どうすれば一度でキャッチできますか?
今週のAGKは久々のU12・U15合同。(^0^)
テーマ:3vs3(2+GKvs2+GK)
本当は前回まで1vs2(1vs1+GK)だったので、2vs2にしたかったの
ですが、参加GK数、GKコーチの数から考えて、3vs3に変更しました。
お手伝いいただいた有吉先生@岡山県GKP
ありがとうございました!m(..)m
テーマ:3vs3はゲーム環境により近くなり、今までのトレーニングの成果
を観ることになります。
その前に・・・
このところ非常に気になっていた基本技術、特にハンドリングについてウォ
ーミングアップを兼ねてトレーニングを行ないました。
キャッチングのたびに「手の形」「ボールへの手の出し方」が変わってしま
うGKが多い。
・ボールを左右からサンドする。
・ボールの斜め上からつかみにいって下へ落としてしまう。
・ボールの斜め下からつかみにいって上へはじいてしまう。
FPが「ボールの真芯」を意識してキックしたり、コントロールしたりする
のと同様に、GKも「ボールの真芯」を意識することが大切なんじゃないか
と僕は考えています。
たとえば、キャッチングの時「ボールのどこに手のどこをタッチさせていく
のか」という点
もっと判りやすくすると、パンチングの時「ボールのどこに拳のどの部分を
タッチさせていくのか」という点。
4号ボールであっても、5号ボールであっても「ボールの真芯(中心)」を
意識して「つかみにいく」「はじきにいく」を行なえば、ボールの大きさは
変わっても、技術の本質は変わらないワケで、U12からU15への成長も
停滞することはないんじゃないか・・・
実際、ゴールデンエイジではなく、シルバーエイジからGK当番を始めた僕
が「無意識レベル」で「一度でつかむキャッチング」を会得するのはホント
に難しいコトです。
で、常に自分で考えてキャッチングトレーニングをしているワケですが、
その時に一番注意しているのが
「ボールの中心に両手のココを伸ばしていく」
ってことなんです。
※「両手のココ」は手の大きさによって違うと思います(^0^)
GKコーチなら一度は必ず選手から尋ねられること
「どうすれば一度でキャッチできますか?」
そこに対する僕の回答のひとつです。
「回答」であって、「正答」「解答」ではないです。(^^;
レベルがかけ離れていて申し訳ないですが、U21フランス代表GKコーチ
ラビオ先生のいう「真実はないが、確信はある」と同じです。
そんな僕の考えの元
「ボールの中心を意識してタッチしよう!」
勉強させていただいた「ラビオ先生のハンドリング」「足立先生@磐田の
キャッチング」などに「ボールの中心」をプラス意識したさまざまなメニュ
ーを入れてみました。
通常のGKトレで、自分がどれだけボールの中心を観ていないか、触って
いないかに気づいてもらえたんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか?
そして、テーマ:3vs3(2+GKvs2+GK)へ
これはホントいろいろなGKの課題が浮き彫りになったオーガナイズ
でした。
GKがGKだけで特別トレーニングを行なっていても「真実のGK」には
なれない・・・非常に強く感じた数十分間でした。
to be continued
U12AGK 1vs2(1vs1+GK)
今朝は昨日にも増して手術後の膝が腫れあがっています。
ソフトボールみたいな球体の膝になっています。(^^;
退院時のリハビリでは、膝の可動域もシッカリあったんですが、
今朝はまるで曲がらず、伸びず・・・(T_T)
やっぱり手術後はこんなモンですか。
さて、入院中、ベッドでAGK日記を書いてました。(^^;
U12AGK
テーマ 1vs2(1vs1+GK)
◆キーファクター
1vs1のキーファクターは
・相手ドリブルに冷静に対応する
・可能な限り距離をつめる
・ボールの動きに反応する
・勇気
以上のようなことでした。
1vs2の場合、ここに
「DFへのコーチング」
をキーファクターとして加えました。
・DFへのコーチング
わかりやすいコーチング
※FPの脳を動かすコーチングとは?
