ダイエット&健康法特報!ダイエットと健康法の徹底研究 -23ページ目

食事制限も健康法?

健康というものを考えた場合、人間の原始的な本能の充足というものは決して無視できません。
特に、食事と睡眠は、健康における大黒柱です。
この両方の柱がしっかりしていなければ、人間は健康体を常時持続する事はできないでしょう。

食事に関しては、健康法などというまでもなく、人間の身体そのものを作り上げる、生命維持の為に必要な事です。
その中にあって、その量というものがとても重要となってきます。
人間にはそれぞれ個性、個体差がありますが、食事の摂取量に関してもそれは言えます。
胃袋の大きさ、消化のスピード、栄養の吸収率など、非常に多くの要素が組み合わさって生まれる個体差です。

一般的には、一日2,000kcalの摂取が必要とは言われていますが、必ずしもこの量を遵守する必要はありません。
健康に必要なのは、いかに現在の身体を健常にするかであり、その健常にする食事の量は人それぞれ、状況によりけりなのです。

例えば、近年開始されたメタボ健診で「メタボリックシンドローム」と診断されたとしましょう。
その場合、当然ながら食事制限というものが健康法として必要となります。
食事制限を行うことで、健康体を取り戻せるからです。
本来、食事制限というのは健康に良いものではないですよね。
一日三食、平均的な必要摂取量を食べる事が、なにより健康に良いはずですから。

しかし、人間の身体は常に変化しています。
食べ過ぎ、飲み過ぎを繰り返し、必要以上の脂肪を付けてしまった人は、当然その脂肪を減らす必要があります。
すなわち、食事制限が健康法ということになるのです。

健康法の基本は食事

食は健康における基本中の基本、いわば土台です。
では、どのような食事の仕方が健康法につながるのでしょう。
もちろん、それはその人その人によって異なります。
ある人には健康法となり得るメニューでも、ある人には体調不良の要因となるという事もあり得るのです。
その事を踏まえつつ、一般体型、一般的な性質の人にとって、どのような食事が健康法となり得るのか、考えてみましょう。

現代の日本が抱える食の問題は、欧米化に伴う肉や糖分、塩分の過剰摂取です。
濃い味や脂を好む傾向の強い子供が増えてきており、その結果栄養が偏ってしまいます。
また、その需要を満たす為、弁当やファミリーレストランのメニューには肉や卵、乳製品を使用した品がかなり増えてきています。
その為、現在の外食産業全般は、あまり健康法の観点ではよろしくない状態と言えるのです。

食の健康法における問題点は、他にもあります。
野菜不足、安全管理の不備、あまり噛まずに飲み込む習慣などですね。
野菜の摂取不足は、もう何十年も前から子供、大人に限らず叫ばれている問題です。
ただ、近年では野菜に対する関心も上昇しており、この面においてはある程度の改善が見られます。
一方、安全に関しは、偽装などの問題が浮上している状況で、あまり芳しくない状態ですね。

そして一番の問題は、噛むという行為が徐々に少なくなっていることです。
メニュー自体、やわらかい物が増えているという事も関係しています。
噛む事で人間は顎を鍛え、脳の働きを活性化させます。
しかし現状では、この行為があまり行われず、結果顎の発達に問題を抱えるケースも出てきています。

よく、スポーツ選手がガムを噛んでいますが、あれは精神統一と共に、噛む力を養う為でもあります。
健康に「噛む」という行為が良いという事は、彼らを見てのとおりです。
噛む力が必要な食事こそ、この現代における健康を考えた上では必要な食事なのかもしれません。

食が中心のマクロビオティック

食を中心とした健康法の中には、かなり突き詰めた内容のものもあります。
その中のひとつが、マクロビオティックです。

このマクロビオティック、あまり聞きなれない言葉かと思います。
簡単に日本語に治せば、「長寿法」という意味です。
作ったのは日本人の桜井如一さんで、第二次世界大戦後に食事療法、あるいは食生活法として広められました。
同じような内容の健康法がヨーロッパでも普及しているなど、ワールドワイドな健康法となっています。
一般人の間ではその名前はあまり知られていませんが、内容的にはかなり普及していると言えるでしょう。

