ウルトラ情報アップデート2023ー3 | アディクトリポート

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まずはこの記事(訃報:団時朗氏)にいただいたコメント。

 

白井美也子 

団時朗さんが郷秀樹役(人間態)で出演した最後の作品は、映画『ウルトラマンサーガ ディレクターズカット版』(2012年)。

声だけなら、TVミニシリーズ『ウルトラファイトオーブ 親子の力、おかりします!』(2017年)で、
ウルトラマンジャックの声を演じたのが最後でした。
ウルトラ兄弟の変身者たちが一堂に会するイベントは、もう無いのですね…

さようなら、郷秀樹。さようなら、団次郞。
ご冥福をお祈りします。

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YouTubeウルトラチャンネルでは、2023年4月30日まで期間限定で、『帰ってきたウルトラマン』の最終話を配信中です。
◆【特別配信】『帰ってきたウルトラマン』第51話(最終話)「ウルトラ5つの誓い」-公式配信- (24:49)

 

私も見て、この回視聴で初めて号泣してしまいました。

(※ゼットンやバット星人の造形の酷さに嘆いてではありません)

 

ウルトラ情報アップデート2023ー3

 

もうすぐ3月も終わり。

 

月刊ウルトラマンリストも近づいてるので、

まずはゾフィーの残りをやらないと。

 

【関連バックナンバー】

 

なんだけど、時間と手間がかかるので、

ウルトラ関連情報で、押さえておきたい事柄を。

 

なぜウルトラマンブレーザーはニュージェネガイアでないのか?

 

2023年は2013年のテレ東ニュージェネ1作目「ギンガ」から10周年。

 

なのでTDGの「G=ガイア」25周年は置いといて、

現在放送中の「ニュージェネレーションスターズ」展開を踏まえて、

テレ東ニュージェネひとまとめと行きましょう、

となったんだろうが、

どうやら「ガイア」(1998)路線の継承は、同番組の25周年の今年2023年、

テレ東とは別展開で進むらしい。

 

別展開のキー局はTBS。

 

この記事より。

 

【以下転載・青字部分】

 

円谷プロダクションとTBSテレビ 新規コンテンツ製作でパートナーシップ提携 共同企画開発で合意

株式会社 円谷プロダクション(本社:東京都渋谷区、代表取締役会長 兼 CEO 塚越隆行)は、株式会社TBSテレビ(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐々木卓)との間で提携を結び、新規コンテンツを共同で企画開発することを基本合意しました。

本年4月に創立60周年を迎える当社円谷プロダクションが初めて世に送り出した『ウルトラQ』(1966年放送)、続く『ウルトラマン』(1966年放送)、『ウルトラセブン』(1967年放送)に始まる「ウルトラマンシリーズ」は、TBSテレビとの共同制作でその歴史をスタートしました。

 

「ウルトラマンシリーズ」の開発には、プロデューサーのほか、円谷プロダクション創業者・円谷英二の長男、円谷一を筆頭に、飯島敏宏(『ウルトラマン』第2話「侵略者を撃て」/バルタン星人登場回 ほか監督)、実相寺昭雄(同第23話「故郷は地球」/ジャミラ登場回ほか監督)など、TBSテレビの個性豊かなクリエイターたちが深く関わり、草創期の円谷プロダクションがその<礎>となる作品の放送を実現するに至りました。

「ウルトラマンシリーズ」は時代と共に変容しながら現在に至るまで放送、配信、ライブイベント、商品化等を国内外で多様に展開しています。特に近年はアジア地域や北米を中心に海外での展開を加速させており、そのファン層は地域、世代、性別の枠を超えて拡大し続けています。

円谷プロダクションは、このたびのTBSテレビとのパートナーシップ提携によって、あらためて革新的で創造性の高い新たなコンテンツの開発を推進していきます。

具体的な内容については決定次第、随時発表いたします。(※第一弾発表は今秋を予定)
ぜひご注目ください。

 

TBSがウルトラ関連事業と切り離されたのは、

ウルフェスの最終回がオンラインに代用。

 

ウルトラマンフェスティバル2020→ウルトラマンフェスティバルONLINE

  • 2020年8月1日から8月23日
動画配信(YouTube)
  • 8月1日、2019年のウルトラライブステージ第1部「受け継がれる光 僕らの未来」
  • 8月8日、2000年のウルトラライブステージ第1部「戦士よ ウルトラの地球(ほし)へ」
  • 8月15日、2003年のウルトラライブステージ第1部「真夏のウルトラ大作戦!!〜未来へのモードチェンジ〜」
  • 8月23日、2017年のウルトラライブステージ第2部「僕たちの翼!ウルトラホーク発進!」
その他
  • 6月8日、新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止を発表。その後、オンラインで開催することを発表。
 
ウルフェスが終了したのはコロナ禍等さまざまな要因があったが、回数と開催年数の一致が乱れて修復が不可能というのもあった。
 
これ以降は共通イベント名の、
ウルトラヒーローズEXPO2021サマーフェスティバル IN池袋・サンシャインシティ
前期・STAGE1 7/22(木・祝) - 8/9(月・祝)

後期・STAGE2 8/11(水) - 8/29(日)

 

ウルトラヒーローズEXPO2022サマーフェスティバル IN池袋・サンシャインシティ
前期・STAGE1 7/23(土) - 8/8(月)

後期・STAGE2 8/10(水) - 8/29(月)

 

ーーに成り代わってしまい、以後はTBSはいくらウルトラが好調でもその恩恵にあやかれなくなった。

 

そもそも円谷との決裂は、円谷一族支配との確執であり、

同時に東宝との決裂とも同じ要因だったわけだが、

そちらは『シン・ウルトラマン』(2022)以降解決改善されてることだし、

円谷プロの現経営者に責任はないので、さすがに手打ちとしておくかってことなんでしょう、きっと。

 

慣例に従えば、テレ東で7月から「ブレーザー」が始まって年末(2024年始?)まで続くのに、

秋からはTBSでも別の「令和版ガイア」が始まったら、

いくらファンでも週2本も別局の「ウルトラマン」に付き合い続けてくれるのか?