優先順位
①シュートを撃たせない(どの侵入路をDFに切らせるか)
②DFに奪わせる
③GKが奪う
④シュートストップ
まず、1vs2の場面でGKに必要なテクニックのおさらい
1:シュートストップ
2:フロントダイビング
3:カラダ全体を使ったブロック
フロントダイビング、ブロックについては初体験のGKもいたため、
・静止球
・少し動いたボール
に対してファンクショナルトレーニングを行いました。
対人ではなく、対ボールに対してどのようなプレーを行うか。
ボールまでの距離がGK優位な場合:フロントダイビング
ボールまでの距離が五分な場合:ブロック
今回はどちらの場合も、おさえるポイントは可能な限りシンプル
にしました。
・ボールが相手足から離れている間に
・ボールに対して直線的にアプローチする
僕といっしょにトレーニングしていたJ君@岡山県U12。
僕がオーガナイズの準備をしている間もズッと
「キーパー!」と声を出して、独りでボールにアタックしていました。
周りなんか関係ない!俺の道を全力疾走!
いいモノをみさせていただけました。m(..)m
僕もJ君に負けられない!(^0^)
その後、1vs2~1vs1+GKへ
●ルール
コーチからOFへパス(スペースor足元)
DFはコーチがパスした瞬間に振り向いてOFへアプローチ
OFはゴールを狙う
●キーファクター
・ゴールを守る
・スルーパスに対する判断(行くのか、ステイか)
・DFへのコーチング、連携
今回のようなFPが伴うオーガナイズを行う場合に、毎回感じること
ですが、FPの質がオーガナイズそのものの質になります。
たとえば、
・コーチからのボールをダイレクトシュート、
・ワンタッチ目でシュートを狙える位置にコントロール、ツータッチ目で
シュート
というような選択をするFPがいませんでした。
このようなシュートが無いと、スルーパスが出る時点でのGKのポジショニ
ングに集中力、質の高さが得られません。
今回のオーガナイズに参加したGKは、
1:パスをブレイクする意識
2:ブレイクできないのでDFと連携する
という優先順位になってしまいました。
しかし、シュートの意識、テクニックレベルが高いチームなら、コーチの
立ち位置も、OFの立ち位置もシューティングエリアです。
U18関東プリンスリーグ1stDIVではハーフラインを越えたセンターサー
クルあたりがシューティングエリアになっているゲームもありました。
今回のオーガナイズでも、GKとしては、
1:ゴールを守る強い意識。
2:可能ならばパス・クロスをブレイクする。
3:ステイするならDFと連携する
というような優先順位が生まれるべきだったんじゃないか・・・
「GK以前にサッカー選手だぞぉ!」
当たり前のことだけど、GKのレベルを上げるためにトレーニングに関わる
FPのレベルが必要なんだよなぁ・・・(ーー;
GKとFPとの切磋琢磨、GKのFPとしての意識・・・
新たな課題です。(^0^)
退院!
