『キングコング: 髑髏島の巨神』IMAX-3D(2017) | アディクトリポート

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キングコング: 髑髏島の巨神
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これまでの長年にわたる不満、すなわち
昨年の『シン・ゴジラ』(2016)も例に漏れない、
ふぁいなる
並みいる東宝『ゴジラ』映画の新作、
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さらには、1998年のローランド・エメリッヒ版と、
えめ
2014年のギャレス・エドワーズ版
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2つのアメリカ版『GODZILLA』

さらには、1976年版と、
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ピーター・ジャクソンの2005年版の
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2つの『キングコング』への不満を全て払拭する、
怪獣映画、秘境探検映画のお手本のような作品でした。

勝因は「徹しきった」こと。

必要なものは全て揃い、
いらない余計な夾雑物はまったく含まれていない。
じゃんじら
謎のモナークという言葉の意味も明らかに。

巨大生物ならそれなりの濃密なディテールがあるはずが、
これまでの作品は、
等身大の着ぐるみを大映しにしたのがバレバレだったり、

CG特有のバーチャルセット感で、

実感を欠くことこの上なしだったが、
今回はロケ撮影が抜群の効果を発揮し、

本物の臨場感と、時代色の再現がハンパない。

「どうせ今さら、まともなモノになるわけがない」と、
当初に公開された、
巨大なゴリラの頭骨のビジュアルにはさほど触発されず、
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さらに、
これは秘密でもないらしく、
2014年のゴジラ路線とつながると早い時期から聞いていても、
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『コング』鑑賞当日ではなく、『ラ・ラ・ランド』鑑賞時(2017/3/7)のTOHOシネマズ新宿。
一応、「人類対巨神」と書き添えられていても、VSのVの字の矢印の先が、ゴジラのモニュメントを指しているのが確信犯。

「失敗の上に失敗を重ねたって…」
程度にしか思わなかった。

しかし『ドクター・ストレンジ』を、
品川の「横幅はホンモノ、縦の高さはなんちゃって」IMAXで
観た際(2/13)に流れた予告の、

巨大感満点の映像に、
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「これは絶対、IMAXで観なければ」と決心。


鑑賞日の4/1は、映画の日だったので、
当初の目標、
TOHOシネマズ新宿は早々と席が埋まり、断念。

久しぶりに、木場の109で鑑賞。
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シアター2 J-11

結果的に大成功。

というのも、本作ぐらい、映像の迫力と合わせて、
音響の重要な映画も珍しく、
ところがIMAX館でもイマイチ本気がアヤシイ音量によく出くわす。

予告編の音量を低めに抑えて、
本編の音量が控えめでも、
相対的に際立つというゴマカシがそこここで横行している。

しかし109は、予告の『ガーディアンズ〜リミックス』や、
『スパイダーマン ホームカミング』から、

爆音全開!

皆様もぜひ、
音響の優れた劇場でご覧ください。