無限回廊幻想記譚 旧館 -アニメ・映画感想- -315ページ目

NOEL(ネタバレ)

 ローズ(スーザン・サンドラン)はクリスマスの予定がない。
 アルツハイマーで、人の認識すらまともに出来ない母の看病、自宅、そして仕事だけを過ごす彼女は離婚以来そうした日々を過ごしていた。
 それゆえに男性との付き合いも無意識に壁を作ってしまう。
 そんな彼女のクリスマスの予定は、母の看病だけでしかなかった。
 ローズはパンフとかで見た時はもっと若いのかと思ってたけど、40代なんですな。ちょっとビックリでした。

 ニーナとマイクはもうじき結婚しようというカップル。しかし2人の間には僅かに、しかし大きな溝が生まれていた。ニーナを愛するが故に異常なほどの嫉妬深さを見せるマイク。ツリーの飾り付けを手伝ってくれていた男の友人をいきなり殴り付けてしまうほどの彼の嫉妬深さに、ニーナは彼とやっていく自身を失い、遂にはクリスマスイヴの夜に彼の下を飛び出してしまった。
 ニーナが出て行ってしまった事で気落ちしていたマイクの下に、昼間にカフェテリアで見かけたアーティという老人が尋ねてくる。ゲイではないのか、と疑うマイクに、アーティはゲイではなく女の方が好きだと応える。マイクを知っていると語るアーティだが、当のマイクに覚えはない。詳しく聞けばマイクが自分の死んだ妻の生まれ変わりだと語る。あまりの内容に激昂したマイクが彼を追い出すのだが、アーティはマンションの下でマイクが出てくるのを待つ。その姿を目撃した友人の警官が彼に注意を促すが、アーティは突如として苦しみだして病院へ連れて行く事なる。
 正直な話、途中ではマイクの同僚の警官は実は彼はバイ(女性をマイクの所に連れてきたからゲイではないと思いましたが)で、マイクが好きなんじゃないか、とさえ思ってました。それぐらい異常にマイクへ付きまとうアーティに対しての怒りを見せてましたから。結局、そんな事は無かった様で親友だから本気で心配してただけみたいでしたけど。

 そしてジュールズは子供の頃に病院で開かれたクリスマスパーティが一番楽しかったため、そのパーティにもう1度参加したい、という思いを抱き続けていた。そしてイヴの夜に人に金を払って頼んで、自分の腕を折ってもらう。
 彼についてはあまり語られる事も無く、最後になるまで判りませんでした。と、いうか別にいなくても良いような気もしましたが。まぁ、パンフにも出ていないキャラで、基本的には脇役みたいですから。何故あえて独立した話を作ったのかも謎ですが、たぶん家族愛を描くためでしょうね。ローズは自身の幸せ、ニーナとマイクが恋人の幸せですから。

 ローズは偶然ニーナと出会う訳ですが、ここの辺りは結構強引です。ありえないだろう、という展開。でニーナの愚痴をローズが聞き、彼女が妊娠している可能性がある事が発覚する。しかし妊娠しにくい体質のニーナはこれまで何度か期待した全てがダメだったので、またダメだった時の事を考えて調べるのを怖がっていた事が発覚。

 ニーナが帰宅して独りとなったローズはそのバーで開かれていたクリスマスが嫌いな理由を語るというイベントに参加。そこで初めて彼女が子供を出産したが、そのまま亡くなっていた事が判ります。しかもそれがクリスマスの事というから、悲しい限りです。と、いうか設定が無茶苦茶重い。

 ジュールズは病院が緊急患者で忙しくクリスマスパーティが開かれないと知り退院しようとするが、病院の人から精神に異常があるのではないか、と無理やり引きとめられる。

 一方でマイクはアーティの息子と病院で出会い、アーティがこの時期になると必ず誰かに妻の生まれ変わりだと語っている事を知る。自分の嫉妬深さが原因で妻を間接的に死なせてずっと後悔を続けているのだ。妻を亡くした理由が、マイクの今の状況とあまりにも似ている事が判り、マイクの中で何かが変わる。
 このためにアーティがいたのか、とちょっと予想外。このままいけばいつか自分もニーナを殺してしまう事になるのではないのか、というアーティの中にマイクが自分自身の将来の姿を重ね合わせたのだろうな、というのが語られずとも感じとれるのは上手い作りだと思いました。

 バーを出たローズは母親の下へ向かうが、そこで遂に感情が爆発。母親の看病に疲れているのを感じさせます。ただ母親が大好きだから、決してそれを放棄もしない。病院を出たローズは偶然、母親の向かいの病室に見舞いに来ていた男性と出会う。
 気分の悪くなった彼をローズの家で休ませる事となると、2人は朝まで語り合う事となるわけですが、途中で彼の正体になんとなく気が付けます。クリスマスイヴの夜を過ごす人々の姿が描写されるが、1人だけ何故? と、疑問を感じる相手がいますし。

 さて、朝になり目を覚ましたアーティに、マイクは彼の亡くなった妻としてアーティを許す事を彼に告げます。たぶん、アーティ自身マイクが本当に生まれ変わりではない、という事は判ってはいたのでしょう。罪の意識が、彼をあんな奇行に走らせていたのだろうと。しかし、何故相手が男なのか……


 そしてそれぞれがラストへ向かうわけですが、綺麗に終わっていましたね。
 ローズの相手は最初の男性かと思ったのですが、医者? でも、口ぶりからすると、彼の好きなのは母親っぽい気もする。

 この作品の締めは実に綺麗。
 素晴らしいのは、脇役達もきちんとフォローしている所でしょうか。
 脇役の不幸はほったらかしとかいう作品も多々ある中で、こうした作りは良いと思う。ほんわか心の温まる作品です。

公式サイト:http://c.gyao.jp/movie/noel/

 評価:6/10点 心温まるドラマ系が好きな人も見て良し

陰陽座 2枚組みベストアルバム【陰陽珠玉】発売決定

発売自体は前々から決定してましたが、金額やら収録曲が漸く公開されました。
」はライブの陰と同様に辛い組曲メドレーですよ!!

