里見八犬伝と痴平
里見八犬伝も16日に初日を迎え、はや3日が過ぎました
かなり時間のないバタバタした状況だったのでブログの更新もできませんでした
今日から1回公演がしばらく続くので、落ち着かせながら更にクオリティを上げていこうと思います
今作ではアンサンブルとして役人や敵兵隊、見物人などをちょいちょいやってますが、なんと敵幹部の1人「痴平」という役をやらせていただいています
劇中では名前は出ないし仮面をかぶっていて、同じスタイルの兄弟分の役もいるので自分だと分かりにくいと思いますが、残忍で不気味でトリッキーで凶悪な姿を見せれるように頑張ってます
髪を立たせて後ろ髪が長く、右手に爪を装備してるのが自分なので、観劇の際に見ていただけると嬉しいです
明日も夜1公演なので、しっかり体を休めて備えたいと思います
虹色列車と京急油壺マリンパーク 紹介編
今日はピーターパンでずっとお世話になってる兄貴分の福山健介こと福さんが出演している舞台「虹色列車」を観て来ました
AとBの2部構成の内容で、福さんが出演してるのはAです
歌って踊れて戦えて飛べるだけでなく芝居もできる福山兄貴はさすがでしたけど、普段と全然違うキャラだったので面白かったです(笑)
元気をもらったので自分も明日からの舞台稽古頑張ります
そして今日は次の動物園を紹介しようと思いましたが、昨日行ったばかりの京急油壺マリンパークを新鮮な気持ちのうちに紹介編だけ先にアップします
1968年4月にオープンした水族館で神奈川県、三浦半島の西南端に位置しています
相模湾に面していて、対岸の伊豆半島や富士山も見える景観も見所の一つです
「魚の国」にある視界360度水槽があるドーナツの海ではおよそ50種、2000匹以上の魚や大型のサメが展示されています
中心のエリアには世界的にも貴重なメガマウスシャークの剥製標本が展示していて臓器標本や映像資料を見ることができます
他の希少なサメの標本はもちろん、飼育展示されているサメも素晴らしく、国内でここだけしか飼育展示されていないバルチックチョウザメや、本州ではここだけでしか見れない危険度が高くて有名なオオメジロザメなどサメ好きにはたまりません
イルカとアシカのパフォーマンスが行われる大海洋劇場ファンタジウムは劇場のような造りになっているうえになんと緞帳まで
ショーの構成もストーリー仕立てになっていて最後はカーテンコールで緞帳が下ります
イルカやアシカたちのパフォーマンス内容も他にはないユニークなものもあって楽しめました
オープン当初はバックダンサーがいたりミュージカルのような構成だったり人間のパフォーマンスも多く披露されていたようです
繁殖の面ではキタイワトビペンギンが有名で、1984年に野生個体9羽を導入し、1987年に初めての繁殖に成功
その後二世代目の繁殖にも成功し、2005年に国内の動物園・水族館に与えられる最高の栄誉といわれる古賀賞を受賞しました
国内に60数羽いるキタイワトビペンギンのうち半数近くはここで飼育展示されているんです
他にもカワウソをはじめ、川や森にすむ動物や昆虫、魚を自然な状態で飼育している「かわうその森」
神奈川県の絶滅危惧種の魚や昆虫、爬虫類、両生類などおよそ50種200点を飼育、保護している「みうら自然館」
犬を見ると近寄ってくることから「犬が大好きなイルカ」としてTVでも紹介されたバンドウイルカのジャンボ
三崎マグロのレストラン「ログテラス」ではご当地グルメの三崎マグロラーメンなど三崎マグロを扱った料理がお勧めです
ちなみに自分が食べたのはマグロづくし丼
メインの丼はもちろんですが、一緒についてくるマグロの卵の煮付けが最高に美味しかったです
などなど見所満載の水族館です
立地条件の問題もあり、他の神奈川の水族館に比べて来館者数も少ないし、少し古めの施設に感じますが、内容は他の水族館にも負けないぐらい素晴らしいし、個性的です
周囲の観光地、温泉などと合わせて足を運ぶと更に楽しめると思います
だいぶ先になると思いますが、展示生物などの紹介もおいおいアップしていきます
京急油壺マリンパークと送別会
昨日は久々の休みだったので、久々に水族館遠征です
神奈川県、三浦半島の南西端に位置する京急油壺マリンパークに行ってきました
午前中は天気が悪かったのですが、昼ごろには晴れて景色も最高でした
富士山も見れる最高の景色
最近は近くて足を運びやすい都市型の水族館に行くことが多かったのですが、やっぱり遠くても海が見えて潮の香りがする水族館は最高ですね
富士山と日が落ちる瞬間の光景です
これからは寒くなるので今が丁度いい時期でした
展示内容もよかったので、アップしていこうと思います
帰りにすぐ隣にある京急油壺観潮荘の温泉に入ってからマッサージもしてもらいリフレッシュ
夜はJAEの先輩が事務所をやめて故郷に帰ることになったので送別会に行ってきました
いろいろお世話になったし、仕事も一緒にしてきたので残念ですが、道は違えどお互いいい人生を歩んでいけたらいいなと思います
里見八犬伝もいよいよ劇場入り
いい初日を迎えれるようにがんばります
うたた寝とすみだ水族館 いろんな生物編
里見八犬伝の稽古も終了し、いよいよ次から劇場での稽古に突入です
今日は早めに帰れたので大好きなNHKの動物番組「ダーウィンがきた!」を見ていたのですが、あまりの疲労のため途中でうたた寝をしてしまい、気づけば番組が終わっていました
