もうすぐこのおれも40歳
久しぶりに戸谷先生に会った。
彼は中学のころの鬼の寮監だった。
喧嘩にリンチに窃盗
タバコに酒に爆音に64に・・・・
荒れ果てていた戦場にやってきた
北斗の拳みたいな彼は見事に寮を制圧した
「中三になったらやりたい放題やね」な
僕らの夢を見事に粉砕されわれわれは
無条件降伏をし平穏な寮生活を過ごさざるをえなかった
数十年の時を経て
偶然であった彼が笑顔で
いささか緊張している僕にこういった
「なんでお前は俺にFB申請せえへんねん?」
いやいや僕は基本誰にもしませんよ
「なんでやねんお前いっぱい友達いるやんけ?」
いやいやそんないないっす
しかもあのかたがたはブラインドスポットのイベントに
協力していただいた方々が中心でして
その方々にお礼のメールをするために再開したのであり
またその方々と連絡を取り合うためのツールとして使っているのです
つまり僕のギャラリーの広告のためと割り切ってはじめたわけです
またその方々は御自分で商いをされている方々が多く
その方々がなにかしら告知をされる際には
微々たる力で協力の恩返しをしたいと思っているため
申請したわけでありまして
それ以外は基本的に僕からは申請しません
そんな営利な目的に自分から友人を巻き込むのは
いかがなものかと
「じゃーなにか お前はメリットがないと関係性をもたんちゅーわけか?」
いいえ 違います
前回 僕は関係性を築くことによって生じるデメリットが
いかに多いかを痛いほど知りました
現在のつながっている方々の多くは
クライアントだと僕は思っております
ですのでクライアントが
コメントをしなかろうが 「いいね!」を押さなかろうが
ラリーができなかろうが
はっきり言って痛くもかゆくもないのです
でも僕はクライアントですから
ちゃんと彼らが発信した情報には
なんらかのアクションをするようには心がけております
と同時に
現在進行形で進んでいる関係性であれば
また日常で合う頻度の高い関係性であれば
バーチャルな世界の修正を現実の世界でできるものの、
過去形であったり過去進行形であったり
未来形であったりな関係性でのFBは
現実世界の妨げになると思います
ですから僕は長い間あっていない学友と
バーチャルな関係を築くのをあえてやめているのです
われわれの本当のあるべき関係性をつぶしたくないですから
だからこうやって偶然であれ
先生と久しぶりに会い
お互いの知らない世界を話し合うことができる楽しみが生まれると
思うのです。
いずれいつかみんなと出会うと思っていますし
いまの僕はとても中途半端で誇れるものなどありません
ゆえに中途半端な同窓会的なバーチャルな関係性は
いやなのです
しかしながら申請を断るとその後の「いつか来るだろう関係」の
修復が難しいと思われますから受けますがね
「お前 どこまで上目線やねん?」
いえ僕は考えをきちんと述べてつもりです
先生こそいつまで先生気分なのですか?
僕も今年36歳です あのころの先生よりも年上ですよ
FBごときでそんなムキにならないでください
「おい、貴様」
ひさしぶりの鉄拳が飛んできた
僕は直立不動
目が覚めた
夢だった
あいかわらず彼は怖かった
夏休みにいやなことがあったの?
どうしたの?
君はいつからヤンキーに好かれるようになったのかい?
あんなにインテリゲンチャに好かれていたはずなのに。
最近
街でファンキーな君を何度見たことか
街で暴走している君を何度みたことか
街でマナーの悪い君を何度みたことか
数数え切れない
そうさせているのは君のせいじゃないのはわかっている
君の親はきっと心配しているはずだよ
そして君の仲間たちも同じように心配しているはずさ
大丈夫か?ってね
僕の中ではあなたの清楚なイメージはもうないし
君にもう近づかなくことはないと思う
ああプリウス
哀れなプリウス
GOD BLESS YOU
腕を大きく伸ばしてー1234
「日常のマンネリズムっす」
飽きたの?
「飽きたといいますか、なんといいますか
毎日毎日毎日毎日 同じことの繰り返し
日常の金太郎飴っす
刺激が無さ過ぎて
でも確実に年齢を重ねていて
『これじゃいけない このままじゃいけない』
って思っても先立つものがなければならないですし・・・」
そうなんや
みんなそうやで
みんなそんなん抱えているし
家庭も抱えてるし
もやもやは当然誰にでもあるやろ
不安だって当然あるやろ
俺だってあるわいや
「じゃーそういう時
どうやってその『もやもや』を打ち消すんすか?」
そんなんな
仕事はラジオ体操やねん
小学生のとき毎日朝起きたら
公園いっとったやろ?
ラジオ体操しとったやろ?
飽きずに毎日毎日毎日毎日
同じ運動の繰り返し
あれと一緒
仕事はラジオ体操や
ラジオ体操にお前悩むか?
悩まんやろ?
「はぁ。」
ほれ見てみ。