妹よpart2
書いていた文章がいきなり消えてしまい
失意の中 書き直している午前九時
ストレッチをするのも
モーニングをとるのも我慢し
最近 Rのタイプも打ちにくくなっている
このPCにも我慢しているのに…
消えたから
同じ文章は書かないがね
最近 ほんとうによいお天気
梅雨入り宣言は早かったのかねぇ
ばあさんや
と思うくらいに
サラッと乾いた空気と
さんさんと輝く日光が気持ち良い
ず―と前に
毎朝午前八時に
男の子の小学生が
「かあちゃん行ってきます」
と叫ぶ話を書いた
それは今もなお続いているが
その彼の声は低くなりつつあり
低くなるがゆえに小さくなりつつある
というのと
今年から
妹が入学してきた
「母ちゃん行ってきます」
のあとに妹ちゃんが照れくさそうに
巣立ったばかりのツバメのような
くねくね声て”
「行ってきまーす」
と追いかける
その妹の声には張りがないのが移ったのか
兄貴の声にも張りがない
もしくは
妹に
「何はしゃいて”んの?」
と冷めた目て”見られ
恥ずかしさを覚えたのかもしれないね
一回
兄ちゃんは家を出る際
妹にちょっかいを掛けたやり取りが
聞こえてきた
「かーちゃーん」
助けを求める妹
「こらっ」
兄を怒る母親
※全て見てません 窓から聞こえてくるストーリーっす
それいらい
毎朝の妹の声が聞こえなくなった
僕はとても心配になり
ある日
兄が叫ぶ「母ちゃん行ってきます」の声を聞いた直後に
窓から見下ろし彼を確認した
ちゃんと妹が後ろにくっついていた
それを兄が2,3歩歩いては
後ろを振り向き妹を確認している姿があった
妹よ
ちょっかい掛けるかもしれんが
兄ちゃんは優しいぞ
とタンポポの種を飛ばすがごとく
僕は心の中にて呟いた
続く
プリズム
プリズムという小説を読んだ。
本に手を伸ばす理由やきっかけは人それぞれ数あると思うけど
タイトルというのも選ぶときの決め手になりうると思う
プリズムは、多重人格者の話で
比較的サラッと読める読みやすい小説だったけど
その内容についての、タイトルの付け方がイイと思った。
プリズムと書かれた表紙の装丁も
光の屈折を利用してキラキラと光るように作られていて
こだわりを感じられてとてもいいと思った。
だいぶん昔にホラー系の本を夜に読んでいて
そろそろ怖くなってきたし、寝ようか
と思って、電気消して目を閉じて寝かけてた時
ふと気配を感じて目を開けると、何か近くで青白く光が発光していて
やばい、ついにお化けが出た、と思ってドキドキしながら見たら
さっき読んでた本の表紙に、暗闇で光る加工がされていて
ホッとしたものの、何か怖くて裏返しにしてタオルをかけて寝た思い出がある。
その時は、怖くてしばらく寝られなくて困ったけど
せっかくの作者と装丁者の努力に気づけて良かったな、と思う。
プリズムは
光を屈折させたり、反射させたりする透明な多面体とかそういう意味だと思うけど
人間とか、人間関係ってまさにプリズムだなぁと、改めて思った。
人は合わせ鏡で、自分が笑ってたら相手も笑うし
自分が怒ってたら相手も怒るとか言うけど
無意識に、多かれ少なかれ
医学的な意味とは違う意味で
多重な性格を持っていて
その持ち駒の中で、対相手によって引き出される面が違い
相手も感じる場所が違うから、アイツは嫌な奴となるわけで、
でも別の人からしたら、本当にイイ奴という評判もあったりして
結局はそれが性格が合うとか、合わないとかの判断になるのだろうけど
いい人でも悪い人でも、お互いが接する時に
自分の持っているイイひとの部分を見せ合って、出し合って付き合えば
お互いが気持ちよく、お互いが「いい人」で終わることができるのに。
八方美人で、偽善者に感じられる危険性はあるけれど
人は多重人格ならぬ多面人格なのだから、もし一番前に見えている一面がだめでも
別の面にアプローチしてみる、という選択肢もあるかもしれない
と、プリズムとプリズムという言葉から学んだ。
つづく
あいむ ふぁいん
ひさしぶりー
げんきー?
何してたん?
たまぁにそんな感じのメールが来る
そして
あのさ
実はさ
僕がさぁ
そんな風に続き
「子が生まれてん」
とか
「イベントやんねん」
とか
「頼みごとあんねん」
と続く
という続きのまえには
前述のように
「元気?」
が拝啓並に存在する
相手に聞くことっていうのは
その書き始めの「元気?」くらいに収まり
あとはつらつらと情報が一方的に流れてくる
そして末尾には
「遊びに来てね」
「お祝いに来てね」
「と”うにか対応してくんない?」
と結ばれる
関心あるのは
こちらが元気か不健康か
なことじゃないのは明確に分かるし
手紙やメールゆえに
一方的な情報になってしまうのは致し方ないが
にしても
受け手への興味がなさすぎるのが
少々さびしくなってしまう
舞台俳優が
「レテ”イ &じぇんとるまん」
と挨拶するくらいの1000分の1に過ぎないくらいにね
もっといえば1000万分の1に過ぎない存在に近くて
ガガが
日本にきて
「ニホンノミンナ アイシテルヨ」
くらいの
「ゲンキ?」
くらいの
メッセ―ジ性よりもはるかに下回るわけやね
彼女の歌声を聞くために何万円も払っている
ゆえに喜ばしいセリフが
際立つわけ
もっと言えば
ひとつひとつの言葉を
聞き逃さぬよう 必死に耳を澄まして
その中て”理解しやすい日本語が流れてくるから
「うぉー」
「いえーぃ」
と過剰な反応をするわけ
それがリップサービスやったとしてもね
嬉しいわけさ
がね
おんなじ 日本人て”
しかも 有名人じゃなくって
年頃も近くって
が一方的に
IT showTIME
てきに情報を垂れ流して
「またね」
なんていってもね
アンコールもしないしね
コールもしないしね
返信もしない
へー
ほー
ふーん
FIN
一方的な情報
一方的な情報と言えば
分かりやすく言えば広告
買って下さい
試して下さい
使って下さい
読んて”下さい
それを中核に置いて
莫大な費用をかけて
イメージを作って
アイテ”ィアを浮かばせて
試してもらうわけなんよね
そして効能もちゃんと伝える
健康には…
お買い得…
聞き流すた”け…
つまり
対価うや価値があることを伝える
そんなふうにね
へり下る仕掛けっていうものも
情報の中に含ませる必要っちゅうもんがあるんじゃないかしら
と思うわけさ
親しき仲にもなんちゃらね
「元気?」
あいむ ふぁいん
元気じゃないかと”うか分からないくらいなら
元気を前提とする
「元気?」はいらない
というか
気にならない
「元気?」はそもそも要らない
続く
対価としてね