フランク・ラビオGKコーチ指 導実践2日目 2
前回の続きです。
そして、今回でラビオ先生の研修リポートは終わりです。m(..)m
いずれ、テクニカルニュースに掲載されると思います。
僕のリポートと見比べて、また御意見をいただければ幸いです。m(..)m
お気づきの方も多いと思いますが、シンプルなトレーニングが連続しなが
ら、次へのトレーニングへの布石をうっています。
ひとつのオーガナイズが、次へのオーナイズにつながっていくワケですが
実際に、この順でトレーニングしていくと「段階を追った合理性」が理解で
きると思います。
僕が特に驚いたのは、この日初対面のGKをコーチングするにも関わらず
トレーニングがGKのレベルに合っていたこと。
配球のスピードやコースもそうですが、GKのレベルに低すぎず、高過ぎず
でもテーマ・キーファクターが改善されるようにコーチングが進んでいきま
した。
僕と比べるのは大変失礼で、愚かなことですが、AGKでは自分のオーガ
ナイズがGKのレベルに合わないことが多々あります。(^^;
毎回のことですが、レベルに合わないことを確認できたら、現場でオーガナ
イズを修正しています。
ラビオ先生のオーガナイズでは、途中でオーガナイズを修正することがなか
った。
これは僕にとって興味深いものでした。
当初からオーガナイズの修正を必要としないシンプルなトレーニングを選ん
だのか、それともオーガナイズを進めていきながらGKのレベルを確認しつ
つストーリー(オーガナイズの)を創っていったのか。
正直、二日間のコーチングだけでは判らないですよね。(^^;
対象年齢:15~17歳
●ダイビング1
◆ルール
・基本姿勢からダイビングキャッチ
・コーチはプレースキックでグラウンダーシュート
・コーチはシュート方向を示してからシュート
◆キーファクター
・反応スピード(予測をしない)
・プレー方向(斜め前)
・踏切脚の方向(膝の方向)
・一度でつかむ
●ダイビング2
◆ルール
・基本姿勢からダイビングキャッチ
・コーチはプレースキック(高さはフリー)
・キックする方向を指定して、マーカーとポストの間へシュート
◆キーファクター
・反応スピード
・踏切脚の方向
・プレー方向(斜め前)
・両手でとどく範囲はつかむ
・つかむか、弾くかの判断
・弾くなら、バリーゾーンへ
●コラプシング
◆ルール
・コーチは4個のボール、どれを蹴るか判らないように様々なステップで
ボールに寄る
・GKはマーカー間をボールが通過しないようにコラプシングでキャッチ
◆キーファクター
・反応スピード
・ポジショニング
・コラプシングのコーディネーション&クイックネス
●爆発的な5.5mのスピード
◆ルール
・色々なスタート姿勢(ステップ)からスタート
・コーチはGKが構えてからプレースシュート
◆キーファクター
・コーディネーションと準備(いろいろな足位置からスタート)
・爆発的な5.5mのスピード
・つかむか、はじくか(両手でとどくならつかむ)
●反応スピード1
◆ルール
・コーチはプレースキックでシュート
・さまざまな姿勢からシュートストップ
両手を腰後方に置く、両手を頭後方に置く、マーカーを片手に持つ等
◆キーファクター
・反応スピード
・ポジショニング
・つかむか、はじくか(両手でとどくならつかむ)
●反応スピード2
◆ルール
・GKはゴールエリアライン上で、ゴールに背を向ける
・コーチがゴールバー・ゴールポストに当てたボールを振り向いて
ピックアップ
◆キーファクター
・反応スピード
・音からの情報に反応
・短い距離(2~3m)のスピード
・細かいステップワーク
●反応スピード3
◆ルール
・GKはゴールエリアライン上で、ゴールに背を向ける
・コーチがGKのカラダにボールを当てる
