ニニョスへ来た親子
みなさまこんにちは
今回は、現在ニニョスで生活しているある親子についてお伝えしたいと思います。
ニニョスでは、さまざまな病気を患ってしまった子どもたちに対して、
医療支援プログラムを行っています。
体力の関係ですぐに手術ができないと判断された子どもに対しては
食事を提供したり、遠方から来た子どもに対しては施設で宿泊させてあげたり、
ニニョスでは手術に関わるほとんどのケアをしています。
そして、先日まで手話やライブリーフッドを教えにミンドロというところまで
ニニョススタッフが単身赴任していたのですが、
そこで病気を抱えているかもしれない
ある子どもたちをニニョスへ連れて帰ってきました。
真ん中がお母さんで、二人の子どもを連れてニニョスへやってきました
二人ともとても可愛い子で、初対面の私にも笑顔で話しかけてきてくれました
しかし、左の女の子は上手に歩くことができません。
足というより、体全体がうまく動いていませんでした。
右のお姉ちゃんは、うまく会話ができません。耳と口がうまく使えないというより、脳に何か障がいがあるようでした。
ただ、お母さんは子どもたちが生まれてから1度も病院で診てもらったことが
ないようで、いくつかあり得る病気をあげても、まったく納得していませんでした。
もちろん、ニニョススタッフも医者ではないので、
あくまでも可能性のある病気をあげていただけですが。。。
彼女たちは、今週病院で診察してもらうようですが、
無事に診察が終わり治療を行えるといいです
このようにニニョスでは、
センターで暮らしている子どもたち以外にも、
毎回初めて会う子どもや家族がたくさんいます。
そして、次に私がニニョスへ行くときにはもういないです。
子どもたちにとって、
早く病院で治療して、早く家に戻ることが一番良いんですけどね
今回紹介した家族も、ミンドロに戻れば他の兄弟やお父さんも待っているので、
早く治して帰れるようになるといいなと思いました
それでは、また明日もブログを更新しようと思います
みなさんにお伝えしたいことはまだまだたくさんありますよー
フィリピン事務局
赤石ユイ
ニニョスっ子たちへ学用品の寄付
みなさまこんにちは
最近晴れが続いていたので、雨季も終わりだーと思っていたら、、、
残念。3、4日前から雨降りの日が続いています
雨季みたいに滝状態ではなくシトシトの雨ですが、だいぶどんよりした天気です。
そして、気温も一気に下がり、水シャワーがきつい時期に入ろうとしています
シャワーをあびる時間を間違えると終わりです。。。
朝一なんかで入ったら、水が一番冷たいので、
シャワーを浴びることを断念したくなります。
私は既にスウェットを着用しているのですが、それくらい気温が落ちました
さて、そんな話しはさておき、今回はニニョスっ子たちに
学用品の寄付をしたときのことについてお伝えしたいと思います。
ニニョスでは、
運営の全てを寄付でまかなっているため、常に不安定な運営状態が続いています。
もちろんニニョススタッフは、子どもたちが不自由なく勉強できるよう、
教育面には力を入れていますが、
それでも学用品が不足してしまっているのが現状です。
そこで、今回日本から送られてきた学用品の一部を
ニニョスに寄付することになりました
なぜ一部かと言いますと、
子どもたちが使う学用品と使わない学用品があるからです。
ですので、送られた学用品の中でも、ニニョスが必要としているものは、
すべてニニョスへ寄付することになりました。
その中には、今夏のキャンプとツアーに参加してくださった皆様が
寄付してくださったものもたっくさんありました
今回ニニョスへ寄付したもの
・ノート
・ボールペン
・はさみ
・クレヨン
・お菓子(学用品ではないですが)
以上です。
特に、ノートとボールペンは1番不足していたので、
ニニョススタッフも、子どもたちもとても喜んでいました
ちなみに、私がこれらの学用品をニニョスへ持って行ったとき、
ちょうど中期休みで、ほとんどの子どもがニニョスにいませんでした。
なので、全員に直接渡すことはできませんでしたが、
