コンパクトフィールドで行う近代サッカーではGKの
FP(特にDF)としての能力が必要になりますね。
二年前の高校選手権:神奈川県代表:麻布大淵野辺高のGKのFP能力は
ホント素晴らしかったです。
日本にもこんなに素晴らしい足元の技術をもったGKが育成年代で出てきて
いるんだなぁと感動しました。
これからはGK達をディフェンダーとしてどんどんゲームに参加してもらう
ことにします。(^0^)