・GKは自分のカラダに当たったボールがゴールインする前に振り向いて
ボールをピックアップ
◆キーファクター
・反応スピード
・短い距離(2~5.5m)のスピード
・細かいステップワーク
●反応スピード4
◆ルール
・コーチが示すボールを素早くキャッチ
(指がさすボール、足がさすボールなど)
・GKはコーチが示したボールをキャッチング
◆キーファクター
・反応スピード
・基本姿勢からダイビングキャッチまでのスピード・コーデイネーション
●連続プレー(フロントダイビング)
◆ルール
・コーチがマーカー① ③いずれかにグラウンダー配球
・GKはマーカー以前にフロントダイビングでキャッチ
・素早く起き上がって②へ移動
・コーチは②で基本姿勢をとったGKに対してプレースキックでシュート
◆キーファクター
・6mの爆発的スピード
・フロントダイビングしてキャッチ
・基本姿勢→ダッシュ→フロントダイビング→起き上がる→ステップ→
基本姿勢→キャッチングまでのプレーの確実性
◆発展
・②でキャッチング後、バックステップでゴールに下がってから
キャッチング(3つの連続プレー)
●リラックスゲーム
◆ルール
・ゴール前GK・ゴールエリアライン上GKの二人でシュートストップ
◆キーファクター
・反応スピード(ゴール前GKはボールがみえない)
・集中
二日間のラビオ先生の研修は終わりました。(^0^)
オーガナイズがシンプルなほど、コーチのレベルが問われる思います。
「濃密なキーファクター」は「GKを上達させるエッセンス」。
そこに味をつけるのが、コーチング、配球の技術、オーガナイズのテンポ
話術、演出。
オーガナイズが終了した時、参加したGK達を呼び寄せて
「この素晴らしいGK達に拍手を!」
とラビオ先生が笑顔で叫ばれた時、ひとつの舞台が終わったような感覚が
ありました。
照れ笑いしながらも誇らしげなGK達の表情が舞台を終えた役者のようで
心地良かった。
非常に(本当に常に非ずでした)素晴らしい経験と勉強をさせていただいた
と思っています。
自分がGKコーチになるために求めていく部分が、またひとつ見えたように
思います。
成長の糧になりました。(^0^)
贅沢をいうなら、参加GKを変えないで二日間かけて改善していく様子も
観たかったなぁと。
宝くじが当たったら、フランスに研修に行くしかない!
バキッ! (xx)☆\(ーー; マタカイ!
帰路、車中で会場でお見かけした先生とご挨拶。
柴田先生@サンフレッチェくにびきでした。(^0^)
僕の名刺をお渡しすると、ちょっとビックリ!(^^;
このブログを知っておられたようです。
若くて、明るく、情熱がある先生で、ラビオ先生の研修中も積極的にバン
バン質問されていた先生でした。
僕も柴田先生の年齢に戻って、GKコーチを目指したいですが、無理な話
です。(^^;
今回の研修で「ブログ、観てます!」と言っていただけた数名の先生方に
お会いすることができました。(^0^)
僕のような者に温かく接してくださって、ホント感謝です m(..)m
ありがとうございました!m(..)m
帰宅後、しばらくしてフランス・フックGKコーチ(オランダ)の研修を受
けられた先生と今回のフランク・ラビオ先生の研修についてお話させていた
だきました。
オーガナイズ手法は異なるものの、GKに求めていく強烈で濃密なファクタ
ーがあり、一点を考えさせ、改善する結果には同様のモノがあるんじゃない
かというお話でした。
この研修後、僕は
シンプル・パーフェクト
を自分のコーチングのキーワードに入れるようになりました。
丁寧に大切にGK達に接していきたいと思います。(^0^)
フランク・ラビオGKコーチ指導実践2日目 1
いつのことやねん!
