私の好きな映画「ポリスストーリー3」! | アクションプロデューサーHARUのブログ

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日本のアクション映画で世界進出を目指す、アクションプロデューサーの夢を掴むまでの道程です。

香港映画で日本ロケの作品も多く、近年では、「新宿インシデント」などの作品があります。


私も日本ロケの作品が有ると、お手伝いをするのですが、ある作品で”忍者”が出るシーンが有り、富士山近くの神社で撮影をしました。


私は、忍者役のスタントマン数人を車に乗せ、ロケ現場に行きました。


私たちを見て、監督とアクション監督の二人がすぐに挨拶に来たのですが、どちらも”監督”というよりは、まだ現役スタントマンといった雰囲気で、名刺を交換し挨拶もそこそこにアクションシーンの打合せに入りました。


聞くと、監督は今回が初の監督作品という事で、アクション監督と二人で、相談しながら撮影を進めていました。


しばらくすると、いよいよ忍者の登場シーンになり、玉砂利の神社の境内に忍者軍団が呼ばれました。監督とアクション監督は、ミニトラを石段の下に二台並べて準備するように指示し、石段の下から上へ二人の忍者が同時に前宙でジャンプするシーンを撮りたいと言って来ました。


ミニトラを石段下に置き、二人の忍者役を決め準備運動をさせていました。


監督を捜すと、スッと監督とアクション監督が、ミニトラに走り出していました。


私は玉砂利の上に無造作に置かれたミニトラで、ジャンプするはずは無いと思いながらも見ていると、二人は同時にミニトラに乗ったのです。


「まさか!!」と思った瞬間に、二人はそのまま軽くジャンプ!


「軽くジャンプするだけだ!!」と安心した瞬間に、二人は軽く飛んだ肩の高さから、更に体を引き上げるようにして身を丸くして、前宙をしたのです!


そして二人は音も無く、フワリと着地しました。私は度肝を抜かれました!!!


日本側で準備したミニトラで、どのくらい弾むかも確認していない、無造作に玉砂利の上に置かれたミニトラで、踏んだ瞬間にミニトラ自体が滑る可能性も有るのに、・・・それに準備運動もしてないし・・・・。


日本人同士でも、他のチームのミニトラを使う場合は、かなりテストしてから使います。また、普通の地面でも2人でミニトラを押さえて使ったりします。


香港人(中国人)の、あの天性の身軽さには、日本人はかないませんね!


数年後に、その作品のプロデューサーが「ポリスストーリー3」の日本公開の準備で日本に来ていたので会いに行きました。



「ポリスストーリー3」は、私も大好きな作品で、彼に「スタンリー・トンさんて、スゴイですね!」と言うと、彼は「そう言えば、スタンリーさんが、よろしくと言ってましたよ!」と私に。


「えっ、スタンリー・トンさんって、会ったこと無いですよ!?」と笑って答えると、彼も笑って、「ほら、あの富士山ロケの・・・。」


「えーーーーーーっ!!!」


な・なんと!あの”ミニトラの監督”が”スタンリー・トン”さんだったのです!


慌てて、事務所に戻り名刺ファイルを探すと、

確かに”スタンリー・トン”と書かれた、あの時の名刺が出てきました!!!