今の日本のテレビ番組は、ドラマが減って、クイズ番組やグルメ番組などの
バラエティ番組が多くなりましたね!
ドラマは、時間も予算も掛かりますし、視聴率を取る為には人気の有る俳優
さんを集めなければなりません!
人気の有る俳優さんを集めると、今度は、俳優さんのスケジュール調整が
大変になります。私もドラマのキャスティングの仕事をする事が有りますが、
ロケ場所のスケジュールと、俳優さんのスケジュールが1日だけ合わなくて、
ロケ場所を急遽変更する必要が出たり、同じ日の撮影に、1人の俳優さんの
スケジュールだけがNGだったりとか、撮影期間に必ず何かトラブルが発生
して、スケジュールが合わなくなります。・・・本当に胃が痛くなる仕事です!
私は今月の中旬から、2時間ドラマのアクションコーディネーターの仕事が
決まり、月曜日に打ち合わせに行くのですが、テレビの2時間ドラマの場合、
連続ドラマと違って1話完結で、作り方も映画に近いので、個人的には好き
なのですが、視聴者の平均年齢が高いので、アクションのカテゴリーとして
は”技闘”と呼ばれるジャンルになります。
ドラマの登場人物のキャラクターに合った動きを監督と考える作業から入り、
そのシーンの争いのもとが、憎しみなのか、愛情なのか、ただの暴力シーン
なのかでも、動きの付け方は変わってきます。NGの判断も、動きよりも俳優
さんの表情を基準にします。ドラマを見ている方が、登場人物に感情移入し
やすいアクションシーンにする事が大事で、これを私は”技闘”と考えます。
けしてアクションの動きの面白さで見せてはいけないドラマのジャンルです。
香港映画の場合は、基本的にアクションシーンの撮影現場には監督さんは
いません。アクション監督が、アクションシーンの中の演技は全て付けます。
その為、それまでの各キャラクターの設定も主人公達の生い立ちも関係無く
とにかく技の構成の面白さや、奇抜さ、迫力を最優先に考えて行きます。
それで香港映画の場合は、全員がカンフーの達人になってしまうのです!!