ポムちゃん🍎🍏「日中はうだるように暑いのに、夜になると急に冷えてきて、体内調節機能が壊れちゃいそう。
クックちゃん&ロビンちゃん&マレットちゃん「わああっ!美味しそ~う」
おばあさん「これは凄いわ。私、鍋料理というものは初めて見たけれど。
海老も鮭も、イクラも入ってて、まるで宝石のよう
しかも、美味しそうな香りだこと…心身、温まりそうね」
幽子「あたしの国、こういう鍋料理を、家族や友達同士で囲んで、ワイワイ談笑しながら食べるのが、大好きなんだよ」
100均オーブン陶土の鍋に、100均樹脂粘土の具材を入れ、レジンを流し込んだ。
100均Seriaからプラスチック製のミニチュア土鍋も出てるんだけど…やっぱり土鍋は陶土の質感にこだわりたい。
クックちゃん「美味し~い!シイタケとホタテのおだしと、イクラと鮭の風味…
」
ラーク「…あれっ?
バミューダー「幽ちゃんのリクエストだもの、聞かないわけにゆかないよ
子供たちにも、是非とも食べさせたかったみたいだし。僕は後でお味噌汁を戴くから、大丈夫
今は、こういう細かいパーツを余分に作っておいて、何かあると組み合わせて使っています。ほんの小さな粘土の欠片も、レジンの切れ端も無駄にしない。
ラーク「バミューダーさん…😟」
バミューダーさん「…僕と二人っきりの生活じゃ、幽ちゃん、間が持たなくて、寂しかったんだろうな
大勢で、鍋をつつきたかったんじゃないかと、思うんだよね
」
ご飯茶碗とご飯も100均樹脂粘土。お椀は何度もご紹介してるこちらのアイデア。これ考えた方に、ホント感謝…
・・・・・
上の樹脂粘土パーツを100均のシリコン型を使ってレジンで固めたもの。
フルーツは全て100均樹脂粘土製。
ゼリーケーキって要は「ゼリー」のことを指すのでは?と思うのですが、まあ深くは追及しない。
マレットちゃん「イチゴにブドウにマスカット、キウイにレモン、モモ…!
ロビンちゃん「エヘヘ。絵みたいでしょ?
幽子「このカフェ、凄く居心地いいね。気に入ったよ。ずっとのんびり、本読んでられる
」
トチーちゃん「バミューダーさんと幽子さんは、ロビンカフェでティータイムね。
ポムちゃん🍎🍏「今年は、幽子さんとバミューダーさんが一緒にカクテルを楽しめないの、ちょっと残念だね
」
おばあさん「そうね。
妊娠中の幽子さんは兎も角、バミューダーさんも、ご一緒出来ないのは…
」
ラーク「バミューダーさんは、奥さんに合わせて、幽子先輩が妊娠・授乳してるうちは、ご自身も、飲酒を控えることになさったそうです
自分が飲んでいたら、幽子さんもつい、飲みたくなってしまうだろうって…」
100均のボトル。去年の千日紅と、今年咲いたバラの花びらを乾燥させたものを詰めました。
そうするつもりはなかったんだけど、見たら丁度、ポムちゃんたちのお洒落なテーブルみたいだったから、そのまま使用。カクテルは、グラスだけはAmazonで購入、樹脂粘土パーツを飾り、着色したレジンを入れて硬化しました。
パーツのうち、輪切りレモンだけは、100均セリアにあった既成のものを使っています。
トチーちゃん「ラークさんとナースチャの結婚式も、いよいよ、日数を指折り数えるまでに迫って来たわねえ」
おばあさん「ええ、楽しみだわ
…そうそう、ラークの妹のアイビスね、結婚式場の事務の仕事に就いてから、言動がビックリするほど丁寧になってきたのよ。
マレットも喜んでいたわ。…最近、ママがいつ逢っても、凄く幸せそうで、目つきも物腰も話し方も、本当に穏やかになってきたって
アナスタシアさんのご親族の方々のいらっしゃる、格式ある場所での結婚式に出席しても、もう大丈夫そうよ。
…昔はね、アイビスの険のある乱暴な言葉遣いに、本当に私は、ハラハラさせられたものだったけど…」
トチーちゃん「…そう言えば、幽子さんへの脅迫状の件…どうなりましたの?😟」
ラーク「警察が、すぐ動いてくれたのは有難いですけど、まだ、犯人の特定は難しいそうです。
ただ、内容が非常に悪質だったので、警察の方も今、全総力を挙げて、犯人を捜してくれているみたいです」
おばあさん「幽子さん、早くバミューダーさんにご相談なさったらいいのに…。
お腹の大きなこんな時期に、こんな深刻な悩みごとを、旦那様と分かち合わずに一人で抱え込もうとなさるのは、感心しないわ
お母さんの心身への大きなストレスは、お腹の赤ちゃんにとってだって、絶対に良くはないはずよ。
私は、幽子さんからご相談を受けても、バミューダーさんがテルミン奏者をやめるだろうとは、思わないのだけれど…。
このままでは、夫婦お二人とも、可哀想だわ
」
トチーちゃん「そうなんですよね…
バミューダーさんも、自分が幽子さんに距離を置かれているのではないかと、何となくご不安に思っておられるようですわ。
バミューダーさんだけを抜きにして、私達が時折、こそこそと話をしているのを、薄々感づいて、いぶかしんでいるのでしょう
幽子さんの方も、今、バミューダーさんとうまく目を合わせられずにいるわ。そりゃそうよね
…見ていて、あまりにも辛い
」
ラーク「僕もそれについては、本当にお気の毒で、やるせないなと思ってて…
おばあさん「それは、そう思ってしまうでしょうね。
