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アクションプロデューサーHARUのブログ

日本のアクション映画で世界進出を目指す、アクションプロデューサーの夢を掴むまでの道程です。

昨日、私が技闘を担当した2時間ドラマが、無事にクランクアップしました!


最終日は、ワイヤーシーンがあったのですが、ワイヤーシーンと言っても”首吊りシーン”だったのですが。


2時間ドラマによくある町工場の社長が、悪人に追い詰められて、自分の作業場で首吊り自殺をしているシーンです。


当然、本当に首を吊るわけにはいきませんので、ハーネスというパラシュートをする人たちが着る様な装具をつけて、ワイヤーで吊り上げます。


そこに、ダミーの首を吊るためのロープを俳優さんにつけてもらいます。そうすると、リアルな首吊りシーンの完成です!!


ハーネスをつけて吊られるだけですが、普通の俳優さんは初めての体験の場合が多くて、みなさん少し緊張気味で吊られるまではソワソワしています!


撮影が終わると、みなさん必ず「面白かったです!」と笑顔になります!!


・・・やはり2時間ドラマでは、空を飛ぶ人は登場しませんね!!


「ウルトラマン」の放送が始まってから45年になるのですね!


今年は、ウルトラシリーズの出演者やスタッフの方が、当時の撮影の思い出や苦労話をお話される番組やイベントが多く開催されています。


私は初代ウルトラマン世代で、マンガ雑誌で初めて「ウルトラマン」の姿を見た時の衝撃は、いまだに忘れられません!!




シルバーのボディに赤いライン、目が白くて出ていて、口が半開きで、カッコイイというよりは、恐怖さえ感じました!!!


今までに、全くなかったものですからね・・・、子供は驚きますよね!!


平成のウルトラマンシリーズから、私も4作品に参加させていただき、円谷プロさんとお仕事が出来たことは、本当に夢のようでした!!


ウルトラマンの製作準備段階から呼んでいただき、デザインや必殺技の会議!?・・などなど、自分達が子供の頃にもらった感動を、今度は今の子供たちに渡す事が出来るうれしさを感じました!!!


撮影が始まると、さすがに楽しいばかりではなく、スーツアクターや撮影スタッフのみなさんは、毎日死ぬ思いで撮影に臨まれていました。


特に平成のウルトラマンは、デザイン性を重視して、視界が全く有りません!


スーツアクターは、目をつぶってアクションをしているのと同じくらいの感覚で怪獣と闘っています。


さらにウエットスーツでの夏場のアクションは地獄で、脱いだブーツを傾けるとザーッと大量の水が出てきます!?


・・・・・全身の汗ですね!!!






昨日、次回作のCGの打合せをするために、CG制作会社に行って来ました。


今回は、アクションのためのCGでは無く、幻想的な空間を表現するために、CGの力を借りたいと思い、CGクリエーターの方に相談に行ったのですが、監督の頭の中だけに有るイメージを映像にするわけですから、当然、監督と

CGクリエーターの方とのイメージのキャッチボールから始まります。


その言葉のやり取りの中から監督の持つ映像イメージを、CGを使って目に見える映像に作り上げるわけですから、とても面白そうで、とても大変な仕事だと改めて感じました。・・・・・・よろしくお願いします!!


私のアクションパートも、今ではCGクリエーターの方と共同で作業で進める事が多くなりました。作品の準備段階から、アクションシーンの構成を考え、よりリアルで迫力のあるシーンになるための打合せを重ねて行きます。


事前に打合せをしないで撮影してきた映像を持ち込んで来て「ここを消して、ここをこう変えて・・・。」的ななお願いが、いまだに多い見たいです!


CGクリエーターの方が「CGは魔法では有りませんよ!」と話されてました。

(なるほど!)


今では頻繁に使われるワイヤーアクションも、実は1本、1本のワイヤーをCGクリエーターの方が消して下さって完成しているのです。(感謝・感謝!)


近年はワイヤーの太さを気にせずに安全なサイズでワイヤーを使えますが、80年代のアクション映画では、ワイヤーを消す技術がまだ無かったので、いかに細いワイヤーを使って、見えないようにするかがアクションパートの

腕の見せ所ででした!!!


しかし細いワイヤーを使用するために、撮影中にワイヤーが切れて落ちる事も多かったです・・・・・ここだけの話しですが!?






アメリカのスタントマンの会社とアメリカでの映画製作の準備をしています!


