ランナーパテで乗り切ろう/ゴーサンナナ2020ー7ー2 | アディクトリポート

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ゴーサンナナ2020ー7ー2

 

テーマ:スタートレック記事は

前回がだいぶご無沙汰だったので(2ヶ月ぶり)、

今回は間髪を置かず(3日ぶり)。

 

関連動画として忘れないうちに、

MODELING FROM THE ENSIGNS CHAIR(少尉席からの模型道)】

の最新動画です。

2020/07/12

 

【前記事のおさらい】

 

改装型エンプラ初版・通称スムージーは、

↓マッチボックス箱(ヨーロッパ流通)
いれかえ
↑amt箱(アメリカ流通)
40年の経年変化で黄ばみが盛大なため、
おら

 

レイシオン(放射状扇型)効果を

んじう

xxxxxx

 

透過光で再現するのに不適と判断。

 

じゃあ現行再販品の純白プラを使うとしても、

同スケールリライアント(2010/2017再販)

 

 

で代用できるパーツはいいとして、

 

もっとも、Sebastian Schmid‎ (セバスチャン・シュミット)氏の、

リライアント透過光作例を見ると、

黄ばみ疑惑は残るが…。

(※どの発売期のリライアントを使ったかは不明)

 

26年ぶりの2018年ラウンド2再販エンプラで、

全面に走るひび割れレンガ風をパテ埋めすれば、

なおさら透過光には不適なのでは?

 

——というところまでが前回。

 

【本記事】

 

ここでヒントになるのが、

この記事(ゴーサンナナ(1/537)アップデート2020-4)。

 

2020年04月15日

 

〈以下再録〉

 

パラグラフィックスの改装型用エッチングパーツ、

Refit Enterprise Window Templates

パラグラフィックス 1/537 USS エンタープライズ改装型 ウインドウディテールアップテンプレート

プラモデル用ディテールアップパーツ PGX213(リンク切れ)

は、

歴代キットではどれも正確でない、

↓窓の位置と大きさ

sannyou

ドッキングポート径

rainn

修正できる絶好の治具だが、

第二船体の元キットは、

ひび割れレンガモールドのない初版スムージーを使うにしたって、

窓の穴埋めは、どのパテが最適か?

 

埋めるのは容易でも、

修正穴開けで、元素材となじみ、均質でなければ、

延々と同じ作業のくり返しになってしまう。

組み立て説明書のPDFによると、

 

leftover sprue(kit “trees”) mixed with liquid model cement (Tenax 7R or equivalent)makes an execellent filler.

 

 

余剰ランナーをプラモ用液体接着剤で溶解し、

充填剤に使えば均質素材の穴埋めができると聞いて「なるほど!」

 

↓ようは、この動画と同じことね。

 

エンプラ改装型ゴーサンナナ最新キットの成型色は、

中間期再販の旧キットのようには黄変しない、

良質なアイスホワイトなので、

このランナー+接着剤でパテ素材を作れば、

くまなく走るレンガモールド消し+透過光処理にも一助になろうかと。

 

皆様もご検討下さい?

 

〈再録終わり〉

 

ランナーパテで乗り切ろう

 

でもって、ランナーパテを作る場合、

まさか溶剤/接着剤までアメリカのマニュアルに従わず、

日本製でまかなうには、何を使えばいいのか?

——を探っていたら、

この人(帝王のブログ)の、

この記事(パテについて1)で、

 

2020-06-03

 

私は今現在は自作のランナーパテを使っている。

市販のパテは引けるというか、サフや塗料のシンナーで溶けるのよ。

作業中はきちんと埋まっていたはずなのに、半年とか1年経過したら、パテが全て消えていた。そんな経験もある。

それで色々と試して、このランナーパテとヒートペンの併用が一番ベストという部分に落ち着いたからだ。

今回はそこに至るまでの話のまとめだ。

結構古い記事ばかりになるがそこはご容赦を。

 

——とあり、

後日のこの記事(パテについて2)で、

 

2020-06-22 

 

結果として、このランナー使った自作パテが、現状ベストで2012年からずっと使っている。

気泡が入りやすいという欠点はあるが、ポリパテなど他のパテでも気泡は入るので、面倒でも目をつぶってはいる。

 

利点はプラモのランナーを使うことで同一素材によるパテなので、親和性が抜群だ。

 

私は昔作ったプラモを解体してやり直すのだが、当然接着してある部分にシンナー入れて無理やり剥がすことも多い。当然剥がした面は荒れるが、このランナーパテで修正して綺麗にすれば、再びプラセメントで接着できるようになるので、これが便利。

瞬着が嫌いで可能な限り使いたくない人なので、他のパテだとそうしても瞬着使わないとプラにくっつかいないからね。

また流し込み接着剤はABS樹脂の接着にも使えるので、このランナーパテはガンプラのABSパーツの修正にも使えるのだ。

 

また今のところ、サフや塗料による侵食の確認は出来ていないので、経年変化の耐性も高いようだ。

 

——とのことで、

この記事からの過去リンクで、

が参照できる。
 
ランナーを溶かす接着剤は、
「流し込み接着剤」としか指定がないが、
上記の暇人さんの動画でも、
↓この接着剤が使われていたので、

これで十分でしょう。

 

接着剤の種類と特性については、

↓この動画も参考になります。

2019/06/29

 

「帝王のブログ」パテ関連記事は「続く」となっており、

まだ「ヒートペンとの併用」は説明されていないので、

引きつづき注目ですが、

とりあえずの中間報告とさせていただきます。

 

本日のおつとめ

2020/7/13