ゾフィ=ウルトラ白抜き画像の館2023−3① | アディクトリポート

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ゾフィ=ウルトラ白抜き画像の館2023−3①

 

月刊ウルトラマンリストの再編で、ゾフィにさしかかっているのだが、

 

帰ってきた/新/マン2世/ジャックの構成にこの動画が欠かせなかったのと同様、

ゾフィの変遷を語るには、この動画が欠かせない。

 

まずは「エース」(1973)以降の客演時のゾフィの正仁全(正面仁王立ち全身像)の白抜き画像集めから。

「エース」1話 1972/4/7

きん

えっ、小さすぎる?

たしかに。

今なら

↓これもあるし、

SHOGAKUKAN HERO LIBRARY ウルトラマンA 1972-1973

ウルトラマンZ完全超全集ストレイジBOXに同梱。

 

これもある。

2023/1/31

ネコ・パブリッシング EAシリーズ最新刊、

ウルトラマンAエース 超獣戯画

ーーなんだけど、なにしろスキャン作業が億劫(おっくう)でさあ。

 

なのでしらばっくれてネットからゲットできる画像をメインにやってしまおうっと!

 

すると(※こちらの調査不足により)自然と上掲の動画の進行に従わざるを得ないが、

『ウルトラマン』最終話「さらばウルトラマン」 1967/4/9

トサカが黒かった。スターマーク(胸の6対ボタン)はメッキ仕様。

『ウルトラマンA(エース)』第1話「輝け!ウルトラ五兄弟」1972/4/7

スターマークは7対、肩に二重線なし。

↓オリジナルの宇宙警備隊員ゾフィと比べると、曲線的だった胸下のラインが直線的に。

↓この新マンスーツのリペイント。

↑対メシエ星雲人戦より。初出は30話オクスター戦の正規4号スーツ。

  • タイマー上の赤模様がU字より幅広V字型
  • 正4の特長はスーツの模様よりマスクで、一番目立つのは目が吊り上がっている(目の取り付け勾配が急角度)こと

↓第5話「大蟻超獣対ウルトララ兄弟」1972/5/5に再登場。

↑首と顎の境目に、赤の塗り残しがある。

☆ウルトラコンバーター 1972/5/5

miku

このエース1号ゾフィは、ウルトラの父に改造される。

第27話「奇跡!ウルトラの父」1972/10/6

  • 各所にゾフィスーツの片鱗が見受けられる。

エース2号ゾフィは、第12話「死刑!ウルトラ5兄弟」1972/6/30に登場。

↓この新マンスーツのリペイント。

このスーツは上掲帰りマン動画では言及されていないが、本ブログでの独自調査で、

↓『帰ってきた』第35話(プリズ魔) 1971/12/3

第36話(ドラキュラス)1971/12/10

の2話のみに登場が確認されている【模様点接触スーツ(点1)】

上掲のゾフィ動画では、新マンの「予備スーツ」と位置付けられているが、

マスクのみに注目すると、

↓【NGスーツ(改/改々/改々々)】のマスクの可能性があり、

このNGタイプマスクも元を正せば、

初代マン通称Dタイプ、

つまりトサカが黒いままで、

低くつけ位置を修正した眼球の右目(画面左側)上辺に沿ってドリル穴が並んでいる、

1969/3/21〜5/31 『ウルトラマン・ウルトラセブン モーレツ大怪獣戦』

に登場したマスクの流用という説があり、

※野外撮影時にはトサカは銀に塗り直されていた。

一応、上掲動画に頼らずに経緯を整理すると、初代マンとセブンの時代(1966〜68)には、マスク原型は水粘土造形のため日持ちせず、番組放送終了後に失われてしまったため、『帰ってきたウルトラマン』で初代マンCタイプのマスク原型を使用する際にも、その原型として型取り・複製できたのは、「モーレツ」登場の現存マスクしかなかったというわけ。

↓エース1号ゾフィ(左)と2号ゾフィ(右)を比較すると、

上掲動画では「胸の模様が短くなっていて(?)腕の模様が左右非対称」とされている。

どちらも初代ゾフィにあった肩の細い二重線はなし。

 

このエース2号ゾフィは受難スーツで、

↓13・14話で十字架に磔(はりつけ)。

第26話「全滅!ウルトラ5兄弟」1972/9/29

第27話「奇跡!ウルトラの父」1972/10/6の前後編では、

タール液漬けでブロンズ像に固められた。

中間エピソードの第23話「逆転!ゾフィ只今参上」1972/9/8では

「異次元空間に行けない南夕子を異次元に転送するためにほんの一瞬登場」の際は受難なし。

このゾフィは次回作「ウルトラマンT(タロウ)」にも続投。

↓第1話「ウルトラの母は太陽のように」1973/4/6

第18話「ゾフィが死んだ!タロウも死んだ!」に登場時には、

スターマークが初代ゾフィと同じメッキ仕様に変更。

瀕死状態のタロウを救うために登場。

タロウの雪辱戦でバードンに挑み、

善戦はしたものの、

受難ゾフィの異名通りに頭部が発火、

ファイヤーヘッドと呼ばれるように。

↓鎮火後の痛々しい姿。

 

エース3号ゾフィは、

第35話「ゾフィからの贈りもの」1972/12/1に登場。

ぼたん

☆ウルトラマジックレイ 1972/12/1

みんt

このエース3号ゾフィは眼が黄色に発光。初代以来ひさびさに、肩の二重ラインも復活。

 

↓黄色目の消灯時(おそらく左右逆)

アトラクションスーツの改造らしく、隆起の顕著な胸のスターマークは7対、ウルトラブレスター中央に欠損が見られ2対に。

下半身は映らないため膝の逆V字の赤い膝パッドは描かれず、水性塗料を上塗りしたため、スーツに光沢がなく艶消し。

エース3号ゾフィの黄色目処理は、(アトラクスーツのため元からか)既存スーツのクリア白光目の裏側からクリアーイエローの塗料を吹き付けた。

ウルトラマンエースの目の色はマン系なのにセブンと同じイエローだったことに起因する統一実験

※あくまでも参考画像で、ゾフィはエース3号ではなくタロウ1号(後述)

+学年誌等では白発光の初代マン、ゾフィ、新マンの目は印刷加工で黄色目処理されることが多かったため。

 

タロウ1号ゾフィは第24話「これがウルトラの国だ!」1973/9/14、第25話「燃えろ!ウルトラ6兄弟」に登場。

↓このスーツは「胸の模様が広がってたり、二重ラインが細く」、またしても目が黄色発光。

この時点のウルトラ6兄弟は、のきなみ目が黄色発光。

前向きだと統一感が取れているが、タロウ1号ゾフィの後頭部はヒレをのぞいて赤塗りがなく、

↑『タロウ』第40話「ウルトラ兄弟を超えてゆけ!」1974/1/4

新マンもゾフィ同様に後頭部に赤塗りがなくシルバー。

電飾のスイッチも外付けで耳枠の後ろに突き出していて目立ちまくり。

 

ーーと、ここまでで「ゾフィ」は終了。

『ウルトラマンレオ』からは「ゾフィー」と音ビキ(長音記号)が最後につくので、そこからはまたいずれ。