ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい -77ページ目

AGK ステッピング

今週火曜日のAGK テーマは
ステッピング~状況にあわせた足の運び

さまざまな状況でのステッピングがありますが、今回は以下の2点について
意識をもってもらうようにオーガナイズしました。

①シュートを撃たれる前にシュートコースに移動するステッピング
②シュートを撃たれた後のシュートストップするためのステッピング

●ウォーミングアップ
1:サイドステップを使って

ウォーミングアップ サイドステップ

  GKはコーンからコーンまでサイドステップ
  コーチ役はプレースしたボールをGKの正面にキック
  各GK、8本のキャッチングで交代
 ◆キーファクター
  ・できるかぎり両足を地面につけて移動する
  ・足幅は基本姿勢の時の幅を保つ
  ・ボールに正対する

2:クロスステップを使って


ウォーミングアップ クロスステップ

  GKはアングルプレーを意識してクロスステップで素早く移動
  コーチ役はプレースしたボールをキック
   ・GKが基本姿勢になるのを待ってキック
   ・GKが移動中にキック
 ◆キーファクター
  ・シュートコースに素早く移動する
  ・シュートコースに移動が完了する前にシュートを撃たれたら?
   ストップ→基本姿勢をスピードのあるステップの中で行う
  ・移動中もキッカー役を注視する

ウォーミングアップでは
シュートを撃たれる前にシュートコースに移動するステッピング
に重点をおきました。
ステッピングの最も基本的なところだと思います。

クロスステップではスピードを要求。
その中で、シュートコースに足を運ぶ以前にシュートを撃たれるケースを
つくることで、ポジショニングが間に合わない場合の、
ステップ→ストップ→基本姿勢
を学んでもらいました。

●オーガナイズ1
 シュートを撃たれた後のシュートストップのためのステッピング

シュート後のステッピング

 ◆ルール
 ・GKはゴールライン上からスタート
 ・キッカー役の状態をみて、前に移動してもよい
 ・キッカー役はゴールから8~11m離れた場所から非利き手でアンダー
  スロー
でゴールを狙う(上下左右どこを狙っても良い)
 ・8本連続で行い、GK側の失点の少なさを競う
 ◆発展
 ・キッカー役はゴールから11~16m離れた場所から非利き足でキック
 ・5本連続で行い、GK側の失点の少なさを競う
           (同点の場合はサドンデス)
 ◆キーファクター
  ・いつでもステップできる基本姿勢
  ・キッカーの状態を観察した
    前後のポジショニング&前後のステッピング

オーガナイズ1は
ゲーム的要素があり、盛り上がりました。
非利き手・非利き足を使うことで、ウィークポイントの改善も組み込み
ました。
最初に構えた位置から、シュートストップを行うために足を運ぶには
基本姿勢からの動き出しのスピード(反応)が要求されます。
前に移動し過ぎると、ループを狙われますが、ループを狙われてもステップ
で戻れる「前後のポジショニング」も大切。
後方へのステップスピードが速ければ、高い位置でのポジショニングが可能
になることを学んでもらいました。
また、「どこにでも動き出せるステッピング」を行うために
基本姿勢が重要
であることも理解できたと思います。

●オーガナイズ2
 4+GKvs4+GK

4vs4~ステッピング

 ◆ルール
 ・コーチのボールからスタート
 ・コーチはタッチライン外に位置するフリーマン
 ・コーチはインプレー前、タッチラインと並行に立つ。
 ・コーチがボールにワンタッチし、ボールが転がった方向が攻撃方向
 ・コーチのツータッチ目(キック)からスタート
 ・ゲーム中、コーチはフリーマン
  ワンタッチ目でエリア内へ侵入 ツータッチ目はキック
 ・アウトオブボールはすべてコーチ側からスタート

 ◆キーファクター
 ・適切なステッピング
 ・アングルプレー
 ・止まって、構えるタイミング

オーガナイズ2は
コーチのキックがオーガナイズの目的達成を左右します。
クロスへの対応のトレーニングではないので、GKが出られない場所にクロ
スを上げて、シュートコースに足を運ばせることが重要になります。
当日の早朝、両脚クロスのトレーニングをしてから夜のAGKに備えまし
た。(^^;

①は直接シュート
②はゴール前へのクロス
③は遠いポスト前へのクロス

修正の現象が最も多かったのが
③にクロスが入った場合。
5年生GKのヘディングが鮮やかに何度も決まりました。

コーチからのクロスに対して、GKがボールウォッチャーになりステップが
遅れてゴールイン。

クロスに対して、GK自身がブレイクに行けないと判断したなら、DFに
「クリア!」の声をかけ、同時に素早く次へのポジションを意識し、ステッ
ピングし、シュートストップの準備をすべきじゃないでしょうか?!

