2202第21話「悪夢からの脱出!!」に寄せて | アディクトリポート

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くしくも本話のサブタイトルのごとく、“悪夢”の「2202」鑑賞記は、あと数回で終わるが、

そしたらこのブログのテーマ:宇宙戦艦ヤマト記事も、

また長い中断/冬眠期に入るのか?

 

一応、アシェットが

週刊『宇宙戦艦ヤマト2202 ダイキャストギミックモデルをつくる』

が継続販売中はネタが尽きないはず。

 

宇宙戦艦ヤマト2202をつくる(4) 2019年 2/27 号 [雑誌]

アシェット・コレクションズ・ジャパン (2019-02-20)

製作関連記事は全て転載。

 

〈創刊号〉

 

〈第2号〉

 

アシェット】宇宙戦艦ヤマト2202をつくる 第2号 一番主砲塔をつくる【制作日記#449

 

〈第3号〉

 

 

第4号

 

 

5号組立動画

 

週1ペースの記事更新とはならないだろう。

 

「2202」定期レポートへの反応は堅調で、

星野悲鳴氏のように、

本記事と密接にリンクしているものもあれば、

 

星野悲鳴

 
嫌な予感が…
 
来週末の最終章に備えて、第6章までのおさらいと共に
福井晴敏氏のガンダムUCを通しで見直したところ、
なぜかエピソード6までは内容をほとんど覚えていたのに
最後のエピソード7の後半は、大筋以外を忘れていました。

7の前半まではMS同士のリアルな戦いが展開されていたものの、
サイコフィールドによるコロニーレーザーの相殺やら、
敵MSの無力化といった、神がかった展開で締めくくられた
ことに呆れてしまったのが、最後を忘れた要因のようです。

2202のなかでも波動エンジンを停止させてしまったり、
敵艦隊を無力化させてしまうといった、どこかで見た展開が
何度となく繰り返されていますが、話の締めくくりが
神がかった力で強引にまとめられるのは見たくないですねぇ。

ちなみに、ユニコーンは結晶化でボロボロになった機体が
最後に綺麗な状態に戻ったかのような描写がありましたが、
2202でもそんなトンデモ展開になってしまわないか心配です。
 
Doburokutao氏のように、
記事との対話がなく、あらかじめ書き貯めたものを送ってくる(?=本記事との関連性が希薄ないかにものヲタク語り)人もいるわけですが、
こちらはコメントをいただけるだけありがたいし、
まともな意見がさえぎられない場として見込まれたと受け取り、
ひたすら再掲に努めます。
 
doburokutao
 
ふと思うのですが…
映画「レオン」って見ていてつらいんですよ。
それはレオンの映画館での休日の過ごし方。いやぁいいとしのおっさんオタクの自分には身につまされて痛い痛い。
だから彼女は同じ轍を踏まないように最後に学校に行き鉢植えを地面に植える。
 これに過去の仕事で歌謡ショーの観客を見て感じた複雑な思い(誰も個人のささやかな幸せを愚弄出来ないそしてはいけない)が、それを商売する側に見える態度への嫌悪。
作り手の誠実さって何でしょうかね。客が馬鹿だから理解できないだけで迷惑。みたいなこと送り手が言い出したら,、豪語するだけどんな高尚なつくりか少しは知りたくなる訳で…残り6話でプロが客から金と時間をとる物を見せてくれればと思っています。
まぁ、私は趣味が悪いだけかもしれませんが…(笑
Doburokutao
 
「機械の体であれば…」って、あんた「エイトマン」や「サイボーグブルース」から何年たってんねん
まぁネタ的には「永遠に…」をリメイクするならば「オーディーン」も加えて、テレサの選択で時間軸からけされつつある機械化された地球人が「バルディオス」で「中空知防衛軍」(「地球防衛軍」のミステリアンでもいいですが)の前振りですか…(そんな素人くさいネタは使わないでしょプロならば)
と、しょうもない突っ込みを入れたいところですが、なんで直接機械と人間がリンクしないんですかね。サイバーパンクブーム(なぜが早川ガン無視堀晃を(笑 )と、その後漫画やアニメに与えた影響とは何だったかを問いたくなるわけで…。
ヤマトの何故が艦長だけがダメージシーンなんて、艦長は戦術コンピューターとリンクしているので戦闘の負荷で脳にダメージを受けるとかで描けると思うのですが…
コスモリバースで時間の早送りを実践したら、流れた時間の分だけAIは計算できるわけで、その時間でたどりついた結論が…で「オーディーン」のような事で「永遠」につなげたら安直だなぁ…なんて思う訳です。

追記…
昔のメカコレ3座と並べたく昨夜寝る前にいじってみました
 
 
 
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち
第21話「悪夢からの脱出!!」2019/2/22放送
 
【概要】
語り部によって、あらゆる人造生命を死滅させる装置「ゴレム」の存在が明らかになる。しかし、それを察知したガトランティスはゼムリアを破壊しようとし、ヤマトは脱出を図らざるを得なくなる。一方、地球・ガミラス艦隊は、時間断層による絶え間ない戦力補充を頼みに、奮戦を続けていた。その中で、山南の乗る「アンドロメダ改」が彗星中心部へ突撃していき、そこでヤマトを発見する。同じ頃、銀河は指揮AIの判断により、地球人種を他の惑星で存続させる「G計画」を発動しようとしていた。AIはヤマト救出よりもG計画を優先しようとするが、銀河艦長・早紀によってAIは破壊され、銀河は火星圏へと進出。アンドロメダ改と銀河の活動により彗星の重力核は破壊され、ヤマトは白色彗星から脱出に成功する。
 