・・・ぐらい以前のことになってしまいました。(^^;
でも、まだJFA Technical newsには掲載されていないようですね。
今回の指導実践
対象年齢:15~16歳
●ウォーミングアップ(二人にボール1個)
前日と同様に定められたエリアを出ない。
1:動きながら片手だけでスロー、片手だけでキャッチ
◆キーファクター
・片手でボールスピードを吸収
2:片手で顔に向かってスローされたボールをキャッチ
(4人でボール2個)
◆キーファクター
・一度で確実につかむキャッチング
・前進→止まる→基本姿勢→キャッチング、各動作を確実・完璧に
行なう
・完璧な顔へのスロー
3:ボレーキックされたボールをオーバーハンドキャッチ
(4人でボール2個)
◆キーファクター
・基本姿勢
・一度でつかむキャッチング
・高さに合わせたキャッチング
・完璧な場所へのしっかりしたボレーキック
※GKが準備できてから蹴る
●オーガナイズ1
◆ルール
・コーチがボレーキック
・GKからコーチへの返球は左右交互の手を使ってスロー
◆キーファクター
・瞬時にどこにでも動き出せる基本姿勢
・正確に理想のキャッチングができるまで止めない
●オーガナイズ2
◆ルール
・コーチがボレーキック
※どちらのGKへ蹴るか判らない
・各GKの守備範囲は中央マーカーからポストまで
◆キーファクター
・集中
・瞬時にどこにでも動き出せる基本姿勢
・完璧なキャッチング
●オーガナイズ3
◆ルール
・GKはボールを抱えて、仰向けに寝る
・両足カカトをゴールエリアライン上に置く
・指示された方向へ転がる
※両足は常にライン上 ボールは確実にホールド
◆キーファクター
・反応スピード(コーチの指示に素早く反応して転がる)
・コーディネーションと集中(転がっても両足はライン上)
・カラダを地面につける感覚
※以降のダイビングを伴うオーガナイズのカラダの準備を兼ねる
●オーガナイズ4
◆ルール
・GKはゴールライン上に長座
・コーチがGKの左右正面に配球(両手がとどく範囲に)
・左右への配球はローリングダウンでキャッチ
・正面の配球はキャッチと同時に後方へローリング
※両爪先が長座位置後方の地面につけるまで
◆キーファクター
・正確なローリングダウンのコーディネーション
カラダの着地後、ボールが着地
※ボールから強く落ちない
シンプルなトレーニングの中に必ず
「パーフェクト」「確実」「正確」
を要求するコーチングが入るのが特長だと思います。
日本のGKプロジェクトに「トレーニングを成功で終える」というコーチン
グのファクターがありますが、より確実性・正確性を求めているように感じ
ます。
トレーニングを重ねる中で、
「必ず完璧でないと」
という共通意識がコーチ・GKの両方に生まれてきて、集中のある緊張感が
漂います。
ラビオ先生は時々ジョークを飛ばすことがあったり、静かに深く考え込む
ことがあったり・・・。
トレーニングの合間のジョークで「フッ」と空気が変わると、集中し過ぎて
「痺れた頭」「緊張したカラダ」が一度ホグれる感覚があります。
また、コーチが静かに深く考え込むと「なにを考えているんだろう」と
また緊張と集中が始まります。
すべてのトレーニングにコーチの演出があるような錯覚をおぼえました。
トレーニング中のコーチの動作や言葉が、ボールがないところでも影響力を
持っているという感じです。
僕自身、いろんな現場にお邪魔して感じることですが、トレーニングには
コーチの人間性が現れます。
魅力ある方の現場には、観ている者を惹き込む力があります。
「このコーチと一緒なら僕は必ずうまくなれる」
当然のことですが、ラビオ先生のトレーニングにはこのような空気が溢れて
いました。
