GKコーチリフレッシュ研修 配球1
引き続き、GKコーチリフレッシュ研修@Jステップでの
インストラクター(川俣先生、尾形先生)が「段階的指導」「一貫性指導」
をデモンストレーションしていく様子です。
◆テーマ:ディストリビューション(配球)
まずは、基本的な技術の確認。(U12レベル)
●スローによる配球(オーバーアーム・アンダーアーム)
単純に二人で向かい合ってスロー
キーファクター
・バウンド数を少なくして(2バウンド以内)でFPがコントロールしやす
いボールをおくる
■片手ではボールをホールドできないGKの修正
ボールをホールドする手とは逆の手(以下、逆手)でボールをおさえ
て投げる方法をコーチする。
確かに小さな手だと片手でボールがホールドできずコントロールを失うケー
スが多いです。
だからといって「スロー」を配球の選択から無くすのではなく、
「キャッチからスピーディーに確実に配球しよう!」
ということなんですね。
逆手をそえてのスローは多少ぎこちない動作になりますが、U12GKがスロー
による配球を習慣にしていくことは大切と思います。
ちなみにAGKでは、どのGKもシュートストップ後の配球はスローを選択
しようとしています。
でも、チームに戻ると
「サッカーは陣取り合戦やから蹴っとけ配球」
になっているGKが大多数です。(ーー;
指導者(特に監督)が変わらなければ、
「GKの配球」は必要なくなってしまいます。
●キックによる配球(サイドボレー)
キックによる配球は主にサイドボレーが取り上げられました。
・キックまでの自分のリズムを持つ
例)右足でサイドボレーする場合
止まる(ワン)→左手上にボールを置く(ツー)→キック(スリー)
・いつも同じ場所にボールを置く
・いつも同じフォームでボールを蹴る
これはゴールキックやフリーキックも同じと思います。
レアルマドリード:ロナウド選手はFKの時に5歩下がります。
キックまでの自分のリズム&同じ場所にボールを置く&同じフォームで蹴る
同じことと思います。
キックまでのリズム、ボールの置く場所、フォーム。
これを無意識にカラダが憶えるまで行う=練習
ですね。
to be continued~
ゴールデンウィークのとある早朝「サッカーどころ」といわれる街から
10歳GKと母上がみえられました。
御子息のために未知のGKプレーに一生懸命(ホントこの言葉がピッタリ)
の母上。
ボールに食らいつく眼。
配球する僕を凝視する眼。
ゾクッ!とするくらい真剣な眼で、それはAGKに参加しているGK達と
全く同じ素晴らしい眼でした。
この愛情溢れる母上と同じ眼をもって、チームの指導者の方が
GK育成に取り組んでいただけたらと思うんですが・・・
無い物ねだりですね。
最近、特に思います。
監督さんがGKを含めた11名をオーガナイズできなければ、GKプロジェク
トなんて絵に描いた餅。
フットボールコーチだろ!?
