俺色に染まらない
僕は同じ本を何度も繰り返し読む
理由は簡単で理解できないから
何度も何度も読み
何度も何度も線を引く
ある時は赤線で
ある時は青線で
ある時は緑で
で最後には鉛筆で線を書き
本は手垢と鉛で真っ黒になる
何も引かれてない本が
部屋には何冊も積み重なっている
中には開かない本さえある
誠実な一方、罪な男だ
開いた瞬間に引き寄せられ
常に学ばされ
飽くことがなく
永遠に理解できない
愛読書は運命の人とよく似ている
マネキン
毎朝 国際通りをてくてく歩く
ドトール前を通り
マクド前を通り
スタバ前を通る
朝のドトールにはドトールにいそうな人がいて
朝のマクドにはマクドにいそうな人がいて
朝のスタバにはスタバにいそうな人がいる
たぶん 全国共通して朝はそんな感じだと思う
ララバイバル
一人は一橋の大学院を出た大手広告会社のマーケッター
一人は有名ファッション会社の次期社長
一人は東大卒の官僚
全員 花形である
全員 誕生日は11月だ
この年齢になったのもあり また全員東京なので
あう機会はめったとない
ましてや僕は沖縄だからほとんどない
親から話はぼちぼち聞くが
あまり関心はない
というか関心のないふりをしている
いずれ早晩 関心をもてるように
日々努力もしている
過去もそう
関心のないふりをしている
今だけ今をみている
未来になったら今をみようと思う