なんか、微妙にシングルの曲が多い気がします。
『舞いあがる』はいらないので、変わりに初のベストアルバムを祝うと言う意味で『亥の子唄』を入れて欲しかった。
『眩暈坂』が入って無い……そして何よりも『鬼斬忍法帖』が入って無いやん!!!(限定版のボーナスCDには入っているらしいけど、初めて聞く人達の為にも、限定版でなくてもこの曲は聞けるようにしておいて欲しいですよ!!)
ライブでも定番曲、おそらく全ての曲の中でもかなり人気の高いはずのこの曲がないなんて、どういう事だ!! 妖花入れる前に忍法帖シリーズの最大の人気のこの曲を入れてくれー! 初めて聞く人にも絶対聞いて欲しい曲だと言うのに。

それぞれの曲に付いて解説書に誰がどうやってどんな理由で選出したのか、とか説明が欲しいなぁ。
思い出とか語ってくれると嬉しい。
ブックレットが写真だけとかなら泣いちゃうぞ。

たぶん予約しなくても初回版は手にはいると思うけど、念のためにタワレコに予約に行こう。
2月だと梅田で仕事しているしな。

タイトル:陰陽珠玉』(いんようしゅぎょく)
発売日: 2006年2月8日(水) 
価格: 初回限定盤 3,600円(税込)
    通常盤 3,200円(税込)
限定盤: 2枚組+ボーナスCD(紙ジャケ入り) スリーブ・ケース付
通常盤: 2枚組
http://www.onmyo-za.net/news/index.html#best

陰陽座
ベスト
陰陽座
ベスト(初回限定盤)

奇談(ネタバレ)

「おらと一緒にぱらいそさ行くだー」

 知る人は知る、諸星大二郎原作の作品です。彼の作品では一番映像化しやすいのかもしれません。形容しがたい姿の怪物も出てきませんし。
 なんか微妙な配役の人が多いですが、安部寛が久しぶりに真っ当な役かも。ロン毛ではありませんが。

 先に書くと、諸星世界が受け入れられない人にはダメかもしれない。
 彼の物語は出てくるのが全てであり、ミステリーでは無いので、謎は全て解けない、というのを理解して無いと消化不良になりかねません。間違ってもミステリーなどと思ってはいけない。開くまで彼の作品は伝奇ホラーでしかないのですから。

 時代は諸星作品なので昭和40年代。雰囲気はたっぷりと出ています。最近は時代劇ですら、現代くささを感じるものが多い中で、これだけの雰囲気を出すことが出来たのは大したものだと思います。
 幼い頃の記憶の一部が抜け落ちている佐伯里美は、その頃の影響なのか、穴が怖い。
 そんな彼女は自分の記憶と関係あるらしい、“隠れキリシタンの村”渡戸村へと出向く事になる。ここにはもう一つ、もう直ぐダムに沈む『はなれ』と呼ばれる小さな集落が存在するのだが、村の人々はここの事を秘密にしたがっているのだという。『はなれ』は家康の切支丹弾圧で逃げ延びた渡戸村の住人達がやって来た時には、既に存在していたと言われる。彼らはそれまでに近親婚を繰り返したからか、大人でも皆知能が7歳児程度なのだという。
 ここで里美は写真で見た教会を見つけ、そこで考古学者の稗田礼二郎と出会う。「妖怪は本当にいる」という学説を発表した事で、異端とされ一時期は学会を追放までされていた。どうも里美は彼に対して凄い好感を持っている雰囲気があり、彼の学説を信じているような感じを受けます。
 彼の神隠しについて調査しているという言葉に、自分もかつて神隠しにあったらしい事を里美は告げる。
 そこで彼らは稗田が神父に頼んで探し出してもらった8ミリビデオで『はなれ』の様子を見た彼らは、そこで唱えられる祈り「世界開始の科の御伝え」に驚きを覚える。
 次に2人は村で一番の長老のお妙婆さんの下へと向かう、彼女から神隠しについて知る。50年に1度発生する事、明治19年に彼女の兄が行方不明となった事。そして彼女が語るには『ハナレ』の住民は皆死なないというのだが。

 翌日、『ハナレ』へと向かった里美らは、その途中の山で『はなれ』の住民である善次が死んでいる事を知る。最初に流れたシーンの人です。キリストを模しているのは、誰でも分かる事でしょう。そして彼が蘇るだろう事も推測が付く。

 里美と出会った稗田は再度お妙婆さんの所へ行き、彼女が里美と同じく神隠しから帰ってきた人間である事、更に彼女が静江養っている娘が実は孫ではなく、ずっと昔に神隠しにあいながらも19年前に戻ってきた娘・静江だったという真実を突きつける。
 彼女らは神隠しの正体を知りながら、尚秘めているのだ。

 そしてその夜。
 今度は神隠しにあっていた新造が戻ってきたのだ。しかも、子供の姿で。
 里美にもっと反応するのか、と思えばそういう事もなく。ただ「世界開始の科の御伝え」を口にするのみである。
 そこへ新造の帰還を予感したお妙婆さんと和服姿の静江が姿をみせる。ここで思わず「パッツンだ」と思ってしまった私はダメダメです。
 ようやく里美は新造と共に神隠しの原因となった場所へ向かった時、彼女も一緒であり彼女が止めていた事に気付く。ただ、遥か以前に行方不明になった彼女がどうやって一緒になったのか、それは謎です。
 新造が神隠しにあったのは、自分のせいだ思う里美に、静江は彼女のせいではないと語る。その間に新造の姿は忽然と消えうせていた。
 その新造は、里美達の宿に姿を現して彼女に訴えかけようとする。