GKの1試合平均走行距離とGKに必要な体力的要素については短距離走者
育成で有名な福島大学:川本和久先生がレポートされています。
同じリズムで走り続ける長距離走は、フットボールの「トレーニング」
になるのかもしれない(僕はそう思わない)けれど、絶対にフットボール
「練習」にはならない。
ただ「走らせる」だけならフットボールコーチじゃなくても
酔っ払った能無しの僕でもできる・・・
と思う。
ただ「走る」だけなら選手が自主的にやればいい。
フットボールコーチが存在する現場で選手にやらせることじゃない。
ゲームを想定したフットボールの練習の中で走力を高めるトレーニングを
複合的に考えるのが「フットボールコーチ」じゃないかと思う。
先日熊本へ行った際、たまたま隣のピッチでコンサドーレ札幌様トップ
チームの練習が行われていました。
Jリーガーが短時間でヘロヘロになって取り組んでいた練習メニューです。
「技術」「判断」「走力」「コミュニュケーション」
すべてが組み込まれた練習&トレーニングメニューで本当に素晴らしかっ
たです。
オーガナイズされていたコーチは、カラダの向き、1stタッチなど練習を
止めることなくシンクロコーチングされていたので、選手は足を止めるこ
とができません。
1vs1 コンサドーレ札幌様@熊本県民総合運動公園
※この場合はBがオフェンスの設定で開始
1:A1のパスからスタート
2:BはA1からのパスを受けて規定のタッチ数以下(2~3タッチ)で
ハーフラインを越える。
3:ハーフラインを越えたら同エリアのA2へパス。
4:A2は規定のタッチ数以下(1~2タッチ)でBへパス
5:再度、BはA2からのパスを受けて規定タッチ数以下(2~3タッチ)
でハーフラインを越える。
6:ハーフラインを越えたらA1へパス。
・規定タッチ数でハーフラインを越えられない場合はノーカウント。
プレーは継続。
・C(DF役)がボールを奪ったら、Cはオフェンス役としてプレー。
同時にBはDFとしてプレー。
・B、Cどちらかが一往復(A1、A2へのパスを成功する)できたらAと
交代。
・クリアできなかったプレイヤーは継続プレー。
・規定タッチ数をコントロールすることで走力の負荷が変わる。
スモールゲームすら・・・
今週のAGKは
スモールゲームの中でシュートストップ技術を確認。
◆ルール
ゲームのスタート、リスタートは僕のFKでスタート
※とても意味のあるルールなんですが・・・
シュートストップをテーマにスモールゲームを観ることにしたので
●キーファクター
・基本姿勢
・つかむか、弾くか
・ステッピング
・ポジショニング
・ローリングダウン&ダイビング
に絞ることになります。
どれも大切なキーファクターですが、U12ではキャッチングやダイビング
などがある程度できるGKより、ポジショニングが良いGKの方が
「失点をしない」という結果を残してきます。
シュートをほとんど正面で処理してしまうのでFPや観客にはわかりにくい
ですが、この感覚を身につけているGKを観ると僕は唸ってしまいます。
ポジショニングの良さだけで、最少失点にしたのは女子GKですわ。
サイズもある(母上もビッグ)、ハートは男子顔負け、二枚目です。
日常的にGKとして活躍できるチームさえあればねぇ・・・
女子GKの逸材です。
さて、このスモールゲーム、実戦ならではの様々な修正が出たけれど
まず問題は「FKからスタート」に対応するGKが全くいなかったこと。
GKとしてシュートを撃たせないのが一番。
でも、この位置からのFKはシュートされることが前提。
なら、どうするか?
うまく対応すればキッカーはシュートよりパス(クロス)を選択するかも
しれない。
簡単な状況設定やけど、誰も対応しなかった。
この事実はAGKの現場の問題も反映している。
すなわち、僕に落ち度があるということです。
GKコーチリフレッシュ研修 パス&サポート
引き続き、GKコーチリフレッシュ研修@Jステップでの
インストラクター(川俣先生、尾形先生)が「段階的指導」「一貫性指導」
をデモンストレーションしていく様子です。
残るは
◆パス&サポート
◆ディストリビューション(配球)
なんですが・・・
このあたりからプレイヤーとしてオーガナイズに頻繁に参加し始めて
メモをとる時間が無くなってしまいました。
記憶には残っているのですが、正確な情報が伝えられないので、
メモが残っているオーガナイズのみレポートすることにします。
◆テーマ:パス&サポート
■バックパスの処理
キーファクター
・ファーストタッチ
