（以下転載・一部編集／青字表記）
退職手当減額前に駆け込み退職 埼玉の教員100人超
（2013.1.22 12:50）
埼玉県が２月から職員の退職手当を減額するのを前に、2012年度末に定年退職を迎える県内の100人以上の教員が１月末で退職する見通しであることが22日、県教育委員会などへの取材で分かった。
県教委によると、２月１日施行の改正条例で退職手当が引き下げられることから、新制度適用前の“駆け込み退職”が相次いでいるとみられる。県教委は「教員の臨時任用などで学校運営に支障が出ないよう最善を尽くす」としている。
改正条例施行後、勤続３５年以上の職員が３月末の定年を待って退職した場合、手当が現行より約150万円減るという。
１月31日までに退職を希望しているのは、さいたま市を含めた小中学校の教員で７２人。高校と特別支援学校の教員では36人に上った。既に退職願を出したり、退職の意向を示したりしている。
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さいたま市の中学教員って言えば、自分の前々職だから、他人事じゃない。
この「究極の選択」「教員に対する踏み絵」つまり
＊あと１ヶ月勤め上げたら、退職金が大幅に減額しますが、それでも続けますか？
＊一方、たった一月の責任放棄で、教員生活を終えていいんでしょうか？
果たしてそれって、本当に教員、つまり生徒への模範や手本と言えますか？
----のどちらかを選べと迫られた、教員の方だけを責めるべきではないという意見もある。
読売新聞で所沢市教委の話として
「退職金削減で人生設計が変わってしまった教員もいる。やめるのは無責任と非難することはできない」など、今年度末の定年まで働くと退職手当が減る仕組みへの疑念も聞かれる。
との記述があり、同様の発言はテレビのニュースでも聞かれた。
言葉を換えれば、
「そんな区切りの悪い時期に変更したら、
駆け込み退職が殺到するに決まってんだろ、
バーカ！」
と、制度のマヌケさにツッコミを入れてるわけだが、
一方で制度が２月を区切りにしたのは、
「まさか教員ともあろうものが、
厚顔無恥に駆け込み退職なんかしないだろうから、
大幅に支出を抑えることができる」
と見込んだからこそなんだし。
で、元教員だった私の意見としては、教員という職業の特殊性からも、３月まで勤め上げるべきだと思いますよ。
なぜなら、学校の先生って言うのは、生徒にとって初めて接する大人であり、社会の代表たる顔だから。
大人にだって、ダメな大人も立派な大人もいるが、模範的理想的な大人の姿勢を示すためにこそ教員をやってるんだから、よりによってその職責の最後の最後で、マネするべきでない、見苦しい大人をさらしてしまい、なぜ中途半端な時期に学校と受け持ち学級を去るのか、とても生徒にホントのことを堂々と言えないような醜態をさらすべきではあるまい。
船長は、万一船が沈む事故にあったら、最後まで船に残って運命を共にするものであり、それがイヤなら船長になるべきじゃない。
教員だって、最後まで勤め上げ、生徒と一緒に卒業したり、終業式を迎える覚悟がなかったら、そもそも先生になっちゃイカンよ。
問題の根底には、教員が（教員も）公務員というのがあるね。
でここからが、今日の本題で、テーマは久々の「グルメ」
浦和の中学教員時代（1986～92）、国語のサトウ先生は、
学校がグダグダになっていく中、「会社だったらとっくに潰れてる」と、冷静に体制や公務員の姿勢、行動を分析されて、なぜだか私に本音で接してくださった。
そのサトウ先生が、３年前に退職し、半年後の10月からうどん屋さんを経営していると知って、
お店の定休日、１月23日の水曜日にお邪魔してきた。
なるほどね。
＊メニューをうどんに決めたこと
＊目標とする既存店
＊食材の選定
等々が、綿密に検討されていて、抜かりがない。
「水はどうされてます？
かなりおいしいラーメン屋でも、そこまではこだわれないって、
残念な答が返ってくることがありますが？」
と問いかけると、
「水は大切だよ」
と即答、麺をゆでる水と、出汁（ダシ）の水を使い分けている。
サトウ先生「今日は寒いから、カレーうどんにしようか」
私「ダシがおいしいのか、カレーがおいしいのかわからなくなっちゃうんで、ふつうのダシのでお願いします」
できた。
肉うどん・・・600円（並） 700円（大）
さすがにおいしい！
コシのある麺。
厳選され、互いによく合う具材（ネギ・油揚げ・豚肉）
食べ終わって
私「でもボクには少し、つゆが甘すぎたかも…」
サトウ「…（若干の沈黙。だから言ったのに、という感じ）
カレーうどんが一番の人気メニューなんだよ」
カレーうどん・・・600円（並） 700円（大）
おみやげに、肉うどん３食パックをいただき、次の日に家で同じやり方で作ってみた。
「そうだ！ カレーうどんにしてみよう！」
あり合わせのカレーを混ぜてみる。
できた！
本当にうまかった！
うどん工房 諏訪（すわ）は、埼玉県富士見市諏訪の、
富士見市ボランティアセンターの向かいにあります。
お近くにお立ち寄りの際はぜひ！
…といいたいところだが、鶴瀬駅からけっこう歩くし、わざわざここのうどんのために、足を運ぶ人は少ないだろうなあ。
まあ私は、自宅からチャリで往復（総走行距離約60キロ！）しましたが、何か？
そしたらうどん工房 諏訪のホムペで、３食パックで通販があるじゃないですか、奥さん！
一度試してみる価値はありますぜ！
心から自信を持ってオススメします。