プジョー206WRC解析シリーズ⑥は、世界ラリー選手権で使用された主な車体について
シャシー番号 【登録番号】*使用年度*使用イベント(カーナンバー:ドライバー名■)の順で以下に記す。
■D:デルクール、P:パニッツィ、G:グロンホルム、Li:リンドホルム、O:オリオール、R:ロバンペラ、Lo:ロイクス

 

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シャシーNo.1 【testcar?】 シャシーNo.2 【testcar?】
Voitures de test. N°1 bousiller par Panizzi en Februar 1999. On avons une probleme avec la voiture Rolf Schmidt Austria. Martin Holmes dire un change d’immat a ete performer par Schmidt, 206 MWP 75 a ete chassis N°3. Je ne sais pas comme cette est possible de exchanger pour une autre immat Francais existant, si tu n’es pas basee en France. Difficile a expliquer pour moi en Francais, mais je n’ai pas de confirmation de l’histoire de Holmes. Mais j’ai eu en contact avec le propriateur Ireland de « 206 MTC 75 » aujourd’hui, il dire c’est N°4, une autre contradiction Martin Holmes, ou dire « 206 MTC 75 » est N°3 ! Peut etre quelq’un confirmer que j’ai faire une erreur exchanger les N°chassis entre N°3&4 « 206 MTC 75 » & « 206 MTB 75 » et aussi entre N°5&7 « 206 MVB 75 » & « 206 MVA 75 » Alors, dans mon archive j’ai :
シャシーNo.3 【206 MTC 75】
*1999年*ツール・ド・コルス(15:P)・アクロポリス(15:G)・グレートブリテン(22:P)
シャシーNo.4 【206 MTB 75】
*1999年*ツール・ド・コルス(14:D)・アクロポリス(14:D)
シャシーNo.5 【206 MVB 75】
*1999年*フィンランド(14:D)・オーストラリア(14:D)
*2000年*★スウェーデン(10:G)・カタロニア(16:G)
シャシーNo.6 【206 MWP 75】
*1999年*サンレモ(21:G)
シャシーNo.7 【206 MVA 75】
*1999年*フィンランド(16:P)・オーストラリア(15:G)
*2000年*スウェーデン(9:D)
シャシーNo.8 【206 MWN 75】
*1999年*グレートブリテン(15:G)
*2000年*ポルトガル(10:G)
シャシーNo.9 【206 MWJ 75(フィンランド:M-4040)】
*1999年*フィンランド(15:G)・グレートブリテン(14:D)
*2000年*ポルトガル(9:D)
*2001年*サンレモ(25:R)・ツール・ド・コルス(29:R)・グレートブリテン(22:P)
シャシーNo.10 【206 MWK 75】
*1999年*サンレモ(14:D)
*2000年*モンテカルロ(17:G)
シャシーNo.11 【206 MWL 75】
*1999年*サンレモ(15:P)
*2000年*モンテカルロ(10:P)・カタロニア(9:D)・★ニュージーランド(10:G)・★サンレモ(10:P)
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シャシーNo.12 【206 NAJ 75】
*2000年*モンテカルロ(9:D)・カタロニア(10:P)・ニュージーランド(9:D)・グレートブリテン(9:D)
シャシーNo.13 【存在せず】
シャシーNo.14 【206 NHW 75】
*2000年*ツール・ド・コルス(9:D)・サンレモ(9:D)
シャシーNo.15 【206 NAL 75】
*2000年*サファリ(9:P)
シャシーNo.16 【206 NAK 75】
*2000年*サファリ(10:G)
*2001年*フィンランド(23:Li)
*2002年*スウェーデン(31:Li)・フィンランド(25:Li)
*2003年*フィンランド(24:Li)
シャシーNo.17 【206 NAP 75】
*2002年*スウェーデン(24:P)・カタロニア(23:R)・アクロポリス(23:P)・グレートブリテン(23:P)
シャシーNo.18 【206 NLK 75】
*2001年*スウェーデン(1:G)・★カタロニア(2:O)
シャシーNo.19 【206 NAM 75】
*2000年*アルゼンチン(9:D)・フィンランド(18:D)・サンレモ(16:G)・オーストラリア(16:P)
シャシーNo.20 【206 NAN 75】
*2000年*アルゼンチン(10:G)
シャシーNo.21 【206 NDL 75】
*2000年*アクロポリス(9:D)・キプロス(9:D)・オーストラリア(9:D)
シャシーNo.22 (シャシーNo.53)【206 NDQ 75】
*2000年*アクロポリス(10:G)・キプロス(10:G)・★オーストラリア(10:G)
*2001年*ポルトガル(20:P)・アクロポリス(28:P)
*2003年*モンテカルロ(3:P)・アルゼンチン(1:G)・サンレモ(1:G)
シャシーNo.23 【206 NDN 75(フィンランド:B-4655)】
*2000年*★フィンランド(10:G)・グレートブリテン(19:P)
*2001年*スウェーデン(2:O)・カタロニア(1:G)
シャシーNo.24 【206 NDP 75(フィンランド:B-4654)】
*2000年*フィンランド(9:Li)・グレートブリテン(10:G)
*2001年*★スウェーデン(16:R)・カタロニア(16:P)
シャシーNo.25(シャシーNo.48) 【206 NLM 75】
*2001年*ポルトガル(1:G)・アルゼンチン(1:G)
*2003年*モンテカルロ(2:B)・アルゼンチン(2:B)・サンレモ(2:B)・グレートブリテン(2:Lo)
シャシーNo.26 【206 NDM 75】
*2000年*・ツール・ド・コルス(16:G)
*2001年*モンテカルロ(1:G)・ポルトガル(2:O)・アルゼンチン(2:O)
シャシーNo.27 【206 NHV 75】
*2000年*★ツール・ド・コルス(10:P)
*2001年*モンテカルロ(2:O)・ポルトガル(16:R)・アルゼンチン(16:R)・フィンランド(25:P)
シャシーNo.28(シャシーNo.49) 【206 NLL 75】
*2001年*モンテカルロ(16:P)・キプロス(21:P)
*2003年*モンテカルロ(1:G)・アルゼンチン(3:R)・サンレモ(3:P)
シャシーNo.29(シャシーNo.31) 【206 NLN 75 gravel test car evoⅢ】
*Marcus Grönholm en Rallye Deutschland 2001
シャシーNo.30(シャシーNo.55) 【283 NNN 75 Safari test car evoⅢ】
シャシーNo.31(シャシーNo.29) 【206 NLN 75 asphalt test car evoⅢ】
 