ペナルティエリア内へのクロスに対して、GKが一瞬でもボールウォッチャ
ーになると、失点の確率は高く
なります。

2006W杯、イタリア代表:ブフォンGKのステッピングをサンプルに上げて
この日のGK達には説明しました。
ブフォンGKは、クロスが蹴られた瞬間に自分がブレイクに行かない場合の
切り替えのスピード(頭もカラダも)が、もの凄く速い!

アングルプレーで構えていて、クロスが上がった瞬間、
「いかない!」
と決めたら、後方へ飛ぶ様にワンステップでゴールライン上に戻ります。
この後方へ戻るステップの速さは、同大会で他国GKにはみられない技術で
した。

もうひとつ、難しい現象。
コーチから③にクロスが蹴られた瞬間、GKは「ブレイクに行かない!」と
決めてステッピング・・・ここまではよかった。
ところが、ヘディングのうまい5年生GKが、
ヘディングで逆サイドへループシュート!

このケースの場合、GK自身のテクニックというより、クロスを迎え撃つ
GKとDFとの連携
が大切になると思います。
U12・U15では、頭上のシュートはウィークポイント。
シュートする相手に対してクリアのDFは行かしている。
この点はナイスジャッジ!
残るは、頭上を抜かれた場合の逆サイド側のDFのカバーリング。

2006W杯のドイツ代表はこの点が徹底されていました。
(DFとGKが見合ってしまった失点がありましたが・・・)

ペナルティエリア内への、角度のないところからのクロスに対しては
ステッピング&視野の確保&ブレイクかシュートストップかの複合した
判断・技術が必要になります。

ボールウォッチャーにならず、足を運ぶ・・・
わかっていても、ゲームに集中してしまうとなかなかできないことです。

あるGKからの質問

あるGKからE-Mailで質問をいただきました。(^0^)
 ※内容から個人を特定できないように要点のみアップしてます

多くの方からアドバイスいただければ彼の改善のきっかけになると思いま
す。

このブログのコメント機能を使ってアドバイスいただければと思いますが、

実際、ブログのコメント機能は使いにくいので、御面倒な場合は僕宛のお電
話、E-Mailで御連絡いただいても結構です。m(..)m

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◆質問
ダイビング後、ももの右側が内出血するくらい地面に強く打ちつけてしまい
ます。
また、ブレイクアウェイの時もひじとももに擦り傷ができます。
どうすればケガをしないでプレーできるでしょうか?
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実際にプレーを観るのが一番早いですが、相談できるGKコーチがいない
んでしょうね。
残念なことです。(ーー;


僕がGKコーチを始めた頃、GKのプレーを学ぶために自分もトレーニング
したワケですが、やはり彼と同じようなことがありました。
もっとヒドかったと思います。(^^;

ダイビング=飛べばいい

みたいな感じで、空中姿勢からどんなフウに着地すればいいかが全く判り
ませんでした。(T_T)
GKトレをする度に、一週間は全身痛でした。(^^;

彼の場合、かなり強く打撲しているようなので腰より上のボールに対して
ダイビングを試みた場合に起こる現象
ではないかと推測します。

腰から上のボールにダイビングする場合の空中姿勢は、脚部は頭より下方
(地面に近い側)にあると思います。
さまざまなGKのダイビング映像を観ると、この場合の着地は
足甲アウトサイド&膝下外側(ムコウズネ外側)
               で、着地の衝撃をある程度吸収し、
その後、太腿→腰→上腕&肩部という着地の順番

                         が多いようです。

下腿を使った着地

柔道の受身は、投げられて畳に着地する瞬間に、
腕の広い面を着地させて衝撃を和らげますが、
GKの場合は同じように
下腿から足部(アウトサイドから甲)にかけての広い面を着地
させて衝撃を和らげているようです。

