『映像研には手を出すな!』
2020/9/25 TOHOシネマズ西新井 スクリーン10
待望の…
といいたいところですが、
待ちすぎましたね。
映画公開に先立ち、
2020年4月からMBS・TBSほかで実写ドラマ
(全6話、東京地区は、4月8日から5月13日まで)
を放送。
原作第1巻の内容を中心に、細部にオリジナル要素を追加。
まずはこの実写ドラマの感想がよろしくなかった。
主演の齋藤飛鳥、
山下美月(みづき)、
梅澤美波は、
与えられた役柄を無難にこなし、
セットや野外撮影の規模も劇場用映画(邦画では大作級)並みに超豪華。
主演以外の俳優も多彩で、
これに文句をいうのは…
と言う気もするが、
なんと申しましょうか、
不発弾とかシケた花火と言った感じで、
期待されたほどの効果を上げておらず。
それもあって、
この全6話の話題は、このブログでも取りあげなかった。
本来はドラマ終了の直後、
5月15日公開のはずが、
コロナの影響で、9月25日公開に。
英勉(はなぶさ・つとむ)監督作としては、
5/15『映像研』の2週後の5月29日に『ぐらんぶる』
それからうんと時を隔てて、
映画の前日譚となるドラマ『妖怪人間ベラ 〜Episode 0〜』の配信が、
2020年8月13日より開始され、
『ぐらんぶる』から3〜4ヶ月して、
映画『妖怪人間ベラ』が、
2020年9月11日公開されるはずだった。
ところが実際は、
そして9月25日が『映像研』と、
最初に公開されるはずの『映像研』が、
逆転して最後となる事態に。
これは計画外で、
実は『映像研』が一番つまらず、
アクビが何度も出た。
東宝作品なので、
8月14日公開の
浜辺美波、福本莉子、赤楚衛二がスライド出演してるが、
テレビドラマから続投の福本莉子はともかく、
映画から出演の赤楚衛二が一番目立ち、
浜辺美波と乃木坂3人の共演を期待したが、
すべて別録りでガッカリ。
さしずめ、『帝国の逆襲』のアレック・ギネス(ベン・ケノービ)かっ!
この映画を高評価の人は、
どうせ乃木坂のファン=映画なんてほとんど見ない人でしょ。
寝落ちこそしなかったものの、
正当な評価は☆3つあたりでしょうね。
↓予告にあった、「実写です」のこのシーンは映画本編にはありません。