この空気を近くで実感できたことは僕にとって非常な経験でした。
to be continued
AGK 基本姿勢
今回のAGKは、U12・U15合同の猿あえず・・
イヤ、鳥あえず最終回 (^^;
来週からU12隔週、U15隔週として、クオリティを上げていきたいと
思っています。
同時にトレーニング環境も改善したいと思ってます。
資金稼ぎに少々アルバイトする予定です。(^^;
有吉先生@岡山県トレセンがゲストコーチとしてご協力してくださったので
U12GKはしっかりと観ていただけました。
有吉先生!ありがとうございました!m(..)m
さて、今回のテーマは来週からの新生AGKに向けて
基本姿勢
~瞬間にどこにでも動き出せる姿勢づくり
●オーガナイズ
◆ルール
※すべての配球はGKの両手が届く場所へ行なう
①②はGKに向かっての配球役
GKは配球役に向かって構える
コーチがGKの背後で①(赤色)②(オレンジ)のマーカー、どちらかを
挙げる
①②は、「せぇ~の!」の声と同時に助走開始。
コーチが挙げたマーカー色の配球役がGKに配球
もう一方の配球役は配球するかのようなフェイント。
GKはキャッチングでシュートストップ
◆発展
1:配球役は両手アンダーアームスローで胸にスロー
2:配球役は両手アンダーアームスローで顔にスロー
3:配球役は片手アンダーアームスローで左または右に
4:配球役は片手アンダーアームスローで顔またはグラウンダー
5:配球役はキックでGK正面へ
6:配球役はキックでGKの両手が届く場所へ
◆キーファクター
1:瞬間にどこにでも動き出せる姿勢
※姿勢づくりができたGKは両手が届くコースはキャッチング
◆オーガナイズで僕自身が注意したこと
1:配球役に同時に助走を開始させるための工夫(特に10歳以下は)
2:配球役にスロー、キックのフェイントを工夫させる
※配球のフェイントに工夫がある、巧妙さがある時には、配球役にも
ポジティブな声をかけることで、配球の工夫にも楽しみをもたせる
3:配球はパーフェクトなコースへ要求を行なう
※狙う場所を決めることで、配球役にも集中力を持続させる
4:配球役のパワー、キックスキルに合わせて、GKまでの距離を変える
5:オーガナイズ当初は基本姿勢のコーチングはしない
自分なりに「瞬間に動き出せる姿勢」を考えさせる。
しばらくして、コーチがデモを行なう
最終オーガナイズ(配球役がキックでGKの両手が届く場所へ)になっ
た時に、積極的にコーチングを行なう。
6:キャッチングスキルのレベルに合わせて、両手がとどくコースは
「必ずキャッチング」を意識させる(U15)
◆コーチの反省
配球のスキル(特にキック)が不足していると、GKトレとしての質が
落ちてしまう。
全く手が届かない場所に配球され続けると、GK自身がネガティブになり
集中力も無くなり、テーマの目的・改善が達成できない。
参加GK達に配球役として参加してもらうことで、キックスキルの不足を
感じてもらうことも大切と思うが、隔週1時間でGKを上達し、改善する
ことがAGKの目標であることを考えると、キックによる配球がトレーニン
グの質を落とすと判断した時点で、コーチがキックして配球を行なうべき
ではないか。
コーチが少ない場合は、U15GKを活用すべきだろう。
バキッ! (xx)☆\(ーー; ミジュクモノ!
予定では、このオーガナイズの後に、3&GKvs3&GKゲームを行なう
つもりでしたが、GK全員がオーガナイズを楽しみ、工夫し、集中してい
たので、今回はこのオーガナイズだけで終わりました。
オーガナイズ途中のキックによる配球の質の低下により、基本姿勢の改善
とまではいかずAGKとしては目標未達成・・・
m(..)m ミンナ スマン!