僕もトレーニングをを始めた頃は、この「下腿を使った受け身的着地」
を意識していましたが、今では無意識に着地してます。
着地の際に、「全身の力がほどよく抜けて」着地している感覚があります。
ライナー性のパスをボールコントロールする時、カラダの力を抜きますが、
感覚的には同じ状態かな。
地面の衝撃をカラダの力を抜くことで吸収しています。(^0^)
感覚を伝えるのは難しいですね。(ーー;

当初は「下腿から甲での着地」を意識していて、トレーニングを重ねる内に
自分なりの着地が身につくと思います。

記述内容からすると、クレーグランドでのトレーニングのようですね。
できれば、芝、なければ砂場等でフォーム作りをしてからの方がよいと思い
ますが、GKコーチがいなければ、なかなか実現しないですね。(ーー;
ちなみに、AGKは野球場外野の芝を使わせていただいてます。(^0^)

次にブレイクアウェイ時の肘、腿のスリ傷。

グラウンダーのスルーパスやドリブルに対して、ダイビングを使ってブレイ
クアウェイする場合を質問されているんだと思いますが、いいでしょうか?

グラウンダーボールをブレイクする時は、GKもかなりのスピードが出てい
ると思います。
基本は、「遮断機のように上から落ちる」のではなく「地面を這うように手
腕を出す」
ということになりますよね。
これを忠実に実行すると、地面とカラダの摩擦は避けられませんよね。
摩擦があれば、当然スリ傷は起こります。
そこで身を守る装具が必要になると思います。

ヒジパッドや膝パッド、またはそれに準ずるプロテクターは使用されていま
すか?
傷・ケガが気になると、フォームを崩す原因になりませんか?
GKとしてのカラダの準備は100%完璧でしょうか?

AGKには8歳のGKが来ています。
暑い季節でも、彼のGKとしてのカラダの準備は100%です。(^0^)

僕はGK達に、カラダ・心・声の準備を100%の求めています。

求められている答えになっているのかなぁ・・・
テキストベースだとなかなか難しいですね。(^^;
せめて映像があれば、映像でお答えできるんですが・・・

今週はOFF

今朝、所属クラブのU15GKを大分県中津江村で開催される
GKクリニックにおくり出しました。(^0^)

今朝は午前4時起き!(^^;

僕が若い頃働かせていただいていたクラブ連盟のおかげです。


80名のGKたち、優れた先生方の下で、GKとして、人として、

心が変わるきっかけをつかんで欲しいと願っています。(^0^)



僕のGKコーチとしての活動は今週いっぱいOFFになります。

来週のAGKにむけて、ゆっくりとオーガナイズを考えます。(^0^)

次回のテーマは
 「状況にあわせたステッピング」

ステッピングをテーマにするとアングルプレーは外せないですね。
たくさんの現象が出るようにオーガナイズするつもりです。(^0^)

ようやく、フランス・フックさん

僕の英語、オランダ人に通じたようです。(^^
ようやく返事が来ました。
オランダって、のんびりしたお国柄なんですかねぇ・・

We have the book and are waiting on 1 DVD at this moment.
Monday it all will be shipped.


んっ?

「We have the book・・・」!?

コレって、当然オランダ語の本なんでせうね?!(ーー;
よぉ~訳しませんけどぉ・・
DVDだけでよかったのに・・・(^^;

とりあえず、来週中には届きそうです。

海外サイトでのお買い物にはくれぐれもお気をつけてください!
僕が購入するフランス・フック氏の映像は以下のサイトで購入できます。
映像の感想は、いずれブログにアップします。(^0^)

Frans Hoek Sports

もしもし、フランス・フックさん

先月(6/24)にオランダにオーダーした

フランスフック氏のコーチング映像
                 が未だ届きません。


カードから代金は落ちてるんだけど・・・(T_T)

催促のE-Mailを送ったんですけど、僕の英語は通じているんだろうか?

I orderd the DVD for goalkeepers training at 24 June 2007.
But I haven't received the ordered yet.
I already paid for it by card.
When are you going to send it?

こんなに遅れるなんて日本じゃ考えられないけど、オランダじゃぁ一般的
なのかなぁ・・・


不安だ!(ーー;