 全ての謎を解く為に巡査や神父の案内で『はなれ』へと向かった里美と稗田だが、そこには村人の姿は無かった。ただ重太だけが取り残されていた。
「“いんへるの”へ行っただ。それから、“ぱらいそ”さいくだ」
 謎の言葉を告げる重太。彼だけは行け無いのだと言う。
 彼らかの向かったという洞窟へと踏み込む稗田、そして後を追うように付いていく里美と神父。
 彼らはその先に不思議な礼拝堂を見つける。里美はここに来て、漸く全てを思い出した。神隠しの現場となったのは、まさにここであったのだ。里美は怖くなって、1人ここから逃げ出したのである。

 その頃、教会の地下では死んだ筈の善次が蘇る。この蘇り方がなかなかに衝撃的でした。後が続かなかったけど。

『はなれ』の住人は知恵の実を食べたアダムとイブの子孫とは違い、知恵の実を食べずに生命の実を食べたあだんの子孫であった。故に彼らは成長しても知能が発達しないが、変わりに死ぬ事もないのだ。
 では、彼らはどうしていたのか、一定の時を経ると穴の中へと入って永劫に苦しみ続けるしか無かったのである。
 かつて神隠しにあった子供達は、この穴に落ちていたものと思われる。問題は知恵の実を口にして、生命の実を口にしていないアダムとイヴと子孫である子供達が、何故年を取らなかったのか、そこに渦巻く何かの不思議な力があったのか。それともそもそもこの世ではない世界だから、時間と言う観念が無いのか、それは謎である。

 4人の前に姿を見せる謎の3人組み。『はなれ』の住人っぽいが、彼らではない。彼らは3人のヨハネであった。
 更にそこに蘇った善次も姿を見せる。
 キリストの再来よろしく救世主となった男は、村人達を救済するべく輝きを放つ。
「おらと一緒にぱらいそさ行くんだー」
 そんなに間抜けな感じで連呼しないで下さい(笑) 笑うシーンでは無いのに、思わず笑いそうになってしまいますから。
 そして1人残されるのはユダである重太。「オラも連れて行ってくだせ!」と嘆き続ける。
 新造は里美と一緒に天国へ行こうと誘うが、拒まれると里美に別れを告げて、『はなれ』の住民と共にぱらいそへと旅立つ。何故彼がそれを望んだのかは、判らない。
 彼らがぱらいそへと旅立つその時、教会ではお妙と静江が神隠しとなった子供達だけは戻してくれるように神へ祈り続けるのだが・・


 キリスト教をモチーフとした作品。
 日本には実際にこうしたキリスト教が土着信仰となったものがあったりしたわけですが、その辺の事が判らないとちょっと判りづらいかも。と、いうかキリスト教についての知識が多少は必要となります。詳しくまではいらないけど。
 凄く出来の良い作品とは言え無いが、悪くはない。
 ミステリーや普通のホラーを期待せず、諸星作品として望めば満足の行く出来となっているのではないだろうか。
 しかし出来ればもう少しおどろおどろしい感じがかもし出せていれば、もっと良かったのかもしれない。

公式サイト:http://www.kidan.jp/

 評価:6/10点 復活の予兆は場内が完全にびびらされていた

ブラザーズ・グリム(ネタバレ)

 12人の少女を救うため、グリム兄弟が戦う!

 ・・・・・

 映画の予告から、果たしてこの物語に期待出来るのか、という不安はありました。
 そして何よりグリム兄弟を主人公にする意味があるのか、と。


 いきなり少年が牛を魔法の豆と交換したという話から始まる。少年の妹がこの後どうなったかは、話の中で直ぐに判るので書いてしまうと、結局死んだようです。魔法の豆は天高く伸びる豆でも、万能薬でもなく、少年はただ騙されただけだったから。

 時は経過し、フランス占領下にあるドイツが舞台。
 物語はグリム兄弟がある街を訪れた事から始まる。
 町長から依頼を受けてやって来た2人は、数々の魔物を退治したという有名人だった。
 魔女に悩まされている町の為、戦う事になる2人は苦戦しながらも魔女を退治する、と見せかけて実は全て彼らが仕組んだ狂言だった。魔女も仲間が作った仕掛けに過ぎない。
 ま、戦いの途中から怪しさ爆発でしたが。村人は何故か戦いに加えさせなかったり「グリム兄弟らしく戦う」と言ってあっさり倒せてしまったりなぁ。
 ここでOPの少年がグリム兄弟の弟、ジェイコブ・グリムだった事が判明。しかしOPではウィルはいないよな。実は兄弟と言うのも嘘なのか、その辺は判らないです。たぶん本当の兄弟だと思うのだけど。
 ちなみに魔女(モドキ)との戦いはさして緊張感も驚きも感じない。普通に進んで終わる。
 しかし2人の兄弟は将軍ドゥラトンブに捕らえられ、ある村で9人もの少女が行方不明となっている事件の解決を強要される事となる。


 村人を説得した兄弟はアンジェリカと名乗る女性猟師に案内を頼み、行方不明者が出るという森を探索する。
 森の中で魔女となった女王が住んでいたと言う何処にも入り口の無い高い塔を見つける。
 そこでジェイコブは森が普通の森でない事を感じる。
 この間に、何者かがジェイコブの馬に細工を仕掛けていたのだが、誰も気付きやしない。

 森から一時帰還した彼らだが、その夜に例の馬が少女を攫って行く。
 これまでのインチキとは違うと感じるジェイコブ。
 再度森へと入った彼らは、そこで森に襲われる事となる。兵士達は次々と死んでいく。

