『ぐらんぶる』 | アディクトリポート

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『ぐらんぶる』

2020/8/7 MOVIX三郷 シアター⑫ E-13

 

 

観客は自分を含めて7人

 

 

感想は?

 

予告やプロモーションで期待しすぎたのか、

そこそこ出来のいいパーツが揃っちゃいるが、

並びや組み立てがユルユル。

 

不覚にもアクビが何回も出たし、

終盤で少しウトウト。

 

先入観なく映画を観たく、

スタッフについては鑑賞前にチェックしないが、

鑑賞後に英勉(はなぶさ・つとむ)監督・脚本をチェックすると、

この方、どうやら乃木坂46専属の監督になりつつあり、

『あさひなぐ』(2017)も手がけているし、

 

公開順が『ぐらんぶる』と入れ替わった、

『映像研には手を出すな!』も手がけている。

 

英監督のデビュー作が、

ライムスター宇多丸氏が激怒酷評の

ハンサム★スーツ』だったことからも察するに、

 

 

 

 

作風こそ徹底した脱力系ながら女優をきれいに撮り、

男優をカッコヨク撮ることには毎回きちんと成功している。

 

テレビを見ないし、男性俳優を追いかけないので全然知らなかった、

獣電戦隊キョウリュウジャー』(2013−14)のレッド役、

竜星涼(りゅうせい・りょう)も、

 

 

 

 

仮面ライダービルド』(2017)の桐生戦兎 / 仮面ライダービルド役、

犬飼 貴丈(いぬかい・あつひろ)も、

 

 

 

 

 

女性ファンに大サービスの全裸披露が続き、

これ以上を望むのはどうかしているし、

 

女性陣も主役の与田祐希はもちろん、

 

 

姉役の朝比奈彩も、

自慢のボディ披露で勝ち気キャラを演じきった、

美人度/カワイさ度はちょい低めの小倉優香も、

 

そして誰より、

ケバ子役の石川恋(いしかわ・れん)が個人的には結構ツボ。

 

まあ、他愛がないし、くだらなく、

もう少しシェイプアップや吟味推敲でより良い出来になっただろうが、

それ以上を望む方が、

パスタを注文しておいて、

ステーキじゃないと怒るようなものじゃないか。

 

帰り道で猛暑の炎天下でチャリをこぎながら、

あるシーンを思い出して、

マスク越しにニタニタしちゃったんだから、

成功じゃないの?

 

過度に期待せず、

ボケーッと避暑目的で観る映画としてなら、

当初の公開予定だった5/29よりも、

8/7からの公開が見合っていました。

 

高嶋政宏も、ある意味すごかった…。

(クリックでネタバレ画像)

 

そうそう、

映画の締めくくりは、

なんと『ジョジョ・ラビット』に通ずるテイストでしたよ!

 

 

 

 

もっとも映画は完全に別物でしたが。