「手話Open ~父と娘~」
先日世田谷区聴覚障害者協会
創立60周年記念大会で
「手話Open ~父と娘~」
企画・脚本・演出 庄﨑隆志
出演 貴田みどり、庄﨑隆志、廣川麻子、岩崎聡子、山本映子、蒼島えいすけを演って来た。
この作品を通して初めて手話が「言語」だって事を知った。語順が多少違ったりするのは気づいていたが、日本手話が独立した別言語だとは思ってなかった。
健聴の親と聾の子供のコミニケーションや、成長過程のアイデンティティに関する問題などを知るうちに、なぜか少しアメリカの親にアドプトされたばかりの中国人幼児やヒスパニック系移民の事を思い出した。親子間で自在に操れる母語が違い、その言語を母語たらしめた文化も違う。もちろん言語の違いだけで無く、聾者は聞こえ無いので困難の度合は同じではないが、初めて「言語→文化」の関係性を意識した。
聾学校でも手話を禁止していた為、手話の分からない先生と聾の生徒達との問題、手話を学ばずに育った聾者が手話を知った時のショック。言葉が如何にして脳内を整理し、動物達とは違う複雑な思考を育てるのに必要不可欠なのかも知った。言葉が無いと「名前」と言う概念さえ理解出来ない。
ま、本当に色々な事を知る機会になった舞台でした。一番の収穫はやっぱり苦労してる人は強くなる分優しいなぁって事と、みんな待つことを知ってるって事。分からなくてもすぐに慌てず、質問もすぐにはせず、まずはじっくり観て現状を把握・判断しようとする。その姿勢見習わねば。
共演者の方々、サポートして下さったスタッフの皆さん、世田谷区聴覚障害者協会、観客の皆さんに深く感謝申し上げます。
そして打ち上げで入ったホルモン屋さんの塩モツ煮がメッチャ旨かったっ!!!三軒茶屋駅のすぐ近く!世田パブやトラムを観に行った帰りには是非!!
奇しくも11/11
とてもとても不思議な事が沢山沢山あって、捻じ曲がった運命のように計算と偶然がいくにえにも織り重なりあい、裏切られたり、傷ついたり、信じられない事や騒然とする事が数え切れない位あったけど、今日でなんだか、この波瀾万丈だった一年間が見事に収束を得た。なんだか、すっ、、、っと色んなモノが抜け落ちて、こころが軽くなった。
本当の答えは第三者が持ってくるだね。
観るまではその第三者の存在を憎んでいたけど、今はなんだかよかったなって思える。
一番上のお姉ちゃんには頭の上がらないお父さん。キレるとネイティブヤンキーが出る自分。意外と一番カンのいい妹。
俺の前ではほとんど見せなかった本来あるべき姿を他者の体を通して観た気がした。そして、思っていた通りその姿は俺と合わないものだったから、やっぱり俺じゃ無かったんだなと思う。
ここまで見せてる人を何人作って居るのかわからないけど、そういう人が必要なんだっていうのも分かった。こんなにも大切なものを大切に出来なかったのはさぞ辛かったろうと思う。後悔と自責と諦めの渦や怒りとパニックと悲痛の波の中で必死に生きているんだと思うと、狂気の沙汰としか思えない仕打ちもなんだか赦せた。
久しぶりに見たそのひとは体の癖も、声の響きも、ふとした表情も当然変わっておらず、とても愛らしく思えるのにやっぱり何故か自分から遠くにあるものに感じた。口にしている言葉の背景に色んな記憶が見えて、お父さんの事、家族の事、終わらせてしまった自分の居場所の事、色んな事に思いを馳せる。
本当に自分の新しい章を切り拓いたこの一年間を総括するような、答え合わせするような、論文のconclusionのような、見事にパッケージしてくれたエンディングになった。
憎しみと報復したい衝動を行動にしなくて良かった。結局他人を傷付ける行為は自分のこころをエグる事でしかないって事も知ったから。
きっとみんな失った誰かの代わりを探して居るんだろうな。俺が何故か顔だけ思い出せなかったのと同じように、、、
今なら言えるよ。
Thank you "For Good"
東京国際映画祭「来るべき日々」鑑賞
今日は気になってたフランス人監督の自伝的映画を観にいざ六本木へ!!
しかし、インフォメーションブースで聞くと、今日は上映会場が別との事!
三越前駅?何処じゃそりゃ!?
ちぇちぇっメンドくせぇなぁーっと思いつつも銀座線に乗って向かう。
長いトンネルを抜けると、、、雪国!までいかないけれど、全く馴染みのない、落ち着いた光に満ち、洗練されたオトナの街並みが広がっていた。
もっとマトモな格好してくりゃよかった

こんなんあるし
せっかく来たなら何か面白い食事を摂ろうと思っていたら、、、
なるほどねぇ~

玉子もとろっとろで、ご飯と合う!


玉子もとろっとろで、ご飯と合う!
お吸い物も、サラダも、箸休めについてきた梅干しも、全部本当に質が良くて美味しかった♪
腹も満たしたところで、いざ映画館へ!
とちゅう初号機に遭遇。
ストーリーを追って行く映画じゃないから、そこに映ってる人間や、そこの人達の関わりかた、文化や生き方が空気として伝わってくる。何か問題提起や解決があるわけじゃなく、ある意味まとまり無いんだけど、地に足をつけたベテラン監督の日常と頭の中をドキュメンタリーで観られた感じ。色んな意味でフランスってこんな感じなのかもな~って思った。
それでいて人間なのは万国共通だから分かる部分もたくさんあって。。。おじいちゃん、おばあちゃん、嫁、息子、娘。本当のリアル使ってるから当然なのかも知れないけど、一人一人の「キャラクター」が良く解る。愛のあるお父さんの視点も。。。
帰りは日本橋を渡って帰宅。
なかなか面白い一日でした!!