そのあとスタッフが撮った写真を見て、
「子どもたち嬉しそうで良かった」と思いました。
勉強が大好きな子どもたちのモチベーションが、
学用品の不足で下がることがないように、
これからも子どもたちのことをサポートしていきたいと思います
それでは、今回子どもたちのために学用品を寄付してくださったみなさま、
本当に本当にどうもありがとうございました
フィリピン事務局
赤石ユイ
今年最後のスタディーツアー
みなさまこんにちは
フィリピンに来てもう少しで2年経ちますが、
私の周りには尊敬できる人が本当にたっくさんいます。
例えば、TATAGで活躍しているストリートエデュケーター・・・
全員すごいですが、こないだの出来事を少しお話しますね。
先日私は、ある一人のストリートエデュケーターと一緒に
TATAGの支援している家庭にお邪魔してきました。
みんなで他愛もない話をしていると、そばにいた赤ちゃんが突然泣きだしました。
その子のお母さん(まだ若くて、子どもも初めて)があやしても全く泣きやみません。
すると、それまでふざけて話しをしていたそのエデュケーターが
真面目な顔してお母さんに指示をだしました。
すると一瞬で赤ちゃんが泣きやんだのです。
そのあと、なんで赤ちゃんが泣いていた理由がすぐわかったか聞くと、
「何年も小さい子を見てきたでしょ。だから、見てればすぐわかるのよ」
と言っていました。
私と歳が変わらないくらい若いエデュケーターなのに、すごいなと思いました
お母さんでもない人が赤ちゃんの言いたいことがわかるのもすごいですし、
その赤ちゃんのお母さんも、指示をだされてすぐ従っていたので、
そのエデュケータ―は、他の人からもすごく信頼されてるんだな・・・と思いました。
エデュケーターをはじめ、他の方のすごいエピソードはたくさんあるのですが、
また今度にしますね
それでは、今日はそんなエデュケータにも会える(ちょっと強引ですが)
11月のスタディーツアーをご紹介します。
その名も
お好みでスケジュールをアレンジ♪よくばりスタディーツアーです。
日程 2011年11月19日(土)~2011年11月23日(木・祝)
参加費 \128,000(航空券込・会費別)
(ACTION会員以外の方は入会費としてプラス\5,000がかかります)
では、何がよくばりかといいますと・・・
よくばりポイント①:みなさんの希望に合わせてスケジュールの組み合わせが可能
よくばりポイント②:過去のキャンプ・スタツア参加者の方は5,000円割引
よくばりポイント③:ご希望により現地集合現地解散も可能
以下、ツアーのスケジュールですので、ご覧になってください
11月19日(土)
マニラに到着後、盲ろう学校ニニョスパグアサセンターへ移動
宿泊先→盲ろう学校
11月20日(日)
盲ろう学校の子どもたちと交流、夕方ホームステイ先へ移動
午後:【OP】プログラム(無料)
①ストリートチルドレンが参加する「子どものイベント」見学
②孤児院を訪問し、子どもたちと交流
宿泊先→ホームステイ
11月21日(月)
ホームステイの家族と1日のんびり自由行動
午後:【OP】プログラム(無料)
①孤児院を訪問し、子どもたちと交流
②オロンガポ市内観光
宿泊先→ホームステイ
11月22日(火)
マニラへ移動
→「女性のための所得向上事業」活動地を訪問し、商品製作体験
→アジア最大のモールでショピング
→貧困地域出身の若者たちが運営する「ユニカセレストラン」で夕食
→コンドミニアムへ移動
宿泊先→コンドミニアム
11月23日(水)
マニラ空港へ移動、日本へ帰国
今年最後に、フィリピンで素敵な思い出を作りませんか?
子どもたちも、日本人のみなさんがいらっしゃることを心待ちにしています
少しでも興味のある方は、
フィリピン事務局の戸塚(totsuka@actionman.jp )までご連絡ください。
ただ、申し込み締め切りが11月4日までなので、
少しでも「行きたい!」と思ってくださったら、早めにご連絡ください。
ご質問等細かいことも素早くお答えします
それでは、みなさまからのご連絡、お待ちしています
フィリピン事務局
赤石ユイ