ゾフィー【その1】=ウルトラ白抜き画像の館2023−3② | アディクトリポート

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ゾフィー【その1】=ウルトラ白抜き画像の館2023−3②

これ(ゾフィ=ウルトラ白抜き画像の館2023−3①)の続きで、

ゾフ「ィ」スーツ研究を終えて、

ゾフ「ィー」スーツ研究を続けます。

 

まずは前回の記事にいただいたコメント

 

ナタル

ゾフィ時代の資料や考察を探しており、Twitterなどでもまとめいる方はいるのですがTwitterの機能不全で検索してもヒットしないなど使いづらく手を焼いておりました。

詳細なスーツ事情まで添えてくださり大変助かります。
あくまでも私の独自研究ではなく、
動画に沿った「まとめ直し」に過ぎませんが、
思いがけずどなたかのお役に立てたのなら幸いです!
 

ここからが本題。

 

「ウルトラマン」

初代ゾフィ宇宙警備隊員 1967/4/9

「ウルトラマンA(エース)」

エース1号宇宙警備隊長ゾフィ 1972/4/7

きん

↓初代「隊員」(左)とエース1号「隊長」(右)の比較

☆ウルトラコンバーター  1972/5/5

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エース2号「受難」ゾフィ 1972/6/30

↓エース1号(左)と2号(右)の比較

エース3号☆ウルトラマジックレイ 1972/12/1

「ウルトラマンT(タロウ)」

エース2号続投 1973/4/6

1973/8/6

タロウ1号 1972/9/25

ーーまでは「ゾフィ」

 

今回取り上げる「ウルトラマンレオ」からは

「ゾフィー」となって現在に至る。

初登場の『ウルトラマン』最終回(第39話)では、シナリオに「ゾフィ」(英語では「SOURFY」)と表記され、『ウルトラマンレオ』までの出演クレジットも同様だったが、出版物や関連商品では「ゾフィー」と記されることが多く(英語では「Zophy」)、1984年の映画『ウルトラマンZOFFY』以降は「ゾフィー」に統一された。

 

 

では今回も、

この動画に従って進めて行こう!

 

レオ1号ゾフィーは、第38話「決闘!レオ兄弟対ウルトラ兄弟 」1974/12/27から登場。

目の覗き穴(スリット)が目に沿っているのが特徴。

初代ゾフィの肩や腕の二重ラインがめでたく復活。

「レオ」期のマン系(ゾフィー・初代マン・新マン)は安定?の黄色目。

このスーツは「レオ」以前にも、

『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』1979/4/28・日本公開/1974/11/29・タイ公開

に先行登場していた。

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↓『レオ』第39話「レオ兄弟 ウルトラ兄弟 勝利の時 」1975/1/3より

この時期の客演ウルトラ兄弟のスーツの赤はくすんでいる。

 

このレオ1号ゾフィーは、5年後の

『ウルトラマン怪獣大決戦』1979/7/21

でも使用。

※もしかしたらレオ1号ゾフィーではないかも知れませんが、そうであっても責任は取りません。

※このスーツの全身写真は

↓『ウルトラマンZOFFY』のポスターアート(右)にも使用された。

そこで次のゾフィースーツの登場は、

『ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団』1984/3/17

本作用の完全新調ゾフィースーツ

このスーツは「胸の模様が従来よりも広がっていて?、目のサイズが小さい」

模様はあずき色で、スターマークとウルトラブレスターはメッキ仕様。

ちなみに本作『ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団』で初めて、ゾフィーはM87光線を使用。

同光線は『エース』第14話「銀河に散った5つの星」1972/7/7でエースキラーが使用したが、

ゾフィ/ゾフィー本人が使用したのは、映画『ZOFFY』が初めて。

 

ついでに言っとくと、ウルトラ戦士の出身星雲M78は、

初期設定ではM87星雲だった。

 

「M78星雲」という言葉がウルトラシリーズに登場したのは、『ウルトラマン』第1話でウルトラマンが自らをM78星雲の出身と自己紹介する場面である。ただしこの時ウルトラマンは地球に到着したばかりで、地球人がM78と呼ぶ天体があることを知らなかったはずであり、「M78星雲」はウルトラ族自身による呼称であったと思われる。

企画時点ではM87星雲という名称だったが、脚本印刷時にM78星雲と誤記されてそれがそのまま放映され、定着したものである。また、『ウルトラマン』の前作『ウルトラQ』の未発表脚本に、中性子怪獣ミクラーの出身地として「M87星雲」が登場する「M87星雲より!」という作品が存在し、『ウルトラマンA』第14話では北斗星司に「M78星雲」ではなく「M87星雲」と呼ばれている。また冷凍怪獣ぺギラが再登場する『ウルトラマン』の企画段階の『ベムラー』ストーリー案集に記載されている「凍る極光ライン」でもカニ座M73星雲人という宇宙人が登場する。