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シャシーNo.32 【206 NLP 75】
*2001年*アクロポリス(2:O)・サファリ(1:G)・★オーストラリア(1:G)
シャシーNo.33 【287 NNN 75】
*2001年*キプロス(16:R)・オーストラリア(19:P)
シャシーNo.34 【290 NNN 75】
*2001年*キプロス(2:O)・ニュージーランド(2:O)
*2002年*カタロニア(2:G)・サファリ(3:R)
*2003年*トルコ(1:G)・キプロス(3:R)
シャシーNo.35 【286 NNN 75(2002年フィンランド:Z-6936)】
*2001年*キプロス(1:G)・フィンランド(2:O)・ツール・ド・コルス(16:P)
*2002年*★ツール・ド・コルス(3:P)・キプロス(23:P)・フィンランド(3:R)・★オーストラリア(2:G)
*2003年*★ニュージーランド(1:G)・ドイツ(3:P)・ツール・ド・コルス(2:B)
シャシーNo.36 【327 NQZ 75】
*2001年*アクロポリス(1:G)・サファリ(16:R)・オーストラリア(16:R)
*2002年*アルゼンチン(23:P)・ニュージーランド(23:P)
シャシーNo.37 【330 NQZ 75】
*2001年*アクロポリス(16:R)・ニュージーランド(1:G)・オーストラリア(2:O)
*2002年*カタロニア(1:B)・サファリ(2:G)・ニュージーランド(1:B)
シャシーNo.38 【344 NQZ 75(フィンランド:2001年B-4878・2003年BQ-481)】
*2001年*フィンランド(16:R)・ツール・ド・コルス(1:G)
*2002年*キプロス(3:R)・ニュージーランド(3:R)
*2003年*トルコ(3:R)・フィンランド(3:R)
シャシーNo.39 【336 NQZ 75】
*2001年*サファリ(2:O)
シャシーNo.40 【341 NQZ 75(フィンランド:B-4877)】
*2001年*★フィンランド(1:G)・ツール・ド・コルス(2:O)
*2002年*ツール・ド・コルス(2:G)
*2003年*トルコ(21:P)・アクロポリス(21:P)・グレートブリテン(21:P)
シャシーNo.41 【334 NQZ 75】
*2001年*ニュージーランド(16:R)・★グレートブリテン(1:G)
*2002年*★カタロニア(3:P)・サファリ(1:B)・★ニュージーランド(2:G)
*2003年*トルコ(2:B)・フィンランド(2:B)・カタロニア(1:G)
シャシーNo.42 【943 NVB 75】
*2001年*サンレモ(1:G)
*2002年*スウェーデン(3:R)・アルゼンチン(2:G)・ドイツ(1:B)・サンレモ(25:R)・グレートブリテン(3:R)
*2003年*キプロス(1:G)・グレートブリテン(1:G)
シャシーNo.43 【945 NVB 75(フィンランド:BQ-480)】
*2001年*サンレモ(2:O)・グレートブリテン(16:R)
*2002年*★スウェーデン(2:G)・アルゼンチン(3:R)・ドイツ(3:R)・グレートブリテン(2:G)
*2003年*フィンランド(1:G)・★カタロニア(3:P)
シャシーNo.44 【950 NVB 75】
*2001年*★サンレモ(16:P)・グレートブリテン(2:O)
*2002年*スウェーデン(1:B)・アルゼンチン(1:B)・ドイツ(2:G)・グレートブリテン(1:B)
*2003年*キプロス(2:B)・カタロニア(2:B)