GKにとって「瞬間にどこにでも動き出せる姿勢が大切!」という点は
伝わったかなぁ
オーガナイズがテーマに合っているかどうかは別として、
シンプルなトレーニングの中にシンプルなキーファクター、パーフェクト
な技術を要求することで、GKの集中が高まり、トレーニングの質が変わる
ということが僕自身、少し理解できたかなと思っています。
今後も、シンプルオーガナイズ、パーフェクトスキルを目標にしたいと
思います。
「ごーるきーぱーって、オモロイんやなぁ・・」
今回体験入会で、生まれて初めてGKを経験した10歳がトレーニング中に
ポロリとこぼしたこの言葉。
「救いの言葉や!」(T_T)
と感動しつつ、プレッシャーを感じてますです・・(*^^*ゞ
たまたまに、グーゼンに、奇跡的に、まぐれで、オモロかっただけでぇ・・・
いっつも、オモロいわけやナイっちゃんねぇ・・これが・・・□\(_ _ ) ハンセィ
フランク・ラビオGKコーチ座学2日目 2
先日に引き続き、ラビオ先生の座学2日目の内容。
12~15歳(プレフォルマッション)
16~19歳(フォルマッション)
のGK育成について。
※( )括弧内はフランスでのカテゴリー名称
前回もお話しましたが、おおまかな育成の指針は
◆12~15歳(プレフォルマッション)
・8~12歳までに学んだGKテクニックの完成・修正
・GKとして特別なメンタルの獲得
◆16~19歳(フォルマッション)
・15歳までに完成させたGKテクニックにスピード&パワーをプラス
・チーム戦術の理解
・15歳までに身に付けたメンタルにリーダーシップと平常心をプラス
前回に引き続き印象に残ったお話を少し詳しく。
●スピード・パワー面で育成について
GKコーチはGKテクニックを上達・改善するために存在する。
という考え方が徹底されています。
GKプレーの中で、GKが持っているスピードの使い方はGKコーチが
コーチングするけれど、スピード能力を上げるのはアスレチックトレーナ
ーの役割であるという考え方。
INFでは、監督 GKコーチ アスレチックトレーナー 医療スタッフ
の役割がハッキリしていて、それぞれが「専門的」であり、お互いにリスペ
クトしつつ、協調しているということ。
筋トレについても
「GKの動きから逆算したトレーニングである確信がなければ
筋肉に負荷をかけるトレーニングを行うべきではない。
トレーニングの方法、頻度、強度はGKコーチが決めることではなく
必要なGKの動きをアスレチックトレーナーに相談して、適切なメニュー
を組んでもらうべきだ」
ということ。
腕立て:30回、腹筋:50回、背筋:50回というトレーニングをGKに課す
GKコーチがいるとします。
では、このトレーニングをどのくらいの頻度で何日続ければGKプレーの
ナニが改善されるのかを正確にGKに説明できるか・・・ということ。
後に、加藤先生@A代表と少しお話しましたが、日本のユース年代でINF
と同様の取組(専門コーチの協調)が可能なチームは極僅かであるというこ
とでした。
誰もが一律の筋トレを修行のように行なうことが美学であるかのような錯覚
の世界から踏み出していかないと世界に近づいていけないんじゃないか・・
ちょっと考えました。(ーー;
●集中力を高めるために
育成年代でもGKは「常にゲームに関わる」ことが要求されてはいますが、
ボールが自分から遠ざかると集中できなくなるGKが少なくありません。
この「集中」を習慣づけるために、12歳からトレーニング中での集中を
GKの無意識にコーチが訴えるそうです。
具体的には「コーチが技術の正確さにパーフェクトを要求する」
常に正確でパーフェクトな技術を求め続けると、自分以外のGKがトレーニ
ングしていても、自分の修正・改善を集中して考えるようになるということ
です。
「集中しようぜ!」・・・AGKでもGK同士が声をかけ合っていますが
「GKが集中できるトレーニング環境」を創るのはGKコーチの役割なワケ
で・・・
「集中!」ってトレーニング中に言ってるコーチ
=集中できるトレーニングをオーガナイズできないコーチ
ってことですか。
って、俺やん!バキッ!(xx)☆\(ーー;アタリ!