明日はゆっくり休んで体を休めようと思います
そして今日はすみだ水族館で展示されている生物をいくつか紹介します
まずはスベスベマンジュウガニ
命名者が笑いをとりにきてるとしか思えないユニークな名前のこいつは日本の海でも見ることができるカニです
ただかわいい名前に似合わず猛毒をもつカニとしても有名で、5センチほどの大きさでも大人2、3人を死亡させる致死量も持つので注意が必要
ユニークな名前とその見た目から人気が高く、「恋のスベスベマンジュウガニ」という歌までリリースされている人気者です(笑)
続いてオオウミウマ
タツノオトシゴの仲間の中では大型の種で、大きいものだと全長30センチにもなります
タツノオトシゴはオスがお腹にある育児嚢という袋で卵をかえすのが有名ですが、大型種のオオウミウマでは一回の出産で600匹もの稚魚が生まれます
体色の個体差が大きく、黄色から黒褐色など変化に富んでいます
次はイヌザメ
おとなしい性質で飼育がしやすいのか、全国の水族館でもよく見かけます
写真は幼魚で、特徴の縞模様が目立ちますが、成長すると共に模様は消えます
卵が不思議な形をしていて、水族館では卵と一緒に展示しているところも多いです
時期によっては生まれる直前で、卵の中で動いてる様子も見ることができます
お次はバットフィッシュ
長く突き出た鼻のような吻、分厚い唇があるように見える口、泳がずに胸鰭でよちよち歩く姿などとても奇妙で面白い姿をしており、変な生き物の代表として人気がある生物です(笑)
ここ数年で本やメディアで紹介されて知名度が上がったものの国内で見られる園館は少ないので、すみだ水族館に来たら見ておきたい生物です
続いてリーフフィッシュ
別名、枯葉魚(カレハウオ)の名の通り枯葉に擬態することが特徴の魚です
頭を下に向けた姿勢の状態が多く、胸鰭を器用に動かしてピタリと静止している姿は必見です
捕食の際は折りたたまれた筒状の口が広がり獲物を吸い込んで飲み込むのですが、その間わずか0.2秒
その後また静かに水中で静止する姿は恐ろしさを感じます
最後はアオウミガメの赤ちゃん
すみだ水族館では小笠原で生まれたウミガメの赤ちゃんを育ててから海に返す計画をしているようです
まだ泳ぎなれてないのか泳ぎ方がぎこちなくバタバタしてるように見えてかわいいです(笑)
昔から食用として捕獲されてきたため数が減ってきています
アオウミガメという名前なのに特に青くないじゃないかといわれますが、実は青いのは体内の脂肪の色
昔から食用とされてきたため体内の色が使われているのだといわれています
さて今日ですみだ水族館紹介も終了です
次回からまた違うところを紹介していきます
フルパワーとすみだ水族館 東京大水槽と634編
里見八犬伝の稽古もラストスパート
全体の流れや殺陣も安定してきたので、昨日の通し稽古では本番さながらのテンションで挑んだんですがまぁ疲れました(笑)
すでに体がバキバキですが、やりがいがあるのでこの調子で完成度を上げていきたいと思います
そして今日もすみだ水族館の紹介です
まずは世界遺産に登録されている小笠原諸島の海を再現した東京大水槽です
2フロア吹き抜けの構造で、2Fや1F、海面から海底、岩場などいろんな角度から観察できます
この水槽の中で人気の生物シロワニ
オープン前から宣伝などでかなり推されていたのですが、オープン直前に体調を崩し(ウミガメと接触による怪我だと聞いたような)初日に展示中止となったものの、現在は元気に水槽内を泳いでいます
こいつに関してはサメなのに何でワニという質問が多いのですが、日本では昔サメのことをワニと呼んでいてその名残です
成長すると3メートルを超え、顔も凶悪なため、獰猛なサメと思われがちですが実はとても温厚な気質で、とある研究者は「巨大な子犬」と呼んだりします(笑)
そのサメらしい風貌と飼育しやすい性質から全国の水族館でも見ることができます
サメ好きな自分としては「またシロワニかぁ。他の大型サメが見たいなぁ」と思ったりもするのですが、すみだ水族館のシロワニは一味違います
国内で飼育展示されているシロワニはアフリカやオーストラリアから輸入されたものですが、すみだ水族館のシロワニは小笠原原産の国産です
更に注目するはそのスタイル
シロワニは水族館で飼育するとエサ不足にもならず運動不足もあってずんぐりどっしりした体型になりがちなのですが、こいつは野生からやってきて日が浅いので、スマートな野生スタイルなのです
それでも1年もすれば水族館体型になりそうなので、見るなら早めをお勧めします
続いて光と水のはぐくみエリアに展示されているチンアナゴ
キモカワブームに乗って人気急上昇中の生物で、いろんなグッズはもちろん「チンアナゴのうた」というCDまで発売されています(笑)
とても臆病で砂の中から出ることはほとんどなく、海中に漂うプランクトンを食べて生きています
奥にいるオレンジ色の似たようなやつはニシキアナゴといって、チンアナゴと一緒に飼育展示されていることが多いです
すみだ水族館ではスカイツリーの高さ634メートルにちなんでなんと634匹も展示されています
大きい水槽の中にチンアナゴとニシキアナゴだけが大量に展示されているというユニークな光景
すみだ水族館に行ったら是非見ておきたいエリアです