 追い込まれたグリム兄弟はこの事件を仕組んでいる「何者かを捕らえる」と約束してみせるが、ウィルは逃げる気まんまん。ジェイコブはアンジェリカに惚れ、更に本物の魔法に出会えたという思いでやる気まんまん。
 ジェイコブは仲間と共に森の塔の調査を慣行。
 塔に登った彼らは、そこで12個の石棺が塔の回りにある事を知る。
 そして塔の中でジェイコブは今回の事件の真相が魔女の魔法である事をしるが、魔女となった女王と遭遇する。
 その間、地上ではウィルが狼男が少女を石棺へと運ぶ姿を目撃して救出するのだが、狼男に襲われてしまう。
 魔女によってピンチになるジェイコブをウィルが偶然にも救い、狼男に襲われるウィルをジェイコブが偶然救う。そして少女を救出するのだが、少女を攫った目的が女王が永遠の若さを手に入れる為だと知る。そしてその為に12人目の少女が必要なので、また月食となる今夜までに子供達を逃がそうとするのだが、そこにドゥラトンブが現れてグリム兄弟は森ともども処刑される事となる。しかし、この時に他の石棺の少女達を助けようとしないのか、というツッコミは無しでしょうか? そんな余裕が無かった……というほどの切羽詰った感じは受けなかったけどな。
 焼き払われる森の中で、アンジェリカに救われる彼らは、森の中で狼男と遭遇する。狼男の正体はアンジェリカの女王に魅入られた父親だった。て、バレバレです。驚きも何もあったものではない。つまり、彼女の2人の妹が真っ先に襲われたのは、犯人が彼女の父親だったからです。
 で、アンジェリカが12人目となる。少女じゃなくてもいいのかよ!! というツッコミはしてはいけないのかもしれない。
 力を取り戻した魔女は森の火を簡単に吹き消す。お約束です。その強風に混乱した兵士達が将軍の命令も聞かずに逃げ惑う。お約束です。
 彼女を救うために塔へと向かった二人の下に、怒りに狂ったドゥラトンブが現れる。それらを何とか退けたグリム兄弟は、塔へと乗り込むが、女王の魔法は完成へと近づき、その若さを取り戻していく。
 ウィルの犠牲を受けて助かるジェイコブは、鏡を割って女王にダメージを与える。更に最後の鏡も、女王に見限られて自分を取り戻したアンジェリカの父親が自らの命を捨てて砕け散らせる。しかしウィルの命は風前の灯。
 女王の魔法を解く為に、アンジェリカに真実の愛で目覚めのキスをするジェイコブ。それは成功して、アンジェリカは目覚める。
 ウィルに目覚めの気配を感じないジェイコブは焦るが、ただのお芝居。かくてハッピーエンドに。

 ラストはウィルがアンジェリカと良い感じに。ジェイコブにも微妙に望みを見せつつも、完全に彼は当て馬です。ま、ウィルがマッドだしな。
 この作品、まずグリム兄弟である必要がまるでないです。
 赤ずきんだの、ヘンゼルとグレーテルとか出てきますが、別に普通の子供でも良いし。たぶん、エンディングで女王を倒すのが鏡、そして目覚めのキスという事からグリム兄弟にして、後は付けたしたのではないかという気がする。
 映像はそれなりに良いです。
 コメディシーンはいまいち。会場が受けたのは最後のウィルのところだけ。後はむしろ白々しくて寒くなる。ま、これも読めてたので私には笑え無かったのですが。
 モニカ・ベルッチの女王は美しくて妖艶で良い感じ。ただもっと威厳ある演技を見せてくれた方が良かった……女王って感じでは無かったよな。魔女らしさは出てましたが。
 ストーリーは展開が読めてしまうので、盛り上がりに欠ける。
 それはもう良いよ、というような事が何度も繰り返されして、萎え。
 微妙なグロさと若干の蟲の気持ち悪さだけが強調されているような。
 ところで、魔法の斧は何故ジェイコブだけに作用したのか、謎。
 ウィルは何故蘇ったのか? 彼の傷とかはナイフで出来たものと、塔から落下したものであり、魔法とは関係無いはず。彼が助かるなら、父親も助かるはずですよ!!

 見てる途中であくびが出そうになり、途中退場したくなった。
 終盤はちょっと良かったが。
 映像が良くとも、ストーリーはカス。そんな感じ。
 グリム兄弟を題材にするなら、もっと物語を強調して欲しいです。

 何もかもが中途半端。結局、何をどうしたかったのか、さっぱりです。
 人によっては気にいっている人もいますが、大多数は下から中といった評価のようです。採りあえず、この作品がお気に入り、という人とは仲良くなれそうに無い。映画の趣味が違いすぎです。

 評価:3/10点 TVで十分。TVならチャンネル変えてたけどな

龍頭龍尾~陰の巻・陽の巻 2005年11月23日大阪 BIG CAT「~陽の巻」

 入場して、荷物をロッカーに預けてから、扇子がない事に気付く。間違えて荷物と一緒にいれてしまったかな、と思ってロッカーを開けても入って無い。どこかで落とした模様・・一度係員に付き合ってもらい、探してみるも見つからず。とりあえず、見つかったらカメラなどを預かっている場所に保管して置く、と言われる。
 仕方なく扇子なしで参戦。よくよく考えれば、せめて扇子を買えば良かったですが、気付いたのは会場に入って暫くしてからの事。回りに知ってる人もいないので、場所を確保してもらって出る事も出来ないよ。

 予定をほんのわずかだけ遅れてスタート。さしたる誤差でもなし。
焔之鳥』のSEに乗せて登場。曲はやはり『鳳翼天翔』です。

 既にMCの内容ぶっとんでます、

 次の曲は『貍囃子』貍は曲は決してメタルではないけど、ノリの良い曲です。続けて『叢原火』『鼓動
 陽の巻らしい曲が続いていく。

 MCでは黒猫が招鬼に話を振ると、今日はちゃんと話を聞いていたっぽく、スムーズに受ける。
 昨日のライブ後にメンバーと呑みに行った話をし、そこでまたおでんを食べたと報告。前日と違ってコンビニおでんではなかったらしい。やはり味は違うようです。
 曲は『百々目鬼』『朧車』『わいら』と陰の時とは違い立て続けに演奏して行きます。

 招鬼と同じく、メンバーと飲みに行った話。今日はキムチを食べてきたらしい。しかしキムチの食べすぎで「キムチくさいかも」という発言に、狩姦と距離を取る黒猫(笑)
 そしてトークもラストなのに噛む。
 次の曲は別々のアルバムに収録されているが、実は繋がっているのですと瞬火。名古屋でもやったあの2曲です。タイトルを言うのでじっくりと聞いて欲しいと『不知火』『牛鬼祀り』です。今回は雑誌のインタビュー云々という話はしませんでしたね。

