昨年6月の午後7時、神奈川県の慶応大学湘南藤沢キャンパス体育館。激しいボールの奪い合いに、だれもが目を奪われていたその時、少し離れたところで突然、「バタン」と人が倒れた。さっきまでプレーしていた2年生のBさん(20)があおむけになっていた。


 観戦していた総合政策学部2年(20)らが驚いて駆け寄ると、ピクリとも動かず、顔は真っ青だ。胸に耳を当てても何も聞こえない。「あっ、心臓が止まってる」

 仲間の動きは早かった。ひとりが携帯電話で119番、別の一人は、Bさんのあごを手で押し上げて、呼吸できるよう気道を確保した。女子学生は、突然死の原因になる心室細動を起こした時に心臓に電気ショックを与えるAED(自動体外式除細動器)を取りに2階から1階に走った。学生たちは、大学で救命講習を受けていた。


 1分もたたずにAEDが到着。電源を入れて流れる自動アナウンスに従い、体に器具を装着。ボタンを押すと、「ドン」と大きな音がして、Bさんの体が数十センチも宙に浮いた。

 続いて流れた「心臓マッサージを続けてください」のアナウンスで、は胸の真ん中に両手を組んで乗せ、強く押した。講習で習った通り、胸がへこむほどの強さで、リズミカルに。すると、「あぁ…」と苦しそうな声がもれた。


 間もなく救急車が到着し、藤沢市民病院に搬送された。当直医は、鎮静剤などを使いながら、血圧や脈拍を管理して再発を警戒した。


 4日後、目を覚ましたBさんは、「いつもと変わらない」というほど、体調は回復していた。倒れた前後の記憶はなかった。

 その後、都内の病院で精密検査を受けると、冠動脈がけいれんする冠攣縮(かんれんしゅく)性狭心症などが見つかり、心室細動が再発した時に自動的に心臓に電気ショックを送る植え込み型除細動器の手術を受けた。大学には夏休み明けに復帰した。


 AEDは主要な駅など公共の場に設置が広がっており、使用法を含む救命講習は各地の消防署などでも開かれている。「一度でも受講すれば、だれでも使えることがわかる」と赤坂さんは参加を呼び掛けている。)


 応急手当てと損害賠償 弁護士の木下健治さんによると、善意による応急手当ては、著しく注意を怠っていなければ、結果としてうまく行かなくても責任を問われないという。民法第698条(緊急事務管理)に規定がある。


AEDとは、Automated External Defibrillator:自動体外式除細動器の略で、一般市民が簡単に安心、安全に電気ショックを行うことができるようにつくられた医療機器です。
AED寄贈サイト
http://aedkizo.com

“脱走”シロオリックスの捕獲訓練で着ぐるみを着て熱演する女性職員。着ぐるみはトナカイ用の角の先をとがらせ、赤鼻を黒くしてシロオリックスに似せた
地震で興奮し、シロオリックス(ウシ科)の母子2頭が逃げ出したという想定で多摩動物公園(日野市)は24日、来園者の避難誘導と脱走動物の捕獲訓練を行った。

 訓練では女性職員2人が着ぐるみを着てシロオリックスに扮し、子供をかばおうとした母親が園路上で来園者に激突。意識不明の重体になるけがを負わせ、母子で逃げ出したところを捕獣網で囲んで追いつめ、母親を麻酔銃で打ち、子供も捕獣網で捕獲した。

 訓練には日野消防署なども参加。
重体となった来園者にAED(自動対外式除細動器)を使用して救命、救急車による搬送なども行われた。
 訓練は約70人の職員が参加。新人教育を兼ねて、捕獣網など用具の使い方、捕獲に至る手順などを確認した。

AEDとは、Automated External Defibrillator:自動体外式除細動器の略で、一般市民が簡単に安心、安全に電気ショックを行うことができるようにつくられた医療機器です。
AED寄贈サイト
http://aedkizo.com

 県高校野球連盟の審判講習会が22日、徳島市庄町1の蔵本球場であり、心肺蘇生や自動体外式除細動器(AED)の使用などの救急法について学んだ。
 県内の試合中に心肺蘇生の処置が必要となった事故はないが、一昨年4月には川島高の部員が練習中に倒れ、亡くなった例がある。
 審判部の審判ら18人が参加。市消防局員から気道の確保や心肺マッサージの方法について説明を受け、1人ずつ実技練習をした。また近年、胸にボールを受けて心臓が停止する「心臓しんとう」への関心が高まっており、参加者は対処法を熱心に質問していた。

AEDとは、Automated External Defibrillator:自動体外式除細動器の略で、一般市民が簡単に安心、安全に電気ショックを行うことができるようにつくられた医療機器です。
AED寄贈サイト
http://aedkizo.com

 福知山市消防本部が開講している「市民救命士養成講座」の受講修了者が17日で1万人となった。正明寺の福知山淑徳高校で行われた講座で達成。1996年から始め、13年目で大台に。市の人口でみると、受講修了者は8人に1人の高い割合で、全国平均(81人に1人)の10倍にもなり、市民救命士養成の「先進地」となっている。
 講習では応急手当ての座学や気道確保、胸部圧迫、人工呼吸、AED(自動体外式除細動器)の使い方など、人形を使っての実技があり、3時間受講すれば修了証が渡される。これまで年平均で800人余りの人たちが受講。淑徳高での講座を前に、修了者は9968人となっていた。

AEDとは、Automated External Defibrillator:自動体外式除細動器の略で、一般市民が簡単に安心、安全に電気ショックを行うことができるようにつくられた医療機器です。
AED寄贈サイト
http://aedkizo.com

 和歌山県田辺市は、暮らしや災害に関する情報などを公開している市のホームページ(HP)で携帯電話用のモバイル版を製作した。情報通信機器の発達とPHSを含む携帯電話の普及率が90%を超えたことに対応した。
 内容は文字情報が主体で、トップページに市の紹介や、暮らし、観光・イベント、防災の情報など9項目を設定。暮らしの情報では子育てや教育、住まいと暮らしなど住民に直結した情報を公開している。
 また防災情報では、地域ごとに異なる指定避難施設やAED(自動体外式除細動器)の所在地・施設名称のほか、災害用伝言板サービス、県の河川雨量情報を紹介。防災行政メールなどの配信サービスも申し込めるようにした。
 モバイル版のHPアドレスはhttp://www.city.tanabe.lg.jp/m/index.html

AEDとは、Automated External Defibrillator:自動体外式除細動器の略で、一般市民が簡単に安心、安全に電気ショックを行うことができるようにつくられた医療機器です。
AED寄贈サイト
http://aedkizo.com