・サポートのポジション(幅と深みを維持する)
・ゴールを意識した中でプレーする(NO RISK)
・全体の状況をよく観る
①→GK→②
②→GK→①
このオーガナイズの中で特に修正がされたのは
ゴールを外してバックパスを受ける状況。
バックパスをGKが受ける場合、
・ゴールを外して受けられる状況
・ゴールを外して受けられない状況
があります。
「ゴールを外して受ける」場合、バックパスが出される以前にゴールを外し
てしまって、バックパスがオウンゴールなんてことは絶対に避けないといけ
ません。
・バックパスを要求する
・バックパスがゴールを外して出される
・バックパスの処理に向かう
前線で相手がどんどんボールを奪いに来るアラートな状況では、焦って
この判断ができないGKが結構います。
以前、スペインリーグでバックパスが水溜まりで止まり、ゴールを外していた
GKが戻り切れず、追ってきた相手にボールを奪われ失点した場面がありま
した。
GKへのバックパスは、チームとしても細心のリスクマネージメントが必要
と思います。
他にもパス&サポートのオーガナイズがあったのですが、正確なメモが無い
ので本テーマのレポートはここまでにします。
「パス&サポート」というテーマは、GK-Bライセンスからの指導テーマ
になっています。
U12・U15GKの反復練習として効果的なドリルのひとつに
◆ゴールをつけた4vs2(2+2GKvs2)
があります。
JFA指導ビデオの中でも採用されています。
ここで、ゴールを付けないで同じ4vs2をすると、
・ゴール外してバックパスを受けるか、どうか
・背面(ゴール)を意識してNO RISKでプレーする
というパス&サポートの中で大切なGKの判断トレーニングを無くすことに
なってしまいます。
GKのキーファクターは変わりません。
・ファーストタッチ
・サポートのポジション(幅と深みを維持する)
・ゴールを意識した中でプレーする(NO RISK)
・全体の状況をよく観る
が、GKコーチの指導は大きく変わります。
GKだけでなくチーム全体に指導は及んでいきます。
最低でも
・周囲のFPのサポート(パスを受けるポジション)
をコーチできなければ、「パス&サポート」をコーチするとは云えないと
思います。
GKコーチがどこまでFP、ポゼッション、攻撃の戦術に関わっていくのか
という点はチーム指導者間で非常にデリケートなテーマになると思います。
パス&サポートをGKのテーマとして取り上げる場合、事前に監督、FPコ
ーチとの擦り合わせが必要と思います。
GKがボールを保持した時点で、FP全員がボールから目を切り、一目散に
相手陣内に入って行こうとするチームでは「GKのパス&サポート」なんて
言葉すら存在しません。
GKコーチが自分勝手にオーガナイズし、コーチすることでFPが混乱する
こともあります。
僕も失敗しました。(^^;
今週のAGK、参加は僕を合わせて16名。
300円×16名=4800円の参加費。
Aid GK累計:18000円
きれいな桜やね。
明日は隣市協会役員様から御依頼を受けて、昨年末開催したGKクリニック
(足立高浩先生@静岡AGA)に参加できなかった指導者の皆様を対象に
「足立先生のGKクリニックを復習します・・・か?」
って訊かれても
を行わせていただくことになりました。(*^^*ゞ
ちゃんと伝えられるんか??>俺・・・(ーー;
GKってオマケ?
日本サッカー協会でGKプロジェクトが始まって随分になりますね。
今では、指導者に発行されるJFAテクニカルニュースにGKプロジェクトが
掲載されない号はありません。
当たり前のことですが、たくさんのサッカー人口がある都市部には比例する
ようにたくさんの少年サッカーチームがあります。
数十チームの少年サッカーチームがある都市部に少年GKがGK技術を学べ
る場所が無い現実が各地にあります。
トレセンなど限定されたGKが指導を受けられて、これからGKを始めたい
プレゴールデンエイジがGK指導を受けられないのは歪んでいると思う。
小、中学校が無く、選考で入った高校で初めて勉強を経験した
っていうのと変わらないじゃないか。
「GKはオマケ的に教えられる事が多く、
チームでもオマケ的な扱いです」
御相談いただいた母上がおっしゃった言葉、忘れられないです。
また、「サッカーの町の代名詞」になるような都市部から情熱的な少年GK
がAGKにやってくることになりました。
一緒にやれるのは嬉しい。
どんなGKなのかも楽しみ。
AGKをやっているから出逢えた。
でも、切ない現実だよね。
全力でサポートします。