タイムぼかん
以前 前日にアポイントの約束をし当日の待ち合わせに
お客さんが1時間ほど遅れてきたことがあり
そんな待ちぼうけを喰らっているときに 高田社長と元町セレブのラインGで
沖縄タイムざけんじゃーねー的な愚痴をつらつら書いた。
すると高田社長は
「不動産あるあるだよ。普通出発前に連絡しなきゃ」と冷めた意見をくれたので
それ以来 出発前に電話するようにしている
が
ここは沖縄
「今日物件みたいんですけど」と午前中に連絡があり
今すぐキスミーとはいかないから
では二時間後に現地で、とか一時間後に現地で
ということが多い。
この場合 僕の常識では二時間後の約束に対して
わざわざ約束の1時間前や30分前に連絡することはない
というかないと信じている
が このところ それでもお客さんは平気で30分や1時間くらい
遅れてきてくれる。
ひどいケースは1時に約束と言っているのに
「いや 2時といいました」とか「言ってません」と言い切る人もいれば
なんなら30分後に行きますと伝えて 来ない人もいる
3月のアポイントが10件くらいあったが
5件がブッチで4件が30分以上の大遅刻であった
のこりの1件は立ち合いに付き合う友人は来たものの
本人がすっぽかすという 荒技。
友人と話していたが次第に友人に謝られては
怒りの矛先がない
そんな今日 午前中に何度か対応しているお客さんから
連絡があった。
「午後に事務所で」となったものの
待ち合わせ場所で定刻過ぎたが待てどくらせど現れない
すると会社から連絡があり30分ほど遅れるとのこと。
茶坊主なので雑務の量はそれなりにある
そのあとの予定も詰まっている
その人の遅刻のせいで僕が遅刻してはたまらない
すったかたったたー
ちゃっちゃと30分後用事が済み
原付アクセル全開で次の目的地へ
車と車の間をさくさく
疾風怒濤
沖縄タイムには負けないぜ
波乗りジョニー
そんな気分で浦添に向かっている途中
はい
停まってー
サイドミラーには口元の緩んだ白バイ
「あー急いでるのですか?
はやく終わらせますからねー
あっ那覇どうですか?
そうですか
気をつけてくださいねー
いそいだらだめですよー
比較的沖縄はスピード違反とりませんからねー
すり抜けはねー対象ですねー」
すり抜けで
ゴールドはく奪
ないちゃーは
この壮大な仕掛けにひっかかってはいけない
トラップにくれぐれもお気をつけてくんさい
てか遅刻の切符とれよ
くぅ
データ人生
そういえば池パーさんが先日いらっしゃったときの話を書き忘れていた
彼が連れて行ってくれた絹という高級ラウンジでのこと
遅れていった僕が登場したちょうどそのとき
池パーさんのお連れさんがねーちゃんの生年月日を聞いており
その人の性格 生い立ち 展望をとつとつと語り始めていた
きゃーすごーい
なんでなんで
なんでわかるの
と驚きと怖さが入り混じった声で そのねーちゃんは
お連れさんにセクシーな詰問していた
なになに?
全部当たっているらしい
僕は占いというものを信じない
が
そのねーちゃんたちに四隅を囲まれたテーブルは彼の占い話で埋め尽くされており
僕はパパラッチのようにメモを走り書きするように彼の話を心に書き留めていた
いやー占いってモテるなぁ
すげーなぁ
と思いながら。
とにかく彼の占いはすこぶる当たるらしく
ときには「知らん子の紹介で知らん子から電話がかかってくる」らしい
知っている子の紹介の紹介ということで
女子の占い好きのすごさをあ改めてのだが
その人曰く これは占いではなくて統計学なんだよ
で生まれた曜日と時間が分れば ほぼ確実にその人のデータがでるようで
曰く 人は各々の宿命は決まっており
その決まった宿命をどう生きるかが人生だという
へ?
じゃあ僕の沖縄行きも決まっていたのか
ならこの先どうなるんだ
なんて質問はナンセンスらしく
ようは結果は決まっているらしい
将来は見えないが将来は決まっている?
はて
僕は頭が悪いのでこの禅問答のようなやりとりから降りた
決まっているなら決めてほしいし
決まっているなら抗うことなく流れに身を任せていいはずだ
やはりこの手の話はよく分からない
が
彼はこんな面白い話をしだした
あのさ
ABCという選択肢があって
どれが正解か悩んだとするじゃない?
人って色々悩むけど
実際 その瞬間に選んだ答えが正しいんだよね
でもその自分の直観の答えをみんな疑ってかかるんだ
「Aが正しいと思ったけどBかも」
で結局Cを選んだりする
徒労してなおかつ道を間違える
直観がすべて正しいんだよ
運転とかでもそうじゃない?
こっちだろうと思ったけど
ちがう道選んだらやっぱり前が正しかった
なんてよくあるでしょ
人生も一緒
自分を信じなきゃ
それを聞いた時
成功者が決断が早いことがよくわかった
決断のスピードではなく
自分の直観が正しいことを知っているだけなのである
占いの話ではなかった
が
未来を語るとどうしても占い色がつよくなってしまいがちだ
が
非常に面白い話だった
人生ふるーちぇ
那覇市内をぐるぐる散歩し散歩しすぎて
危うく上映時間を過ぎそうになったが
加速に加速し なんとか間に合った「人生フルーツ」
どう考えても地味な映画だし 2,3分遅刻したとて
おそらく観客が2,3人だろうから問題あるまい
ただ遅刻して後でどかどか入場する非常識な人間にはなるまいと思い加速し
オンタイムで劇場に入りドアを開けるとあらビックリ!
ほぼ満席
週に三本の映画を観ている僕だが
桜坂劇場がこんなに混んでいるは初めてだ
なんならピーク時の「君の那覇」ではなく「君の名は」以上に混んでいて
僕の後から入場してきた人たちは最前列に座っていた
泣けて
笑って
また泣けた
樹木希林のナレーションが半端なく素敵だ
樹木希林の「それなりに」ではない
樹木希林の「渾身」のナレーション
とやかく言うつもりはない
ただただ「日本人とは」が凝縮されていて
今話題の教育勅語なんて軽く感じるくらいに
古来からの日本人の哲学や美徳が100%凝縮されていた
この世界の片隅に
がアニメの横綱だとすれば
人生フルーツ
がドキュメンタリーの横綱
そりゃこんだけ混むわ
やはり淡路島だな