ハンガー・ゲーム FINAL： レボリューション
THE HUNGER GAMES: MOCKINGJAY - PART 2
四部作、ついに完結！
『ハンガー・ゲーム』（2012）
『ハンガー・ゲーム２』（2013）
『ハンガー・ゲーム FINAL： レジスタンス』（2014）
ハンガー・ゲーム FINAL：レジスタンス(字幕版)
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(2015-09-23)
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全作、映画館でしっかり観たぜ！
だけど日本人は、なにせ『ハンガー・ゲーム』難民だから。
３作目の公開は、
アメリカ本国の2014年11月21日、ちょうど１年前に対し、
日本は2015年6月5日と、半年以上も遅れた。
もっとも３作目は４作目の前フリなので、
日本の本シリーズ興行事情じゃ、
１年前の続きで、どれだけ４作目を見に来てくれるのかってのが、あるんだろうが。
加えて４作目は、
もはやどのシネコンでもやってるわけでなく、
本国ではメイン上映形式の３Ｄは、日本ではゼロ。
月曜の1100円サービスで見ようと思った、
レイクタウンのイオンシネマでは上映なし。
あらためて翌日の作戦を練り直す。
MOVIX三郷
Theatre : 8 座席数 185
TOHOシネマズ 西新井
SCREEN 5 座席数 410+(2)
イオシネマ浦和美園
11スクリーン 156席
ということで、西新井で見ることに決まった。
鑑賞日は、12月１日の映画の日。
イオンシネマの割引サービスは、深夜割や月曜が1000円だったのが、
消費税８パーセントに伴い、
1100円になったので、
映画の日もそれを覚悟してたが、
1000円のままなんだね。
さて、映画本編の感想は？
今回も大満足、
どっぷり没入して見入りましたよ。
まあ、地下の戦いの、
プシューって出る煙（ガス）の、どっきり番組みたいな仕掛けとか、
いかにもゾンビ映画か「エイリアン」の、あの群れとか、
唐突な印象を拭えない部分が、ゼロではないが。
それにしても相変わらず、
作品の本質を見抜けず、
的外れな批判や分析のボケ頭が多いのには、
ほとほと呆れる。
その線では、
かの前田有一だって、
３作目の点数を、かの「進撃の巨人」より低くしたし。
前田氏と言えば、サイトの更新が10月20日で止まってる。
消されたの？
それはともかく、
映画はテクだけの問題じゃなくて、
根幹に心があるか、のはずなのに、
それこそ心のない映画しか見慣れてないから、
しょーもないタイトルに高評価を平気で与え、
真に見る意義と価値がある作品をこき下ろすレビュアーの、
なんと多いこと！
なんでもかんでもこき下ろせば、
スルドイ批評眼があるなんてことにはならないよ。
それより、当たり前に人が感じるべき感想や心理的反応から、
それる自分の異常性を自覚すべき。
まあ、それができないから異常なんだが。
『ハンガー・ゲーム』には、シリーズに一貫して、心があった。
人間は何に怒り、
何に悲しむのか？
大切にしているものを、ぞんざいに扱われ、
ないがしろにされれば、怒る。
ＳＷ新三部作（1999～2005）と、それにまつわる一切が、その最たる例だ。
自分が大切にしている、かけがえのないものを奪われたり、
存在をなきものにされれば、
悲しみ、絶望する。
『ハンガー・ゲーム』もかくやの、
日本の現状が、まさにそうではないか。
そしてまた、当事国の日本から、
『ハンガー・ゲーム』に類する作品が出て来る兆しが、
さっぱりないのも、輪をかけて深刻な問題である。
とかなんとかいってるうちに、現実の独裁者スノーとの戦いの、
敗北の３年目が、もうすぐ終わる。
現実世界のカットニス・エバディーンは誰？