警察の方々もお気を使って、夜に電話して下さるし、バミューダーさんのマネージャーさんも事情を知って、この件については、そうして下さっているけれど、何か自分にだけ、重大な隠しごとをされているのではないかと、私でもそれは疑ってしまうわ。あんなにもバミューダーさんは、奥様を愛してらっしゃるのに。
完全に誤解なのが、悲しいわね…
何とか、ならないものなのかしら…
」
ポムちゃん🍎🍏「うーん、でも…
バミューダーさん、彼の出産時に、お母さんが亡くなってしまったんでしょう?🤔
…だとすると、厳しいなあ。
もしかしたら、幽子さんと我が子の身が、バミューダーさんの過激なファンに脅かされていると知ったら、本当にコンサートツアーどころじゃなくなっちゃうかも…
」
トチーちゃん「脅しの犯人の目的が、バミューダーさんと幽子さんの仲を裂くことなのだとしたら、完全に、その術中に陥ってしまっているわね…
酷い話ね、あんなに愛し合っているご夫婦は無いのに。幽子さんの、ファンの方々への深い理解と寛容さがあってこそ、バミューダーさんはコンサートツアーを続けることが出来ているのに。
どうしてそこまでバミューダーさんの熱烈なファンでありながら、幽子さんを脅迫しているその人には、それが解らないのかしら
バミューダーさんの幸せを破壊しても、その人の手に、バミューダーさんは入らないわ」
ポムちゃん🍎🍏「きっと、その人は、自分に都合が良いように、物事を解釈しちゃってるんだろうね。
『私なら、幽子さんよりもずっと、バミューダーさんを幸せに出来るはず』
『本当は今、バミューダーさんは不幸なんだ、幽子さんに不幸にされているんだ、ご自分では、それに気づいていないだけなんだ』って。
バミューダーさんにとって、自分は良いことをしているんだと、頭から信じ込んじゃってるんじゃないかと思うよ
」
おばあさん「…バミューダーさんの血を分けたお子様まで害すると、脅しておきながら?😟
」
トチーちゃん「やっぱりそこは、その人は、普通一般の人の考えでは、なくなってしまってるんでしょうね
私達には、理解の出来ないことだけど…」
ラーク「ナースチャがここにいたら、なんて言ってくれるかなあ…」
トチーちゃん「…え?」
ラーク「いえ、今の幽子さんの立場は、去年のナースチャと同じなんだって、ふと思って…🤔」
おばあさん「…どういうことなの?」
ラークさんの過去のトラウマを…ソニアさんのことをご存じだったのは、同じ留学先のP市にいた幽子さんだったんですの。
ナースチャは全くそれを知らずに、ラークさんを喜ばせようと、ジゼルの…つまり、ソニアさんが事故で亡くなった時に着ていたバレエ衣装を作っていて…
私とポムちゃんとは、それを知っていたのだけれど、どうにも出来なかったんですの
おばあさん「まぁ…。そんなことがあったんですの…
私も全然、その時には、どうしてラークが悩んでいるのかを知らなくて…何故ラークは、アナスタシアさんになかなか告白できずにいるのかしらと…アナスタシアさんが元は王女様で、ラークは大学を中退して農場を継いだ身だから、アナスタシアさんの身分に対して引け目を感じているのかしらと、私はずっと悩んでいたんですよ。
ポムちゃん🍎🍏「そうだった。
…今、ラークさんもナースチャもあまりにも幸せそうだから、忘れてたよ
あの時は、トチーちゃんもポムも、悩んだね。何も知らずに、最悪な方向に進んでいるナースチャを、止めてあげることも出来ず、ただただ、見守るしかなくて。
ポムも、何日も眠れなかった。最終的には幽子さんが、ナースチャに全てをお話したの」
ラーク「そうなんです。その時、互いに誤解しあったまま、永遠に決裂してしまいそうだった僕とナースチャを、思い違いの闇から救い出してくれたのが、皆さんと、そして幽子先輩でした
だから、ナースチャなら、なんて言ってくれるだろうかって…。
・・・・・
ナースチャ、あんたの部屋、衣装の詰め込み過ぎで、遂にクローゼットが大爆発でもしたっていうの?
それとも、空き巣でも入って、こうなったの?」
バルバラ「結婚式が近づいてきて、気が急いてるのは解るけどさ。
でも、式は6月末だろ?
ナースチャ「勿論、そうなんだけど…
ナースチャの国の伝統的なクレープ、ブリヌイ。キャビアやサーモンを載せることもある。
ナースチャ「まぁっ!バルバラったら!
…そう言えばバルバラは、ゲルダとは無事、仲直り出来て?」
あたしとゲルダがごちゃごちゃやってる間に、ゲルダのかかとの怪我も完全に治って、機嫌良く舞台に復帰してったわ。
バレエ学校時代のあたしの同期だった子二人が、同じ舞台で群舞に混じって踊るから、初日、是非観に来てくれだってさ🤭
」
バルバラ「まあ…前回はナースチャは、あたしのせいで、帰国直前に依頼を聞いて貰うことになっちゃったしさ、いつまた大掛かりな仕事が突発的に入って来ちゃうかも判らないから、今、帰れるうちに帰っちゃった方がいいかもね。
・・・・・
ナースチャ「…ラークさん、この間の電話では、幽子さんのことで、何か私に話したそうだったわ…🤔
ナースチャ「…ああ、懐かしい、この駅!
ラークさんとイクラ。ラークさんとイクラ💃
」
・・・・・
「森に夢見る」バリオス アウグスティン・バリオスは、中南米パラグアイの作曲家。
・・・・・
日中は、熱中症が心配になる程、極度に暑くなるのに、何故こうも、夜になると気温が下がるのでしょう…
皆さん、服装と食べ物に気をつけて下さいねたまには温かな食べ物や飲み物も良いものです