 次なるMCは斗羅。今日はのっけから阪神優勝を叫びました。日本一になれなかったのがやはり悔しいのか、どこでも少し残念そうな発言をしつつ「日本2位」というのを強調。数年前までは下から数えた方が早かったのだから、と語る。
 曲は『』、そして『』。

 前の2曲に続いて、これも曲の歌詞が続いているという曲。こちらは同じアルバムに収録されているが、敢えて続けずに離したと、瞬火。
 曲は『龍の雲を得る如し』『蛟龍の巫女
 さすがに最新アルバムの曲は知っている人も多いのか、かなり盛り上がる。

 いよいよラストへ向けて突っ走る。
 曲は『』から『式を駆る者』、そして『河童をどり』で締め。
 河童はいつもの如くメンバーがそれぞれに河童をどりを披露です。斗羅の「河童の頭は禿げカツラ」が良かったですが、これを聞いた瞬間に「そう言えば、以前に会報に載った招鬼のイラストでは狩姦が沙悟浄(河童)だったんだよな」なんて事を思い出してしまいました。
 そして黒猫は名古屋に続いて、「男に恥ずかしい踊りを躍らせてやる」と「にゃ~に、にゃに、にゃにわが大好きにゃ~」です。台詞もですが、猫手だし・・・しかし野郎どももちゃんとやったと、お喜びな黒猫でした。

 アンコール、「最高の忍法をみせてくれ」とかそんな台詞があったような。曲は『鬼斬忍法帖』から『舞いあがる
 そしてメンバー紹介をやっていなかった事に気付いた瞬火が、ここで改めてメンバー紹介。

 2度目のアンコールは『鬼ころし

 3度目は常に最高と言い続ける瞬火だが、最高なものは最高としか言い様がない、と「最高」を連呼する瞬火。曲は『がいながてや

 ラストはいつもMCが長くなるけど、今回は直ぐに終わらせると宣言する瞬火。どれぐらい短いかと言えば「2秒で終わりだ~!」 曲はもちろん『
 今回はすごい数のピックをパラ巻きました。が、1枚も取れない…1枚なんて、自分の足の間にあったのに(泣)


 今回は黒猫が去る時に、毎回最後まで残ってマイクで「ほなね~」などと大阪弁で去っていくのが印象的でした。らぶり~

 扇子は、見つかりました。
 やはりどこかに落としていたようだ。無事に見つかって良かったよ。

龍頭龍尾~陰の巻・陽の巻 2005年11月22日大阪 BIG CAT「~陰の巻」

 平日の今日は陰の巻。
 やはり仕事がある日は辛いです。しかも1人休んでいるので、休みを取りづらい。てなワケで、早退する事に。
 早退して、着替えてから参戦。

 何時も通りに『降臨』のSEに乗せて登場すると、1曲目から『眩暈坂』ですよ。

 MCえ~と、なんだっけ。
 曲は『甲賀忍法帖』『彷徨える』『麒麟』

 招鬼に話を振るが相変わらず、チューニングで振られるまで話を聞いていなかったご様子。
 久しぶりに大阪の町を練り歩いたらしい。その姿を黒猫に目撃されていたとか。
 で、おでんを食べたとか、コンビニのおでんだけど。
 そこで客から「関東炊き」という声が上がる。招鬼は関西でおでんが「関東炊き」と呼ばれるのを知らず、黒猫に教えられる。関西なのに「関東炊き」という事を不思議そうにしている招鬼。が、ここで黒猫が「関東炊き」はちょっと年のとっている人が言う、とフォロー。確かに、若い人間はもう「関東炊き」とはほとんど呼びません。
 そもそもは関東から入ってきた時に、「田楽」と区別する為にそう呼んだらしいです。

 次の曲は自分の好きな妖怪の曲という事で、判っている人は盛り上がる。
 曲はもちろん『塗り壁』

 わずか1曲で終わり、続いては狩姦。相変わらずのビールネタ。
 ビールとサラダで5時間だかなんだか、飲み食いしていたらしい。しかし珍しくキムチは食べなかったとか。
 健康的に、という事だけどそんだけ長い間ビール呑んで今更という感じもしますけど。
 『氷の楔』

 MCの間にアコギが用意されるのを見て、蛍と黒塚、来た! て、感じです。
 ここから地獄のスローパート。
 『螢』そしてそのまま『組曲「黒塚」~安達ヶ原』『組曲「黒塚」~鬼哭啾々』へと続く。
 やはり組曲「黒塚」は良い曲ですが、ライブで聞くのはたまにでいいなぁ。
 蛍などは瞬火など、ただ座っているだけの曲です。

 ここで斗羅のMCだったかな? もう1つ2つ前だったかもしれないけど、確か狩姦から直後では無かったと思うし、組曲の間にも喋らなかった気もします。
 陰には最も似つかわしく無い男として紹介。
 続いての曲は『組曲「義経」~悪忌判官』『組曲「義経」~夢魔炎上』『組曲「義経」~来世邂逅』の3連続です。
 組曲は何気に斗羅が忙しい。色々な楽器をやらないといけないから。

 次は何を話したっけ? 大阪と言えば新世界がどうとか。
 ここでだったでしょうか? 黒猫がアメ横を歩いていたら人がいなかったとかなんとか話をしていたの。
 まったりした曲が長く続いたせいか、陰陽師に入るがノリが今ひとつパッとしない状態で始まってしまう。曲は『陰陽師』から『羅刹』へと続き終了。

