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映画日記2024.72.キングダム大将軍の帰還



を観た。



キャストだけ眺めたら、福田雄一監督の作品かと勘違いしそうになる。







それはさておき、クライマックスは主役そっちのけで「最強対最強」。最近話題のキン肉マン



を思い出した。確か完璧超人始祖編のクライマックスも似たような感じ。大沢たかおは大将軍というより悪魔将軍



に見えて仕方なかった。



でも本当に、展開がキン肉マンに似てる。今回はそうでもないけど友情、努力、勝利を地で行く展開。更に序盤のキャラがすっかり影が薄くなったのも似てる。清野菜々も今回は存在感なし。橋本環奈の役なんて、以前立ち位置がテリーマンに似てると言ったけど訂正。テリーマンというよりミートくんだと思う。軍師を目指すなら尚更。キン肉マンは昔からのキャラにもしっかり脚光を浴びせてる。キングダムもそういう点はちゃんと忘れないでほしい。

あと役者のせいか、大沢たかおが家来に「戦いを止めるな」と言った時につい、「カメラを止めるな」



を思い出してしまったのはここだけの話。

献血

に行ってきた。

ついに50回達成。ここまで来たら、100回も目指したい。行けるかな?


記念品は若狭の塗り箸。元小浜市民として、これは外せない。



2024明治安田J1リーグ第23節 名古屋グランパスvs柏レイソル

さを観戦。

まずは行きつけのラーメン屋で腹ごしらえ。冷やし中華とはまた違った味わいで美味しかった。







弁当はカレー。



美味しかったけどスタジアムに持っていくには適してない。今後は店で食べるようにしようと思う。



さて試合は、やはり相馬の復帰が一番の話題。その相馬が1得点かつ勝利。グラサポにとっては久々の嬉しい夜。あと復帰と言えば、重廣も忘れないでほしかった。

とはいえ相変わらず問題も多い。まずは3バックの右。前回は稲垣、今回は内田と本職ではない選手を使うなど試行錯誤が続くポジション。野上を最初から使えばいいと思うのは自分だけだろうか。案の定、柏の先制弾は内田を狙ってのものだった。勿論、相馬と中山を入れ替えてマテウスサヴィオとジエゴの意識を守備に向けさせたのは良かったと思う。浦和戦もそういう工夫があれば、吉田もソルバッケンにあれだけいいようにやられなかったかも。これだけ人材不足なら、3バックの右は最優先の補強ポイントだと思う。


そして思い出すのはオシムの言葉。




彼がロナウジーニョについて聞かれた時にこう答えていた。「ロナウジーニョを抑えるのは難しくない。彼に守備をさせればいい」。相手ゴール前でボールを持っているロナウジーニョは確かに脅威的な選手。しかしゴールの近くにいない、またボールを持ってプレーしていないロナウジーニョは怖くない。だからロナウジーニョを抑えるために効果的な方法は、ゴールから遠いところでプレーさせる。攻撃に意識を割かせない。今回の相馬も、積極的に攻撃参加したことでジエゴとマテウスサヴィオに「攻撃してる場合じゃない」と思わせた。それが勝因の一つ。と同時に、中山はそういうプレーが出来ていなかったということでもある。ここも補強ポイントの一つ。森下をポーランドに貸してる場合じゃない。


そしてパリ五輪のためか柏はエース細谷を前半で交代。それは仕方ないけどその交代で5バックにしたのは悪手だった。おかげでプレスがかからなくなり、名古屋が息を吹き返した。最終ラインに人数を割けば「守備的」と考えるのは、日本人の悪い癖。柏の井原監督だけでなく、名古屋の長谷川監督もヴェルディの城福監督も同じ間違いを犯してる。守備の目的は、失点しないこと。なら自分達と相手、どちらがボールを持つべきか。それは自分達。そして自陣と敵陣、どちらでプレーすべきか。それは敵陣。つまり最良の「守備」とは、自分達が敵陣でプレーすることになる。それは見方を変えると「攻撃」になる。即ちサッカーは攻撃イコール守備のスポーツ。日本人が「世界」と戦うためには、こういった部分も改善が必要だと思う。


思い出すのはフランスW杯予選のホーム韓国戦。4-4-2で戦っていた日本は山口のループシュートで先制。その後加茂監督はFW呂比須に飼えてDF秋田を投入。5バックにして逃げ切ろうとした。で、逆転負け。当時の日本代表キャプテンは柏の井原監督だった。どうやらその教訓は生かされなかったらしい。


サッカーにおける「守備」とは、を考えるにはいい試合だったと思う。監督の采配が勝敗を分けた試合でもあったと思う。


あとnobodyknows+のライブは鳥肌立った。彼等もデビューから20年以上。月日の流れを感じずにはいられなかった。