日本のスタントマンも頑張っていますが、海外のスタントマンは更に頑張っています。特にスタントの技術だけではなく、マーシャルアーツをベースにした、


格闘アクションの技術が上がっています。空手、テコンドー、カポエラなどの武術を取り入れたトレーニングを、世界中のスタントマンが始めています。


特にフランス、ドイツのスタントマンの、武術のレベルは高いと思います。


今回、私たちと映画の製作に入るスタントマンたちも、アメリカではトップクラスの武術レベルを持っていて、格闘アクションの得意なスタントチームです。


私たち日本のスタントマンも、武術では欧米のスタントマンに負けたくないと思うのですが・・・。


これから、アクションのレッスンに行くのですが、世界レベルのスタントマンを育成するのは大変です。特に今の日本で、アクションの人材が集める事は難しいですね!


やはりスタントマンを、サッカーや野球の様に、子供たちに夢を与えることの出来る職業にしなければならないのだと思います!



今の日本のテレビ番組は、ドラマが減って、クイズ番組やグルメ番組などの

バラエティ番組が多くなりましたね!

ドラマは、時間も予算も掛かりますし、視聴率を取る為には人気の有る俳優

さんを集めなければなりません!


人気の有る俳優さんを集めると、今度は、俳優さんのスケジュール調整が

大変になります。私もドラマのキャスティングの仕事をする事が有りますが、

ロケ場所のスケジュールと、俳優さんのスケジュールが1日だけ合わなくて、

ロケ場所を急遽変更する必要が出たり、同じ日の撮影に、1人の俳優さんの

スケジュールだけがNGだったりとか、撮影期間に必ず何かトラブルが発生

して、スケジュールが合わなくなります。・・・本当に胃が痛くなる仕事です!


私は今月の中旬から、2時間ドラマのアクションコーディネーターの仕事が

決まり、月曜日に打ち合わせに行くのですが、テレビの2時間ドラマの場合、

連続ドラマと違って1話完結で、作り方も映画に近いので、個人的には好き

なのですが、視聴者の平均年齢が高いので、アクションのカテゴリーとして

は”技闘”と呼ばれるジャンルになります。


ドラマの登場人物のキャラクターに合った動きを監督と考える作業から入り、

そのシーンの争いのもとが、憎しみなのか、愛情なのか、ただの暴力シーン

なのかでも、動きの付け方は変わってきます。NGの判断も、動きよりも俳優

さんの表情を基準にします。ドラマを見ている方が、登場人物に感情移入し

やすいアクションシーンにする事が大事で、これを私は”技闘”と考えます。

けしてアクションの動きの面白さで見せてはいけないドラマのジャンルです。


香港映画の場合は、基本的にアクションシーンの撮影現場には監督さんは

いません。アクション監督が、アクションシーンの中の演技は全て付けます。

その為、それまでの各キャラクターの設定も主人公達の生い立ちも関係無く

とにかく技の構成の面白さや、奇抜さ、迫力を最優先に考えて行きます。


それで香港映画の場合は、全員がカンフーの達人になってしまうのです!!






昨日、テレビ朝日の前で、サッカー日本代表のザッケローニ監督とすれ違いました!


・・・残念ながらすれ違っただけですが、意外と小柄な方で驚きました!!


優秀な指揮官と、日本中から選ばれた優秀な選手たちが集まって初めて、世界と闘える、最強チームが出来上がるのだと思います。


”ザックジャパン”も”なでしこ”に負けずに、頑張って欲しいですね!!


私は、スタントマンもアスリートだと考えています!


世界で活躍する為には、やはり日本のスポーツ界のトップアスリートたちと、肩を並べる位の身体能力を持つ必要が有ると思います。


関西の有名なテーマパークがオープンする際に、日本人スタントマンを数十人集める必要が有り、私もお手伝いさせていただいたのですが、審査の責任者は、オーストラリアのスタントスクールの校長と、アメリカから来たスタントコーディネーターでした。


オーディション当日は、日本中から、かなりの人数の人たちが集まりました。


午前中から審査は始まったのですが、私たちスタントスタッフは午後からの参加になっていました。私は気になり、午前中からオーディション会場の体育館に行ったのですが、・・・なんとオーディションは始まっていました!!