 

まあTBSの方は、30分の実写特撮ドラマではなく、

過去作を振り返る1時間のドキュメンタリー番組とかでもいいけど、

それなら「ブレーザー」の脱ガイア路線の理由がわからなくなる。

 

ま、今のところはこれぐらいにしておきましょう。

 

ウルトラマン映画史アップデート

映画といえばこんな情報が。

この記事(ウルトラマン映画史【完全版D】2023)へのコメント

 

白井美也子 

>(「デッカー最終章」の)公開時期が例年より1ヶ月早まったのは、

円谷プロが関与しているアニメの新作劇場版『グリッドマン ユニバース』が3月24日(金)から春休みに公開されるので、そちらとのバッティングを避けたという見方もあり得るかもしれません。

グリッドマンの上映館はTOHO系であり、同じ劇場で『シン・仮面ライダー』と激突することになります。
アニメ・グリッドマンシリーズ(2018年、2021年、総監督/雨宮哲)のTV放送は深夜帯ながらMBS系全国ネットでしたし、テレ東ローカル放送のウルトラマンシリーズよりも余程売れたコンテンツですから、
ぶつける玉としては期待できそうです。
 

公開後、好評・感激・満足と高評価続出の『グリッドマン ユニバース』ですが、

私、グリッドマン関連作品を一本も見ておらず、

ウルトラシリーズでもなければ放送局の「ロケみつ」MBS(毎日放送)が

mvs

TBSネットワークなのに、

これを無視して前掲の発表もあったことだし、

関連過去作を一切未見で「ユニバース」だけを見てもさっぱりだそうなので、

本ブログでは「グリッドマン」関連作は完全スルーとさせていただきます。

 

さてではどうして「ウルトラマン映画史」関連情報かというと、

映画ではなくアトラクションだが、

「ウルトラマン・ザ・ライド」について。

 

この記事から。

 

2023/3/6

『ウルトラマン』をテーマにした世界最大の大型ライド・アトラクション「ウルトラマン・ザ・ライド」が西武園ゆうえんちに登場!

『ウルトラマン』をテーマにした世界最大の大型ライド・アトラクションの「ウルトラマン・ザ・ライド」が2023年の初夏、西武園ゆうえんちに登場します。

 

「ウルトラマン・ザ・ライド」について

本アトラクションでは、『ウルトラマン』の世界観を、大迫力のスクリーンに映し出される細部まで作り込まれた映像と完全にシンクロして、激しく揺れ動くライドシステムなど、圧倒的なスケールで描く究極の体験をお届けします。 制作には日本を代表する映画監督の山崎貴氏をはじめ、これまで数々のアトラクションを生み出してきたクリエイティブチームが担当します。

山崎貴氏からのコメント

今回、ウルトラマンのライドを手掛けられる事に大変興奮しております。子供の頃の夢が次々と叶っていく…あの頃の自分に教えてあげたらきっと嬉しさのあまり泣くと思います。『ゴジラ・ザ・ライド』は、巨大怪獣というテーマと夕陽館のシステムが想像以上の化学変化を起こし、作った僕ら自身が驚くほどの興奮をお届けできたと思います。そして今回も、誰も体験したことのないライドを作ることが命題だと考えています。何を持ってそれを成すか?その鍵は物語の力ではないかと思っています。短い時間の中にどう感動を込めることができるか、更なる我々の挑戦にご期待下さい。

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「ウルトラマン・ザ・ライド」は、1981年以降の総来場者数が4000万人を突破した西武園ゆうえんちの2023年「とびっきりスゴYEAR!」の目玉となる新アトラクションとして登場します。

「ウルトラマン・ザ・ライド」が体験できる『夕陽館』のほか、園内レストランでのウルトラマンをモチーフにしたメニュー展開やオリジナル商品の展開なども予定しています。

 

「とびっきりスゴYEAR!」

「ウルトラマン・ザ・ライド」のオープン日や、アトラクションの詳細内容は順次公開予定です。

どうぞご期待ください。

 

 

西武園ゆうえんち公式WEBサイト

https://www.seibu-leisure.co.jp/amusementpark/index.html

 

ウルトラマン・ザ・ライド公式WEBページ

https://www.seibu-leisure.co.jp/amusementpark/ultraman_teaser/index.html

 

日本の映画界・映像界のクリエーター頼りは、

さすがに庵野秀明のシン・構想に見切りをつけ、

まともな劇映画をコンスタントに作り続ける、山崎貴に移行してるんだなと、

とっくに撮影終了、今年の11月3日に公開予定の山﨑貴版『ゴジラ』と併せて、

感じ行った次第です。

 

今回はここまで。