 

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シャシーNo.45 【938 NVB 75】
*2002年*モンテカルロ(1:B)・★キプロス(2:G)・フィンランド(1:B)・オーストラリア(3:R)
*2003年*ニュージーランド(3:R)
シャシーNo.46 【948 NVB 75】
*2002年*モンテカルロ(2:G)・ツール・ド・コルス(1:B)・サファリ(23:P)
*2003年*キプロス(20:P)
シャシーNo.47 【952 NVB 75(フィンランド:Z-6935)】
*2002年*モンテカルロ(3:P)・キプロス(1:B)・★フィンランド(2:G)・オーストラリア(1:B)
*2003年*ニュージーランド(2:B)・ドイツ(2:B)・ツール・ド・コルス(1:G)
シャシーNo.48(シャシーNo.25) 【206 NLM 75】
*2001年*ポルトガル(1:G)・アルゼンチン(1:G)
*2003年*モンテカルロ(2:B)・アルゼンチン(2:B)・サンレモ(2:B)・グレートブリテン(2:Lo)
シャシーNo.49(シャシーNo.28) 【206 NLL 75】
*2001年*モンテカルロ(16:P)・キプロス(21:P)
*2003年*モンテカルロ(1:G)・アルゼンチン(3:R)・サンレモ(3:P)
シャシーNo.50 【624 NZT 75】
*2002年*アクロポリス(3:R)・サンレモ(1:B)
*2003年*スウェーデン(2:B)・アクロポリス(3:R)・オーストラリア(1:G)・グレートブリテン(3:R)
シャシーNo.51 【810 NVT 75】
*2002年*アクロポリス(2:G)・★サンレモ(3:P)
*2003年*★スウェーデン(1:G)・アクロポリス(2:B)・オーストラリア(2:B)
シャシーNo.52 【814 NVT 75】
*2002年*アクロポリス(1:B)・サンレモ(2:G)
*2003年*スウェーデン(3:R)・アクロポリス(1:G)・オーストラリア(3:R)
シャシーNo.53(シャシーNo.22) 【206 NDQ 75】
*2000年*アクロポリス(10:G)・キプロス(10:G)・オーストラリア(10:G)
*2001年*ポルトガル(20:P)・アクロポリス(28:P)
*2003年*モンテカルロ(3:P)・★アルゼンチン(1:G)・サンレモ(1:G)
シャシーNo.54 【Spare Chassis?】
C’est la 2è 206 avec cette immat, la 1è a ete chassis N°26. N°26 a ete vendu a Grifone, re-immatriculée « BP242JJ », vendu encore a Vojtech et re-immatriculée « 1L7 7766 ». Cette voiture est un curiositer pour beaucoup. Beaucoup des fans ne sais pas elle existe. Pour la depart du saison 2003 Peugeot Sport a assembler et immatriculée 4 nouvelle 206 WRC (N°48, 49, 53 & 54), 3 pour leur 3 pilotes, la 4è, N°54, pour remplacement. Elle a aussi ete une « show car ». Mais la curiositer N°1 est que cette 206 a ete immatriculée (206 NDM 75), mais elle ne competer jamais dans quelque rallyes ! Curiositer N°2 est quand Peugeot Sport a decider de competer avec une autre chassis, ils ont assembler une autre, dèrnièr 206 WRC, N°55. N°54 ne competer jamais et est aujourd’hui dans la Musée Peugeot en Sochaux.
シャシーNo.55 【283 NNN 75】
*2003年*ドイツ(1:G)・ツール・ド・コルス(3:P)

