何の予告もなしに、今回は本日発売のPS2用ゲーム『ひぐらしのなく頃に祭』の攻略だ。第一回目の今回はゲームの概要とシステムの紹介をしたい。
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ゲーム概要
『ひぐらしのなく頃に』という作品は昨年テレビアニメにもなり、ネットでも有名なゲームだが、まだどんなゲームか知らないという読者諸兄のために、実際のゲーム画面を見てどのようなゲームなのか感じ取って欲しい。
↓こうなるゲーム
…さぁ、お約束という感のあるひぐらしの紹介ネタを消化したところで、本題に入ろう。
ゲームシステム紹介
この『ひぐらしのなく頃に』は、いわゆるサウンドノベルタイプのゲームだ。
しかしPC版では基本的に選択肢による分岐がないという特異なタイプのサウンドノベルであり(そのことにもちゃんとした理由があるのだがネタバレになるので割愛)そしてPS2版では選択肢による分岐が追加され、ついでに文章はウィンドウで表示されるタイプになっている。
ゲームとしては、全体的に標準的な形になった移植である。
しかし、この変更点でゲームとしての敷居は低くなったかと見せかけて、逆に高くなっている。
このゲーム、何気にフラグ立てが大変なのだ。
このPS2版は物語序盤までに主人公がとった行動によって、その後のシナリオが分岐するというオーソドックスな作りなわけだが、元々複数作品分のシナリオを一本道にまとめているので、フラグ管理は些かややこしい。…というか、上手くフラグを立てられないとずっと同じシナリオに行き着くことになる。
↓フローチャート 選択肢によるフラグの変更点は表示されないので、要メモ準備。
フローチャート自体がシンプルなものなので『かまいたちの夜3』に比べれば全然楽なのだが、原作の惨劇フラグポイントを知らない人は序盤は少し難しいのではないかと思う。
といっても、作中にヒントはたくさんあるし、文章スキップや読み戻し機能が快適なので、詰まるということはないので安心してプレイすることは出来る。
特に、シナリオの配置はPC版に比べて意図的に解り易くしている感がある(鬼隠し~祟殺し編をすっ飛ばして、すぐに暇潰し編がプレイ出来るようになっているあたり)。
ちなみに筆者はいまの所、盥回し編→暇潰し編→綿流し編→目明し編とプレイしている最中。
次回以降は各ルートへ行くための選択肢を記載したいと思っている。
…ちなみに、記事タイトルに完全攻略なんてつけてるのは、フラグ探しが苦じゃない…というよりめっちゃ楽しいから攻略記事を進んで書きたいからだったりする。
なんというか、サウンドノベルというよりも、『ひぐらしのなく頃に』を体感出来るゲームというか。原作の惨劇を回避するために右往左往するという感じが、フローチャートのおかげで体感できる作品。
「ここで、こう行動したらどうなるんだ?」という推理をしながら、結果を見て一喜一憂し、フラグを解除し、新たな選択肢が生まれたことに一喜一憂し…と『ひぐらし』のシナリオでサウンドノベルの楽しさを味わえるという(元々からサウンドノベルなわけだが、選択肢による分岐があれば面白いだろうなぁ…というゲームにそれが付いたわけなので、この表現は変なようでも変でもない…と思う)。
まぁとにかく、原作ファンからすると、ある意味で夢のようなゲームであることは間違いない。
次回からは各ルートの感想やら攻略を。
まずは正式に第壱章とされている盥回し編から。
人は誰しも、辛いことから逃げたがるもの
人は誰しも、現実よりも夢を見続けたいもの
超えるべき壁、向き合う現実から目を逸らし続けた先に
手に入れるものは 一体何なのか
そして失ったものは………
ひぐらしのなく頃に祭
第壱章 盥回し
逃げることは罪じゃない。
でも…
現実は夢のように…甘くなかった。
(盥回し編 予告ナレーションより)
それでは、また明日。
- アルケミスト
- ひぐらしのなく頃に祭(通常版)