バーチカルと笑顔

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カズマ君
この夏に撮ったのでありますが、波が小さいし暑いしでくたくたになったのを覚えています。

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何が素晴らしいのかって、人柄であります。
う~ん、わたくしとは正反対!!
プロサーファーとしてサーフィンを伝える側にいる彼。
なぜプロサーファーなのか納得する場面が沢山ありました。
教えられること多々。

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なんかキラッと、センスが光る瞬間があった。

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撮影前に作成していた写真フレームは彼が好きな色だった。

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撮り逃したが、この先でインディーグラブを決めていた。

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他にも沢山あるけど、どの写真もバーチカルか笑顔だった。
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写真を撮っていて何が素晴らしいかって、シンプルに喜んでもらえることだと思う。
温かい言葉をもらうたびに、良い波に乗ったような感覚が体を走る。
波にも乗り写真も撮る。
一人の人間として素敵な時間を過ごしてるし、
これまでの出来事は偶然とは思えないことばかりだった。
わたしは自分を信じ、彼らの成長を信じてる。
人生の素晴らしさは、人と出会い深く付き合うことでめんどくさいこともあるけど、
素直に向き合うことで、グットコンビネーションを作り上げていける。
こんなワガママなわたしをサポートしてくれている人達に心から感謝しています。
そうだ、来週末は友達の結婚式がありまして、
ゆきおさんがニューボードを持ってきてくれるみたいです。
去年シェイプしてくれたシングルフィンは、
昨日の波で人生の中でも最高に素晴らしい時間をプレゼントしてくれました!!
さらにさらに、昨日のコンテストでりゅうじ君は3位でした。
彼らの今シーズンはまだ終わっていませんが、
わたくしは終わったような気がしています。
といいつつも、再来週ぐらいには新しいカメラが到着予定ですので、
誰かを撮ることになるのでしょう。
う~ん、何撮るんだろう。
フリーズアウト

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朝から頭サイズの波がビーチに届いていた。
どうやってゲットするか考えるほど海の中はハードな状態だった。
アウトに出てみると、とにかく流れが強くてりゅうじ君に寄れなかった。
3本ほど撮ったぐらいでカメラがフリーズしてしまい、
ビーチに戻るしか選択肢はなかった。
とにかく難しいコンディションだった。

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カメラがフリーズしたのは正解だった。
一呼吸できたのと、この後どうすればいいか考えることができた。
その後、なんとか納得できる写真が撮れたと思ったところで電池と体力は尽きていた。

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この日印象的だったのは、予定の写真がまったく撮れていないことで
状況を彼から修正してきた。
その後の写真は素晴らしいものになっていたし、
非常に難しいコンディションの中だっただけに、撮ったばかりの写真を見て、
お互い深い充足感に満たされていたと思う。

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ビーチに戻ろうとしたら力は尽きていてカレントにつかまりアウトにまた引きずりこまれていったわたくし。
これはまずいと直感的に悟ったが自然に立ち向かえるほどの体力は残っていなかった。
そこにりゅうじ君が助けにきてくれた。
そして、もうひと踏ん張りできてビーチに無事もどることができた。
もし海の中で死んだとしてもデータは生きているんだろうとさえ考える一瞬があったのも事実だ。
りゅうじ君は言っていた「助けに行くのは当たり前じゃないですか!!」って。
流されていくとき、一瞬目があった瞬間があった。
あの瞬間に彼は全てを感じとったんだろう。
何故、波が良いにも関わらず、その前に予定していた撮影がキャンセルになったのか、
一人で、撮れた写真を見返していて分かった気がした。
何に犠牲を払うのか、時間と運命には逆らえないのであろう。
ややこしい世界
どちらかというと最近は波に乗りたい。
みんなで集まってイエーイ!! な写真はまったく撮る気がしない。
いつからか出かけるのにカメラを持っていかない自分に気がついた。
なんだろう、前みたいにボタンを押したくならない。
写真なんかよりサーフィンがしたい。
みんなで集まってサーフィンしようぜ!!ではなく、
みんなで集まってるところを写真に残す役目になる。
わたしのタイミングに合わせるのではなく、わたしが合わせるばかりだった。
思いを伝えれば嫌がられ、撮影を断れば嫌がられ、
自分のスタイルを貫けば嫌がられる。
今現在はこういう感じだ。
にゃんともややこしい世界で非常に住み心地が悪い。
自分の時間と身をけずり、撮った写真を見ているとその時の気持ちが表れているのがわかる。
そりゃー友達とフリーサーフしてるほうがストレスもなく楽しいわけである。
だけど、それでもわたしは写真を撮る。
二人の成長を見てるのが楽しいからさ。
この夏とても印象的だった写真です。

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そして来週りゅうじ君のためにもう1セッション!!!
それにしてもカイトのウェットスーツのカタログがおもろすぎた~