 

 

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上記リスト中の★は優勝車を示す

 

 

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平成23年3月14日発行 A4版196ページ
【主な特集記事】
 「旧」WRカーの意義と意味
 GOLDEN MOMENTS~あの日あの時の、一瞬のきらめき~
 RART 1 ワールドラリーカー進化論
  WRカー誕生前夜
  Generation 1 グループA改マシンによる暫定時代
  WRカー知っとく情報① 特例だらけのWRカー
  Generation 2 本来のWRカー出現で門戸を広げる
  Generation 3 規定をフルに活かしたWRカー登場
  WRカー知っとく情報② ランサーエボリューションがWRカーにならなかったワケ
  Generation 4 空力の進化、グリップ走法が主流に
  WRカー知っとく情報③ ドライバーの世代交代とWRカーの進化
  Generation 5 ハイテク禁止も方程式は不変
  WRカー この一戦① 2008年ラリーモンテカルロ
 RART 2 限界への挑戦者たち
  SUBARU IMPREZA WRC 97-2000
  SUBARU IMPREZA WRC 2001-2004
  SUBARU IMPREZA WRC 2005-2007
  SUBARU IMPREZA WRC 2008
  2006ラリージャパン密着ドキュメント 新井敏弘×SUBARU
  SWRTファクトリー訪問 インプレッサを生む職人たち
  TOYOTA COROLLA WRC
  1998年カローラWRC スペシャルカラーリング完全再現
  MITSUBISHI LANCER EVOLUTION WRC 1/2
  MITSUBISHI LANCER EVOLUTION WRC 04/05
  ラリーアート・ヨーロッパ 栄光の英国ラグビー・ワークショップを完全紹介
  SUZUKI SX4 WRC
  WRカー この一戦② 1997年ラリーフィンランド
  CITROEN XSARA WRC
  CITROEN C4 WRC
  CITROEN FACTORY INSIDE REPORT C4 WRCのベールを剥ぐ!
  FORD ESCORT WRC
  FORD FOCUS RS WRC 99-02
  FORD FOCUS RS WRC 03/04
  FORD FOCUS RS WRC 06-09
  フォードWRC活動の最前線基地 ドベンバイホール探訪
  WRカー この一戦③ 2002年ラリーモンテカルロ
  PEUGEOT 206 WRC
  PEUGEOT 307 WRC
  SKODA OCTAVIA WRC
  SKODA FABIA WRC/05
  SEAT CORDOBA WRC
  HYUNDAI ACCENT WRC
  1997-2010 歴代ワークスWRカーイッキ見せ!
  WRカー この一戦④ 2010年ラリーグレートブリテン
 インタビュー マーカス・グロンホルム―美しき日々― 総覧 マーカスの愛機たち
 WORLD RALLY CARS in JAPAN 黒船たちの光芒
 WORLD RALLY CAR DATABASE 1997-2010

 

 

*サンエイムックとして発行された Rally & Classics Vol.3。
 記事は、過去のWRC PLUSの特集記事に追補・修正したもの。
 ライターは嶋津敏一、清木博志、古賀敬介、Miiro KOIVULA、Martin Sharp 他。
 写真は二村保、三田正二、小林直樹、Marko Makinen 他。