●GK分析シート
ゲーム毎にGK分析シートをGK自身に記入させるというお話でした。
このシートの目的として
・GKコーチとGKの技術に関する意識・認識の差を埋める。
・なにを向上させるかの目的意識を共有する。
ということ。
GK分析シートの具体的な項目
・GK名 ・相手チーム名 ・大会名 ・プレー時間 ・最終スコア
・赤or黄カードの有無 ・ゲームでのケガ
・自分のプレー分析~ポジティブ面とネガティブ面
・チームへの指示の内容
・失点の経過(ハーフコート図に記入)
・失点の原因
・ゲームにおいて、なにができて、なにができなかったか
このような事を書いていくことで、トレーニングにおけるGKとGKコーチ
の意識を限りなく近づけることが大切。
研修中、ラビオ先生が何度も繰り返されていたこと。
「GKコーチはGKテクニック向上のために存在する」
「GKがこのGKコーチの元で僕は必ず素晴らしいGKになれると確信を
持てるGKコーチであること」
GKコーチとしての自信と確信、成熟した哲学がありますよね。
座学・指導実践の中で、特に僕が強く感じたのは「情熱」も「愛情」も
「技術」もラビオ先生がGKに対して言葉や行動、態度で積極的に伝え
ようとしている様子でした。
日本で云われる「コミュニュケーションスキル」より高いレベルのそれを
感じてました。
コーチとGKの関係が親子愛から師弟愛、そして心友へと構築されている
ように思います。
背景に羨ましい人の関係が観えました。(^0^)
※僕はスピリチュアルカウンセラーではありませんが(^^;
謙虚でありながら、自信に満ちたハートと確信する理論、哲学的なヒューマ
ニズム、コーチング能力を磨く姿勢と努力・・・
本当はもっと多くの事を見聞きしていると思いますが、フランク・ラビオ先生
の「For The GK」スピリットにわずかでも触れられたことは、貴重な経験でし
た。
いつも「GKコーチとは?」の原点に立ち返って、自分を評価していかねば
と思います。
僕のGKコーチ昇格は遠かにゃぁ・・・(ーー;
座学はこれで終わりです。m(..)m
次回は指導実践オーガナイズへ
to be continued
フランク・ラビオGKコーチ座学2日目 1
随分と期間が空いてしまいました。m(..)m
GKコーチ研修1日目が終わり、午前3時過ぎまでたくさんの先生方とお話
させていただきました。
皆さん、遅くまでありがとうございました。m(..)m
翌朝、午前6時起床。
座学までのひと時を宮崎先生@三菱養和ユースと誰もいないフットサルコー
トで御一緒させていただきました。
日頃のコーチングでの疑問をいろいろとぶつけ、明らかな答えを得ることが
できました。(^0^)
「プロコーチ」はオンリーワンのノウハウを持たれています。
それはプロとしての財産であり、お金を積んでも教えていただける事では
ありません。
プロとして生きていく、職業としてコーチを続けていく上で大切なストロン
グポイントだと思います。
答え難い質問もあったと思いますが、快く教えていただけました。
宮崎先生のオープンマインドに心より感謝です。
以来、U15GKのon GAMEは高いレベルで改善してます。m(..)m
本当にありがとうございました。m(..)m
さて、ラビオ先生の座学2日目は
12~15歳(プレフォルマッション)
16~19歳(フォルマッション)
のGK育成についてでした。
※( )括弧内はフランスでのカテゴリー名称
おおまかな育成の指針は
◆12~15歳(プレフォルマッション)
①8~12歳までに学んだGKテクニックに
より正確・確実・高質を求める
②GKとして特別なメンタルを身に付ける
メンタル=集中・感情の安定・丁寧・決断力・自己犠牲・勇気・自信
◆16~19歳(フォルマッション)
①15歳までに完成させたGKテクニックに以下をプラス
移動&反応&連続プレーのスピード
配球&弾く&ダイビングのパワー
これらを相手がいる中で発揮する
②チーム戦術を理解し、
GKとDF GKとMF GKとFWとの関わりを理解し、深める
③15歳までに身に付けたメンタルに以下をプラス
FPに影響を与える自信と確信とリーダーシップ
常に高いレベルで一貫した精神力(平常心)
ここから印象に残ったお話を少し詳しく。
●GKのサイズについて
INF(クレフォンテーヌ)では、13歳直前に科学的にその後の身長を推測
するそうです。
