皆さん、おはようございます!
今日もお読みいただきありがとうございます!
今日は寒い一日となりそうですね(^-^)
さて今朝の日経新聞によると2023年は金額ベースで過去最高のMBOが生じたとのことです。
多くの会社がIPOを目指す一方で、株式市場からの撤退となるMBO(Management Buy Out)ですが、2023年は1兆1千億円を超す見込みということです。
これまでの最高額は2020年の3050億円ですので、大幅に上回る勢いですね。
今年は
・大正製薬ホールディングス 7077億円
・ベネッセホールディングス 2079億円
の大型MBOがあり、MBO金額が跳ね上がりましたね。
資金調達や人材採用、信用力向上などを目指してIPOを目指す企業が多い一方で、株価の低迷や上場維持コスト、中長期的な経営改革に向け上場廃止を選ぶ企業を選ぶ企業も毎年生じます。
特に今年は
・物言う株主からの要求
・金利の先高観
・東証による資本コストや株価を意識した経営の要請
などもあり、MBOを検討する企業も増えているのでしょう。
MBOにより上場企業が減る、といっても新陳代謝により株式市場が活性化するのであれば日本経済にとっては良いことですし、MBOからの再上場例もあります。
世界の時価総額ランキングで日本企業が活躍できるよう、日本株式市場が活性化してほしいですね!