 

 

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1986年のツール・ド・コルスにおいて事故死したヘンリ・トイヴォネンの追悼を目的に
元WRCドライバーのミシェル・ムートンらが企画したレース・オブ・チャンピオンズは、
1988年より「誰が最も速いのか?」を大会コンセプトとしており
現在ではモータースポーツの各カテゴリーのトップドライバーが参加して開催されている。
当初は個人対抗戦のレース・オブ・チャンピオンズのみであったが、
1999年からは国別対抗戦のネイションズカップも同日開催されている。

 

1988年(優勝者/ユハ・カンクネン)/1989年(優勝者/スティグ・ブロンクビスト)
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1990年(優勝者/スティグ・ブロンクビスト)/1991年(優勝者/ユハ・カンクネン)
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1992年(優勝者/アンドレア・アギーニ)/1993年(優勝者/ディディエ・オリオール)
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1994年(優勝者/ディディエ・オリオール)/1995年(優勝者/フランソワ・デルクール)
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1996年(優勝者/ディディエ・オリオール)/1997年(優勝者/カルロス・サインツ)
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1998年(優勝者/コリン・マクレー)/1999年(優勝者/ディディエ・オリオール)
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2000年(優勝者/トミ・マキネン)
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2001年(優勝者/ハリ・ロバンペラ)/2002年(優勝者/マーカス・グロンホルム)
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2003年(優勝者/セバスチャン・ローブ)/2004年(優勝者/ヘイキ・コバライネン)
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2005年(優勝者/セバスチャン・ローブ)/2006年(優勝者/マティアス・エクストロウム)
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2007年(優勝者/マティアス・エクストロウム)
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2008年(優勝者/セバスチャン・ローブ)/2009年(優勝者/マティアス・エクストロウム)
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④に引き続き206WRCの世界ラリー選手権参戦状況を探る。

 

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【2003年戦歴】
WRCマニュファクチャラーズ2位
優勝回数:4回・表彰台獲得回数:14回・最速ステージ奪取回数:100回

 

【2003年モデル解析】
残念ながら2003年は、モデル末期の延命期間のようなものとなってしまった。もはや大幅なパフォーマンスアップが期待できないと判断したチームは新型車両としてのホモロゲーションを申請しないと決定。そのかわりに1月に以下のオプション変型(V0)の公認を取得した。
・前後のファイナルドライブ、前後のデフ、リヤサスペンションアーム、
・サスペンションアップライト、アンチロールバーシステムの油圧ラム、
・ステアリングアーム、パワーステアリングポンプ、ペダルボックス、
・前後のブレーキキャリパーとブレーキディスク
そして3月には改良された容量16リットルの水タンクとセンターデフを投入。更に7月には最後のホモロゲーションアイテムとしてシャシーの油圧バルブブロック、ハイドロリック系の蓄圧タンク、前後のサスペンションアップライトとブレーキディスクの変型オプションが公認された。しかしチームは206WRCよりも307WRCの開発・熟成に傾注。その結果、進化するライバル車との優位性が無くなり、トラブルも多発、自ら滑落して行く結果となった。シーズンの本命とされた前年2冠のプジョーは、不本意な開幕戦モンテに続くスウェーデンではグロンホルムが1位、トルコではバーンズがしぶとく2位、ニュージーランド、アルゼンチンではグロンホルムが連勝と主導権を掌握するかに思えた。だが、アクロポリス以降は最上位が4位(バーンズ)、2位(ロバンペラ)、2位(グロンホルム)、3位(バーンズ)、3位(バーンズ)と勝利を逸し、マニファクチャラーズのポイントでシトロエンに並ばれてしまう。その後、ターマック2戦でも勝てず、ドライバー、マニファクチャラーズともポイントリーダーから陥落。次戦カタルニアで、206WRC最後の勝利をパニッツィが大逆転で記録するも、最終戦イギリスで最上位7位と沈み、選手権4連覇は叶わぬ夢となったのである。

 

