ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい -50ページ目

異なる空気

4月から高校サッカーを控えたGKがU14GKのトレーニングに参加し
てます。

長い受験勉強でGKから遠ざかっていた彼にとっては、体力的にも技術的
にも非常に厳しいトレーニングですが、全く言い訳もせず、愚痴もこぼさず

精一杯トレーニングに取り組んでいます。

それにしても全身から発する空気が違います。

「いやスゴイな・・・」と・・・

僕自身、彼へのイージーな配球はとても失礼なことのように感じました。
確実にトレーニングになるポイントへ、しっかりしたスピードをもって
配球できるように・・・もうビリビリしてました。(^^;

夢が目標に変わった人間は、ここまで成長するものなのか。

ズッとトレーニングを続けているU14GK達には、ブランクのある彼の
プレーが、
「イメージしたプレーから少し遠い」
と映っていたと思います。

でも、ハンパなく自分を高めていこうとする彼の心の強さ、行動力に思わず
息を凝らしているのがわかりました。

この空気・・・
悔しいけれど、どんなに僕が頑張っても伝えられない空気。(ーー;

前進し続ける現役GKだからこそ創り出せる空気です。

彼がAGKに参加できる間に、ぜひU12GK達にも感じてもらいたい「空気」
です。(^0^)

ということで、明日は仕事前に彼と早朝GKトレ。

今週開催AGKのテーマ

膝下シュートへのストップ

を打ち合わせます。(^0^)

ローリングダウン かたぐるまP

先日のかたぐるまプロジェクトのテーマのひとつ

ローリングダウン

足を運んで(ステップしても)シュートコースに移動しても、カラダの正面
でキャッチできない場合は、少し不安定な姿勢でキャッチすることになりま
す。

その時に
ボールをキャッチして、カラダをうまくつかって着地する技術
=ローリングダウン

が必要になります。

◆キーファクター
・カラダの側面で着地する
  ※関節から落ちない・・・たとえば、ヒジ、ヒザ、腰など
・カラダの下側から順に着地する
  ※ボールから落ちない
・ボールに正対する
  ※額をボールの中心に当てるつもりでアプローチする
・斜め前方への踏込み
  ※シュートコースに対して最短距離で向かう
・安全確実なキャッチング
  ※キャッチングできない時は、遠くに弾く
・着地と同時にカラダを小さくする
  ※相手から身を守る、次の動作に移りやすい

●反復トレーニング
 横座からキャッチしてローリングダウン

ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい-ローリングダウン横座で

横座になって、まず

上半身の着地を身につけていきます。


投げる場所は図のとおり

この基礎トレでは、保護者の方に以下の点をチェックしながら

行なっていただきました。

・キャッチして両肘をカラダの幅内に入れる
  ※着地時に肘関節を打ちません
  ※肘がカラダの横にあると、肘で肋骨を傷めます。


・カラダをしなやかに着地させる(ボールから落ちない)
  ※ボールから落ちる指導の現場もあるようです。
   AGKでは薦めていません。


・地面に近い側の肘をカラダ中心に引き込み過ぎない
  ※上半身が空に向いてしまうとボールがゴール方向にこぼれるかも



いつも、何度も申し上げますが、GKトレーニングで技術を獲得する際

 配球役

の存在はすごく大切だと思います。

パーフェクトな技術獲得には、パーフェクトな反復が必要かなと思います。
そして、パーファクトな反復には、パーフェクトな配球が必要だと思いま
す。

ローリングダウンを確実に身につけると固い土の地面でのGKプレーが

確実にそして安全に行なえるようになります。
もちろん、守備範囲も拡がります。

この「かたぐるまプロジェクト」の次にAGKがありました。

今までなかなか身につかなかったローリングダウンをパーフェクトに反復
できるようになっていたGKがいました。

「スゴイなぁ!うまくなったよなぁ!練習した?」

「お父さんに投げてもらって練習しました!(^0^)」

父上、御子息は素晴らしい成長をしています。(^0^)

父上に投げてもらったボールでウマクなったこと、彼はズッと忘れないと
思います。

御子息からだけでなく、僕からも感謝!m(..)m

夢の入口へ

熊本におくったGKから高校合格の連絡がとどきました。(^0^)

彼が心から喜んでいる声を聴くのは本当に久しぶりでした。


仕事中にも関わらず、お客様の前で思わず涙・・(*^^*ゞ

ここ数週間はなんと声をかけてよいのか・・・胃が痛む毎日でしたが、
肩の荷がおりました。(^0^)


夢の入口へおくったことで、僕の役割はひとまず終ります。

もう、毎晩勉強の連絡してこんでイイけん!>T

たくさんの方々のお気遣い、思いやり、ご支援があったことを心に刻んで
また精一杯行動を始めて欲しいと思います。

学生アスリートには、満点も百点もありません。


満足したらおしまいやけん!

笑顔、素直さ、真面目さ、そして、気がつき、気を配り、気を遣うことを
忘れずに、自分が行えることを精一杯やるだけです。(^0^)

さて!
彼に恥じないよう、僕も前進!(^0^)

僕の元には、強烈なポテンシャルを秘めたGK達が次々と現れています。

夢を目標に変える「心の力」「行動力」をもって・・・

さぁ、いこう!

