今回は、静岡空港から県内をぐるり、おいしいお茶を味わい、茶摘みや茶揉みの体験も出来て、SLの旅も楽しめますよ。
1日目
静岡空港ー蓬莱橋ー「玉露の里」で「茶の花善」を味わうー藤枝で宿泊
2日目
「お茶の郷」で茶の文化を学び、抹茶を堪能ー大井川鉄道でSL乗車ー川根温泉の道の駅で手もみ体験ー寸又峡温泉で宿泊
3日目
寸又峡プロムナードー「グリンピア牧之原」で茶摘み体験
蓬莱橋は牧之原台地の開墾のため、明治12(1879)年に架けられた農業用の橋です。橋が架けられる前は大井川を小船で渡らなければならず、行き来するのに危険を伴っていました。現在も蓬莱橋は農道としての重要な役割を担うほか、貴重な歴史的土地改良施設で茶園を管理するために利用されています。昔ながらの風情にあふれる蓬莱橋は、時代劇をはじめテレビドラマやサスペンスの舞台に、また最近はバラエティ番組にも登場し、全国に知られています。こうした映画やドラマのロケを島田市に誘致し、ロケ支援のために活動しているのが「フィルムサポート島田」です。市内には蓬莱橋をはじめ、「北河製品所」「二俣公会堂」「御陣屋稲荷神社」「大井川鐵道家山駅」など、たくさんの魅力あふれるロケ地が点在しています。
牧之原市 (まきのはらし)は、 静岡県 中部に位置する 市 。 地理 旧 駿河国 の西側に位置しており、現在の行政区分では、静岡県中部地方に属する。 行政区域は、 駿河湾 の海岸線から、 茶 の産地として有名な 牧之原台地 迄及んでおり、市名も牧之原台地が由来となっている。大井川右岸にある牧之原台地は全国有数の茶園です。
岡部の朝比奈は、宇治(京都)、八女(福岡)と並ぶ、玉露の3大生産地のひとつに数えられています。そんな朝比奈の玉露の魅力を広く伝えるために誕生したのが「玉露の里」です。最高級の玉露や抹茶を風情ある茶室で味わうことができるほか、食事処ではさまざまな玉露スイーツも楽しめます。また、地元産の玉露や新鮮な農産物の販売所もあります。
川根温泉は1999年の8月に静岡県内10番目の道の駅として認定されました。休憩や情報発信、食事処といった基本機能だけの道の駅ではなく、露天風呂からSLが見える日帰り温泉「ふれあいの泉」や全棟温泉付き「ふれあいコテージ」といった個性的な施設も備えた複合型の道の駅となっています。また、地元の生産者が丹精込めて育てた生鮮品や手作りした加工品の販売、川根茶の手もみ体験教室なども開催しており、活力ある地域作りへの貢献にも力を入れています。露天風呂の湯けむりと、大井川からたちのぼる川霧の向こうに、汽笛を響かせながら鉄橋を渡る蒸気機関車の勇壮な姿を眺めながら、のんびりしたひとときをお過ごし下さい。豊富な湯量により「ふれあいの泉」では男女合わせた11箇所の浴槽全てを掛け流しで運営しています。多くの温泉施設は循環と消毒処理をした温泉を浴槽内で再利用していますが、「ふれあいの泉」では浴槽内に常に新しい源泉のみを注いでいるため、鮮度が高い温泉です。また、浴槽内の温泉は毎日営業終了後に全て抜き、翌日の朝に新しい温泉を注いでいます。.
さらに昭和37年、源泉から約4km下流の大間集落まで温泉を引き、集落に3軒の温泉旅館が開業しました。
現在の寸又峡温泉街のはじまりです。戦後の経済の発展に伴って、寸又峡温泉は秘境の温泉地としてますます知られるようになり、観光ブームにのってたくさんの人が訪れました。現在では夢のつり橋の絶景が有名となり、多くの人で再びにぎわっています。寸又峡の春の味覚はなんといっても山菜です。フキノトウ、ゼンマイ、タラノメ、ワサビなど、地元で採れた山菜が、食堂や宿の料理に登場します。猪は昔から、冬の寸又峡の名物でした。猪肉は臭みもなくやわらかで、ジビエとして近年の食材でもあります。冬の寸又峡の宿では、猪鍋が夕食の定番料理になっていて、柚子味噌仕立てや醤油風味など、各宿の味をお楽しみいただけます。また、ダムにちなんだカレーは寸又峡でも人気です。