めぐりあい成田/それまくる話(83)/シネコンウォーズ(4) | アディクトリポート

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この記事(多難の見本市『ダンケルク』 IMAX )の続きで、

波乱の成田旅の後編。

 

長らくiPhone 5s(ファイブエス)を使い続けて来たが、

発売・入手から4年もたち

「iPhoneの寿命は3年、Macは4年 ―― Appleより公式発表

(2016年4月19日)

とのことでもあり、

さすがに使い続けるのはムリになってきた。

 

それでも、できる限りの延命には務めた。

とりあえずは、へたりきったバッテリーを交換。

 

さいわい、

iPhone 6/6 Plusからのボディの大型化についていけない層に向けて、

5sと同大、ほぼ同型のSE(スペシャルエディション)が発売され、

バッテリーが5sと共通だったので、

たしか春に交換した。

 

さて、今年も9月になり、

新型iPhone発表の時期となった。

 

事前情報がはずれることはなくなり、

新機種はバカ高いというウワサ。

 

機能アップなんて微々たるもんだし、

とにかくティム・クックの強欲ぶりにはつきあいきれないので、

7(セブン)か7 Plus(セブンプラス)でいいやということで。

 

9月9日には、地元のauショップでいくらになるのか見積もりをもらい、

機種変には事前の支払いが必要とのことで、

これも何かの報(しら)せと捉え、

バックアップだけは頻繁に行っていた。

 

そして9月12日。

『ダンケルク』は、

クリストファー・ノーラン監督作にしては上映時間106分と短いので、

気に入れば2回連続で観ようかなとも考えていたが、

そこまで感心せず、

時間がいたずらに余る事態に。

 

ほんじゃあ、

auショップを探して、とりあえず寄って見ようと思い立った。

 

「たしかここらへんにあったはず」の、

イオンモール近くの店(千葉県成田市ウイング土屋261)がなくなっていて、

ヒューマックスシネマのすぐ近くに移転していたのに気づかず、

千葉県成田市ウイング土屋87

京成成田駅まで戻って来てしまったので、

駅に近い成田店に行くことに。

 

入店して、

「iPhoneの機種変」と用件を伝えれば当然、

「今晩深夜2時の発表まで、何もわかりません」

と新機種の件だと受け取られるが、

iPhone 7/7 Plusが希望で、

見積もりも取ってある

ということで、

具体的な相談に。

 

地元店と異なり、先払いなしだったので、

購入を決めた。

 

7か7 Plusかだが、

大きな表示画面が必要だからPlusの方にして、

256ギガがこの店に在庫でなかったので128ギガに。

 

色は発売当初はなく、後から追加された真っ赤がネット閲覧で気になっていたら、

たまたま1つだけ在庫があったので、

このレッドに決めた。

 

担当の店員さんは、

立て板に水で、

聞けばもう勤続5年と、auショップでは異例のベテラン。

 

本来は市原店勤務だが、

この日は応援で成田店に来たんだとか。

 

私が千葉県民だった2002年までとは、

市原も様変わりしたそうで、

TOHOシネマズを擁する、

アリオ市原が、五井駅を最寄りに、2013/11/28にオープン。

もう「何もない町、市原」ではないそうな。

 

この部分(パープル表示)だけ、

シネコンウォーズ(4)

で、この記事(千葉・埼玉シネコン変遷史/シネコンウォーズ・2 )の補完。

 

今調べたら、

クルマでよくでかけた、

トイザらス市原店は、

2015/12/12に閉店したらしい。

隣接していた大型スーパー(※追跡不能:情報求む)も運動公園になっている。

 

トイザらスといえば、アメリカ本社は破産間近らしいが、

不振の原因の一つに、

長年にわたって売り場面積を占有しながら、

まったく売れないSWトイがある。

 

『フォースの覚醒』の功罪の「罪」には、

オモチャに全く魅力がないことも挙げられるが、

ルーカスフィルムの現社長キャスリーン・ケネディには、

kenedexi

そういう判断基準が皆無らしく、

会社に深刻な副次的損害をもたらした張本人であるJ・Jエイブラムスを、

『エピソードⅨ(9)』の監督に再起用することに、

なんのためらいもないようだ。

 

エイブラムズを監督に据えるリスクは、

一般ファンの方が、よほどわきまえている。

 

 

『エピソード9』監督を解任されたコリン・トレヴォロウの前作

ジュラシック・ワールド』(2015)は、

っっっp

2017年8月4日放送の日テレ版、

つまり『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のスター・ロードことクリス・プラッツが山本耕史、

無駄にデカ乳のブライス・ダラス・ハワードが、その点では対極に位置する仲間由紀恵でやりなおされた吹替版しか観てないが、

『ジュラシック・パーク』(1992)以来の伝統で、

「どうせ空疎なオバケ屋敷映画だろ」

と見くびっていたのに、

意外や押さえ処を外しておらず感心した。

 

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新種のハイブリッド恐竜インドミナス・レックス(=手なずけられない暴君)は、

封じ手として放たれたラプターと言葉(恐竜語)を交わし、

それは「ラプターの遺伝子が組み込まれているため」ってことになってたが、

遺伝子でなんでも説明がつくわけなんかなく、

事前にインドミナス・レックスが、

別の個体と会話を交わす経験がないと成立しない。

 

『スタートレックIV 故郷への長い道』(1986)では、

23世紀には絶滅しているザトウクジラと言葉を交わせない宇宙プローブが荒れ狂い、

プローブを沈静化させる策が練られる。

chirashi

 

小説版で、ザトウクジラをクローン再生すればとカーク(かマッコイ)が提案し、

スポックが「会話を習得している絶滅前の個体でなければ」と指摘、

過去への旅に向かう。

 