体育館には、スポーツジムのインストラクターの風の男女が6名位いて、すでにトレーニングウェア姿の参加者たちを、いくつかのグループに分け、持久力、ジャンプ力、瞬発力、筋力などを計測を始めていました。


私は、「外された・・・!?」と思っていると、お昼も過ぎた頃、おもむろに校長とアメリカ人のコーディネーターが談笑しながら入って来ました。


審査員席に座った二人に気付いたインストラクターたちは、午前中の計測結果を持ちより、二人に提出していました。


その後、計測データーの高い人間だけを残し、それ以外の参加者は不合格として、帰してしまいました。


午後からは、私も呼ばれ(ホッ!)て、午前中の体力測定で合格した参加者たちのオーディションが開始されました。


やはり、彼らもスタントマンは、アスリートと考えている様でした。


自分たちが必要とする基準以下の身体能力の人間は、最初から除外してオーディションを開始するという合理的な考え方には、少し驚かされました!







昨日、川北監督のドリーム・プラネット・ジャパンに、お願いしていた企画書が完成したという連絡を受け、取りに行ってきました。


かなり面白い企画書が出来上がり、川北監督も「どうだ、面白いだろ!」と私が企画書を読み終わるのが待てない感じで、話しかけて来ました。


特撮の面白さだけではなく、ストーリーと設定の面白さでも海外に通用する日本の特撮映画になりそうです。世界に向けて、頑張るぞー!


平成「ゴジラ」シリーズの特技監督でもある、川北監督のオフィスは、”ゴジラ”や当時の撮影で使用したミニチュアや、商品化されたオモチャがたくさん飾ってあり、何度お邪魔してもワクワクして、子供の頃に戻ります。


子供の頃に憧れてた方とお会い出来たり、ご一緒にお仕事が出来る事が、やはりこの仕事のやりがいになっていますし、楽しみでもあります!!


かなり昔の話しですが、たまたま藤岡 弘、さんの雑誌のインタビューを私の知り合いが担当することになり、私が藤岡 弘、さんのファンだった事を覚えていてくれた彼が、私をインタビューに同行させてくれました。


私にとっては、「仮面ライダー」といえば、”1号ライダー”の藤岡 弘、さんで、やはり憧れの存在です!



インタビューは藤岡さんの自宅という事で、さらにテンションが上がりました。


個人事務所と、地下には道場が有るほど大きなご自宅で驚きました!


部屋の真中に囲炉裏のある、広いリビングでインタビューが始まりました。


やはり、”仮面ライダー1号”の撮影当時の話から始まったのですが、その後は藤岡さんの尊敬する”坂本龍馬”の話を熱弁され、熱く”龍馬”

の思い、日本を変えなければいけないと言う気持ちをご自分の気持ちとダブらせてお話しされていました。


最後には、芸能や役者の話を完全に離れ、”地球平和”の話にまで発展して行きました。


その時、熱く”世界平和”を語る”藤岡 弘、”さんの姿を見て、真の”ヒーロー”の姿を見た気がしました!!(・・・熱い!)








香港映画で日本ロケの作品も多く、近年では、「新宿インシデント」などの作品があります。


私も日本ロケの作品が有ると、お手伝いをするのですが、ある作品で”忍者”が出るシーンが有り、富士山近くの神社で撮影をしました。


私は、忍者役のスタントマン数人を車に乗せ、ロケ現場に行きました。


私たちを見て、監督とアクション監督の二人がすぐに挨拶に来たのですが、どちらも”監督”というよりは、まだ現役スタントマンといった雰囲気で、名刺を交換し挨拶もそこそこにアクションシーンの打合せに入りました。


聞くと、監督は今回が初の監督作品という事で、アクション監督と二人で、相談しながら撮影を進めていました。


しばらくすると、いよいよ忍者の登場シーンになり、玉砂利の神社の境内に忍者軍団が呼ばれました。監督とアクション監督は、ミニトラを石段の下に二台並べて準備するように指示し、石段の下から上へ二人の忍者が同時に前宙でジャンプするシーンを撮りたいと言って来ました。


ミニトラを石段下に置き、二人の忍者役を決め準備運動をさせていました。


監督を捜すと、スッと監督とアクション監督が、ミニトラに走り出していました。


私は玉砂利の上に無造作に置かれたミニトラで、ジャンプするはずは無いと思いながらも見ていると、二人は同時にミニトラに乗ったのです。


「まさか!!」と思った瞬間に、二人はそのまま軽くジャンプ!


