瞼ハレルヤ
はれ時々ぶた
例年に比べ今年の八月の神戸の降雨量は4%とのこと
たった四パーセントでこの猛暑をしのいでいるインフラはすごいが
そんなことにも危機感がないわれわれはもっとすごい
そんなことはさておき
普通に生活し 普通にビールを飲み
シャワーも浴び放題
本能に赴くまま生きるただの豚やね
山の神様がくれないの水
地球はそんなに青くない
。
お客さんが一組残っている
昼休憩の際
日経 日経流通 神戸朝刊夕刊 朝日 読売 アエラ
一通り紙面に目を通したのですることがない
から今日もこうやって画面に向かっている
家に帰ってもテレビは見ない
ひたすら本を読んでいる
だから芸能人がまったくわからない
が 何の問題もなく日々をすごしている
仮に新聞を読まなくなってもさほど困らないと思う
アメリカと中国が戦争を起こしても
北朝鮮がミサイルを放ったとしても
安倍心臓に毛が生えたとしても
僕には関係ない
小説の中の主人公の動向のほうが気になる
心の中の葛藤のほうが気になる
内田樹さんの観点のほうが気になる
文中の知らない漢字のほうが気になる
現実よりも空想のほうがはるかにリアリティがある
新しくもない半径五キロ離れた遠い世界の話は
空想に役にたてるくらいしか役に立たない
でも知っていることがスパイスになるのは確かだから
僕は新聞を読む
それ以上もそれ以下もない
お客さんが席をたった。
僕も帰ろう