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【2003年 モンテカルロ】Rally Leaders SS1 to SS8: Gronholm
1:グロンホルム 206 NLL 75 13位・+33分31秒8
*Stage wins*SS1/SS2/SS4
2:バーンズ 206 NLM 75 5位・+3分16秒5
3:パニッツィ 206 NDQ 75 SS8 リタイア(Mechanical)

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【2003年 スウェーデン】SS2 to SS17: Gronholm
1:グロンホルム 810 NVT 75 1位・3時間3分28秒1
*SS2/SS3/SS4/SS8/SS9/SS10/SS11/SS14
2:バーンズ 624 NZT 75 3位・+1分17秒9
*SS6/SS8
3:ロバンペラ 814 NVT 75 SS8 リタイア(Accident)
*SS7

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【2003年 トルコ】SS1: Gronholm/SS4 to SS9: Rovanpera
1:グロンホルム 290 NNN 75 9位・+10分52秒2
*SS1/SS9/SS17/SS18
2:バーンズ 334 NQZ 75 2位・+47秒9
*SS11/SS15
3:ロバンペラ 344 NQZ 75 SS13 リタイア(Rear axle/mechanical)
*SS2/SS4/SS6/SS7

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【2003年 ニュージーランド】SS1 to SS22: Gronholm
1:グロンホルム 286 NNN 75 1位・3時間45分21秒2
*SS1/SS3/SS4/SS5/SS6/SS8/SS9/SS10/SS14/SS17
2:バーンズ 952 NVB 75 2位・+1分8秒7
*SS2/SS7/SS18/SS19/SS20/SS21/SS22
3:ロバンペラ 938 NVB 75 SS14 リタイア(Off road)

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【2003年 アルゼンチン】SS1 to SS8・SS21 to SS25: Gronholm
1:グロンホルム 206 NDQ 75 1位・4時間14分45秒0
*SS1/SS3/SS4/SS11/SS12/SS15/SS17/SS18/SS20/SS21/SS23/SS24
2:バーンズ 206 NLM 75 3位・+1分12秒8
*SS2/SS15
3:ロバンペラ 206 NLL 75 4位・+2分19秒3
*SS8/SS15

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【2003年 アクロポリス】
1:グロンホルム 814 NVT 75 TC8A リタイア(fuel feed)
*SS7
2:バーンズ 810 NVT 75 4位・+2分6秒6
3:ロバンペラ 624 NZT 75 6位・+3分44秒7
*SS3/SS4/SS5/SS12

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【2003年 キプロス】SS1 to SS3: Rovanpera/SS4: Gronholm
1:グロンホルム 943 NVB 75 SS8 リタイア(Prop shaft/mechanical)
*SS4
2:バーンズ 950 NVB 75 TC10A リタイア(Overheating/mechanical)
3:ロバンペラ 290 NNN 75 2位・+4分14秒0
*SS1/SS2/SS3/SS9/SS11

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【2003年 ドイツ】SS1 to SS3・SS5 to SS8: Burns/SS9 to SS12: Gronholm
1:グロンホルム 283 NNN 75 2位・+3秒6
*SS8/SS14
2:バーンズ 952 NVB 75 3位・+19秒7
*SS1/SS2/SS5/SS7
3:パニッツィ 286 NNN 75 10位・+3分39秒6

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【2003年 フィンランド】SS5 to SS8・SS12 to SS13: Gronholm
1:グロンホルム BQ-480 SS15 リタイア(Wheel bearings broke, wheel came off)
*SS2/SS4/SS5/SS10/SS11/SS12
2:バーンズ 334 NQZ 75 3位・+1分00秒1
*SS7/SS13/SS15/SS19/SS20/SS21
3:ロバンペラ BQ-481 SS12 リタイア(Off road)

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【2003年 オーストラリア】SS2 to SS7: Gronholm
1:グロンホルム 624 NZT 75 TC9B リタイア(Got stuck, then withdrew (too far behind))
*SS2/SS3
2:バーンズ 810 NVT 75 3位・+1分53秒0
3:ロバンペラ 814 NVT 75 7位・+4分3秒9

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【2003年 サンレモ】
1:グロンホルム 206 NDQ 75 SS14 リタイア(Accident/Lost Wheel)
2:バーンズ 206 NLM 75 7位・+7分9秒5
3:パニッツィ 206 NLL 75 2位・+28秒3
*SS13/SS14