なお、実在するM78はオリオン座にある反射星雲で、地球からの距離は1600光年である。一方、M87はおとめ座にある楕円銀河で、銀河系やアンドロメダ銀河などを含むおとめ座超銀河団の中心を構成しており、地球からの距離は6000万光年という距離にある。

 

つまりゾフィの光線技が出身惑星名に由来するM78光線ではなくM87光線になったのは、たまたまその回のシナリオ表記が間違っていたからで、「奇跡の87万度」光線という学年誌の設定は後付けの辻褄合わせに過ぎない。

 

この『ZOFFY』スーツは映画次回作『ウルトラマン物語ストーリー1984/7/14

にも、わずか4ヶ月後に再登場したわけだが、

模様色の黒ずみはさらに進み、ほとんど茶色に変色している。

 

〈平成ゾフィー編〉

ネオス1号ゾフィー 第2話「謎のダークマター」 2000/12/6

眼光色が白色に戻り、初代ゾフィスーツの忠実再現に徹している。

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相違点はトサカ色と覗き穴の有無くらい。

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秀逸な出来なのに、「ネオス」以降の消息がつかめず。

 

完全には一致しないが、

ウルトラコンバーター(2012)
ウルトラマンサーガ ゼロ&ウルトラ兄弟 飛び出す!ハイパーバトル!!」2012/3/1に登場。
『てれびくん』2012年4月号のDVD付録のオリジナルストーリーで、映画『ウルトラマンサーガ』の前日談。
に登場するゾフィーがネオス1号によく似てはいる。
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「ネオス」ゾフィーにあった肩の二重ラインが欠けているし、スターマークも密集していないので恐らくは別スーツ。

 

次は『新世紀ウルトラマン伝説』 2002/8/3

に登場したゾフィー。

このスーツ最大の特徴は肥大した胸筋模様。

  • 新世紀ゾフィーの胸の隆起(盛り上がり具合)は、ウルトラの父をも凌駕する。
  • 覗き穴が初代マンCタイプに準じた点穴。
  • 胸の模様が歴代で最も狭い?

『ウルトラマンメビウス外伝 ヒカリサーガ』

ひかり

SAGA2「勇者の試練」2006/8/7にも登場

 

『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』2009/12/12


でも、アクション用スーツとして活躍していた。

このスーツは寿命が長く、

どやねん

『ウルトラマンボーイのウルころ』

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テレビ東京系で2003年9月29日から2004年10月1日にかけて、

毎週月 - 金曜の朝6時40分 - 6時45分に放映された(全260話)。

第255話「いざゆけ!誇り高き獅子の巻」に登場した、

サタンビゾーとコンビを組んだアルギュロスが変身した姿

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↑「ウルころ」別エピソードからの画像だが255話にも同じスーツを使用↓

すいてい

ニセゾフィー 2004/9/24や、

2011年のウルトラマンフェスティバル 2011/7/22での、
2011
ウルトラライブステージ14に登場したり、
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等々でしぶとく生き抜いている。

 

『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に話を戻せば何より、

☆ブラザーズマント 2009/11/25

が思い浮かぶが、

実はマント初出はこの映画ではなく、

なんと

ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』2009/11/25である。

マントを羽織ったゾフィーは、

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『ゴーストリバース』(右)では「新世紀」版通称「胸アツ」が、

映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』(左)では、

やはり映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』2006/9/16に登場した

  • 「エース」1・2号ゾフィが参考にされたスーツ
  • 胸の赤模様が角ばっており、肩の二重ラインも消失
  • スターマークのメッキ処理もない
  • 覗き穴はハの字スリットで名スーツと評判
初出は『ウルトラマンメビウス』第42話「旧友の来訪」2007/2/3

同番組ではゾフィー初のぐんぐん変身カットもあるし、

メビウス1号ゾフィーは、マント姿以外でも、映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』に登場。

同作には、スターマークもウルトラブレスターもない若い頃のゾフィも登場。

◎青年期 2009/12/12

 

その後メビウス1号ゾフィー(左)はニセゾフィー(SR・右) 2010/11/26に改造。

青年期のゾフィー(左)はニセウルトラマン(SR・右)2010/11/26に改造された。

 

まだ続くが、キリがないので今回はここまで。