スター・トレックⅣ 故郷への長い道/リマスター版スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]
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インドミナス・レックスの問題は、

単独で隔離飼育されていたために社会性が育たなかったことで、

「事前に別の恐竜と会話してなきゃ、ラプターとだって話せないじゃん」

と思ったが、

よくよく思い返すと、

当初はインドミナスは2頭いっしょに飼育されていたが、

共食いで片方は死んでいたという前フリがあったことに気づいて、

その抜かりの無さに恐れ入った。

 

こんな創作的に締まりのある、しっかり者のトレヴォロウが、

『エピソード9』の監督を降ろされたのは、

恐らくは“うるさ型”の彼が、

「そんな辻褄の合わない、いいかげんなことは、ボクの監督する『エピソード9』ではやらないよ」

と、明らかにSWとSWファンを見下して、ノリだけで走り抜こうとしているケネディと衝突したためだろう。

 

ケネディは、

フランク・マーシャルと共同プロデュースしてきた自分の作品群とは、

明らかに毛色が異なるSWシリーズが、

内容的には遜色ない自分の作品よりもヒットし、人気が持続する理由がわからない。

 

そこでSWに特有の、ファンとの絆や特殊なコミュニティを維持すれば良いんだろうと、

JJと結託して、表層的にSW的なものを羅列した『フォースの覚醒』を2015年末に押しつけ、

思惑通りにまんまとヒットした。

とくてん

 

スター・ウォーズ/フォースの覚醒(HD購入版 ボーナス映像付き) (字幕版)

あからさまに『フォースの覚醒』のやり方を否定する作品が、

ほんの1年後に社内造反の形で『ローグ・ワン』(2016年末)として公開されてしまい、

1600

JJとケネディの面目は丸つぶれ。

 

だから彼女は『ローグ・ワン』が大キライで、

ファンには早く忘れ去って欲しいと考えている。

 

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー (字幕版)
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「自分が監督する『エピソード9』は、

『エピソード7』よりも『ローグ・ワン』という模範に倣(なら)いたい」

と言ってケネディの逆鱗(げきりん)に触れ、降板させられた。

※憶測に過ぎず、証拠はありません。

 

もしもトレヴォロウが『エピソード9』を監督していたら、

『フォースの覚醒』のポー・ダメロンのように、

しばらく画面からご無沙汰だったのが、

何の説明もなく、いきなり再登場するような超ご都合主義はあり得ないだろうが、

それをやらかして平気でいられたエイブラムスが再起用された以上、

同じ過ちがくり返されないという保証はどこにもない。

 

そんなダメ監督J・Jエイブラムスを、

「再びタッグを組めて興奮しきり」と平気でのたまうダメ社長、

キャスリーン・ケネディつながりで、

保身に走ったトップが会社を滅ぼす例に話をつなぐと、

私が7 Plusを手に入れたその晩深夜の、

ティム・クックの演説には呆れたね。

 

粉骨砕身した前社長のスティーブ・ジョブズの資産を食い尽くし、

金にあかせたプレスセンター(シアター)が竣工。

図々しく先代社長の名を冠し、

「この完成をスティーブに見せたかった」

と涙を拭う仕草を見せたが、

どうせ「しめしめ、してやったり」と、

うれし涙なんだろう。

 

結局、実質はiPhone 7sまたはiPhone 7s Plusでしかない
名ばかりのiPhone 8/iPhone 8 Plusはショボく、

そういう反応を見越して、
もったいぶって登場したiPhone Xは、

事前情報どおりに、クソ高かった。

 

一度だましやゴマカシに気づいた人が、

ダマされ直すはずがなく、

真相を突いて語る人が続出。

 

 

 

発表会(基調講演)の盛り上がりに欠けるさまは、
『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』の公開が間近なのに、

世間がちっとも盛り上がらないのと多々通じる。

というわけで、
9/12にiPhone 7Plusを買ったことに悔いはないが、
発表後に旧機種が一挙に値下がりしたんだから、
タイミングを間違った自分を正当化するために、
「そうするしかなかったんだ」と、状況分析でこじつけている日々。

 

ドンキで買ったリング付きケース

 

iPhone7Plus用ジャケットリング付HV耐衝撃 バウト BJI16P03

 

そもそも、
9月9日に見積もりを出したのは、
ソフトバンクが在庫整理で7を投げ売りしているのを街中で見かけ、
auはどうなのかと来店したら、
「今日から新価格です。私も買い代えました」
という地元店員の言葉に誘導されたから。

 

ドンキで買ったガラスフィルム。

 

iPhone7 Plus対応 液晶保護強化ガラス 全面保護 ブラック ホワイト クリア 0.33mm厚 硬度9H 旭硝子ソーダライム 日本製ガラス素材 衝撃 守る ガード ガラスフィルム ラウンドエッジ 強い 硬い 飛散防止 エアレス

 

成田の店員は好印象だったし、
256ギガは必要なく、
欲しかったレッドも手に入ったし、
値引き特典もフル活用したし、
9月13日以降は、7Plusの特色レッドも256ギガも選べなくなってるしで、
入手にはあのタイミングしかなかったんだと自分を納得させている。

次回買い換えの時に、
今回の教訓も生かせるしね。

 

もう成田ヒューマックスに向かうのに、

成田スカイアクセスに乗り間違えないのと同じ事である。

 

教訓:一度ダマされたり失敗した人は、同じ過ちをくり返さないし、

同じ手にダマされ直すこともない。

 

(以下の白抜き文字は、カーソル移動でお楽しみください)

 

お前のイカサマは全部バレてんだよ、

サイコパス安倍晋三!

 

「お前のやったことは、しれっと全部お見通しだ!」

先ほどチラリと登場した、仲間由紀恵の画(え)で締めてみました。

 

トリック劇場版 ラストステージ
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