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【2003年 ツール・ド・コルス】
1:グロンホルム 952 NVB 75 4位・+1分9秒2
2:バーンズ 286 NNN 75 8位・+2分36秒7
3:パニッツィ 283 NNN 75 6位・+1分58秒7
*SS9

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【2003年 カタロニア】SS22: Panizzi
1:グロンホルム 334 NQZ 75 6位・+1分29秒1
*SS21
2:バーンズ 950 NVB 75 SS19 リタイア(Accident/Off Road)
*SS13
3:パニッツィ 945 NVB 75 1位・3時間55分9秒4
*SS6/SS7/SS9/SS11/SS22

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【2003年 グレートブリテン】
1:グロンホルム 943 NVB 75 TC3A リタイア(Steering/mechanical)
2:ロイクス 206 NLM 75 6位・+8分6秒5
3:ロバンペラ 624 NZT 75 SS16 リタイア(Transmission)

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③に引き続き206WRCの世界ラリー選手権参戦状況を探る。

 

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【2002年戦歴】
WRCマニュファクチャラーズチャンピオン獲得
優勝回数:6回・表彰台獲得回数:21回・最速ステージ奪取回数:153回

 

【2002年モデル解析】
2002年はWRCカー唯一のテレメトリーを搭載して電子制御系の更なる熟成が図られた。加えてバリアント・オプションを極限まで利用し、細部にわたるコンスタントな改良を実施。
・エアスクープの新設計
・インナーとアウターのホイールアーチ一新
・リヤに電子制御・油圧作動のアクティブアンチロールバー剛性調整システムの搭載(スウェーデン以降)
・室内ニーレストの設置(サンレモラリーでバーンズ使用)
・ウイングに5枚のフィン追加(アクロポリスラリー以降)
・ターボチャージャーのマイナーチェンジ
上記がその例であるが、その取り組みには一切の手抜きが見られなかった。ただし、最強の地位にあるXU9J4エンジンについてはホモロゲーションが切れたものの、「改良を加えずに現行の車両に搭載する」ことでFIAと他チームの同意を得て継続使用することとした。信頼性と新技術のバランスがとれた206WRCの勢いはこの年も止まらず、14戦8勝の圧勝的な強さで3年連続のマニファクチャラーズタイトルを手中にしている。

 

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【2002年 モンテカルロ】
1:バーンズ 938 NVB 75 8位・+4分16秒4
2:グロンホルム 948 NVB 75 5位・+2分7秒4
3:パニッツィ 952 NVB 75 7位・+3分20秒1

 

【2002年 スウェーデン】Rally Leaders SS1 to SS2・SS5 to SS16: Gronholm/SS3 to SS4: Rovanpera
1:バーンズ 950 NVB 75 SS5 4位・+2分33秒9
*Stage wins*SS12/SS14/SS16
2:グロンホルム 945 NVB 75 1位・3時間7分28秒6
*SS1/SS7/SS8/SS9/SS10/SS11
3:ロバンペラ 943 NVB 75 2位・+1分24秒5
*SS2/SS3

 

【2002年 ツール・ド・コルス】SS1 to SS16: Panizzi
1:バーンズ 948 NVB 75 3位・+52秒4
*SS9/SS14
2:グロンホルム 341 NQZ 75 2位・+40秒5
*SS5/SS15
3:パニッツィ 286 NNN 75 1位・3時間54分40秒3
*SS1/SS2/SS3/SS4/SS7/SS8/SS11/SS12

 

【2002年 カタロニア】SS2 to SS18: Panizzi
1:バーンズ 330 NQZ 75 2位・+37秒3
*SS13/SS15
2:グロンホルム 290 NNN 75 4位・+1分42秒7
3:パニッツィ 334 NQZ 75 1位・3時間34分9秒0
*SS2/SS3/SS4/SS5/SS6/SS9/SS11/SS12/SS16/SS17

 

【2002年 キプロス】SS16 to SS20: Gronholm
1:バーンズ 952 NVB 75 2位・+56秒8
*SS20
2:グロンホルム 938 NVB 75 1位・4時間21分25秒7
3:ロバンペラ 344 NQZ 75 4位・+1分18秒7
*SS15