 そしていよいよ最後の曲。MCは忘れてしまいました。
 明日来る人、とか訊ねたのはこの時だろうか。明日仕事や用事が合って来れ無い人、と聞いた後に、仕事とかもないけど来ない人~、と聞いて手を上げた人に「来てね」と頼む瞬火がちょっと可愛かった。
 曲は『我が屍を越えてゆけ』
 メンバー紹介をして、ステージを去る。
 そう言えば、昔はメンバー紹介って最後のアンコールの時でしたよね? メンバー紹介がアンコールのラストという感覚があったのだけど。

 メンバーが消えて直ぐに始まるアンコール。相変わらず、最近の大阪はアンコールの声が小さいと思う。全体数から言って、アンコールを叫んでいる人が少ないのか、声が小さいのか。箱の小さい名古屋に負けてる気がするよ。
 さておき、アンコールに応えて戻ってきたメンバーの中で、斗羅がさっき阪神優勝したという話を振る。
 曲は『悪路王』 て、1曲だけ? 1回目のアンコールなのに…と、思う。曲数も多くは無いのだけど、組曲が長いからだろう。

 2度目のアンコール。時間が経ちすぎてMCの内容を忘れてきています。2DAYSは実質大阪が最後だから2DAYSの千秋楽は明日だとかはここで言っていたのかな? 曲は『火車の轍』
 アンコールは陰の巻ながら、これまでのしんみりした曲を吹き飛ばすが如く激しい曲が続きます。

 更に3度目のアンコール。息切れするのか、この辺りから、各所のアンコールがバラバラです。大阪、意思の疎通無いです、わが道を行きすぎだorz
 相変わらず話の長い瞬火。同じ事が無限ループ。
 同じ話が出た時にうしろで黒猫と狩姦が2回目と囁きあっていたのが印象的です。

 ラストは『おらびなはい』。演奏の途中でメンバーが走り回る事の特に多い曲ですが、今回、瞬火が接近してくると逃げて2人がステージから一時的に消えてました。
 この曲も昔はよくメンバーがそれぞれに声掛けていたよね。後、間奏で黒猫が喋っている間も、昔は扇子を上げっぱなしだったような? で、すげぇ腕が疲れた記憶があるのですけど。
 瞬火、何故かこの日はノリノリだった気がします。舞台の前の隅に座りこんで、端の人達を煽ったりしてたし……

 微妙に声が上がるのが遅かったので、パラパラと帰りかける人も現れる。無論、アンコールは4回だから、アンコールの声が上がります。慌てて戻る人もちらほら。
 斗羅は頭にタオルを巻いて登場。黒猫から、カツラ外してる、と言われてしまう。名古屋の陽の巻はインド人だったしな。
 ラストは明日の成功を前祝という事で『亥の子唄』で締めです。
 この日の収穫は招鬼のピック1つ。

 ライブ後に、知り合いの知り合いが気分悪くなっていたようで、やばかったみたいです。歩けないみたいだったし。
 近くのホテルだったらしいので、ホテルでゆっくり休んだら次の日は大丈夫だったのかもしれませんが、どうなったのかは判らない。最後エレベーターに乗った時に見送ったから。

今年も発売 イーレッツのUSBクリスマスツリー「線上のメリークリスマスV」

本日、イーレッツのUSBクリスマスツリー『線上のメリークリスマス』が発売になりました。
線上のメリークリスマスV
USBにてパソコンに接続する小さなクリスマスツリー。
クリスマスソングは『ワム(織田裕二) ラスト・クリスマス』『桑田圭祐 白い恋人達』『ジョンレノン ハッピークリスマス』『B'z いつかのメリークリスマス』の4曲が収録

「線上のメリークリスマスV」はUSB電源により、LEDの点滅に加えモーターブロワーの送風で、発泡スチロールの雪を透明ドーム内に降らせます。
昨年同様ボリュームによる音量の調節と雪の吹き量のコントロールが可能で、マスコットは“トナカイとサンタ”となっております。

(公式サイトより)

昨年は早々に完売したこの商品。
今年もやはり完売するのかなぁ。

ご注文はこちら から

ARIA The ANIMATION 第1話~第6話(ネタバレ)

 最近のお気に入りアニメ、それがこのARIA The ANIMATION
 天野こずえさん原作の作品です。テラフォーミングされた未来の火星(アクア)を舞台とした物語。世界観は地球のヴェネチアに日本的要素を加えたもの。
 癒し系と呼ばれるのんびりした空気漂うのが特徴。




第1話 「その 素敵な奇跡を…」2005年10月5日放送
 水の星「アクア」。かつて火星と呼ばれた恒星は、テラフォーミングにより水の星として生まれ変わっていた。
 観光都市ネオ・ヴェネツィアで、一人前の水先案内人(ウンディーネ)になるため日々修業を重ねている水無灯里(みずなしあかり)。そんな彼女の前に、ある日「アリシアさんのゴンドラに乗りたい」という女の子が現れます。しかし三大妖精と呼ばれる程の実力の持ち主のアリシアさんは予約でいっぱい。女の子はそれなら灯里でも構わないと言うが、灯里はまだ片手袋の半人前、一人前の水先案内人(ウンディーネ)の付き添い無しでは、一人でお客さんは乗せられません。
 しかし、お客ではなく「今から友達だから」と女の子アイちゃんは超強引。しぶしぶ灯里は火星猫のアリア社長とゴンドラを漕ぎ出しますが、何故か女の子はつまらなそうな表情ばかり。
 途中、姫野屋の見習い水先案内人の藍華と合流する。
 灯里は、大好きなアクアを少しでも好きになって欲しいと、女の子に語りかける。地球(マンホーム)では既に食べる事の出来なくなったじゃがバターや灯里のやさしさに、女の子の心は次第に氷解する。
 そして女の子の目的が彼女の姉が新婚旅行でやって来たアクアの話に発端している事を知るわけですが。

 原作の2つの話をくっ付けて、更に対象をオリジナルのアイという少女にした話。
 更に灯里の無敵の逆漕ぎ披露とか、アリシアさんの見事なオール捌き披露とか、色々な要素がてんこ盛りです。
 ささやかな原作との違い、それはアリアカンパニーの電話。原作ではローカルな電話ですが、ここではTV電話となっています。