シューターの心理と視点

いつもAGKに御協力いただいている

U12フィールドプレイヤーコーチから
「チーム内の親子で楽しめるGKイベントを行ないたい」
というリクエストをいただきました。(^0^)

GKのみならずチームでGKに取り組んでみようという試みは非常に嬉し
いです。(^0^)
世界に出て行けるスーパーGKはいっぱいいるハズですから。(^0^)

早速、AGKで時々行なうイベントを御紹介しました。

リクエストいただいたコーチ用に図解しましたが、せっかく作ったので
アップすることにしました。(^0^)


ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい-シューターの心理を考える

◆準備するモノ
ボール 1個
マーカー 
コーン(または人)
バー(またはロープ)
GK:1名
スロワー:4名

◆GKグリッド(グリッド1辺が長い方が難易度が高い)
3~5m正方形のグリッド:1mの高さでロープ(またはバー)を張って囲う
                (ロープ高が低ければ難易度高)
 ※使用器具例
   大型コーンにバーを乗せる
   4名が腰の高さでロープを持つ

◆スロワーグリッド(GKグリッドに近いほど難易度が高い)
GKグリッドから2~3m離して、マーカー(コーン)でグリッド

◆得点
スロワーから放たれたボールがロープ上を越えて
GKグリッドにボールが落ちれば得点

◆ルール
・スロワー、GK共、グリッドは出ない
・スロワーは両手アンダーアームスロー、またはキック(ボレー)を使う
・スタートの合図でスロワーは4名でパス交換しながら15秒以内に
 GKグリッドを狙う
・GKグリッドにボールを落とせるのは15秒間に1回のみ
・GKはグリッドにボールが落ちる前にキャッチ。

◆GKのキーファクター
 ・いつでも、どこにでも動き出せる姿勢
 ・ステップ&ストップ
 ・シュートを撃たせないポジショニング

GKグリッドは
GK未経験なら3m×3m
GK経験なら5m×5m
中学生以上なら7.33m×7.33m
で設定してます。

GKグリッドを囲むロープ(またはバー)の高さは1mくらいが適当です。
ロープの高さが低くなれば難易度高、高くなれば難易度低です。

GKがスロワー(シューター)の心理・視点を理解すれば、GKグリッド内
にボールを落とされることはほとんどありません。

GKグリッド:3m×3mなら、U12GKでもボールを落とされることはありま
せん。
ボールを落とされるとしたら、GK(キーファクター)に問題があります。

GK役だけをやっていては、いつまでもボールを落とされます。

シューターの心理・視点でGKを観ることの大切さをGK自身が判る
ゲームです。
必ず失点しない方法あります。(^0^)

かたぐるまトレーニング グラウンダーボール

◆お願いしたトレーニング
・爪先に向けてグラウンダーボールを投げる

ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい-グラウンダーボールトレーニング

ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい-グラウンダーボールを投げる

◆キーファクター
・どこにでも動き出せる、手を出せる基本姿勢

・最初の踏み出し(一歩)がプレー方向の足

ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい-グラウンダーシュートへのステップ

・プレー方向の逆脚を素早く引き付け

ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい-グラウンダーシュートをアンダーハンドキャッチ

・立てる膝、引き寄せる脚(両脚Kの形)

ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい-グラウンダーシュート時の膝の使い方

・両手、両腕の形(ボールが腕の間からこぼれないように)

ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい-グラウンダーボール小指を揃える


トレーニング中、

▼踏み出し易い足と踏み出しにくい足があったり、
▼キャッチングでバランスを崩して倒れてしまったり
▼両腕の間からボールが抜けたり


反復する中で、いろんな改善がみつかりました。

現在のかたぐるまプロジェクトでは「基本動作獲得」だけに焦点を当てて
親子でのトレーニングを行なっていただいてます。

GKとしての「よい習慣」を無意識レベルで身につく年齢で習得していただ
ければと思います。

基本動作の反復を1回1回キーファクターをおさえながら行なっていただけ
ば、GK自身が「できたキーファクター」「できなかったキーファクター」
にこだわり出します。


その上で

時々、投げるスピードを変えてみる
時々、顔に投げてみる
時々、投げずに落としてみる


などなど、GKが予期せぬボールを投げる、動かすことで、基本姿勢の
手の位置であったり、重心位置であったり、反射神経であったり、集中
力であったり・・

いろんな点でGK自身が自分の改善点に気づくことになると思います。

単純にみえる反復トレーニングでも、コーチ側(保護者の皆様)のほんの少
しの工夫、遊び心が、GKの意識を変え、正確で高い技術の獲得につながっ
てくる
と思います。(^0^)

かたぐるまプロジェクトでは

「リアリティが・・・」

なんて野暮なことはいいません。

基本をしっかりと理解して、GK自身が「自分に気づく」習慣を持っていた
だければ、チーム練習の中で自分を分析し、修正していくこともできると思
います。

「どうして失点したか?」・・・

相手にとって完璧な得点であったとしても、
「ストップできたはず、どうすれば・・・」と考えることがGKとしての
大切な役割、責任ではないのかなと僕は思います。

失点の理由をGK自身が判らない時、GKコーチがいない時は、かたぐるま
トレーニングを一緒にやってきた保護者の方からアドバイスを得られると

ヨイですね。(o^^o)♪

キーファクターを御理解された保護者の方のアドバイスは、必ずGKの成長
改善につながると思います。(^0^)