19話の加藤三郎の「なんで死なせてくれねえんだ!」に爆笑したのに続き、
初回鑑賞で山南(やまなみ)艦長が、
アンドロメダ改の艦内で,
宇宙服を着込んでいる理由が判明した場面で爆笑。
 
一応、宇宙服着用は、
地球防衛艦隊の無人化および操艦人員の削減により、
広大な艦内を空気で満たすムダを省いたってことなんだろうが、
それはあくまでも言い訳で、
実際は敵のノコギリ兵器にブリッジがぶったぎられても生き延び、
加藤のブラックバードで救出できるための前フリに過ぎない。
ヤマト生存に涙する加藤や、
負傷した山南の頬を伝う涙と血は、
無重力空間の宇宙ではヘンじゃないのか?
 
だいたい山南がヘルメットの中で顔を負傷するって、
ありえないだろ。
 
加藤がどう救出したのかもあいまいだし、
そもそも元来のブラックバード無人機構想のままだったら、
山南は助からなかったわけだし。
 
とにかく「2202」は、このように終始支離滅裂で言い訳がましく、
ヤマトにガトランティス発祥の謎を明かした星ゼムリアも、
最大の弱点ゴレムが判明直後に、
ズォーダー大帝の癇癪で粉砕されるというご都合展開。
 
なぜもっと前に(弱点を知られる前に)手がかりを始末しておかなかったのか?
 
ヤマトは攻撃を受けた反対側にいたため、
星の崩壊から逃れるが、
一瞬、ゼムリアを頭上にあおぐショットがあり、
これは主題歌に添えた、
↓このショットの欠落を補うため。
 
……。
 
どこまで言い訳がましいのか。
 
もちろん、これまで本ブログで指摘してきた、
「2202」の至らなさは、
あとで補足説明されたり、
こちらが見落としていたり、
勘違いしているかも…だが、それがどうした、
観客/視聴者のせいだなんてことにはならない。
 
 
かむい2
 
2009年9月11日付の朝日新聞紙上で映画評論家の秋山登が「仕立てが大味」などと評価したことに対し、10月1日付の中日新聞紙上で崔洋一監督が反論、「秋山さん、本当に映画を観ていたのですか」と名指しで批判した。
 
——という珍事があったが、
そもそも「カムイ外伝」の主人公カムイってのは、
かうに
かむい
被差別部落出身者で、
『どろろ』(2007)が主題に据えているのが障がい者問題だったり、
どろろ
『MW-ムウ-』(2009)で、原作にはある同性愛描写が、
スポンサーの意向とやらで完全に削られたりと言う例が示すごとく、
作品の本質が損なわれてすっかり形骸化し、
○○なのに○○じゃない作品が時たまあるわけだが、
「2202」も「ヤマトなのにヤマトじゃない」し、
実写映画『カムイ外伝』『どろろ』『MW-ムウ-』が今では誰もふり返らないのと同様、
最終話放送後は誰もふり返らないのではないか。
 

 
とにかく筋がこんがらがって、
すんなり頭に入って来ず、
理解しても絶望的につまらないのが致命的。
 
たとえば「ウルトラマンニュージェネレーションクロニクル」で、
 
2/23から、
分割放送が始まってるが、
子供向けと言うこともあり、
キャラの再会はいくぶんムリがあるにせよ、
話はすんなり入ってくる。
 
その人の感性や嗜好との相性があり、
どうしても好きになれないものがあるじゃないか。
 

「なんで歌手として通用しているのか謎」のリストがあって、

そこには、

カルロス・トシキ

大江千里

小沢健二

——が名を連ねていた。

と書いたが、

その時どうしても名前が思い出せないグループがいて、

それが最近、早朝ラジオで流れていた

ピチカート・ファイヴ

だった。

 

といっても、私が知っているのは、

PIZZICATO V表記の頃の、

女性ボーカル主導期で、

その佐々木麻美子は、ほんとにひどかった。

 

1986年、CBS・ソニーレコードへ移籍。1987年にファーストアルバム『couples』をリリースするが全く売れず、

 

ソニー側から「ライヴの出来るボーカリストとの交代」を要求される等の事情もあり同年、鴨宮諒と佐々木麻美子の二人が脱退。

 

——と言う事情がうなずける。

 

デビュー当時は近田春夫とかが大プッシュしていて、

ますますキライになった。

 

そんなこんなで、

「宇宙戦艦ヤマト2202」の嫌悪感は、

まるでデビュー当時/女性ボーカル時代のPIZZICATO Vを思い出させるのであった。

 

いや、このバンドについて詳しくないんで、

ずっと女性ボーカル中心だったみたいな感じもあるが、

とにかくイライラするので触れたくない。

 

せいぜい好きな人は楽しめばいいじゃないですか。

 

 

OUT 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 特集号 (カドカワムック 775)