入院中、お見舞いをいただいた先生方、
本当にありがとうございました。m(..)m
昨日の手術後、医師より
「想像より関節の中の傷害は軽かったからスグ復帰できるよ!」
といっていただきました。(^0^)
半月板の手術は、足首の手術と違って術後の痛みが少なくて、余りストレス
を感じていません。(^0^)
全身麻酔だったから麻酔の痛みもありませんでした。
昨年の足首靭帯断裂&骨折の手術の時は術後の痛み止めが見事に効かず
「麻薬くでぇぇぇぇぇ!麻薬ぅぅぅぅぅぅ!」
なんてのたまい、看護師さんを困らせていましたから。(*^^*ゞ
膝の痛みを慢性的にかかえておられる方は、ぜひ一度スポーツ医の診察を
受けることをオススメします。
僕が云うのも気がひけますが、半月板損傷を放置しておくと変形性膝関節
症や靭帯損傷などの傷害がひき起こりやすくなるそうです。
今日はまだ出血と腫れがあり、患部を観ると吐きそうになりますが、包帯を
巻いて隠していると何事もない人のようです。(^0^)
しばらくは安静にしつつ、現場でのメニューを考える日に充てます。
U12AGKは岡山県GKプロジェクト、U15GKら、皆さんの助けを
借りながら、来週も行ないます!(^0^)
手術
今から病院に向かいます。
本日より入院検査、明日、手術になります。
申し訳ありませんが、メール、メッセージへの御返信は退院後に
なります。m(..)m
ホンマに手術せんとイカンとかいな・・・(ーー;
弾くか つかむか
AGK座学用にユーロ2008のGKプレーを編集中です。
スゴイ遅いですが・・・(^^;
ゲーム数が多くて、まだ処理できていないゲームもあります・・(*^^*ゞ
ゴールシーンはあえて省いてます。
得点シーンはマスメディアが編集するから。
ゴールシーンだけを取り上げるメディアが許せない気持ちも半分あり
ます。(^^;
内にこもったようなささやかな抵抗です。(^^;
僕らしいマニアックな映像ができあがりそうです。
さて、先日、編集したグループリーグA チェコvsトルコ
トルコの劇的な逆転劇で終えたゲームでしたが、世界的に評価の高いチェコ
のチェフGKのプレーは非常に勉強になりました。
ポジショニング、キャッチング、ステッピング、ブレイクアウェイの判断と
スピード、アングルプレー・・・
GKの基本モデルが満載されたゲームでした。
すべてのプレーが勉強になりますが、その中で僕が最もシビれた場面。
チェフGKの「弾くか、つかむか」の判断でした。
「つかむか、弾くか」の判断ではありません。・・・細かいですけど(^^;
後半開始早々、トルコFKによるクロスが他選手に当たり、チェコのペナ
ルティエリア内へルーズなハイボールが上がりました。
チェフは飛び出し、競り合いながらジャンプしキャッチしました。
結果を観れば、チェフGKにとってイージーな場面だったと思います。
しかし、この時極わずかな時間で「弾くか、つかむか」の判断がありまし
た。
チェフはジャンプした瞬間、ハイボールに対して両手パンチングに行こう
としています。
ジャンプ直後の手の握り、肘と肩の動きは僕の眼からそう観えました。
そして、ボールに両手が届く寸前で判断を変え、両手ヒラを開いてキャッチ。
「弾く」から「つかむ」をハイボールにジャンプした直後に変えています。
判断のスピード、プレーのスピード、正確な技術、すべてが揃ったプレー
に驚きました。
以前に大学院生のユーロ2004を題材にした論文を読みました。
ユーロ2004はボールの進化への対応がGKに求められた大会だった
そうです。(公式試合球はアディダス:ロテイロでした)
この大会、ダイビングした時のプレーが
「キャッチング<ディフレクティング」
となっているそうです。
ヨーロッパGKの多くはカラダが不安定な状態の時は「弾く」判断が多い
わけです。
ゴール前へのクロスに「競り合い」がある場面も、GKにとって不安定な
状態といえると思います。
チェフGKへのインタビューで
「GKにとって最も簡単なリアクションはなんだと思うか?」
という質問に対して
「弾き返すこと。キャッチングより簡単。」
とチェフGKは答えています。
「弾くか、つかむか」 「つかむか、弾くか」
この両方の判断と技術がどのレベルでも大切ということだと思います。
弾く・つかむ
両方をバランスよく育成していく必要があると思います。
「バランスよく育成」・・・言うは易し、行なうは難しです。(ーー;
このゲームの中、チェフGKのプレーは素晴らしかったけれど、ひとつだけ
判らないプレーがありました。
ペナルティエリア内、または近辺の相手ボールに対して、ポジショニングが
非常によい状態であり、DFも守備にいけている場面にも関わらず、一歩後
方へ下がってゴールライン上で構えることが何度かありました。
頭上を越すループシュートを狙われる場面でもなかったのに、ゴールライン
上に真っ直ぐ後方へステップを踏んで構えていました。
シュートコースを拡げることになるにも関わらず・・・(ーー;
無意識に行なっているように思いましたが、一歩下がった理由が判らない。
観察力不足です。(ーー;