2月14日(キャンプ13日目)
今日はワークキャンプ13日目、スタディツアーです。
スタディツアーはバランバイのホームステイ先で家族とのお別れから始まりました。お別れのとき皆家族や小学生の子どもたちとのお別れを惜しんでいました。
三泊四日キャンパー皆それぞれ楽しい日々を過ごしたようでお互いの家族の話をしている姿は楽しそうでした。
そのあとジャイラホームに荷物を置いてスタディツアーに出発。まず、最初に向かったのは、スモーキーマウンテンの跡地です。
スモーキーマウンテンとはごみが山のようにつもっているのでその名がついています。
その後、スモーキマウンテンは閉鎖され、今度は違う場所にごみを溜めるようになりました。そこは谷にごみを溜めているため、スモーキーバレーという名になっているようです。
跡地は草が生い茂っていて普通に見ていると山にしか見えません。しかしよーくみるとごみが草の合間に見えていました。
ごみの上に自然ができている姿はとても不自然です。その周辺に住む人々をみて感じることはそれぞれだとおもうのであえてここでは書かないことにします。
さて、次は正反対のマニラの一番高級な街。
景色は一変し、ここがフィリピンではないんじゃないかと錯覚するほどのグアムのようなリゾートの景色でした。ジャイラホームのほうとはまったく違う景色。ビルだらけの街、Tシャツにビーサンの人なんかいなくてこの違和感に最初はとまどってしまいました。
そこで日本料理屋で昼食!はじめちゃんのおすすめのお店でさらに錯覚する私たち。畳に麦茶、皆は海鮮丼を食べていました。ちょっと塩っけが強い味だったけど美味しかったです!ホテルにチェックインしマッサージに向かう一同。
初めての経験でどきどきしちゃいました。
日ごろの疲れが癒されて、コミュニケーションをとりながらのマッサージは面白かったです。夜はマニラ一番の高級デパートでお土産を買いフィリピンパブに行きました。
行ったことがある子は二人いましたがもちろん私を含め他の子たちは初めてできれいお姉さんたちにドキドキしちゃいました。
それ以上に印象に残ったことが・・・・
本日皆知っての通りバレンタインデー。街の人たちはやはりうかれてる様子で花を持って歩いている人や、赤いシャツを着ている人などが多かったです。
フィリピンでは男の人から女の人へカードや花を渡すようでパブのウエイターから手作りのカードと花のプレゼントをもらい、ダンスを初めて男の人と踊りました。お姉さんたちもこのハプニングに大盛り上がりで初体験だらけの本当面白い思い出ができました。
本日やはり濃い一日に皆お疲れ様でしたと思った私でした。(ぐっちょん)
上:マニラ高級街ロックウェル
下:スモーキーマウンテン跡地側のナボタス
2月13日(キャンプ12日目)
12日目
今日はホームステイ3日目。明日は朝からマニラへ向かうため、ホストファミリーと過ごす最後の日ということでマキと私のお家ではお昼にお好み焼きを作って振舞うことにしました。
ナナイとマーケットで材料調達をした後、さっそくお料理スタート!!2人で途中まで順調に作っていたのに、いざ焼いてみると・・・焼けない。生焼けでお好み焼きというよりもんじゃ焼き状態。
何度も工夫して焼いてみるのに全て失敗に終わりました。せっかくなのでマヨネーズとソースをかけて食べてもらったら、始めは“マサラップ”と言って食べてくれたけど、徐々にペースダウン。私たちもがんばって食べたけど、やっぱりおいしくなかった。
今さら気付いたのですが、どうやら卵を入れ忘れた模様。でも、こんなおいしくないお好み焼きを後から“ヒンディーマサラップ”と笑い話にしながらもたくさん食べてくれたホストファミリーはとっても優しいなと改めて思いました。
夕方は、子どもたちの通う学校の校庭でさよならパーティーをしました。子どもたちのダンスや歌は恥ずかしがりながらも一生懸命さが伝わって、とても可愛かったです。私たちが歌ったフィリピンの歌も子どもたちが一緒に歌ってくれました。さよならパーティーの後は子どもたちのサイン攻めで、ヒーローな気分でした♪
夜は私とマキを含む家族4人で、同じベッドに添い寝。みんなで最後の夜を共に過ごしました☆
素敵な家族の一員になれたことを心から幸せに思った一日でした。 (マミ)
2月12日(キャンプ11日目)
11日目