小さくていいGKは存在するが、将来プロとしてはどうだろうということ
なんですね。(ーー;
厳しい現実ですが、いろいろな先生方のお話を聴く限り、フランスだけで
なくアジア、南米、ヨーロッパもGKのサイズは重要なファクターになっ
ています。
僕としてはGKを望むU12GKにはいつでもFPに転向できるような
配慮をしていく必要があると思っています。
具体的には「俺はGKができるからFPは十分やれる!」というU12GK
の意識付けでしょうか。
●テクニックの習慣
13~16歳であれば、U12までのテクニック上の悪しき習慣は容易に
修正できると考えられているそうです。
16歳~になるとなかなかそれまでの習慣を改善するのは難しいそうです。
別の意味でとらえれば、12歳までのGKテクニックの習慣がスゴク大事
ということじゃないかと思います。
●クールダウンの利用~ポジティブに終える
トレーニングを「成功」「ポジティブ」に終えるというのは当たり前の
事になっていますが、クールダウンにも「ポジティブ」を求めるという
お話でした。
具体的には、クールダウンにシンプルなキャッチングをテンポよく入れて
気持ちよくGKプレーを終えるといったようなこと。
これは、僕にも判ります。
トレーニングの終わりに、質のいいボールをテンポよく蹴ってもらって、
気持ちよくキャッチングができてパッと終われると非常に心地良いです。
トレーニングの「終わり」なのに「勢いがつく」というか・・・「明日もやれる!」
みたいな気持ちになれます。
これはGKならではの心理かもしれません。
●連続プレーの求め方
たとえば、以下のゲーム状況を想定
ドリブラーに対してフロントダイビング
↓
カラダにあてるもボールはこぼれる
↓
味方DFと相手FWがこぼれ球にプレー
↓
GKはゴールに戻ってシュートストップ
この状況には以下の技術が必要になります。
基本姿勢→ダッシュ→フロントダイビング→起き上がってダッシュ→
基本姿勢→シュートストップ
これをドリルトレーニングでオーガナイズする場合
◆12~15歳では、
ひとつづつ確実に正確に行なうドリルトレーニング
すべての確実性・正確性・判断を求めるが、動作の切替スピード、
パワーは求めない
◆16~19歳では
確実性・正確性・スピード・パワーを求め、かつスムーズに連続プレー
が行なえるようにする
僕自身、GKとお互いに集中が高まり過ぎると急ぐ必要がないのに
「心理的な勢い」でオーガナイズに不要なファクター(スピード・パワーを
求める)でトレーニングしてしまうことがあります。
フリーズして確認作業をしなければならない点があるにも関わらず、テンポ
と量に気をとられて「改善の質」が低下してしまう。
コーチとしては「集中を欠いている」と思います。
「トレーニングしたぞ!」という「量的満足」がGKにあったとしても
「GKを上達させたか」という「コーチングの質」はコーチの反省すべき点
だと思います。
●つかむ・はじく
プロ・代表・育成年代を問わず世界中のGKが追究してる
「つかむか、はじくかの判断と技術」
フランスでは12歳からトレーニングに導入しています。
ラビオ先生の基本的な考え方として
「キャッチが完璧でないかぎりGKとはいえない」
細かく表現すると
・両手でボールに触れることができるのに、最初から「弾きに行く」は
GKではない
・両手でキャッチにいきながら、キャッチできないので仕方ないから弾く
・「どこでもキャッチしろ!」というワケではない。
ダイビングしても片手で触れるのが精一杯のコースを「キャッチしろ」
というのは無理。
GKを観察・分析して、キャッチできるところ、弾くところをGK・
GKコーチ共に理解し、キャッチできるコースを増やすように改善して
いく。
AGKでもよくありますが、トレーニング中に弾いたシュートストップに
に対して「ナイスキーパー!」で終わってしまうケース。
意識として大切なのは「キャッチできなかったか」ということだと思いま
す。
「ナイスディフレクト!
でも、オマエなら今のはキャッチできたと思うぞ!」
ポジティブに評価しつつ、レベルアップに向かってもらうためのコーチング
ってホントに難しいと感じます。
その時々のGKのメンタルによって、言葉のかけ方を間違えるとモチベーシ
ョンを落としてしまうこともありますから。(^^;
空気をよめるGKコーチになりたいと思っていますが、なかなか・・(*^^*ゞ
to be continued