本日のおつとめ
2020/11/4
ここからが本題で、
実に久々(2020年08月28日以来)の、
題して
マンダロリアン シーズン2 エピソード1
ディズニー体制での新スター・ウォーズの人気は、
映画『スカイウォーカーの夜明け』で完全終了。
レイ役のデイジー・リドリーは、
本作後、全く仕事のオファーがないらしく、
ついにウップン晴らしで、
「シークエル・トリロジー(新三部作)は当初から何も決まっておらず、あてずっぽうで話を進めていた」
と暴露してしまった。
2020/09/10
ところがこのぶっちゃけが、
「そうだったのか、ひどい…」と失望と落胆を誘うどころか、
「どうせそうだろうと見抜いてたぜ」程度にしか受け取られていない。
2020/09/11
このブログでも何度も書いたが、
シークエルトリロジーと
同時進行のSW映画
不作不振の元凶は、
現ルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディで、
自分の見込みや判断、路線やスタッフ変更、
つまり彼女自身の裁量こそがSWの価値を下げているのに、
絶対に自分の非を認めず、
現職の座に居座り続けているためだ。
最近ではキャスリーン・ケネディはSW製作から手を引いても、
ディズニー/ルーカスフィルムには図々しく居座り、
別作品に土俵を移す算段をしているらしい。
2020/10/28
そんな、もう絶対ダメダメ、
事実上の完全終了状態のSW/ルーカスフィルムを、
かろうじて存続させているのは何なのか?
それはもちろん、
ジョン・ファヴローが原案・脚本・製作総指揮の、
テレビシリーズ「マンダロリアン」に尽きる。
- 『ザ・マンダロリアン』第1話放(2019年11月17日)
- 「マンダロリアン」からのSW雑感(2020年01月20日)
- 【総論】マンダロリアン・シーズン1(2020年02月16日)
2020/10/24
猫さんダイアリーのブログにお任せして、
こちらはもっぱら、
よほどSWについて詳しくないとわからないことだけを紹介しておこう。
今回は何と言ってもマシフ(Massiff)でしたよ。
マシフは砂漠惑星タトゥイーンの先住族サンド・ピープルの猟犬として、
『エピソード2 クローンの攻撃』(2002)で、同族の野営地が映し出された際、
随所にチラ見しているが、
あまりにも印象が希薄なため、
当初発売のフィギュアは正しくサンドピープルとセット売りだったのに、
すぐにジオノーシス兵士とのセット売りに変更された。
だがジオノーシス星には、
あいにくマシフは見あたらず、
どうやらオーレイと混同されている。
↓これがオーレイ。
このため、インチキセットのマシフは今でも安価だが、
サンドピープルとのセットはいくぶん値が張る。
だからジョン・ファヴローは今回、
「いやいや、マシフはタトゥイーン棲息で、サンド・ピープルの猟犬だから」
と再確認の再定義をしたわけですよ。
「この人、どんだけSWに詳しいんだよ!」
と、ひたすら感心してしまいました。
かくして「マンダロリアン」は、
こと「シーズン1」に関して言えば、
ジョン・ファヴローは役不足だったのを、
「シーズン2」の冒頭話が示しているのではないでしょうか。
とにかくSWに詳しい人ほど、
ぜひご覧ください。
期待は裏切られません。