ホームステイ2日目。今日はバライバイの小学校で砂を袋につめて、階段の上に運ぶワークをした。朝学校に行くとまるで芸能人になったように・・キャンパー8人が子どもたちに囲まれた☆囲まれたというより、とおまきに観察されてた。
誰かが子どもをちょっと追いかけたらホントに蜂の巣をつついたように子ども達が走り回った。そして先生に怒られてた。・・・あちゃちゃ~
暑すぎて私達がばてながら砂を運んでいると子ども達が手伝ってくれた。特にマイク(12歳)がリーダーになってシャベルとかを持ってきてくれた。そして彼は皆のアイドルとなった☆
休み時間になると子どもが30人くらい手伝ってくれた!袋は10個くらいしかないのに。。。子ども達はすごく元気で走りながら砂を運んでくれた。やっぱり子どもと一緒だとこっちも頑張れるし、色々話が出来て楽しかった☆
夜星がすっごいきれいで、外を散歩した。けど下を見て歩かなきゃこけそうな道で、うちのナナイ(お母さん)に次来た時には道を直して、とご注文を頂きました。
明後日にはホームステイが終わりだなんて・・・考えられない。(マキ)
*学校敷地内の道を補修する作業中のヒトコマ。
2月11日(キャンプ10日目)
ワークキャンプ10日目
今日からジャイラホームを離れ、ホームステイが始まります。
ホームステイ先はピナツボ火山噴火地区バライバイという最低住地区。
8人が4家族に分かれHOST FAMILYと対面☆LUNCH。
私の家族は祖父・祖母・母・息子3人・娘2人の大家族。
お兄ちゃん2人はマニラで大学生。イマリー12歳・ココイ11歳・ジュリアン8歳。
みんな優秀でお母さん達が嬉しそうに子供達の話をしてくれました。
家族って…☆☆
そしてみんなと合流して命がけ山登り!!これはこれは大変ッッ!!!!!!急傾斜!!!!!!
でも私たちに絶景をプレゼントしてくれました☆☆ホント凄かった~!!!!!!
そして…下山…これも…また…命がけ…子供達は普通に走るし!!!!
なんというか、、、体にバネがある。私たちじゃぁ生きて帰れません…
一番ッッ!!衝撃的でビックリしたのは!!お風呂!!!!バケツに水2杯!!!!!初体験☆
水の大切さをあらためて感じ☆ちなみに水はVERY美味しいです☆
そんな1日でした。
フィリピンの人は歌とダンスがホントに上手♪
☆★☆★そして笑顔が素敵☆★☆★(よしこ)
*ホームステイ先のこどもが一番好きな場所に案内してもらいました。
2月10日(キャンプ9日目)
今日はマニラ郊外のカビテ州(ジャラホームから車で5時間)で実施された極真空手カビテ州知事杯にジャイラホーム内道場生13名が出場をしました。キャンパーも応援団とし同行。早朝5時にホームを出発です。
大会開催場所はカビテ州・州都のトレスマリトレス市体育館。マニラ近郊から集まったこどもたち約100名が年齢別に分かれて戦います。
結果は準優勝が2人。3位が3人でトロフィーを5つゲット出来ました。そして、道場としてベストスポーツマンシップ賞を頂きました。
試合なので勝者と敗者が必ずいます。私がジャイラホームのこどもたちに教えていることは、勝っても負けても礼節を忘れないこと。泣いても倒されてもきちんと最後は礼をすること。空手をはじめた当初は泣いてすぐに逃げ出していたこどもも、今では倒されて泣いていてもきちんと礼をするようになりました。
集団競技と違って、負けても他人のせいに出来ません。リングに上がったら頼れるのは自分だけ。これまでして来た練習の成果が現れます。孤児院のこどもはそれぞれが複雑な環境で育ってきています。施設にいる間は普通の家庭だったら守ってくれる親はいません。
自分の力で乗り越えなくてはいけない困難が多くあります。それを乗り越える力が空手を通して身についてくれると良いと願っています。
こどもたちも大会後はあざだらけ。極真空手は素手素足(小学生はサポータをつけます)でノックアウトを競うため、怪我が耐えません。でも嬉しそうに「あざ出来た~。」と勲章を見せるように見せてきます。同じアザでも人と喧嘩して出来たアザとは全然違います。
空手道場が施設内に出来てから手を出す喧嘩がほとんど無くなりました。自分が痛みを知ることによって自分より弱いものに手を出さなくなった為だと思います。
キャンパーが空手の応援に来たのははじめて。こどもたちも気合が入っていました。そして、キャンパーもこどもたちの普段とは違った姿が見られたと思います(代表)