 一切の説明が無い為、原作を知らなければアクア=火星、マンホーム=地球とは判りません。ただ、別にそれは判らなくとも話は楽しめるので十分なのでは無いか、と個人的には思っています。

 原作では誰当てなのか判らない灯里のメール相手が、今後TVアニメではアイという事になります。


第2話 「その 特別な日に…」2005年10月12日放送

 アクア・アルタ──それは本格的な夏を前にして起る、風物詩みたいなもの。
 海の水嵩がいつもより高くなり、街中が水で満たされる。初めて見るアクア・アルタに灯里は「アリシアさん、大変です。洪水です」とビックリするが、落ち着いた様子のアリシアはそれがアクア・アルタである事を教える。
 アクア・アルタの時期、街にはいつも以上にのんびりゆったりとした時間が流れます。この時だけは、街の機能は停まり、ゴンドラも危険なので使わない、さすがのウンディーネたちも開店休業。
 ゴンドラには乗らず、歩いて買い物に出かけた灯里も、いつもと違う視線から街を眺めちょっと嬉しい気分。でも、そのせいか道を間違い、突然の雨に降られる。
 偶然そこは姫野屋の前、藍華に誘われて姫野屋に入った灯里は「お城みたい」と感想を漏らす。他の見習いウンディーネからも丁寧に挨拶される、藍華に灯里は凄いと感心するのだけど藍華は少し不満げ。
 2人とアリア社長、更に姫野屋のヒメ社長は藍華の部屋で姫社長とお茶をすることになるのでした。
 そしてアクア・アルタの終わったある日、藍華が灯里を訊ねます。口煩い先輩がいる、という事だが、その人こそがアリシアと並ぶ三大妖精の1人、晃。晃は藍華に灯里とゴンドラで勝負しろ、と告げる。
 しぶしぶ従う二人だが、晃の真意を藍華は判っていたのです。

 ここでウンディーネの会社が青い瞳の猫を幸運のシンボルとして、社長にしている事が発覚する。原作知らない人この時点までにアリア社長が猫だと気付く人が何人いたのか。


第3話 「その 透明な少女と…」2005年10月19日放送

 半人前のウンディーネ、片方だけ手袋をつけている(シングル)の灯里と藍華は、一日でも早くその手袋を取って一人前になるため、今日も練習に励みます。今日はいつもよりちょっと難しいコースで苦戦する。
 でも、そんな二人の横を、一隻のゴンドラが軽々と抜いていきました。そのゴンドラを操っていたのは、まだペア(両手袋)のアリス
 最近は老舗の姫野屋を業績で上回るオレンジプラネットに所属し、ミドルスクールに通っている、月刊ウンディーネでも取上げる天才少女。
「でっかいお世話です」
 が、口癖の彼女は愛想はとっても悪く、藍華はご立腹。
 練習の最中に綺麗な花畑を見つけて、嬉しそうに微笑む灯里に、アリスは他の人と何か違うものを感じる。
 愛想笑いを浮かべる事が出来ないアリス、しかし灯里なら何か違う気がする。

 そんな時、灯里は待ちぼうけを受けていた暁に暇つぶしに街を案内しろ、とせがまれる。灯里を「もみ子」と呼ぶ暁に、灯里は「もみ子じゃありません」と反論。そんな様子を見つけたアリスは、灯里が困っていると感じてオールを振り上げて暁を止めに入る。が、灯里が逆に暁を庇い、彼女も他の人達と同じなのか、とガッカリするアリス。
 しかし灯里と一緒に暁を案内する中で、灯里の笑顔の真意を知る事になる。

 これも原作の2話が1つになった話。
 原作ではお花摘みに夢中になる灯里の雰囲気にのまれる感じのアリスですが、今回はそれに暁を加えた感じ。原作の暁の台詞を灯里が話すことで、でっかい恥ずかしい話になってます。


第4話 「その 届かない手紙は…」2005年10月26日放送

 ある日の夕方、翌日の朝食の買い出しに出かけていた灯里が、不思議な鈴の音に誘われ入った路地。その奥には、夜光鈴を吊るした木々と何匹もの猫、そして、ひとりの少女が立っていました。
「手紙、届けてくれる?」
 星を越え、瞬時に届く電子メールが主流となった今でも、人の手を介して届けられる手紙=郵便が残されたアクア。
 郵便屋さんに調べてもらうと、手紙の住所は何処にも存在しません。ただ、それに該当する場所は1つだけ。それはウッディーさんでも届けられない遠い場所でした。
 再び会った女の子に「手紙届けてくれた?」と訊ねられ、届ける事を約束する灯里。
 ゴンドラで行くにはとても時間が掛かる、ウッディーのエアバイクに乗って目的の場所まで飛びます。
 昔、水を発掘していたその場所は、今は水の底に沈んでしまっています。届ける相手も今は亡き人になっていて……

 完全オリジナルで、アクア誕生の話を少し語っています。
 ウッディー初登場で、原作のウッディーのエアバイクに載る話を弄っている感じ。
 必見はエアスクーターに乗るアリシアさん。しかもペーパードライバーですよ。
 せっかくの手紙だけど、内容は手書きの文章ではなくデジタル映像になってます。が、ネタとしては仕方ないだろうと。ここで、手紙を頼んだ少女の正体は明らかとなりますが、名前を覚えてないと判らないかも。