「軽くジャンプするだけだ!!」と安心した瞬間に、二人は軽く飛んだ肩の高さから、更に体を引き上げるようにして身を丸くして、前宙をしたのです!


そして二人は音も無く、フワリと着地しました。私は度肝を抜かれました!!!


日本側で準備したミニトラで、どのくらい弾むかも確認していない、無造作に玉砂利の上に置かれたミニトラで、踏んだ瞬間にミニトラ自体が滑る可能性も有るのに、・・・それに準備運動もしてないし・・・・。


日本人同士でも、他のチームのミニトラを使う場合は、かなりテストしてから使います。また、普通の地面でも2人でミニトラを押さえて使ったりします。


香港人(中国人)の、あの天性の身軽さには、日本人はかないませんね!


数年後に、その作品のプロデューサーが「ポリスストーリー3」の日本公開の準備で日本に来ていたので会いに行きました。



「ポリスストーリー3」は、私も大好きな作品で、彼に「スタンリー・トンさんて、スゴイですね!」と言うと、彼は「そう言えば、スタンリーさんが、よろしくと言ってましたよ!」と私に。


「えっ、スタンリー・トンさんって、会ったこと無いですよ!?」と笑って答えると、彼も笑って、「ほら、あの富士山ロケの・・・。」


「えーーーーーーっ!!!」


な・なんと!あの”ミニトラの監督”が”スタンリー・トン”さんだったのです!


慌てて、事務所に戻り名刺ファイルを探すと、

確かに”スタンリー・トン”と書かれた、あの時の名刺が出てきました!!!









本日、”世界陸上韓国テグ大会”が閉幕します!

男子100 mのボルト選手のフライングは残念でした。


織田裕二さんの司会も、今回も熱くて、爽やかでしたね!!


私は、2005年の”世界陸上ヘルシンキ大会”のテレビCMのキャスティングと安全管理を担当しました。


織田さんが街中を走ると、それを見た人達が次々と織田さんを追いかけて走り出し、最後は200人の集団になって、ヘルシンキ行きの飛行機に全員で乗り込むという設定でした。


キャスティングも200人するので、とても大変でした。


全員オーディションで決めるのですが、短くても100m、長ければ500~800mを全力で走りきる走力と、テストと本番を合わせて、数十回繰り返すだけのスタミナも必要で、陸上経験者のモデルさんやタレントさんと、現役の陸上選手のみなさんから、サラリーマンや作業員、買い物中の主婦、農家のおじさん、おばさんなどに見えるキャラクターの方を選ばせていただきました。


それだけに、設定は織田さんが先頭でカメラ前を通過するのですが、本番になると、みなさん”陸上魂”にスイッチが入るのか、全員が織田さんを抜かんばかりのマジ走りで、それに負けじと織田さんもマジ走りで先頭をキープしていました。・・・・織田さん速いですね!!


色んな場所で撮影をしたのですが、その中で神宮外苑の絵画舘での撮影が1日あったのですが、走る織田さんを移動車で横から撮影するシーンで、その日は50人位と一緒に走るのですが、織田さんの走りとカメラのタイミング

を合わせる為に、同じ場所を繰り返し数十回走るのですが、徐々にテンションが上がって来た織田さんは突然、「気持ちいいなー!」と背伸びをすると、そのまま絵画舘の石畳の上に白いワイシャツの衣装のまま、大の字になって寝そべってしまいました。


「織田さん、爽やか~!」と思いながらも、他の俳優さんなら、衣装さんに怒られますよ!と心の中で呟きました。






昨日、舞台「Migwetch」を観てきました。大変面白かったです!


”絵空箱”という場所なのですが、小さなレストランシアターの様な感じで、

2部前の休憩時間に、カウンターバーのスペースで、好きなお酒が1ドリンク

サービスで頼めますので、2部はお酒を片手にピアノとバイオリンの生演奏

から始まる感じで、キャンドルサービスも有り、お洒落な大人のひと時でした。


私は、お酒が飲めませんので、なぜかマンゴージュース片手にでしたが・・・。


1部は、プロデューサー”ひのあらた”さんが大好きな岸田國士の世界を、

ニューヨークの”アクターズスタジオ”出身の演出家”小川絵梨子”さんに、

依頼して出来た”創作和食”のような魅力を感じる舞台で、とても面白くて、

吸い込まれて行く1時間でした。キャストのみなさんもとても魅力的でした!


9月5日(月)が最終日ですので、是非みなさまもご覧になって下さい!!