ではその肝心の内容ですが、かなり限定的な食事の仕方が説かれています。
主食となるのは玄米、雑穀、あるいは全粒粉といったものです。
これに組み合わせる食材は、野菜や豆類、海草などです。
有機農産物、自然農法によって作られた物が望ましいとされています。

砂糖は使用せず、甘味となる調味料には甘酒や米飴、メープルシロップなどが使われます。
うま味調味料は使わず、また煮干や鰹節などの魚のダシも使用しません。
ダシに使うのは昆布と椎茸です。

肉、タマゴ、乳製品は基本的に使用しないで、病気の際にもタマゴのみに留めます。
魚も基本的には使用せず、白身魚や小魚を少量食べる程度に留めます。
食品のアクは取り除かず、皮も可能な限り食べ、塩は天然塩を用い、季節の野菜や地元の産品などを食するのが好ましいと言われています。

つまるところ、マクロビオティックは菜食主義にかなり近い食生活という事ですね。

人気のピラティス・メソッド

近年、ヨガなどと共にエクササイズの一つとして人気を博しているピラティス・メソッドですが、健康法としても活用されています。
ピラティスは、元々第一次世界大戦におけるドイツの兵隊のリハビリの為に、ドイツ人の看護師ジョセフ・ピラティスが開発したものでした。
フィットネスプログラムとして、呼吸法を基礎とし、インナーマッスルの鍛錬を重点的に行えるようにと作られたプログラムです。

ただ、中身は決して屈強な兵隊達だけが可能なプログラムというわけではなく、誰でも行えるような運動です。
ピラティスの特徴は、ゴムバンドやボール、マットレスなどといった道具を使用する運動がある点で、単純に反復運動を繰り返すなどのものではなく、楽しんで鍛えられるプログラムになっている点にあります。
また、そのトレーニングの動きはとても緩やかで負荷を抑えめにしている事から、女性でも簡単に続けられ、近年、美容を目的としたエクササイズやダイエットプログラムに利用されているのです。

健康法としても、代謝が向上したり、姿勢がよくなったり、転倒をしにくくなったりするので、年配の方に特にオススメです。
高齢になってくると、なかなかインナーマッスルは鍛えられず、すぐ転倒して骨折したり、バランスを崩して腰を悪くしたりするケースが多くなります。
ピラティスを続けていると、ある程度の年齢に差し掛かってもそういった事が起こらなくなると言われているのです。
まさに健康法の鑑とも言えるプログラムです。

アレクサンダー・テクニーク

日常であまり使われない健康法のひとつに、アレクサンダー・テクニークという方法があります。
アレクサンダー・テクニークというのは、オーストラリア出身のフレデリック・マサイアス・アレクサンダーが考案した健康法です。

有望な役者であった彼は、突如舞台で声が出なくなる事態に見舞われ、役者人生の岐路に立たされました。
医者にもさじを投げられ、自分で解決するしかないとなった時、アレクサンダーは三面鏡を使って、自分の発声の瞬間に自分がどのような状態になっているのかをくまなくチェックしたそうです。

そこで彼は、自分が「声を出そう」と意気込むあまり、無意識のうちに首の後部を縮めていて、声帯を圧迫していた事に気付きます。
逆に首を楽にしていれば、声が楽に出せる事にも気がつきました。

これをきっかけとして、アレクサンダーは頭や首、あるいは背骨といった部分の緊張を取り除く事で初源的調整作用を活性化させると、全力が自由に出せるという事を発見したのです。
その為には、無意識のうちに発声しているクセ、習慣によって起こっている不必要な反応を排除する必要があると提唱しました。

アレクサンダー・テクニークとは、日常生活の中で無意識のうちに行っているクセや習慣を極力抑制し、リラックスした状態を保つ事なのです。
特に、首周りに関してはそういった無意識の反応が多いと提唱しています。

実際、そういったクセなどによって身体に余計な負荷が掛かっているのは事実で、肩こり、首こり、腰痛などの要因のひとつに挙げられています。
どうしてもそういったものが治らない場合は、自分の一日の生活の中でクセになっている部分を探し、意識的になくす努力をしていてはいかがでしょう。