第5話 「その あるはずのない島へ…」2005年11月2日放送

 子供の頃、ネヴァーランドは本当に存在していると信じていた灯里の下へ届いた差出人不明の手紙。それはネヴァーランドへの招待状でした。
 白い羽根をいっぱいに広げたカモメと、水面を何度も跳ねるイルカたち。灯里はそんな風景に囲まれながら、ゴンドラに乗って1つの島へとたどり着く。
 手紙に記された浜辺へ向かう灯里は道に迷い、そこでアリスと藍華に出会う。二人も同じ手紙を受け取っていたのです。
 三人で辿り着いた砂浜は、とても綺麗。そこで待っていたのはアリシアと晃、それに2匹の社長でした。
 三人をここに呼んだのは、「もちろん、特訓する為」と晃が宣言して、三人の特訓が始まります。
 午前中いっぱい、丸太に乗って特訓を続けた3人は、お昼にバーベキューを食べます。晃さんの焼きおにぎりは絶品らしい。
 そして午後も特訓! と、思わせて午後はアリシアさんの休息も必要との意見で遊びの時間。原作の流れです。
 アリスの飛び込みもちゃんと話があったりします。
 そして最後には原作同様に他のみんなが寝た後で、灯里とアリシアさんのほのぼのトーク。原作とはやや違う内容。
 泳いでいた時にリボンを無くした灯里だったが、そのリボンが波に戻ってくるのだが……

 原作と違い、ここでちょろっとアテナさんの名前と彼女が3大妖精の1人である事が判ります。しかし道間違えたって・・・街中で無いとは言え、ウンディーネとして問題ありですな。ま、よほど浮かれていたのでしょうが。


第6話 「その 守りたいものに…」2005年11月9日放送

 藍華が会社の旅行で不在の為、灯里はアリスと2人でゴンドラの練習です。
 そんな時、とても美しいカンツォーネを歌うウンディーネとすれ違いました。ゴンドラを上手に操り、観光名所をきちんと説明するのは当然ですが、舟謳(カンツォーネ)もまたお客さんを喜ばす為にとても大事なもの。
 しかしアリスはちょっと不機嫌そうに「船を漕ぐ技術の方が大事です」と応える。何か悩みがあるのか、と相談に乗る灯りにアリスは自分の左手が不甲斐ない、と告げるのです。
 左手おしおきキャンペーン中のアリスに連れられて、灯里は彼女の生活するオレンジプラネットの彼女の部屋と行きます。
 部屋のタンスには三毛の火星猫がいました。「まぁ」と鳴くならまぁくんと名づけられたその猫を、アリスは内緒で飼っているので。何故なら、この寮はペット禁止だからです。
 灯里が飼おうにも、噛み癖のあるまぁくんはアリア社長のもちもちぽんぽんがお気に入りのようなので、でっかいピンチ。
 悩んでいた2人の所に、やって来たのは先程見かけたカンツォーネの上手いウンディーネ。彼女はアリスのルームメイトで、アリシアや晃と同じ3大妖精の1人アテナさんでした。
 そんなアテナさんは3大妖精に数えられる程のウンディーネでありながら、かなりのドジっ子。牛乳を部屋に零すわ、紅茶にシロップを1瓶入れるわ、寮の中で道間違えるなど日常茶飯事です。
 しかし、アリスの為にケチャップを取って上げたり、まぁくんの泣き声が聞こえた時に歌いだすアテナの様子に、灯里はそんなアテナのさりげない気配りを感じ取り、アリスに「左手はそんなにへたれじゃないかもしれないよ」と言葉を掛けるのでした。
 翌日、アリスは生活の中で、左手が実は色々なところで役立っている事に気付くのでした。
 けれども、部屋に戻ってみると、まぁくんがいなくなってしまいました。アリスは慌てて町へ探しに行くのですが……

 原作のアリス絡みの2話を1つに纏めた話。まぁくんとアテナさんは原作ではかなり遅い登場なのですが、アニメは話数の関係で早々に登場です。
 まぁくんとの出会いや、まぁくんを捨てに行くシーンが無かったりと、原作FANにはちょっと不人気な所もある話のようです。とは言え、わずか12話でアニメを作るとなれば、この2話はくっつけるしかないでしょうから、仕方なかったのかもしれません。

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陰陽座 初のベストアルバム発売決定!!

 龍頭龍尾 「名古屋 E.L.L.~陽の巻」でも書きましたが、
 陰陽座のベストアルバム発売決定です。

 過去、7枚のアルバムがある事を考えると、最近では遅いほうでしょうか?
 ベスト、やたらと出す人もいればあまり出さない人もいるので、一概にどうとは言えませんが。
 ただ陰陽座はNEWアルバムが出ても、その中に前のアルバムに載った曲がある事はまずないので、そういう意味では稀有な存在かも。
 内容次第では、これから陰陽座を薦める時のお役立ちアイテムとなるのではないかと思う。

 アルバムはCD2枚組み。
 どうせなら、1枚は映像付きのヤツとかにして欲しいかも。

 ちなみに新曲はゼロ
 再録した曲とかはあるのだろうか? レコード会社変わってるし(特に最初の2枚はインディーズレーベルだし)、その可能性は十分にあるのかな。

陰陽座
鬼哭転生
陰陽座
百鬼繚乱
陰陽座, 瞬火
臥龍點睛

 そういえば、陰陽座はまだライブアルバムがない
 まぁ、俺はライブアルバム好きじゃないし、買わないから出さなくていいのだけど。
 ライブはどちからと言うとビデオやDVDになってるからかな。



キングレコード
『我屍越行』(わがしかばねをこえてゆけ)
我屍越行 (初回限定版)

キングレコード
陰陽座 - 白光乱舞

スクラップブック 陰陽座

『陰陽座』のスクラップブックを作成しました。
ライブレポやCDレビューを初めて、とりあえず『陰陽座』にまつわる事を書いたブログなら何でもありのブックとなっております。
て、結構前なのですが、スクラップブックが仕様の問題でTOP100しか表示されず、姿消してしまってます。

スクラップブックとはアメブロユーザーのみが投稿・参加出来る限定の機能です。
閲覧自体は一般の人でも出来るはず。

そんな訳で、アメブロ参加者の陰陽座FAN(式神)の方々は参加よろしくです!!
スクラップブック『妖怪ヘヴィメタル陰陽座!』は下記のアドレスになります。
http://scrapbook.ameba.jp/onmyouza_book/


とりあえず、アメブロさんには、早々にちゃんと全てのブックが表示される機能と、スクラップブック検索機能の2つは付けて欲しいところです。