 

【2002年 アルゼンチン】SS2 to SS16・SS19 to SS22: Gronholm
1:バーンズ 950 NVB 75 post-event (Excluded illegal flywheel)
*SS6/SS10/SS13/SS18/SS22
2:グロンホルム 943 NVB 75 post-event (Excluded illegal service)
*SS2/SS3/SS4/SS7/SS8/SS18/SS19/SS20/SS21
3:ロバンペラ 327 NQZ 75 SS10 リタイア(Engine/mechanical)

 

【2002年 アクロポリス】
1:バーンズ 814 NVT 75 SS13 リタイア(Suspention/mechanical)
*SS9
2:グロンホルム 810 NVT 75 2位・+24秒5
*SS13/SS14/SS15
3:ロバンペラ 624 NZT 75 4位・+1分57秒6
*SS16

 

【2002年 サファリ】
1:バーンズ 334 NQZ 75 TC8A リタイア(excluded OTL (got stuck))
*CS7
2:グロンホルム 330 NQZ 75 CS1 リタイア(Engine)
3:ロバンペラ 290 NNN 75 2位・+2分50秒9

 

【2002年 フィンランド】SS1・SS4 to SS11: Burns/SS2 to SS3・SS13 to SS22: Gronholm/SS12: Rovanpera
1:バーンズ 938 NVB 75 2位・+1分27秒3
*SS1/SS3/SS5/SS6/SS7/SS9/SS11/SS16/SS17/SS22
2:グロンホルム Z-6935 1位・3時間17分52秒5
*SS2/SS8/SS13/SS14/SS15/SS22
3:ロバンペラ Z-6936 TC14 リタイア(Lost Wheel)
*SS4/SS12

 

【2002年 ドイツ】SS1 to SS2: Gronholm
1:バーンズ 943 NVB 75 2位・+14秒3
*SS1/SS12/SS18/SS20/SS21/SS23
2:グロンホルム 950 NVB 75 3位・+1分19秒1
*SS1/SS9/SS10/SS11/SS14/SS16
3:ロバンペラ 945 NVB 75 SS19 リタイア(Off Road/mechanical)

 

【2002年 サンレモ】SS1: Gronholm/SS2 to SS18: Panizzi
1:バーンズ 624 NZT 75 4位・+1分18秒9
*SS17
2:グロンホルム 814 NVT 75 2位・+20秒9
*SS1/SS9/SS10/SS11/SS16/SS18
3:パニッツィ 810 NVT 75 1位・4時間10分15秒6
*SS2/SS3/SS4/SS5/SS6/SS7/SS8/SS10/SS12

 

【2002年 ニュージーランド】SS1 to SS14: Burns/SS15 to SS26: Gronholm
1:バーンズ 330 NQZ 75 SS15 リタイア(Off road)
*SS1/SS2/SS3/SS4/SS9/SS11/SS13/SS14
2:グロンホルム 334 NQZ 75 1位・3時間58分45秒4
*SS6/SS10/SS12/SS15/SS16/SS17/SS18/SS19/SS20/SS21/SS22/SS23/SS24/SS25/SS26
3:ロバンペラ 344 NQZ 75 2位・+3分47秒6
*SS2

 

【2002年 オーストラリア】SS3 to SS24: Gronholm
1:バーンズ 286 NNN 75 SS7 リタイア(Clutch/mechanical)
2:グロンホルム 952 NVB 75 1位・3時間35分56秒5
*SS3/SS4/SS5/SS6/SS7/SS8/SS16/SS17/SS18/SS19/SS24
3:ロバンペラ 938 NVB 75 2位・+57秒3
*SS9/SS11/SS12/SS13/SS15/SS21/SS22/SS23

 

【2002年 グレートブリテン】SS2 to SS9: Gronholm
1:バーンズ 950 NVB 75 SS16 リタイア(Off road)
*SS10
2:グロンホルム 945 NVB 75SS10 リタイア(Off road/Rolled)
*SS2/SS3/SS5/SS6/SS8
3:ロバンペラ 943 NVB 75 7位・+5分5秒8

 

 

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