本記事に入る前に、
前の記事(めぐりあい成田/それまくる話・83/シネコンウォーズ・4 )の訂正を。
記事公開の時には、すでに現実となっていた、
それに関連して、
トイザらス市原店がらみで、
隣接していた大型スーパー(※追跡不能:情報求む)も運動公園になっている。
としたが、
地図の上下を読み違えただけで、
運動公園は不動。
スーパーは、
トライアル八幡店と判明。
ところが店舗にさっぱり見覚えがない。
小さいし、
24時間営業だったはずがない。
このページによれば(一部編集)、
商圏が重なってしまう「イトーヨーカドー八幡宿店」が閉店したのが、2005年4月17日でした。
——とあり、以前はヨーカドーだったと判明。
上の画像をパクッた、こちらのページによれば、
オープン当時はユニディというホームセンターが併設されていたとか。
閉店状態のヨーカドーの様子。
この跡地にはトライアルだけでなく、
ザ・ガーデンアイルというマンション2棟にも建て替わっている。
ヨーカドー八幡宿店で検索すると、
トライアルよりも出やすい、
「ベイシアスーパーセンター市原八幡店」は、
別の場所にあるので、お間違いなく。
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では、今回の本題。
これ(横須賀・浦賀〈前編←その1を改題〉/場所の記憶・20)の続き。
京急本線の浦賀駅から、横須賀浦賀一郵便局までたどったので、
その先に進みます。
おじさんの家はX印のあたりにあって、
通りを登った頂き付近に、防衛大がある。
後述する、
1983年の大学4年の夏。
このおじさん宅を宿舎に、
卒業制作(油絵)の準備にいそしんでいたが、
なぜかこの時、
どこかから紛れ込んできたネコが庭で息絶えていた。
とにかく「いや、うちのネコじゃないから」
ということで、
防衛大の周囲の植え込みに埋めようと考えた。
しかし守衛さんに咎(とが)められ、
やむなくおじさん宅の庭に埋葬するハメに。
ふしぎな思い出である。
私が小学生の頃は、
防衛大に続く斜面に住宅はなく、
畑になっていた。
たしか小四(1971)の頃、
庭の裏手から畑を臨み、
おじさんが鉛の弾を発射する空気銃を持ってきて、
射撃の手ほどきをしてくれた。
言われたとおりに引き金を引き、
おじさんは、「外したな」ともらしながらも斜面に向かい、
手に白いものをつかんで戻って来た。
仕留めたウサギだった。
今でも覚えている、
鮮烈な体験。
周辺はすっかり様変わりしたが、
この思い出の近隣宅の塀は健在だった。
現存するつるや商店に向かう
階段の少し脇に、
かどやという駄菓子屋があって、
↑この階段を下りた先ね…って、誰がわかるか!
そこからの帰り道、
さっきの塀の上で、ネコが交尾していた!
かように動物がらみの思い出が多い横須賀・浦賀だが、
文化との接点が乏しいのにはヘキエキ、悶絶した。
見知らぬ土地で子供が歩いて行ける範囲に書店もなく、
駄菓子屋のかどやを除けば、
×印のあたりにあった、地域向け小規模スーパーにある、
文房具売場のショウワノートくらいしか思い出がない。
今回の画像検索では、
そのものズバリの大きな画像は見つからなかったが、
「スペクトルマン」の梶田達二の絵柄を
↓怪獣手帳の絵柄(シール商品怪獣ハレハレにも使用された)が表紙のノートでした、たしか。
穴が開くほど見回し、
同氏が描くヒーローの拳は、
人差し指が他の指より盛り上がる実際を
反映し切れていないと気づくほど、
退屈しまくっていた、
1971年、小学四年生、10才の夏。
辰巳出版 (2017-08-05)
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それから7年後の1978年10月には、
ながらく入院していたおじさんが他界。
病院から浦賀の自宅にご遺体が戻ると聞いて、
草加から先回りして待機していた。
当日は24日か31日の火曜日だった。
先週がゲキ面白い展開で「続く」だった、
「未来少年コナン」の放送までに帰宅できるかが、
おじさんの死よりも心の中の優先順位が上だった、
高校2年、17才の夏。
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大学の卒業制作の題材に、
海岸を描くと決めて、
1983年の夏休みには、この故おじさん宅に寝泊まりして、
知人の車を借りて、
城ヶ崎まで出かけてはアクリル絵の具で下絵を描いたり、
参考写真を何枚も撮った。
※以下の画像はネットからの拝借で、当時の自撮りではありません。
だからこれ以降、
「ウルトラマン」の「怪獣無法地帯」を見ると、
多々良島の景観に、
「ここって城ヶ崎じゃないの?」と見込み、
ネットで調べたら近くの剱崎(つるぎざき)だったり、
「ウルトラファイト」の縞状の海岸は、
確証はないものの、
城ヶ崎あたりだと睨んでいる。
おじさんの庭付きの平屋はとうのむかしに売却されて、
現在は6軒の新築が建て込んでいる。
最近の浦賀訪問日、
2017/8/19に話を戻すと、
前回(2008年)の足取りを頼りに徒歩で海岸沿いを目指し、
湘南京急バスで「観音崎」へ、
この原稿執筆のために、
ロケ地あれこれを調査中に、
観音埼灯台は、
「ウルトラセブン」の「ダン対セブンの決闘」
でロケ撮影されたことを知る。
↓「セブン」劇中映像
↑現在の観音埼灯台
そこから別路線バス(横須賀中央行き)に乗り継いで、
馬堀(まぼり)海岸駅で下車。
この路線バスに乗って気づいたのが、
乗客が降り際に、
運転手に、
「ありがとうございました」とお礼を言っていること。
都内はもちろん、
草加でも考えられない光景だ。
東急の馬堀海岸駅からは、
来た経路を逆戻りした。
横浜駅で下車し、
高島屋で、
特別記念展 ウルトラセブン 放送開始50年記念 モロボシ・ダンの名を借りて
を見る。
展示はヘボく、
館内撮影禁止がうなずける、文化祭の展示とどっこいレベルの内容だったが、
本来の販促目的である、
ブルーレイの画質がひたすらすばらしいことだけは、
よくよくわかった。
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その後、
桜木町のTOCみなとみらい内、
横浜ブルク13を初訪問。
『スパイダーマン:ホームカミング』IMAX 3Dの
8/11に続く2回目の鑑賞。(シアター7 N-19)
ティ・ジョイ、松竹マルチプレックスシアターズ、東急レクリエーション共同事業体のブルク13
は、2010年3月19日開館で、
改修IMAXが、2016年7月1日にオープン。
既存館のiMAX改修の、109シネマと同等のクオリティだが、
違いのわかる客だけを相手と割り切る高級志向らしく、
●3Dメガネの料金は強制的に含まれた2600円。
(109シネマズも同じ。TOHO新宿はメガネ持参は100円引き)
●中央のスペシャルシートは1000円増し
——と、かなりの強気ボッタクリ料金設定。
スペシャルシートは1席しか埋まってなかったよ。
等々、色々と脱線もしましたが、
自分としてはきわめて有意義な浦賀再訪でした。